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『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』イオンシネマシアタス調布4

◆『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』イオンシネマシアタス調布4

▲かどで(左)とおんたん(右)。レズだとかどでがタチだったらいいなと思う。ムチャクチャ座学で勉強してからペロペロ舐めそう。性癖的にはおんたんになってかどでに気が狂うほど舐められたい。

五つ星評価で【★★★★現状、前編内で論理的に破綻があるのだが、それがどう考えても意図的であろうから後編が楽しみ】
かどでの幾多りらも、おんたんのあのも、プロの声優じゃないのにむっちゃ心を打つ。心を打つのは物語なのだけど、それを二人の声が壊していない。幾多りらって、YOASOBIのボーカルの子で、声優は『竜とそばかすの姫』の主人公をプロデュースする眼鏡に続いての二作目なのね。あれも彼女だけはプロ声優と信じて疑わせない上手さがあった。あのちゃんは上手い下手と言うより役ががっちりシンクロして彼女以外考えられない。素晴らしいキャスティングだ。
物語は前編内で過去パートと現在パートが一つの大きな問題により上手くつながっていない。その問題を後編がどう繋ぎとめてくれるのかが楽しみだ(まさかそのまま放置はすまい)。
タイトルは「死せし門出たちを更に殺す(死せしを殺すから活かす)デデデデ(どもりながら)デストラクション(崩壊・絶滅・掃討)」だろうか。これも明確になる事を後編に望む。
幾多りら、眼鏡っ子しか演じた経験がないと言うのも経歴的にちょっと面白いかもしれん。


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章@映画.com
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『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』イオンシネマシアタス調布7

◆『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』イオンシネマシアタス調布7

▲なぎ(左)とれお(右)。BLだとなぎが攻めだと思う。

五つ星評価で【★★★挫折がない所にドラマは生まれづらい】
潔世一が主役の『ブルーロック』のスピンオフ。主人公は天才、凪誠士郎。理由もなく天才な奴がいて、理不尽に下々を打ち負かす話がそこそこ続く。潔世一に対しての裏ルートで、物語における別のエクセレントな解答が与えられたみたいで、合わせ技で面白い。でも、面白くなるのはスピンオフ主人公凪誠士郎を脅かす存在である潔世一のZチームが現れてからだ。このZチームが常に追い詰められていて、余裕がない。全員が薬でも決めているかのように喜怒哀楽が極端だ。でも、マンガってそういう奴の方が映える。弱い奴がガタガタ震えながら自分の殻を血を流しながら食い破って進化するみたいなのが『ブルーロック』の面白さだ。なので、潔世一が登場する事で、凪誠士郎は視点を提供するだけの人になり、主役を脱落してしまう。でもそれでいい。潔世一の成長をまんま細かく繰り返す訳にはいかないので、その辺、バサバサ切って雑になってるのは仕方ない事だろう。凪誠士郎が負けて、バディーの御影玲王と別の道を選択する事がドラマの上でのクライマックスだが、その後が駆け足すぎるのが笑う。省略しなくちゃいけない病にでもかかっているのか。テレビ版のラストまで時世を合わせたかったのだろうけど、無理に合わす必要もないだろう。

▲史上最高の噛ませ犬軍団。サッカー歴0年の凪と御影に惨敗。真ん中の良く吠える負け犬はブルーロックにもやって来て案の定追い出されて安定の噛ませ犬感を叩き出す。周りのガタイのでかいのの人相がみな悪い。多分、奥さん持ったらみな妻子にDVかませて養育費とか払わない手合いだろう。そして、DODODOでDADADA。ポリスかよ。っつかみな顔似てるから五つ子じゃない?


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。と言いながら普通に60歳を超過した。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
劇場版ブルーロック EPISODE 凪@映画.com
▼関連記事。
ブルーロック 超速上映版 “青い監獄” 入寮編@死屍累々映画日記・第二章

『陰陽師0』ユナイテッドシネマ豊洲3

◆『陰陽師0』ユナイテッドシネマ豊洲3

▲エコエコアザラクっぽい。

五つ星評価で【★★★要所要所楽しい。】
「次は夫婦の力を見せつけるあれだな」
「陰陽師-1.0」

大河ドラマとほぼ同じ時代背景。大河ドラマでは安倍晴明ユースケ・サンタマリアでひねくれ中年っぽくてヨキヨキ。同一人物には見えん。で、この安倍晴明、23年前は野村萬斎が演じている。本作で染谷将太が演じた源博雅役は伊藤英明。ちょっとギャップが凄い。子供と大人的な年齢と体幹の差はあるが、染谷将太がベンチプレスとかでどう鍛えても伊藤英明にはなりそうもない。顔が染谷将太で身体が伊藤英明のキメラって何気に怖すぎだ。山崎賢人が野村萬斎やユースケ・サンタマリアになるのも「呪」がかからないとまずなさそうではある。野村萬斎版の映画は二作あって、一作目に藤原兼家(石井愃一)、二作目に藤原兼通(斉藤歩)という登場人物が出て来る。兼家は今の大河ドラマで段田安則が演じている役で、兼通はその兄。兼家が権力を得たのが兼通が死んだ後なので、順番的には『陰陽師0』→野村萬斎版二作→大河ドラマ、という形になる。時代の大きなうねりの中で、山崎賢人は野村萬斎になり、やがてはユースケ・サンタマリアになる。多分、映画内の安倍晴明なら言うであろう。「信じていれば為す」。なんかグレンラガンの「お前の信じる俺を信じろ」みたいで微笑んでしまった。とはいえ「呪」に掛かるのは「バカ」という安倍晴明の言葉を信じるなら、映画館に来て銀幕と言う名の白い布をぼーっと見てるのはおそろしいバカだらけじゃなかろうか。
山崎賢人、あの動きにくそうな服で機敏にアクションこなすのは素晴らしい。
染谷将太、奈緒とあいまって、小型犬同士のお見合いみたいで微笑ましい。雅であるが剣を振るう豪胆なイメージは全くないのが伊藤英明との違いだ。
帝の板垣李光人、エロいけど性格がよさそう。もちろん違う帝なのだが、本郷奏多だったら絶対、こんなにいい話として決着が着かない。
安藤政信の貧乏で幸が薄そうで、そこそこ有能だけど、それでも貧乏でって、設定が泣ける。泣ける演技である。

呪いで「踊る」って意表突く。
「Shall We Dance?」
「呪いかよ!」

いちいち細かいところは面白いし、呪文を唱えて魔術がシュパっと出るのも気持ちいいが、見終わって強い多幸感に包まれたりはしない。と言うのは、主人公の安倍晴明にとっては火の粉を振り払っただけで、全体あまり強いプラスにはなってないからだろう。親の仇は偶然打てたが、それが大きな安らぎに繋がっているようには見えない。強いて言えば、染谷将太との関係性を築けたという所が大きなところだろう。


【銭】
ユナイテッド会員でシニアだといつでも1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
陰陽師0@映画.com

