ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『魔法使いの嫁 星待つひと:後篇』を新宿ピカデリ-6で観て、最後までアコギか★★

▲画像は後から。

五つ星評価で【★★最後まで観て「後篇」部分が一番魅力に乏しいのでは】
今回は本編30分、TVアニメ第一話がオマケとして上映。
長さと値段のバランスで言うとまずまずではないか?

中篇の後を継ぎ(まあ「後篇」だから継がん訳にもいくまいが)、死を迎える三浦の代わりにチセが三浦の約束を果たす。ただ、それ以上でもそれ以下でもなく、特に何か変わった落とし所がある訳でもなく普通に終わる。単純に何か〆るための意外性なりオチが欲しかった。
TVアニメ第一話はなかなか出来が良かった。


【銭】
特別価格1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
魔法使いの嫁 星待つひと:後篇@ぴあ映画生活
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『君の名は。』『聲の形』『怒り』『四月は君の嘘』を四本まとめてレビュー

未レビュー邦画(比較的話題作4本)をできるだけ短評で。
ライブドアブログで寝かせてた記事だけど、
うわ、全部去年(2016)の映画じゃん。

◆『君の名は。』一ツ橋ホール
◆『君の名は。』トーホーシネマズ日劇3
▲画像は後から(多分)
五つ星評価で【★★★★おっぱいだよ、諸君。】
試写会で見せてもらったのに感想も書かずにかなり経ってしまい、重点的に覚えてるのは以下の三点。
(1) 神木隆之介と上白石萌音の声優カミカミコンビがフレッシュでええのう。
 いや、アフレコは別にカミカミじゃなくって達者なもんでした。
 それは実写だとそんなにキャラじゃない感じの波風立てないタイプ女子を
 演じていた長澤まさみもそうだけど。
 新海監督の演技指導が上手いのかもしれん。 そこはよく知らない。
 上白石萌音ちゃんかーいーのう。
 神木隆之介くんも野郎だけどかーいーのう。
 二人を同じ部屋にぶち込んで飼育したいなあ(いや、あかんやろ)。
(2) 朝起きて、乳。
 これはやる。確実にやる。絶対毎回やる。
 もう、あのシーン見て、この映画の全てがどうであろうと許すと決めた。
 それほどまでに野郎って性的な存在なのだ。
(3) 現代東京の実景として
 作られたばかりのバスタ新宿が背景として
 採用されていたのにはちょっと感服した。
 バスタ新宿開業2016年4月4日、本作公開2016年8月16日。

という事をしたためた後、面白かった記憶もありありなので、もう一回見た。
正月に見たのだから初見から8か月経ってる。そして、その感想を書くかと
8か月後に今、タイプインしてる。二回も8か月待たせるなんて、
そういう意味不明な魔力があるのか。
で、つまり二回目に見た時に感じた事。
(4) オッパイもそうだが、全体、設定エロいな。
 瀧君があの世とこの世の挟間に行き、三つ葉と合う時に火山の裾野を
 ぐるっと回る。これ、日本神話イザナギ、イザナミの「国産みの儀」の
 暗喩だろう。つまりSEX。三つ葉が瀧君に会いに行って会えず、
 最後、階段で瀧君から三つ葉に声掛けする所も、「国産みの儀」で
 女性神イザナミから声を掛けて失敗した事に由来してたりして。
 でもラストの二人が会う地名は代々木とか四ッ谷の坂なのである。
 つまり地名に「ヨ」が付く「ヨモツサカ」。
 「ヨモツサカ」はイザナギが死んだイザナミを迎えに行って逃げ帰る坂。
 イザナミに相当する三つ葉は「死んだ女」という符号でピッタリだ。
 じゃあ、瀧君と三つ葉は上手くいかないのか?
 大丈夫じゃないだろうか?
 ここから空前絶後、地獄のようなコジツケをする。
 イザナギ(「誘う男」の意味)とイザナミ(「誘う女」の意味)は坂で出会った。
 「イザナギ」は「イサナキ」に通じる(本当)。
 誘い合う一組の男女(キ・ミ)。彼等の名前は失われている。
 これが題名「キ・ミの名は。」の由来である(大嘘)。
 二人は何故、名前を失ったのか。アジア圏には忌み名の風習がある。
 生前の名前と死後の名前(本当の名前)を分ける風習だ。
 つまり、二人がそれぞれの名前が分からなくなったのは、
 それぞれが生前の者とも死後の者とも分からない
 曖昧な状態になったからだ。三つ葉は死んだが生きている。
 瀧くんも又、その三つ葉の中で生きていた時期があったから
 瀧くんの一部が死んでしまった状態とも言える。
 だから、お互いの名前が分かりあえない。
 瀧くんの夢の中では三つ葉が死んでからは三つ葉の真の名前を
 知らない故にもう、三つ葉に普通の方法ではたどり着けない。
 だから「生とか死とか細かい事をゴチャゴチャ言うな」
 という土地に行ったのだ。
 だが、彼等が坂で再開した時には、
 それぞれの名前が分かってない状態だ。
 そして二人とも生きているのだから、生きた者同士、名前を
 確認すればいい。生者と死者を分かつ坂ではあるが、
 彼等はこの時点でただ単にそれぞれの名前を知らない
 二人とも生きてる生者という福音を与えられているのである。
 うおー、凄いコジツケ。これで大丈夫か?
(5) 入れ替わりが2016年なので最後の就活してるタキくんは2021年。
 タキくんの目指す建設業は五輪の翌年だから建設需要は
 冷え込んでる筈。だから内定が貰えないのはガチにリアル。
 2020年に五輪ではなくアキラの大災害があるなら
 二人には記憶がないがタキくんの命を救う為にもう一回入れ替わる
 という設定だったりするのもありだったりして。
そして、今、思ったりツイッター見直したりした上でのバカメモ。
(6) 瀧くんがピエール瀧のアフレコだったらヒットしなかったよな。
(7) 続編は四つ葉ちゃんの恋物語でやれ。
(8) 君の名の隕石は実は三つ葉のスタンド。
(9) ツイッター会話
 フォロワーSさん「『君の名は。』の脚本はよくできてると思いますよ」
 俺「脚もとより胸もとが良かった。」
(10) 「隕石落下、下から見るか? 横から見るか?」
あー、なんかもう一回見たくなってきた。


◆『聲の形』よみうりホール
▲画像は後から(多分)
五つ星評価で【★★★★原作ファンなのだが、見切りが上手い】
これも試写で見せてもらったのに今まで感想も書かずにすんません。
原作全7巻は読んでて、これを映画にするのはいい根性しちょると思ってた。
出来上がったのを見てみると凄くちゃんと作られていて驚いた。
それでもかなりのダイジェストだ。
だから、映画観た人には原作に手を伸ばしてもらいたい。
絶対、そこでもう一回楽しめるから。
公開時期が『君の名は。』と被さったため、
超アニメとして相乗効果をあげた面もあるが、
それ以上に興行食われた面もあったと思う。
真摯に映画化に取り組んだが、原作での重要要素を占める
有志友人が集まっての映画作りのエピソードを刈り込んだのには驚いた。
そんな事できるんだと思った。多少、歪になったが成り立たせていた。
その部分を残していたら、ちょっとビビるような尺になってしまったろうから
これは成功。
驚いたのは中学の先生とマリアの声。
ぞっとするほど脳内で思っていたのと同じ声だった。
みんなトコトンちゃんと原作に取り組んで映画にしてくれたんだなと思った。
主役の声を張った入野自由は流石本職という芸を見せた。
これタレント吹替えとかだったら作品が十中八九壊れていただろう。
ヒロインの声はありだけど可愛すぎるとも思う。
外れてるとは思わないが聞いた上での葛藤はあった。
もっとイレギュラーな声の出し方も考えられたのではないか。
彼女の声に関しては想像の域は越えなかった。
逆に多分、そこは越えてほしかったのだろう。
でも、これは褒めたい映画。


◆『怒り』109シネマズ木場1
▲画像は後から(多分)
五つ星評価で【★★★作品の中核に問題があるかもしれない】
広瀬すずが乱暴される映画と知ったら、
野次馬として見に行かない訳にはいかない。彼女はようやった。
そして、宮崎あおい、彼女が風俗やってるなら是非行きたい。それはそうだろ。
そして綾野剛のようにケツから犯されたくはない。それもそうだろ。
犯人探しが主眼の映画ではないのだが、
犯人が感じる「怒り」がどうにも感情として理解できず、
鑑賞後、宙ぶらりんな感じにさせられたのを覚えています。

人を信じても痛い目に会い、信じないでも痛い目に会う。
人を信じる事と、その結果には確固とした確実な因果関係はない。
それでも、出来れば人を信じたい。そういう映画と言う事でよいだろうか?