『ソウルフル・ワールド』シネマイクスピアリ15

◆『ソウルフル・ワールド』シネマイクスピアリ15

▲この線みたいなキャラが実に形而上で愉快。

五つ星評価で【★★★ビックリするような感動はなかったけどまあよし】
『インサイド・ヘッド』の監督の作品、らしい。非常勤教師から常勤教師を勧められている中年が主人公というのはずいぶん渋い選択である。この主人公が魅力的かと言うと微妙なところ、そこそこ人生経験を積んできたからこそ彼の中に絶対譲れない部分があるのだが、それが彼自身が思っている以上に一人よがりなのだ。そして、彼のバディーになるのは永遠と思える時間をずっと「生まれる」事を拒否してきた問題児。彼女には莫大な知識があるが経験がない。その彼女が彼と旅する事で経験を得る。旅をしながら補完しあい、自分の欠けている部分を見出していく二人。でも、そこで大団円にはならない。ええやんけ、そこでシャンシャン手打ちでも。誰もそんな普通のエンタメを責めはしないよ。が、ドクター監督どんどん正しい方向に脱線していく。なので、主人公が音楽トランスで天界へ再入国したあたりから俄然、心が離れてしまった。そういう展開にしないと決着は着かないのかもしれないが、決着が着かないのも又、人生だから、全て丸く収まるのは話の為の話である事の強調になってしまう。リアル志向の話なのにリアルが綻んでしまう。そこに到達する事が目標であった主人公が、到達して自分が自分の考えた以上に幸福に熱中できていない事に気が付くなんて描写は今までのアニメになかったと思う。凄いところありーの、ちょっとやらかしたところありーのって評価。
落書きみたいな天界は愉快。
ジャズはもちろんいい音を選んでいるのだろうが、主人公の音楽教師がピアノを弾くと言葉では反感を示していた生徒がうっとりしてしまう描写とかがよい。こういう煽りが気持ちいい。
ディズニーの城に被さる今までに聞いたどんな「星に願いを」よりひどい「星に願いを」が凄くいい先制パンチ(先生だけに)。


【銭】
番組特別価格で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ソウルフル・ワールド@映画.com

『オーメン ザ・ファースト』トーホーシネマズ日本橋9

◆『オーメン ザ・ファースト』トーホーシネマズ日本橋9

▲辿り着いた先は青梅(嘘)。

五つ星評価で【★★★オリジナルより怖いかもしれないが、テンポは悪い】
オリジナルは超自然的な悪魔と言う存在が合理的なアメリカという国を侵食していく物語で、意図が存在するかしないか分からないくらいのそよぐ力が人を死に追いやる。何かの禍々しき事象が起こり、結果は出ているのに、それを命じたであろう悪魔の姿は映らない。極めて大人的だ。何でもかんでも見せればいいという物ではない。だから、オリジナルは雰囲気が怖い。これは多くの心霊ドラマがそうであるように、「ゆらぎ」が小さい分、その意図が形として見えないので、自分にも起こりそうに思えるからだ。だから、オリジナルの二本目で悪魔の息子ダミアンが自分の意思で人を殺害できるとなった時、逆に怖さが減じてしまった。難しい匙加減をまんまと間違えてしまった。今回は、そういう超自然的な現象がゼロではないが、禍々しき事象が起こる根源には、悪魔とは無関係の別の意思がある。その意思はとても愚かで、何故、そこに踏み切ってしまったかが自分には理解できないが、道を踏み外すのが人間であるなら、「ありそう」としか言いようがない。この愚かな意思に対する断固とした遂行や、そこで起こるありえべからざる人権蹂躙が怖い。本作は悪魔がいようが、いまいが、実は大きな問題ではないと言う皮肉な結果になっている。悪魔より人間の方がより悪魔と言うのは原作『デビルマン』を思い起こさせる。
しかし反キリストは男でなくてはいけないと言うのは、男尊女卑なシステムだ。

オリジナルを踏襲しながらも低音を響かせるような重厚な音にしたテーマ曲に聞き惚れてしまった。


【銭】
トーホーシネマズデーで1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
オーメン ザ・ファースト@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
オーメン ザ・ファースト@ノラネコの呑んで観るシネマ

『映画 マイホームヒーロー』丸の内ピカデリー1

◆『映画 マイホームヒーロー』丸の内ピカデリー1

▲ポスター。

五つ星評価で【★★★TVドラマの無理のない続編】
原作未読、ドラマ未視聴。
基礎知識なく、これから見て大丈夫と言う話を聞いて見に行った。が、サラリーマンが見れる時間に掛かってなくて難儀した。二週目くらいまでは平日19時台の回とか掛けてほしい。すぐ一日一回になってレイト枠。レイト枠次の日が4時とか5時起きだと流石に気楽に使えない。

キャスティングの勝利だと思う。
佐々木蔵之介と木村多江に流れる不器用で人の好い高東北人濃度みたいなのが、そらボタンの掛け違いで人を殺してしまったら、家庭を守るために必死に取り繕うとするだろうと言うリアルを成立させている。佐々木蔵之介なんか上手いから無敵の殺人鬼とかでもできるだろうけど、こういうガタイは大きいけど、誠実に誤って済むならいくらでも頭を下げるという役にこれでもかとピッタリ。
齋藤飛鳥もいい感じに子供。こんな子供なら守るよ。
板倉俊之いい感じにチョイ役。
立川談春なんて普通に役者にしか見えない。
音尾琢真と津田健次郎の悪役コンビは癖が強くて、こういうのに絡まれたらイヤだよねという感じが実感できて、これも良い。
スピーディーな展開でコロコロ目を飽きさせないが、アクションの凄さよりは、キャラクター同士のぶつけ合いの妙が面白い。そして、やっぱり佐々木蔵之介にシンクロしちゃうので、なかなか楽しめました。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
映画 マイホームヒーロー@映画.com

『あの夏のルカ』シネマイクスピアリ7

◆『あの夏のルカ』シネマイクスピアリ7

▲ルカ。

五つ星評価で【★★★ピクサーがパヤオみたいやん】
男の子二人と女の子の友情物語。女の子がビッチで男二人に身体を許すけどキスだけは許さないって、それは加賀まりこの『月曜日のユカ』で、「の」と「カ」しか合ってないじゃん。半魚人が人間の町中で生活する事で、多様性の重要さを知るみたいなテーマがあるのだろう。アニメ映画的には半魚人だが、映画テーマ的にはユダヤ人であってもいい。自転車競技の最中、もしくは競技セックスの最中、丸出しになったルカの男性器を見て、ユダヤ人がばれてしまうと言う話に改変だ。多様性万歳で物語は閉じるが一人だけその多様性から弾かれる人物がいる。ヴィランのエルコレ。多様性を認めない人間が多様性から疎外されるのはギリありか。
女の子ジュリアの父ちゃんが片腕欠損で、これも多様性の一つの結果提示であるのだろうけど、物語的には片腕である必然性はなく、けっこう邪魔な設定に感じた。

ジュリアの全く性を感じさせない感じが好き。

トライアスロンの結果と物語の山場を重ね合わせたのも、その話まだ残ってたんだみたいな違和感を感じた。

メタモルフォーゼのアニメートは素晴らしい。


【銭】
番組特別価格で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
あの夏のルカ@映画.com

『恋わずらいのエリー』トーホーシネマズ上野8

◆『恋わずらいのエリー』トーホーシネマズ上野8

▲チョメチョメしちゃう二人。

五つ星評価で【★★原菜乃華の剛腕演技でも救えなかった映画】
「恋するズワイガニのエリー」を見に行くとボケて見に行った。あー、原菜乃華のズワイガニコス見たかった。ともかく原菜乃華が素晴らしく、どのレビュー見ても彼女を貶すレビューは皆無で、それはさもありなん、異論はないのだけど、キャラクターとしての共感度は低い。エリーが妄想に浸るのはキャラクターショーとしての見せ場で、あのテンションでオミくんのバナナを出迎えたり、大人の階段を上ったりが死ぬほど見たい。ただ、妄想自身は観客は面白いけど恋愛に有効には思えない。すると、それ以外のエリーの行動にほだされてオミ君(宮世琉弥)はエリーに惹かれていく事になる筈だが、ここがきちんと描かれていないので、神の呪いのようにただただ好き好きになっていく。それはいかんだろ。そもそも他人なんてどうでもいいと言ってる彼が表面上、女子の王子の場に甘んじている理由も良く分からん。そんなの他人に関心がないなら面倒だろう。オミくん目と唇が横に避けているような特殊な容貌だが、イケメンで問題ないだろう。町中で知らない女子が足を止めてキャーキャー言う演出があったりもするが、そこまでとは思わん。テニスする時にバンダナを巻くが顔のイメージがかなり変わるので、あれは巻かない方が良い。「宮世琉弥」って漢字ヅカっぽくて変換がしんどい。
初めての友達、白宮みずほとその追っかけ彼氏綱啓永は変人で善人でよかった。
エリーが演出上「ネアカの変態」なら、その対極にいる「ネクラの変態」である西村卓也(カナメくん)のキラキラオミくんに対する抜群の地味さも自分がそっち寄りだから響いた。持ち上げておいて胴上げもせずに地べたに落とされるみたいな役。痛たたたた。
小手伸也が特別出演でエンドロールで出ていて、教師か何かだろう見逃がしたなあと思って、映画.comで役を見たら「ミヒャエル様」。絵の役かあ。