綾野剛の知り合いのトト姉ちゃん(高畑充希)が出番の少なさに反比例して美人すぎる。
ピエール瀧と三浦貴大が警察の上司部下役なのだが、
どっか他の映画でもこの組み合わせで上司部下やってそうな気がする。
ブッキーのあの役を奥さんのマイコさんはどんな気持ちで見たのか知りたい。

見応えはあったが、推しはしないな


◆『四月は君の嘘』UCT6
▲画像は後から(多分)
五つ星評価で【★★広瀬すず繋がり】
広瀬すずだから見ておこうと思った。

見た直後のツイッター

主役四人の演技メソッドが噛み合わない不思議映画。ただ数少ない広瀬すずの演奏(勿論吹替である)はバリかっけー。石井杏奈がとてもいい演技なのに又、人目に触れない。Pはまた市川 RT 広瀬すずの評判が悪い方なう。けっこう眠い

ちなみに「広瀬すずの評判の悪い方」と書いてあるが、評判のいい方は同時期に公開していた『怒り』

演技メソッドのバラバラ具合としては石井杏奈は緻密な演技プランで一人だけ、登場人物の心情が物凄く深そう。
中川大志は凄く自然(少なくともそう見える)。
山崎賢人は単純に演技が下手。置かれてる感が強い。
広瀬すずは跳ねまわってる感じの演技の大きさ。これには意図や意味があるのだが、4人組の中での演技のメリハリとしてはそれはそれで悪目立ちしてるように感じる。
不思議な四人組でした(演技系統がそれぞれ別っぽくて)。

そう言えば「彼女には秘密があった」という「秘密」は「秘密」じゃないよな。


【銭】
君の名は。(1回目):雑誌応募した試写が当選。
君の名は。(2回目):映画ファン感謝デーで1100円。
聲の形:雑誌応募した試写が当選。
怒り:109シネマズ、メンバーズデー(毎月19日)で1100円。
四月は君の嘘:ユナイテッド会員ポイント2回割で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
君の名は。@ぴあ映画生活
映画「聲の形」@ぴあ映画生活
怒り@ぴあ映画生活
四月は君の嘘@ぴあ映画生活

『私をスキーに連れてって』をヒューマントラストシネマ渋谷1で観て、やはり原田知世よのう★★★

五つ星評価で【★★★バブルでビンビン。なんか遊びすぎてる奴等に親近感が湧かない】
「原田知世映画祭」という、とてもそそる企画にて、久しぶりに再見。多分3回目か4回目。
1987年、30年前の映画。
この後に撮った『彼女が水着にきがえたら』のキャラクターがソバージュかけて、それなりに世慣れたタイプなのに比べて、秘書で可愛子ちゃんでお嬢様で、ともかくずっとニコニコ笑ってるという、少年マンガに出てきそうなズブズブの美少女キャラクターである。ホイチョイの映画は、基本男の子の映画で(女性客がトレンドに乗っていっぱい見に行ったかもしれないが)女の子はみんな男にとってとても都合のいい存在として描かれている。原田知世はとてつもなく可愛くて、好きになったら命を賭けるくらい一途だし、相手の男が趣味のため(=仕事のため)、自分との恋愛時間を持てなくても耐えてしまう。超都合がいい。こんなの空から降ってくる美少女くらいリアルじゃないだろう。
この原田知世とセットになって身持ちの軽いビッチが付いてくる。本作では鳥越マリであり、次作では伊藤かずえ。軽くって安い身体。何となく原田知世みたいに絶対的に都合のいい可愛子ちゃんが手に入らないなら、四の五のうるさく言わない、こういうサセ子ちゃんも侍らせたいというゲスい欲望が見えるよう。というシニカルな目で見ると、この映画の中の女性は男子を甘やかす母親タイプか娼婦タイプなので、野郎が見る分には危険な事に居心地がいいのである。
特に原田貴和子と高橋ひとみのお姉ちゃんコンビが最強。昔、自分達を振った朴念仁男子を憎めず世話を焼いてしまう。男子から見たら,何て甘く切ないシチュエーション。グッと来るが、これは物語の上だからだろう。何となくリアルではそーゆーのとてもなさそう。モテた事ないから分からん。

しかし、三上博史と高橋ひとみって寺山修司の秘蔵っ子コンビじゃん。
もっとそういう映画にしてほしかった気もする(いや、ならんだろう)。

三上博史、布施博、沖田浩之、原田貴和子、高橋ひとみのグループの遊びっぷりが金をかけて責任は取らないみたいな感じで個人的にはとてもイヤ。どう考えても自分はコツコツ仕事してるだけの竹中直人タイプだったから(しかし、この遊び人メンツに好感が持てないのは、このメンツがあの悪辣な根岸吉太郎の『狂った果実』の大学生たちと被ってしまうからだろう)。

『彼女が水着にきがえたら』に比べて格段に良いのは
・ユーミンの曲がBGMとして凄く良い効果。
・アクシデントがあって、それを挽回する為のミッションがある。
・このラストに向けた緊迫したスキーシーンが実に映画っぽい。
この辺り、1本撮って「俺、もう映画関係者の助言とかなくても撮れるから」みたいな驕りを感じる。いや、本当はどうか知らんけど。


【銭】
映画祭特別価格で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
私をスキーに連れてって@ぴあ映画生活

PS 高橋ひとみのバニー姿最高。

『死人にシナチク』藤井青銅、アニメージュ文庫を読書する男ふじき(ネタバレあり)

ライブドアブログで2012年4月8日に書きかけていた原稿。
5年前はまだ小説とか読んでたらしい(今はもう全然)。

アニメファンジン界を舞台に繰り広げられる国際謀略。
作者がこれでもかと小説内に小ネタをばらまくさまが涙ぐましくも面白い。

これを手に取って読む事が出来る人もそういないだろうから、
明確なネタバレを一つしながらくだらない話をダベらせてもらうなら、
短編3編が収められてるうちの2編目『死人にシナチク』内で、
麻薬をアニメカラーに入れて密売するエピソードが出て来る。

この文庫本の発行元である徳間書店と経営母体を一緒にする
ジブリ主導でアニメ業界が従来の手塗りからPC彩色に
変わっていった事を考えると、本当にアニメカラーに麻薬が入れられる
密貿易があり、それに基づいた内部告発が小説に影響を与え、
最終的にアニメ業界がクリーンになったんだったりして。

小説が書かれた1987年にはまだアニメ下請けを人件費の安い
中国に発注するとかいったグローバリズムはなされてなかったに
違いない。もし、なされていたら、話の展開が中国のアニメーターは
薬漬けで重労働させられてるみたいな方向に進んだだろうから
(それって阿片戦争的でもある)。

今現在でも貧乏なアニメ業界なので、
麻薬密貿易が行われていた方がみんな幸せだったりして。

あさりよしとお氏のイラストがいい感じ。

『彼女が水着にきがえたら』をヒューマントラストシネマ渋谷1で観て、懐かしくってもうそれだけでいいや★★★


▲イラストの彼、誰だかは分からんが織田裕二ではないな(いや織田裕二だろうけど)。

五つ星評価で【★★★原田知世は好きだけどソバージュは似あわなくない?】
「原田知世映画祭」という、とてもそそる企画にて、久しぶりに再見。2回目か3回目かは覚えてないけど4回は見てないだろう。この映画を見る為に『ワンダーウーマン』の試写を蹴った。まあいい。あれは急がずとも見れるだろう。
1989年、28年前の映画。
ちなみに「時かけ」の6年後。基本的に知世様は年を取らんのだわ。

で、流石にOL感を出したかったのか、髪はソバージュにして、出勤時のスーツはバブルのイケイケっぽいスーツで今見ると痛い(しょーがないけど)。うん、ソバージュは似あってないよなあ。「水着にきがえたら」と言いながら、ダイビングの映画で、水中でアクアラング咥えるから知世様の綺麗な顔が遮られて見えないし。だが、その逆に映画タイトルの裏をかいて水着露出こそすくないけど全編ウェットスーツ姿が多く、知世様の「身体で勝負よ」みたいな意気込みがハラショー。うん、大きすぎない胸に品の良いヒップ。お尻が柔らかそう。まあでも、そういう身体の誘惑は置いといても普通に性格良さげで知世様が可愛い。OL同僚の伊藤かずえが汚れ役を一気に引き受けてるからとも言えるが。女優はあと田中美佐子が頼れる姉貴スタンスで出てた。