▲ミヒャエル様(笑) これは気付かんだろう。そして新しい。

主題歌のNiziUが特別出演で一人2秒くらいずつ出てる。あれはソックリさんでも気づかれまい。つうか、あれだったらミヒャエル様の絵の中に一緒に描かれる扱いでもいいんじゃないか。
高校の文化祭で花火上げるのは火器管理的な意味で反対です。


【銭】
トーホーシネマズのメンバーズデーで1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
恋わずらいのエリー@映画.com

松屋「たっぷり明太タルタルチキン定食」

松屋「たっぷり明太タルタルチキン定食」

明太タルタルチキン

明太でタルタルなんて、デブ大好きな味やないけと思ったら辛い。
何だ。味玉みたいなのが入ってて、それを混ぜてタルタルにするのか。知らんで最後まで取っておいて損した(デブは御褒美のように最後まで玉子を残す)。という事が分かったので、日を改めて、味玉を初期から潰して、温玉もプラス。味玉スプーンで断裁しづらくて粉々にならねえ。そして味玉と温玉を合わせてもまだ辛い。若くない奴には合わない辛さだね。つまり年だよ、俺。そして、チキン。いつもの通り臆病者もとい安価な材料の代表選手であるのだろうけど、主張が強くて(味が染みない)、タルタルとそんなに合わないかもしれない。
デブが好きそうなのに罠っぽい定食だった。

『ゴジラ−1.0』トーホーシネマズ日比谷5

◆『ゴジラ−1.0』トーホーシネマズ日比谷5

▲チキショーおまいらお似合いだ!

五つ星評価で【★★★★★ボロボロ泣く】
二回目。
もう頭からケツまで泣いて見てた。
相変わらずポンと入ってくる橋爪功のビジュアルの破壊力よ。同様に嶋田久作も出てると聞いたがこちらは見つけられず。
安藤サクラ登場シーン。あそこまで怒らなくても良かろう。女の子可愛い。もちろん浜辺美波も可愛い。あの首筋にスーっと上ってくる不吉な刺青みたいなのも確認した。何、それ、全裸に剥いてしっかり確認したい。
海のゴジラ、陸のゴジラ、両方どのカメラでどう切り取るかが完璧。ゴジラ実際にでかい筈だが、地べたを蠢く人間だったり、ビルの上から見るゴジラだったり、人と対比させながら、人の見た眼でムチャクチャ大きく撮れている。監督とVFXが兼任してる強み。浜辺の電車をゴジラが襲うシーンなど、浜辺の演技からゴジラにピントを合わせて浜辺に戻るとかをカットを割らずに撮ってるけど、あまりにスムーズなので凄く見えない。あの、でかいのが動くと、単に踏み潰されるとかより、ビルなどが津波の様に壊れるとかが分かり味ありすぎる。
そして伊福部メロディーが野蛮で素敵。


【銭】
トーホーシネマズのメンバーポイント6ポイントを使って無料、でかい画面とドルビー・アトモスが付加ついて200円だけ徴収された。よかよか。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ゴジラ−1.0@映画.com
▼関連記事。
ゴジラ−1.0(一回目)@死屍累々映画日記・第二章

『悪魔がはらわたでいけにえで私』ヒューントラストシネマ渋谷3

◆『悪魔がはらわたでいけにえで私』ヒューントラストシネマ渋谷3

▲あははははははははーみたいな感じ。

五つ星評価で【★★★まあまあまあまあ】
ツイッターでの最初の感想(↓)

話は分からないが気持ちは伝わった。

60分しかないのに話が分からないのでは評価が低くてもしょうがないだろう。でもまあ、こんなタイトルの映画にそんなん期待するのが、いけないとも思う。ただ「筋」は、娯楽映画が普通に面白くなる最優先要素だから、論理的にダメだしするなら、そこを攻めれば良いのは至極、理屈に合ってる。逆に「筋」が破綻していようが何だろうが、そこはあえて忘れてでも「気持ち」を優先させた。と言うか、まあ、普通に「筋」を整理するのは娯楽映画のモラルみたいなもんだから、そこちゃんとしろよも分かるので両者、睨み合いながらそのまま地面に沈んで死んでもらいたい。

「ゾンビ」というとても格調高い存在を使っているので、気づかないかもしれないが、実はこれは『2001年宇宙の旅』でモノリスが猿に進化の啓示を与えた際、その中の一匹に天才がいて道具を用いて他の猿を殺すという進化を選び、その強者生存のルールの中で、更に強者足りうる自分が生み出した人工知能と未来の覇権を争うという物語の否定に見えなくもない。別の猿の中に天才がいて、群れ同士が争うのではなく、道具を使って自慰をする事で、殺し合いを避ける。流石に「自慰」は映像的にアカデミックに撮れないので「演奏」に変化させた。分かってる。分かってる。脱線だ。多分、悪いのは俺だ。でも、死なない美少女が未来永劫、自慰を続け、他の者の快楽を引き出そうとしたりするならそれはそれでとても美しい物語ではないだろうか。「ゾンビ」だからそうは見えないが。

このタイトルにぶつかった時、とりあえず内容はどうあれ許そうと思った。本当に「内容はどうあれ」だったのにはちょっとビックリしたが。まあそんな。


【銭】
テアトル会員割引料金1400円。つーか、短いから安くしてほしかった。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
悪魔がはらわたでいけにえで私@映画.com

『アクアマン 失われた王国』イオンシネマシアタス調布8

◆『アクアマン 失われた王国』イオンシネマシアタス調布8

▲ぴっちりスーツでも乳首は厳禁。

五つ星評価で【★★★面白いけど俺モモアは何となく苦手なの】
ツイッターでの最初の感想(↓)

いい年したマッチョ親父が延々と素手で殴りあってるだけなのに面白いという謎の映画。蛸が超有能なのに前半しか出ない。マンバの意地の通し方は男をあげた。

『アクアマン』の一作目は疲労がひどくて、海の中の映画なのに舟を漕いでしまったから、今回の方が最後まで起きて入れただけで満足度が高い。
しかし、本当にオヤジが殴り合ってるだけで面白いのだから凄いよなあ。まあ、工事現場とかでユンボのバケモノみたいのと殴り合うなんてのは日本では脚本で落とされるだろうから、殴り合いをどんどんエスカレートさせていっただけで偉い。あと、仲の悪い弟をバディとして選んで口喧嘩させながら暴力の見せ方を二分するのが良かったのだろう。
蛸は勿論良し。ラストシーンでアクアマンに絡まりながら海中に姿を消して欲しかった。

これでDC映画終わりなのだけど、特に他のヒーローとの共演も、この映画内ではなし。
作るだけ作って、さっさと撤退したかのよう。まあでも又、どこかいつか時代は繰り返すだろう。スーパーマンやバットマンは必ず新作が出来るだろうが、アクアマン、フラッシュあたりはリメイク微妙だなあ。アクアマンは筋肉系のいい役者(もしくはスポーツ選手)がその際に見つかるかだな。やってみるか、大谷翔平のアクアマンとか。


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
アクアマン 失われた王国@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
アクアマン 失われた王国@徒然なるままに
アクアマン 失われた王国@SGA屋物語紹介所
▼関連記事。
アクアマン(一作目)@死屍累々映画日記・第二章