基本ラブコメ映画でお相手は織田裕二。
今では外交官なり損ねてCMで犬になってしまったが、この頃はまだまだ若いです。基本、演技は変わらず。
竹内力もまだ二の線で出てる。

みんな、海で、仲間と恋と冒険と、みたいな話なんだけど
映画としてのテンポがメチャクチャ悪い。
「海で遊ぶってこんなんやったら楽しいで」
という遊びがいっぱい入っているが、その映像が長くて
物語を間延びさせてしまっている。

おそらく凄い事をやっている水上チェイスも凄そうには見えず、
悪役として出てくる中国人が妙に魅力がない。
悪い奴とやってる追っかけっこが悪い意味でスラップスティックで、
バタバタしてるだけでドキドキも盛り上がりもしない。

でもまあ、知世の柔らかそうな尻を見れたからまあ、いいっぺ。


【銭】
映画祭特別価格で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
彼女が水着にきがえたら@ぴあ映画生活

『カーズ クロスロード』をヒューマントラストシネマ渋谷2で観て、染みるねえ★★★★


▲まあでもどっちかと言うとマックイーンの性格は嫌いだな。

五つ星評価で【★★★★相変わらずピクサーはスキがないのう】
シリーズ三作目だが二作目は見逃している。
うろ覚えだが一作目は町の兄ちゃんのマックイーンがレースで頭角表わすまで。三作目のスタートでは連勝チャンピオンになっていたから、二作目ではレースでチャンピオンの地位を確立するまでが描かれたのだろう(※)。そして三作目はャンピオンとして老いを感じ、若者の台頭で限界を感じ始める物語。
これ、何かに似てる。と思って思いだしたのがロッキー。
※ カーズの二作目は全然そんな傾向の話ではないらしい。
   ???宇宙に飛ばされて考える事をやめちゃうとか、
   もしかしたらそういう話か?
   いや、それはカーズ違いだ。

一作目で町から引き上げられ、二作目でチャンピオンになり、三作目で老いを実感しだす。
ロッキーの三作目は特訓により、若い時に持っていた「アイ・オブ・ザ・タイガー(虎の目)」を獲得し、再度、王者に返り咲く話だったが、本作はそこに着地点を求めない。本作はロッキーの三作目と『クリード』が合成された映画になっている。後半のテリングは思い切った事をやったものだ。これは自分が大人だから物語として納得がいくのだが、小学生低学年くらいだとマックイーンが何でああいう行動を取ったのかがピンと来ないのではなかろうか。
何にせよ四作目はロシアから来るドルフ・ラングレンみたいな車に注目だ。

メインキャラは主に三台。
マックイーン(主役):すっかり余裕が出来た中年っぽい車。
クルーズ(ヒロイン):新チームでマックイーンを担当する女子トレーナー。
ストーム(ヴィラン):圧倒的な高性能を有する敵役。

三作目では『ロッキー3』で敵役のミスターTがしたように超科学訓練をするかと思いきや、やはりロッキーのように森に籠って特訓なのだった。特訓する中で当初あったクルーズとの溝は埋まるのだが、生殖器を持っていない車同士なので(持ってないんだよね?)、恋愛とかSEXには発展しないのが安心できていいと思う。

わざわざ必要ないと言えば必要ないのだけど、個人的には全部終わった後のストームの苦痛に沈む顔を見たかった。


【銭】
テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
カーズ/クロスロード@ぴあ映画生活
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
カーズ/クロスロード@映画のブログ
カーズ/クロスロード@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
カーズ/クロスロード@お楽しみはココからだ

マンガ『ベクターボール 第3~5巻』雷句誠、講談社コミックスを読書する男ふじき

なんつーか、これから話が大きくなると言うところで体裁も何も取らずに、ただ終わるという終わり方を選択したので驚いた。連載時に読んでて、最近マガジンに載らなくなったなあとは思っていたが、まさか終わっているとは思わなかった。伏線の回収も何もブツっと切れてるものなあ。マガジンさん、そういう切り方はいけないよお。

『ガメラ対ギャオス』『妖怪百物語』をフィルムセンター大ホールで観て、ゼネコンと地上げの映画なのだな

同日鑑賞同場所2本をまとめてレビュー。

◆『ガメラ対ギャオス』フィルムセンター大ホール
五つ星評価で【★★★良心的な怪獣映画】
昭和ガメラ3作目で何回か見てる。
緊張感の欠如からちょっと船漕いだ。

ギャオスの背中ってあんなスケートボード
背負っているようなデザインだったか。

ギャオス退治作戦が何回かに分けられて複数案実行されるのは
一本調子な東宝ゴジラと比べるとよく脚本が練られている。

主人公の本郷功次郎は建設会社の社員なので、
その作戦に対する建築案件をその場で作っていく。
そういう視点も珍しいと思う。


◆『妖怪百物語』フィルムセンター大ホール
五つ星評価で【★★★★土台の時代劇フォーマットがしっかりしているので見やすい】
これもTVで何回か見てるが通して見るのは初めてかもしれない。
ギャオス一転、こちらは建築物を普請する側が悪である。

長屋の立ち退きを強いる強欲な商人と寺社奉行が結託して
悪事を働くが、悪を働く者は正義の前に滅びる。
というベーシックなドラマ作りがなされている。
違うのは大団円にもつれ込む前の剣劇の代わりに
悪人を懲らしめる妖怪が跳梁跋扈する姿が映される事である。

正義の浪人に藤巻潤。余裕がありいつもニコニコしているさまは
強烈に斉藤工チックである。

ラストで出てくる唐傘の足の部分に色の段差がありちょっとニーソっぽい。
ぬらりひょんって頭以外は成金の人間と一緒だ。
怖いのはインパクト強い大首。
ただ、ラストの悪人の棺桶運びながらの百鬼夜行は
喋らず無言で執り行われる。
ここに異常な緊張感が生まれ、妖怪の仕立てが作りものっぽいと
分かった上でかなり怖い。

先代林家正蔵のちょっとモゴモゴ言ってる風でありながら、
ちゃんと伝わってくる落語がいいなあ。

平泉征が滑舌いい若者だ。


【銭】
どちらもフィルムセンターの一般入場料金520円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
大怪獣空中戦・ガメラ対ギャオス@ぴあ映画生活
妖怪百物語@ぴあ映画生活

『変態アニメーションナイト2017』をヒューマントラストシネマ渋谷1で、『銀魂(2回目)』を新宿ピカデリー6で観て、即死して復旧★,★★★

同日鑑賞2本をまとめてレビュー。
1本目があまりに満足感を感じさせてくれなかったんで2本目安牌な映画の2回目に逃げ込んだ状態。

◆『変態アニメーションナイト2017』ヒューマントラストシネマ渋谷1
五つ星評価で【★短編アニメで描く禅問答】
尖がるのはいいけど金を取るのならオチを付けてほしい。
「ナイト」というのに昼間に見てごめんなさい。
一本一本趣きは違うが、30年くらい前の学生時代によく見ていた、自主アニメーションの上映会で技巧に長けているか、特殊な性向に極端に片寄せしてる映画をそれぞれの上映会から1本だけセレクトしたのを単に羅列して上映したみたい。それぞれどこか凄いけどつまらない。最初のインパクト以上の感動が映画が終わるまでに与えられない。

チラシ・コピー「一生忘れられないくらいのインパクトを残す」

すまん。俺、明日には忘れてしまいそうだ。
『スペース・スタリオン』の「フォース(理力)」と「ホース(馬力)」をかけてるのと、
『愛・ボールシリーズ』のやっとこさ意味が分かる最後の数秒と
『ピーターと6人のアルファベット神様』の押しつけがましい音効果は
ちょっと褒めてもいい。
でも、次回があっても足は運ばないだろう。


◆『銀魂(2回目)』新宿ピカデリー6

▲橋本環奈のチョコチョコ走るアクションよかったな。

五つ星評価で【★★★安心のクオリティ】
上記『変態アニメーション』で痛めつけられて、当初続けて見に行こうと思っていた『山村浩二アニメーション』をこりゃ連鎖爆発したらたまらんと急遽キャンセルして、普通にストーリーのある映画に切り替えた。場内最後の一席最前列最左端。買ったら満席になった。