『私ときどきレッサーパンダ』トーホーシネマズ日本橋3

◆『私ときどきレッサーパンダ』トーホーシネマズ日本橋3

▲右から二人目が主人公。親が押し付けてそうないい子ちゃんファッション。悪い意味でファニーフェイスで慣れづらかった。一番左は四人目っぽい子。荒れ狂ってる時の森三中の黒沢さんみたい。常にそんな感じなの疲れる。いや、ジャンプのロボ子か。

五つ星評価で【★★★★こりゃあ面白い】
ツイッターでの最初の感想(↓)

下馬評通りムチャおもしれー。親子や家族や友情の映画だけど途中から怪獣映画フォーマットになるのが胸熱。父ちゃんが大人しいのに有能。しかし学校にナプキン持ってくる母親こえー。

上のスチール写真通り、仲間とワチャワチャやりたいお年頃であり、小学校高学年くらいだろうから、好印象悪印象くらいはあっても、男女交際はまだ始まる前だろう。関心がなくはないが、男女交際よりも友情に重いシフトがある時期。だから、何となく「恋愛に転ぶ事」その物がタブーだし、自分の性別性差なども有耶無耶にしておきたいだろう。そこにナプキン持って「忘れものよお」とやって来る母、こりゃあ「地獄」と言うしかない。主人公の母が殊更、禁欲的で娘を守ろうと「手を出すんじゃない」と娘が何となく好感持ってる男子に詰め寄るのも「地獄」。誰か「お嬢さんはそんなにモテないだろうから大丈夫です」と言ってあげないといけない。女の子四人がギリギリの状態で均衡を守るけれど、これは一歩間違えると主人公は一人孤立して『キャリー』みたいに生理用品投げられる虐められっ子になるだろう。

後半、巨大レッサーパンダがコンサートドームの屋根を壊して覗き込む場面、「うわあ『ガメラ 大怪獣空中決戦』やん」と興奮した。

『キャリー』とも言ったけど、親の干渉を受けずに子供が集まって、大惨事起こしかねないと言えば『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』的かも。レッサーパンダが全て奪いつくしてしまうような邪悪な存在じゃなくてよかった(いやディズニーでそんな方向に話は向けんだろ)。


【銭】
三作品合同前売券を1300円で買っていたのだが、当日行ったら一般入場料金いつでも1300円だった。しかし、遅い時間にかけてくれる劇場が少ないのは難儀。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
私ときどきレッサーパンダ@映画.com

『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』プリンス品川シアター1

◆『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』プリンス品川シアター1

▲「本当の図書館に行こう」ってこの映画の中でとっても良いシーン。眼鏡っ子もそうだけど、頭のいい人が報われなかったりする事がこの世界では多いので、上手い事自己実現してる人は見ていて嬉しい。

五つ星評価で【★★★★眼鏡っ子もそうだが、一生懸命やってる人に優しい】
この前作にあたる『ゴーストバスターズ アフターライフ』は実はあまり好きではない。母ちゃんと子供二人、父ちゃんになる男の関係がギスギスして、あまり優しさを感じなかったからだ。今作は冒頭から好き。家族になった子供二人と母ちゃんと義理の父ちゃんが衝突しながらも一台の車で協力し合いながらゴーストを追い詰める。みんなとってもいい奴等なのがぷんぷん漂ってくる。車が走る時の騒音も猫を燃料に使ってるような変な音で好き。そして、眼鏡っ子が信じがたいくらい可愛い。能力はあるのに、年齢バイアスで社会からスポイルされる事に悩む。俺に権力があったらこの子を囲って好き放題するのに(いや、するなよ)。ゴーストバスターズに007のQみたいな部署があるのも楽しい。
今回の悪役は失われた文明によって封印された魔王。このデザインが割と話し合いとか一切出来そうにない感じで素晴らしい。そう言えばその魔王がニューヨークで百年かそこら前封印を解かれた時(音版があるのだから封印は解かれたのだろう)、再封印したのは誰なのか。前のファイアマスターか。煙草屋のファイアマスターさん簡単に片付けられすぎ。逆に、あの伏線で通常は何の役にも立たないフリーターの兄貴に意外な才能があるのが分かって涙がちょちょぎれる。ゴーストバスターズの面々って社会不適合者だらけだけど、みんな気のいい面々と言うのがファンタジーでとてもいい。
ダン・エイクロイドもビル・マーレーもいい顔になった。
吹き替え版で見て、新しい学校のリーダーズのゴーストバスターズがエンドロールとPVで二度流れして、それはちょっとくどい。


【銭】
東映株主券3000円(202402~202407)をチケット屋で買って6回分のうち2回(1&2枚目)。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ゴーストバスターズ フローズン・サマー@映画.com

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』トーホーシネマズ日比谷7

◆『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』トーホーシネマズ日比谷7
五つ星評価で【★★★★ムチャクチャ泣けるの変わらず】
2回目。
朝8時45分の「PLAY!」を見に行ったら常磐線故障のあおりを食って千代田線が遅延。遅刻したので急遽鬼滅の二回目鑑賞に切り替えた。おそらくこれでもう「PLAY!」を見る機会は訪れないだろう。南無阿弥陀仏。
で、まあ、鬼滅は良かった。
炭治郎、禰豆子を始めとするキャラクターの絵が全く揺らがず美麗なままなのも凄いが、背景とかも地味に力が入っている。半天狗の草原とかの美しい事(デジタルモアレは仕方ない)。復興する里村なんて物凄い背景画だ、あんなん一朝一夕に描けないだろうから、みんな悲鳴を上げたに違いない。
しかし、炭治郎ずっと叫んでて大変だ。病室めっちゃうるさい。善逸は単にいつもうるさい。あれ、最終的に禰豆子と結ばれるのは何かそれいいんか。ただ、善逸が誰と結ばれても結ばれた相手が大変な事に変わりはない。いやあ、一人身で死ねよ。
移動担当の隠れの女の人は巨乳。どうしたゲス眼鏡。巨乳用の隊員服を支給しろよ。
ゲス眼鏡のオマケ映像が付いてて驚いた。


【銭】
トーホーシネマズ会員サービスデー(火曜)で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ@映画.com
▼関連記事。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(一回目)@死屍累々映画日記・第二章

『キック・ミー 怒りのカンザス』ヒューントラストシネマ渋谷2

◆『キック・ミー 怒りのカンザス』ヒューントラストシネマ渋谷2

▲ゲロ吐きそうなくらい華がない主役。

五つ星評価で【★星一つで問題ない潔さ】
「オフビートな笑い」と言ってしまえば済むような「陰湿な笑い」、いやいや、それって本当に笑いかよ。つまり、体調がいい時には「ふむふむ」と静観できるのだけど、体調が悪い時には「てめー、くだらねーもん作ってんじゃねーぜ」にしかならない。考察しないと面白くないというのはもう年寄りだから単純に面倒くさくてしょうがない。「気鋭」なんだろうけど、「気鋭」と言えば全て許されるってもんでもない。

ちょっとビックリするくらい、華がなくて魅力もない主人公が自分の意思と関係なく、半裸で悪い方、悪い方へと引きずり回される映画。特に大逆転もなく、何か最後まで引きずり回される。展開がチャキチャキ変わるから「ぼーっ」と見てられるんだけど、「快楽」がドピュドピュ沸き出て来たりはしない。

強烈なのは糞尿でドラッグを作る糞爺。そういうドラッグが本当にあると聞いて驚く。だが、別にそれは映画とは関係がない。
カンザスに文化的なカンザスと魔境カンザスがあるとは知らなかった。表日本と裏日本みたいな。