2回目の鑑賞で普通に面白かったんだけど、前回同様、後半ドラマが競り上がっていかないのが残念。ダラダラ長い妖刀紅桜の戦いの後に来る、銀時とヅラと高杉のアクションを交えながらの「どこが違っちゃったんだよ」という違いが痛みとして全然見えてこないのが問題。この違いが原作にはあるのかもしれないが、映画内には取り込まれてないので「なんか3人で違うって言ってるから、きっと違うんだろうね」という風にしか見えない。

逆に感心したのは必ずしもアクションが得意そうに見えないキャストに付けてる殺陣。一つのアクションを本当にやっている動作を綺麗に見せるのではなく、歌舞伎の見栄みたいなシーンをモンタージュで組み立てて、効果的な劇伴で盛り上げてアクション映像として成り立たせている。なかなかクレバーな撮影&演出だ。

最後、悪の三人が引き上げていくシーンで、菜々緒と佐藤二朗が実にいい、悔しそうな表情をしてて、前回の感想でディスったがそこはよかったので、ちょっと株をあげた。

エリザベスの中身は虹村形兆とアンジェロ。バリバリ危険な奴だ。


【銭】
『変態アニメーションナイト2017』:テアトル会員割引で1300円。
『銀魂(2回目)』:ピカデリーのポイント6ポイント使って無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
《変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト2017》@ぴあ映画生活
銀魂@ぴあ映画生活
▼関連記事。
銀魂(1回目)@死屍累々映画日記第二章

トーホーシネマズ日本橋が新しく出来た時の事を今更言う。

ライブドアブログで2014年4月4日に書きかけていた原稿

新しく出来たシネコンに行ってきました。

場所は三越前、神田、新日本橋が最寄駅のコレド室町2にある。
三越前、新日本橋は駅が地下で繋がっているし、
今回は地下街直結だから慣れない人でも
駅とビルだけ覚えていれば便利かもしれない。
神田は10分くらい歩くけど、軽食店舗とかが多いので、
慣れている人にはこちらをお勧めする。
この辺りは仕事で通っていたことがあるから土地勘がある。
神田から歩いて進入。

ふむふむ。
外からは全くシネコンが入ってる事がわからない。
シネコンってそんなだからなあ。

混雑してる。
しゃあないな。

劇場に行くのにエスカレーター。
2Fにトーホーシネマスのモニュメントみたいなのがある。
なんじゃこりゃ。
2階に劇場があるかと思ったらなかったんで、3階まで上がる。
あった、あった。
なんだったんだ、あのモニュメント(今もあるのか記憶がない)。

新しくわざわざ作ったのにロビー構造がなんか間抜けな形になってるなあ。
発券機は奥で、売店やプログラム売り場とぶつかる。
劇場内に進む入場口は地震とか起こったら事故が起きてしまう狭さ。
狭くする事で無料入場客が出ないようにセキュリティを高めてるのかも
しれないけど、ちょっと不快な狭さだ。

劇場は基本でかいし、椅子も文句は付けられない。

トイレは場内の1Fと2Fにあって、
どう考えても1Fのトイレは需要に対して供給(トイレ個数)が
満たされない大きさでの設置だ(勿論、女子トイレは知らん)

2Fのトイレは良い。
なんか広さもそうだが、あまりに明るくて、トイレに閉じ込めて
掃除用具上から投げ入れるみたいなイジメとかが置きづらそうだ。
いやいや、そんなん汚いトイレでもやるなよ。

でも、明るくって綺麗なトイレは普通に気持ちいい。
だって、あたし、当たり前の常識人だもん💛

『世界は今日から君のもの』を渋谷シネパレス2で観て、感想はあっさりで★★★


▲ずっとキョトンと瞳孔開きっぱなしでまばたきしない風。

五つ星評価で【★★★麦ちゃん推し】
門脇麦ちゃん主演。
うん、よいよ。麦ちゃんのこの変な娘スタンスにはやられる。
かーいー。子供みたいである。
あまりに引っ込み思案でイライラもするが、
子供なんだからしょうがない。
もう、見ていて守ってやりたいオーラがビンビン出る。