この主人公の風貌が「禿」は違うのだが、ロッチの中岡に似てる。絶妙の生理的なキモさ。というか、主役がロッチの中岡ならもうちょっと楽しめたかもしれない。ロッチの中岡だったら日本人に分かる愛嬌がある。逆に主役のサンティアゴ・バスケス氏にはカンザス出身者になら分かる特有の愛嬌があるのかもしれない。パリパリ分からん。ロッチのコカドに似てる人が出ていなかったのが残念だ。別に出てなくてはいけない理由は一つもないが。


【銭】
未体験ゾーンの映画たち2024、リピーター割引1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
キック・ミー 怒りのカンザス@映画.com

職場変更

かなり今更であるが、
2023年11月20日(月)から職場が変わった。
会社やめて再就職したとかではなく、工場が移転したのだ。
おおよそ、週の半分を娯楽新聞の販売店管理として本社ビルで過ごし、残り半分を工場で新聞の出発から売店の到着管理をするような仕事に従事しているのだが、折からの不況と新聞購読者減少によって幾つかある工場をたたんで別の工場に機能を吸収する事になった。
なので、江東区木場にある工場から千葉県浦安にある工場へと配置転換になった。
自宅が神奈川県寄りの東京なので東京横断になって遠い。
東西線木場に8:00着始業8:30だったのが、京葉線舞浜に7:00着始業8:00みたいになった。
朝は6:50の電車に乗っていたのが5:50の電車に変わった。朝最初の目覚ましジャンケンですら出来ん。
5時代の起床が4時代だ。眠い。かと言って遠くなっただけで勤務時間は変わらないので通勤時間が長くなった分、自分の自由時間が減ってしまった。時間が減るとどうしてもブログに皺寄せがくる。申し訳ない(読んでる人がいる前提)。
前の工場はマンガが潤沢だったが、今度の工場は皆無。
さよなら、ジャンプ、マガジン、ヤングジャンプ、ビッグコミックオリジナル。
小田急線から千代田線の大手町まで行って東西線で木場へという出勤経路だったが、本社がある大手町までは一緒。そこから京葉線の舞浜まで。
①大手町千代田線ホームから東西線、JRの地下通路を歩いていくと「大手町」=「東京」が同一駅にカウントされているのに20分以上かかる。これは一週間くらい耐えるように使っていたが、しんどい。小田急上りのケツが良い位置。
②京葉線の東京駅はJRの有楽町駅の方が近い。でも、有楽町で降りると毎日余計な出費がかかるから没。
③JR有楽町駅と千代田線日比谷駅はさほど遠くない。大手町手前二つ前の日比谷で降りて京葉線東京まで10分。大手町から歩くよりはまだ早いが雨風とてちてけんじゃもとい雨風には弱い。小田急上りの先頭が良い位置。
④今まで下りた事のなかった千代田線二重橋前で降りるとほぼ有楽町駅と同じくらいの距離。8分くらいか。ここで降りると千代田線出口からの地下鉄連絡通路とJRの通路が丸の内駅群の地下街と合わさって外に出ずに行ける事を発見。結局これを使用している。小田急上りのケツが良い位置。
京葉線の舞浜で下りたらバスで15分くらい。
舞浜駅は東京ディズニーランドがある駅だ。けっ

P.S.ちなみに週5勤務中週2は大手町出勤。

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』シネマイクスピアリ12

◆『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』シネマイクスピアリ12

▲いつものメンバー。ドラえもんのチョッキが苦しそう。

五つ星評価で【★★★割と可もなく不可もなくな出来】
ツイッターでの最初の感想(↓)

皆で楽しくと言うのは音楽の正論であると共にデミアン・チャペルの「セッション」を思い出して苦笑い。のび太がいつも一足遅れの出来ない子であるのは毎年見てると心が苦しい。しずかちゃんのお風呂シーンがなく、のび太のお風呂シーンが妙に念入りである不気味さ。

「音楽の力」を信じたいのはやまやまだけど、「音楽の楽しさ」と「上手下手」が必ずしも比例しないのを、ムニャムニャ曖昧にしちゃったのがどうなんだろうという感じ。演奏が上手でも首切り役人が近くにいる奴隷の演奏はハッピーじゃないだろう。だから、バカにされていたのび太の笛が単に上達という事で何となく誤魔化されてしまってはいるけど、デミアン・チャペル『セッション』のJ・K・シモンズに鍛えてもらったら、のび太は首を括ってしまいそう。でも、あれは打楽器だったから責められるのはしずかちゃんだ。ヤバいとしか言いようがない。体罰とかセクハラとか、ちょっと見たくない訳でもない。スネ夫はどうでもいいが、J・K・シモンズにジャイアンを叩きのめしてもらいたい。というか、J・K・シモンズが出てきたら、ドラえもんワールドのゆるい世界観では死んだ一族も怒鳴り声で蘇りそう。なんかJ・K・シモンズの事しか書いてないぞ。そもそもJ・K・シモンズはこの映画に関係ないのだけど。
「音楽」は素材として悪くないけど、それだけ「綺麗ごと」が強調されてる気がする。ピンチの時も音楽が流れればOK。いや、そら、マクロスちゃうんけ。ゲストキャラも可哀そうな身の上ではあるが、彼女自身の感情アップダウンが薄いので感情移入しづらい。でもまあ、彼女自身はずっとロボットとしか暮らしていないのだから、会った事のない一族と会えないと言われても、そんな上げ下げないよなあという意味では正しい。みたいに伏線や設定がどこかギリギリ噛み合っているような、いないような。

のび太の風呂シーンは別に嬉しくない。

地球「やーん、のび太さんのエッチぃ~」これもなかったなあ。

入場者プレゼントのマンガがおもろい。オモチャより嬉しい。

とある映画館のグッズ売り場で、ドラえもん客への関連商品として『ミノタウロスの皿』を売っていたけど、それはちょっと攻めすぎだと思う。



【銭】
毎週水曜日、イクスピアリはサービスデーで1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)@徒然なるままに

『FLY! フライ!』イオンシネマシアタス調布4

◆『FLY! フライ!』イオンシネマシアタス調布4

▲極悪人間キャラ・シェフ。「MEAT」って刺青入れてる(笑)。

五つ星評価で【★★★面白い】
アメリカとジャマイカで物質転送実験をしてる科学者ジェフ・ゴールドブラム、自ら転送機に入り込んだ彼だが、ふいに飛び込んできた鴨の一家と一緒に転送されてしまう。というダジャレ冗談はアメリカ本国では通用しない。原題が『Migration(移住)』で、『FLY! フライ!』は邦画タイトルだからだ。他にタイトル候補を思いつかないくらい嵌ってる。東宝東和さん偉い。
今まで一度も渡りをした事のなかった鴨の一家が、ふとしたきっかけで渡りをする冒険譚で、彼らは旅の中4羽の鳥と出会う。サイコパスにしか見えないサギ、都会を牛耳る土鳩、人間に捕らわれているオウム、人間に飼われているアヒル。父ちゃん鴨が心配していたような捕食者は鳥の中からは出てこない。彼等を危機に陥れるのはもっぱら人間で、その中でも悪夢的に彼等を追い回すのが「シェフ」と呼ばれる一流レストランの料理長だ。このシェフのリアリティーのなさが素晴らしい。鳥から畏怖される事だけを考えて作られたキャラクターで、あんなの人間世界で大成しそうに思えない。ちょっと見マッチョな有吉だが、あんな指輪にピアス、常に刃物を手放さず、鳥を威嚇する様子はシェフというよりギャングだ。ちょっとああいう道場六三郎が見たかった感がある。このシェフが鳥を追い回すためにトラックはまだいいにしても、投網を仕込んだヘリを乗り回す。いいぞ、いいぞ、いないぞ、そんな奴。鳥が人間に対して感じる恐怖を妄想のように膨らませただけのキャラクターで、きっと鶏料理を作る時、彼はエクスタシーに達するに違いない。続編があるなら、彼には機械改造された強化シェフとして出てほしい。その改造費で店を手放さざるをえなくなった彼の再就職先はケンタッキー・フライド・チキンでラスボスはカーネル・サンダースで、カーネル・サンダースにも指輪とピアスと刺青を入れてほしい。しかし、人間サイドで見ればシェフは命の危険にさらされるほどの悪人ではない。パワハラはするが、あれは躾けの範疇だろう。できればセクハラもしてほしかった。そう言えばエッチい場面が完全になかったな。ファミリー映画だからそれでいいんだが、これがジャパニメーションだったらキッカケになる渡り鳥の彼女を抜ける素材にしてしまうのではないか。でもウマ娘みたいな渡り鳥の映画を見たくない訳でもない。ニーソックス履かそうぜクールジャパン。シェフは鳥たちに性的に興奮を覚えるヤバい奴になるのだ、何だ、それ、俺みたい。渡り鳥に憧れるあまり、ついついいやらしい部分までマッサージをしてしまうって、それは『魔法少女にあこがれて』だろ。ファミリー映画と真逆じゃないか。見たいぞそんなの。
鴨父ちゃんの声、堺雅人。全然気が付かなかった。ちゃんと感情移入出来てノリノリ。声優発声とは違うというレビューも見たけど、そういう細かいところは分からん。鴨母ちゃんは麻生久美子。これも本人を思い出しもしなかった。子供二人も達者。鴨兄ちゃんの成長する際に親とぶつかる定番も泣けるし、鴨妹の口が軽くて割と嘘ばっか言ってるところも可愛い。鴨おじさんなんてどう見ても立場が俺なのだけど、ああいあキャラがちゃんと幸せになるという作りが偉いな。ちゃんと見せ場もあるし。本国の声優はダ二ー・デ・ビートだし。ダ二ー・デ・ビートじゃあまり邪険にもできんか。土鳩のボスの声がヒコロヒーでちょうどいい感じなのだが、米国での声はオークワフィナ。何かそこからヒコロヒー充てるっての分かり味強すぎる感じ。
物語は単純に面白かった。明日忘れてそうとは思うが、これはこれで全然それでいいだろう。
ファミリー映画だから、ほぼほぼ観客はファミリー(マフィアにあらず)なのだが、その中で高齢男性の一人客は私だけ。あとオシャレな感じのOLみたいなお客がポツンと一人いた。日本語吹替のエンディングに起用されたマカロニえんぴつのファンじゃないかと踏んでいるのだが、それはそれでご苦労様な事である。


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
FLY! フライ!@映画.com

『PERFECT DAYS』109シネマズ木場4

◆『PERFECT DAYS』109シネマズ木場4

▲見ようによってはルパンと不二子と銭形みたい。

五つ星評価で【★★★思った以上に飽きない】
清掃職員の日常を淡々とループするように繰り返し描写、昨日と今日のちょっと違う部分に人生の機微があり、表面上大きな事件は起きないが、裏ではドラマチックな展開がちょっとだけ垣間見える。こういうのを苦手な事は分かっていたので、手を出すの躊躇していたのだが、バチンと時間が合って、他の時間が合わなかったので見に行った。役所広司の人間力が炸裂して、ただ、ずーっと見てしまえる。役所広司に今更、女とねんごろになってという欲望は感じないが、女性キャストが出て来ると画面が温かく膨らむ感じがする。特に石川さゆりの歌は得した感大きい。モロ師岡にあがた森魚という人選が飲み屋にいそうな人選。

冒頭『朝日の当たる家』のメロディーがしびれる。こんなんどの映画の冒頭で流れても唸るよ。

ポスターのコピーに「こんなふうに生きていけたら」とある。そら、こんなふうに生きていけたらかっこいいかもしれないが、テレビは欲しいな。マンガも欲しい。俗人よのう、俺。

他にコメント付けに行って気づいたこと。
役所広司の芸名の「役所」は「役所勤め」だったから。だからこの映画の平山は「トイレ広司」と言ってもいい。
ダーレン・アロノフスキーが脚本だったら、ドラックとか出てきて、平山とニコがセックスしてしまったりするか。そういう意味では三浦友和が売人くさい。そして、役所広司は『孤狼の血』『シャブ極道』の世界に帰っていく。あのホームレスも殺し屋くさいし。ただ、あのホームレスが唯一映画の中の異界(平山が感じる不安と、それを逆張りした憧憬)への接点なのでないかとは思う。
役所広司をチャーミングと感じてしまう自分がある意味不気味。
役者としてとても信頼のある役所広司が主役だから成立する。あの人だったら成立しないよなあみたいな役者も多い。テイスト変わるかもしれないけど柄本明は成立させてしまいそう。
役者広司ってダジャレは程度が低すぎて誰も使わない。俺が最初に使ったぞ宣言とかしておくか


【銭】
109シネマズ水曜サービスデー1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
PERFECT DAYS@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
PERFECT DAYS@ノラネコの呑んで観るシネマ
PERFECT DAYS@ノルウェー暮らし・イン原宿

『変な家』イオンシネマシアタス調布4(ネタバレ)

◆『変な家』イオンシネマシアタス調布4(ネタバレ)

▲この三人組の普通の人らしいリアル感がよい。

五つ星評価で【★★「変な家」より「変な映画」】

※ 記事内にネタバレしてる部分があります。

マンガの一巻のみ読んでる。
原作が持つ「間取り」から滲み出る狂気が浮かび上がってくる部分のある前半が一番面白い。ただ、マンガ読んでた時に感じた「これはこうだ」「それはこうだ」「だからこうだ」という三段論法的な理屈がかなり端折られていて、いきなり結論みたいなのは原作読んでないと「何でそうなの?」となるんじゃないだろうか?
「これは人を殺すために作られた家です」って結論早すぎる。客間の説明もしないのは脚本が雑いとしか言いようがない。
最初に出て来る二つの「間取り」をねっちょりやってくれれば、より面白かったと思うのに、舞台は田舎の屋敷の間取り図に。えーと、それは『壁の中に誰かがいる』みたいな話ではあるけど、平屋の日本家屋って天井裏も床下もスカスカしてるから別にルート云々とかこだわる必要ない。なので、本家に行ってからはどうもリアルじゃない。しかし、お面は怖いわ。

家に残ってたひっかき傷とか、家の近くのバラバラ死体とか映画内で解決されていない事案も結構あって、本当の原作はどうなっているんだろうみたいに思う。文庫本がこのタイミングで出たのは映画で分からん答え合わせ見込みを予想しているんじゃないだろうか。

そう言えば製作会社にテレビ局入ってないのは妥当な感じ。

『キングダム』の東宝が製作配給会社で同じプロデューサーが筆頭で名前上がってるけど「待機」という職務に「佐藤信介」って『キングダム』の監督と漢字まで一緒の同名さんがいた。本人なのか、本人じゃないのか、そもそも何をやってるのか。


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
変な家@映画.com

マンガ『腕撃のパンツァー①』

マンガ『腕撃のパンツァー①』
牛乳のみお
MFコミックス アライブ

「腕撃」は「カイゲキ」と読むらしい。読めん読めん。漢字変換でも出てこない。

自称兼他称「スカートめくり人類最強」の男が宇宙人らしき少女と合体し、その「スカートめくり」の技術で、人類の危機を回避させようとする、かなり「アレ」なマンガ。いいよ、いいよ。「アレ」は大好きだ。マンガはこれくらいインチキでいい。

好みは育ちの良いクーデリアちゃん。

一巻の発行が2022年7月、このまま潰えてしまう可能性も高い気がかなりするのだけど、続巻出るといいなあ。

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』新宿ピカデリー8

◆『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』新宿ピカデリー8

▲ポスター。

五つ星評価で【★★★★一見さんなりに思った以上に楽しめた。】
ツイッターでの最初の感想(↓)

予習せずに行った割には楽しめた。善玉側は紆余曲折の大人数だが、悪玉側は少数精鋭、憎まれ役として徹底してて分かりやすかった。それにしても痴話喧嘩で地球滅んじゃうようなのはまずい気がする。

SEEDは見てないし、わざわざ親切にまとめてくれた総集編も見なかった。なので、①作品世界内で遺伝子操作されて生まれた人間と自然に生まれた人間の確執がある事、②キラ、シン、アスランの三人の主人公がいて、元々は敵同士の関係だったらしい事、くらいしか知らずに見た。しかし、敵が味方にって番長マンガかよ。後半、パートパートのみ大活躍みたいな人がポコポコ出て来るけど、それはベースの物語の有名人なのだろう。こりゃあ善玉総掛かりの総力戦に違いない。となると、悪玉側はでっかい大砲持ってるとは言え、母艦一つくらいの戦力で戦力差に格差がありすぎる。遺伝子が優れている割に悪だくみは得意でもあまり頭の良さは感じず。やっぱアレかな。薄い本で大活躍みたいな部分が優れているのかな。遺伝子的に優良であるという事は、動物として優れているという事に繋がるだろうから、本能に関係する部位が優れているという事は理屈に合う。
操縦者の乗る前のガンダムが白いのってどういう事なのか? うーん、オシャレじゃん。泥棒が乗ったら唐草模様とか浮かんでほしい。
ズゴックがいい仕事しよるわあ。
敵の一番エースの奴が乗るモビルスーツが複座式機体なのだが、モビルスーツの特性から、戦車や戦闘機のように火力専門要員はいらないだろう。複座がある理由が痴話喧嘩できるように配慮したとしか思えない。
ブラックナイト、終盤に至ってバリバリにザコキャラになるのが悲しい。あれ、キャラを活かしきれていないから全体で7人もいらんと思う。

後半、ラクスが単独出撃する際にこれでもかと乳が揺れるスーツで出撃するの頭がおかしいと思う。
ラスト、モビルスーツから地上に降り立ったキラとラクスが全裸なのも、控えめにいって狂ってると言っていいだろう。「戦いの後のセックスは身体がたぎる」とか言ってそうだ。

▲若者の乱れた性を象徴するかのような乳揺れスーツ。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM@徒然なるままに

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『カモン カモン』『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』『モガディシュ 脱出までの14日間』『オフィサー・アンド・スパイ』『ベルファスト』『マイスモールランド』ギンレイホール

古い昔の書きかけ感想鎮魂祭(2022年頃らしい)
ギンレイホールで観た映画の感想特化。

◆『カモン カモン』ギンレイホール

▲フロイト的に棒状の物は全て男性性器の象徴。

五つ星評価で【★★★108分しかないのになげーって言ってる】
ツイッターでの最初の感想(↓)

なげー。寄せては返す親じゃない大人と子供の仲。きっついのは正しかろうが間違えていようが大人側は子供をケアしないといけないハンデがある。言っちゃ何だが、うぜー。でも子供は天使のように可愛い。あれ甥だよな姪じゃないよな。ホアキン激怒してジョーカーになってよし。

大人と子供の映画だったら『巨人の星』の左門豊作と兄弟たちの『左門左門』が見たいというのはネタだが、みんなビジュアルが可愛くない東洋系の子供だらけというキャスティングはキャスティング・ディレクターの腕の見せ所だ。左門豊作なんて誰を当てても左門豊作にならん気がする。それでもモノクロで撮れば、いい映画になったりするかもしれん。『カモンカモン』、スチール写真がモノクロで、失敗カットが一つもないのが、何か「負かされた」みたいで悔しい。


◆『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』ギンレイホール

▲こういう愛があってもおかしくないと理屈では分かるが、身内がこうだったらと思うと、うーん。

五つ星評価で【★★★「愛」だからと言って「真善美」足りえないのは見ててしんどい】
ツイッターでの最初の感想(↓)

予告編から予想した通りのしんどい映画。愛の難しさよ。

男じゃなくてもつらいよ、、、何となく渥美清が出てきたらスッと上手く解決しそうな気がする。というくらい寅さんの「愛」って身も蓋もなく何より相手を優先する(毎回実らないけど)。世間的には老人には朴訥に枯れていてほしいと思う感情が強いだろう。「愛」は「性」に繋がるから、家族の「性」には老齢であってもなくても出来れば触れたくない。お互いが老齢者同士であるし、恋愛が「女×女」でなく「男×女」であったとしても、傍からは他人同士にしか見えないのだから、自分達がやりたいようにやる為には何か自分たちの関係を明確にする証拠を作っておかんといけないのだろう。愛し合う二人が主人公だから、映画は彼女達贔屓に作られるが、介護する人や子供たちが、その愛に適さない行動を取っても、それは「悪」ではない。でも、映画だと「悪」っぽく見えるように撮られてしまう。やっぱり寅さんが出てきてこういうギスギスを解消してほしい。


◆『モガディシュ 脱出までの14日間』ギンレイホール

▲左に韓国二人、右に北朝鮮。

五つ星評価で【★★★★よし】
ツイッターでの最初の感想(↓)

なんて面白い映画作るか韓国。ソマリアの子供が楽しげにケラケラ笑いながら人を殺していく光景が無茶苦茶リアル。

があ、面白かった。やはり、こういうハリウッドぽくもお国の事情をちゃんと加味したアクション映画では、日本は韓国に一歩劣ってしまうかもしれん、みたいに思わされた。ツイッターで囁いた「リアル」は後学で知ったリアルで、あくまで身近なリアルではない。それは幸せな事だ。


◆『オフィサー・アンド・スパイ』ギンレイホール

▲「MajiでKoiする5秒前」的ショット。視線を通わす二人の間、奥の人物がガニ股でダラっとしてるのが味わい深い。

五つ星評価で【★★★忘れてしまった】
星三つ付けてるからつまらなかった訳ではないだろう。史実通りの話の〆方がハッピーエンドらしくもないが、そういう事がリアルなのだからそれでいい、でも悶々。
主人公の名前がピカール、役付きの軍人である。だが、若い時にはこう呼ばれたであろう。ピカール一兵。梅津栄に尻を狙われるぞって40年くらい古いボケだ。ググっても分からんに違いない。


◆『ベルファスト』ギンレイホール

▲ゴブリン・スレイヤーさん(違う)。

五つ星評価で【★★忘れてしまった】
星二つだから、こっちは合わなかったのだろう。
何となくカラー時代に意図的に撮られるモノクロ映画は嫌いかもしれん。


◆『マイスモールランド』ギンレイホール

▲左から主人公、父、弟、妹の家族スナップ。手前の子供二人がお金かかる全部乗せラーメンで、奥の大人二人が一番安い普通のラーメンみたいなのが泣ける。

五つ星評価で【★★★嵐莉菜💜】
主演の嵐莉菜が可愛いやら切ないやらで同情を誘うのだが、在留資格を剥奪されるクルド人家族を描いたこの素晴らしい映画の後に、埼玉県で猛威を振るうクルド人難民の悪行が噂で流れてきてしまって、とても複雑な感じ。日本人の心情としては「住ませてください」な低姿勢な人達には「住ませてあげたい」のだけど、「もう住んでるんだから住ませやがれバーロー」みたいな人達なら、お帰り願いたい。ふらふら思うのは近くにそういう人がいないからなんだろうけど。


【銭】
会員証で入場。『カモン カモン』と『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』、『モガディシュ 脱出までの14日間』と『オフィサー・アンド・スパイ』、『ベルファスト』と『マイスモールランド』はカップリング。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
カモン カモン@映画.com
ふたつの部屋、ふたりの暮らし@映画.com
モガディシュ 脱出までの14日間@映画.com
オフィサー・アンド・スパイ@映画.com
ベルファスト@映画.com
マイスモールランド@映画.com

『犯罪都市 NO WAY OUT』新宿ピカデリー6

◆『犯罪都市 NO WAY OUT』新宿ピカデリー6

▲殴られてるモブがほっしゃんに似てる。威嚇イレズミこえー。

五つ星評価で【★★★ちょっと普通になった】
マ・ドンソクの「犯罪都市」シリーズ3作目。
ちゃんと面白いが一作、二作目の痺れるような面白さは薄い。
これはヴィラン(悪漢)の差だろう。
一作目二作目の人と思えない倫理観のバケモノに比べると、今回は強いけどちゃんと人のルールに従う悪漢だ。だから、どうしても見劣りしてしまう。とんでもないバケモノをそれを凌駕するマ・ドンソクが叩きのめすのが面白いのだ。そう言えば、今回は悪人同士が潰しあってるだけで犠牲に会う罪のない被害者もいない。でもまあ、全体つまらなくはないのだ。コメディー要素が強まったからか。マ・ドンソクが戦い終わった後、仲間たちが駆けつける。何回も何回も被せる。いや、もっと他にやる事あるだろう。ある意味すっかり迷走してしまった『ダーティハリー3』に近いのかもしれない。
それにしても、マ・ドンソクはずっと戦ってる。暴力野郎である。大概のアクション映画がそうであるように、これは暴力肯定映画なのだ。つまり、あれに似てる。『不適切にもほどがある!』マ・ドンソクは「チョメチョメ、チョメチョメ」と連呼しないが(イヤだ、そんなマ・ドンソク)、マ・ドンソクの体罰なら正しい体罰だろう。マ・ドンソクの暴力は不適切なのだが、魅力のある不適切だ。マ・ドンソクが間違えた暴力を振るったりしないだろう。という確信が観客にはある。やはりあの困ったような顔にやられてしまう。とは言え、ピエール瀧だって似たような顔立ちだ。だったら、ピエール瀧も正しい暴力が似合うかもしれない。まあ、多分に合わないだろう。

今回はダブル・ヴィランで青木崇高の人斬りヤクザの剣筋がかっこいい。でも、日本人としては嬉しいが、それなりに普通の悪役である。ヤクザの組長、國村隼も凄味があっていい。
もう一方のヴィラン、イケメンなのが憎たらしい。でも身近にある武器を矢継ぎ早に使用する所とかは中々よかったとおもう。
日本人ヤクザがたむろするバーで道案内する女の子の日本語が聞き取りやすいヤング日本語で良かった。映画の中で変な日本語が聞こえないのは嬉しい。


【銭】
有料入場ポイント6ポイントで無料入場。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
犯罪都市 NO WAY OUT@映画.com
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犯罪都市 NO WAY OUT@ここなつ映画レビュー

『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』ユナイテッドシネマ豊洲3

◆『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』ユナイテッドシネマ豊洲3

▲怪獣ゴテゴテすぎるのは理由はあるけどちょっと苦手。

五つ星評価で【★★★★ハイテンションで面白。】
「洗浄力ありそうだな」
「ウルトラマンクレンザーじゃない」

TVシリーズは一本も見ていなかった。申し訳ない。ムチャクチャ面白かった。凄いハイテンションにさせられた。サンシャイン池崎が200人くらい叫んでいるかのようなハイテンションだった。怪獣がちゃんと怪獣として機能している。だから排除してよい。そこに必死がうかがえる。多分、ラスト一体からが新撮映画部分だと思うがTV版での戦いもエモい。
エンドロールでTVシリーズのダイジェストが流れるが、これまた面白そうで感心した。
破壊の背景が国会議事堂。壊され方がリアルでステキ。


【銭】
ユナイテッド平日会員価格1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突@映画.com
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ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突@徒然なるままに

『ドラレコ霊』新宿シネマート1

◆『ドラレコ霊』新宿シネマート1

▲女優どれが誰やねん。

五つ星評価で【★★★★千葉誠治監督と相性よい】
51分3本のオムニバス構成のホラー映画。この手のオムニバスにやりがちな最終的にどの話も繋がるみたいなメタ構造はなく、タイトルの「ドラレコ霊」も第一エピソードにしか出てこない。第二エピソードが「相続霊」、第三エピソードが「心霊配信」。昔、一編5分の怪談をまとめた『怪談・新耳袋』というシリーズがあったが、ホラーには短い話が合っている。と言うより逆に、ホラーで長い話を書く方が難しい。

「ドラレコ霊」何でもかんでも霊がついてしまう昨今だが、今回はドラレコに霊が! 人がいない部屋で扉が三つ静かに開いていく様をただ見つめさせる演出とか最高。ドラ泣き必至←嘘。
「相続霊」最終的に一番悪いのは思いもよらない人物という話。ストーカーっぽい善人の男が連続レイプ犯みたいな風貌なのステキ。タイトル違うだろ感ビンビン。
「心霊配信」シリもどきが大活躍。ラブホの経営者らしき人物が身も心もズタボロに汚いのが魅力。

千葉監督とは相性善い。どれも他愛もない話だからかもしれない。


【銭】
尺短いので一般1500円だったが、テアトルの会員権割引で1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ドラレコ霊@映画.com

『レディ加賀』新宿ピカデリー4

◆『レディ加賀』新宿ピカデリー4

▲片岡礼子かと思って見てた最左・佐藤藍子と、通常営業の最右・小芝風花。

五つ星評価で【★★★いつも通りで問題なし】
ちょっとダメ枠の小芝風花が頑張って四方丸く納めるタイプのコンテンツ。前半は身の丈に合わず偉そうな主人公に多少なりともゲンナリするが、後半はピンチつるべ打ちをテンポよく解決して面白い。小芝風花はこういう未完成で努力するタイプの主人公にうってつけ。今回はおかみ修行とタップダンス。以前、『ガールズ・ステップ』で、ダンス指導された経験はあるのだから、これは流石「経験者のダンス」と唸るくらいのものを見せてほしかった。まあ、忙しいんだろ。
エンドロールで「SPECIAL THANKS」にレディ・ガガが描かれているかにちょっと興味があったが、特にそういう物はなし。驚いたのが脚本「渡辺典子」、この間までハリウッドでヘアメイクやっていたのに。多才だなあ(同一人物であるなら)。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
レディ加賀@映画.com

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』シネ・リーブル池袋2

◆『ダム・マネー ウォール街を狙え!』シネ・リーブル池袋2

▲主人公夫婦。ゴミゴミしたキッチンの一角にリッツがある。まー、リッチな人達はリッツ食わなそうよね。

五つ星評価で【★★★★実話ベースだけどいい人が負けない】
株主で企業を不当に低評価して「破産させる事で稼ぐ」超資本家と個人投資家の戦い。
タイトルの「ダム・マネー」は「無駄な投資」の意味。市井の小銭で買われる市民投資家の投資など大資本から見れば「無駄な投資」でしかないという意味合い。
この超金持ちと、貧乏庶民の生活がイヤミったらしく比較されながら始まる。
当然、主人公はいい奴。でも、運がない。そして、金持ちはイヤな奴。そら、逆転が面白いわ。
主人公や、その背後で株を買った人が、みるみる株の価値が上がっていっても、売り抜けない、売った者は共闘から脱落したといたく落ち込むのが面白い。「情」で買ってる物はなかなか切れない。
逆に超資本家も損切りできない。負ける事は彼の金持ちとしてのプライドが許さないのだ。そして行われる無法な手段。金、こえー。主人公の妻がいい人なのは勿論だが、金持ちの妻が美人で判断力もちゃんとした賢い人だったのがステキだった。
あと、主人公が株オタクみたいな扱いで、世間的にはパッとしないんだけど、ちゃんと努力して小さいながらもちゃんと正しく生活している事に対して、親が「あなたは私たちの誇りよ」と言う所はちょっとホロっと来た。


【銭】
テアトル会員割引+曜日割引で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ダム・マネー ウォール街を狙え!@映画.com
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ダム・マネー ウォール街を狙え!@ノラネコの呑んで観るシネマ
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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