後半、初めての成功と挫折の後の展開が雑い。
盗難事件の犯人に高い必然性がないし、
彼女が掴むオリジナルのタッチがいきなりすぎて、
今までの絵の延長が全く見られないのが胡散くさく見える
(いかにも誰かに頼んで用意してもらった風)。
マンガ模写から始まってるのだから、リアルを絵にするにしても
もっとマンガ絵調になってた方がスムーズに見れる。

『愛の渦』の同窓生の駒木根隆介くんは相変わらずSEXできない。
SEXできちゃったら、どう考えても話が空中分解しちゃうけど。

エンドロールで「音楽:川井憲次」を確認。幅広く仕事してるなあ。

最終的な結論としては麦ちゃんかーいーな、でいーです。


【銭】
渋谷シネパレス木曜メンズデー割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
世界は今日から君のもの@ぴあ映画生活

『となり町戦争』をヒューマントラストシネマ渋谷1で観て、原田知世が良い演技するんだよなあ★★★


▲ボリビアの麻薬ディーラーっぽい服だな江口洋介。

五つ星評価で【★★★原田知世が凄い。江口洋介が若い。岩松了は岩松了で瑛太も瑛太】
「原田知世映画祭」という、とてもそそる企画にて、見逃してた1本をキャッチ。
2006年、10年前の映画。
江口洋介がまだ長髪で、「よきサラリーマン上司」側ではなく「少し棘のある若者」側。別に演技メソッドとか変わってないだろうけど、長髪のサラリーマンという役柄であるだけで、役者としてとても青く感じる。きっとこれは岩松了がモジャモジャのアフロだったら同じように「否応なしに昔で若いんだ」と感じる感覚だろう。もう、この頃の江口洋介は今の江口洋介では再現できない。もしかしたらとても上手く再現できるかもしれないが、それでもそれはやはり「再現された物」なのだ。
岩松了は今とほとんど変わらない。今の初老よりは中年真っ盛りといったところか。得体が知れないのに普通で、狂っているのに人生の指南役という難役をマイペースで演じている。幾つも引き出しがあるというより役を自分に合わせてしまう。サイドにいる限り、岩松了って何でも収納できる抜群の引き出しだと思う。
瑛太も10年前だと若い。最近、ヒゲとか生やしてヤングだけど年長っぽさをアピールしてるが、ここでは生粋のヤング役。原田知世の弟役で、戦争制度には反対だが兵士に志願する若者を演じる。
そして、原田知世がいい。
戦争を事業として推進する町役場の公務員という役をコチコチに言葉で武装して演じている。武器や弾薬は携帯しないが、彼女自身が戦争の核であり、プレイヤーである。彼女は戦争に選ばれており、彼女の意思とは別に戦争から逃げられない。とても異常な役を生真面目に演じる原田知世がいい。日本のあちこちにいるだろうな、いただろうなと匂わせる役。

自分の知らないところで始まっている戦争、そして自分が知らないだけで着々と戦死者を生んでいる戦争というのは、10年前よりとても「今」であるように感じる。まさに今、「となり町」が「日本」にシフトして現実化している。とても怖い。
戦争と言う枠組みは、その枠にはめられたら、役所仕事のようにもう後は遂行するしかないスケジュールを立てられてしまう。反論や反抗も「既定」を乗り越える事は出来ずにただただ先に進められてしまう。最初から「立ち止まる」という選択肢が用意されていない。おそらく誰もがコントロールできずにただただ流されてしまう。戦争そのものが最大の「アンチモラル」なのだから、人はそれを「モラル」では矯正できないのだろう。「モラル」で矯正できるのなら、戦争は始まらないでいれる筈だ。だから、始まった戦争はもう止められないのではないか。この映画では為政者が落とし所を勘ぐりながら戦争を終結させていくが、実際の戦争では戦争を起こして、その戦争をコントロールしようとしている者が、戦争中に(戦争自身によるか否かは問わず)生きている保証はない。それこそが戦争が止められない理由なのではないか。

とても変な映画だし、演出的に大袈裟で「あそこはイヤだなあ」みたいに思う部分もあるのだが、それでもスリリングにとても面白かった。


【銭】
映画祭特別価格で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
となり町戦争@ぴあ映画生活

『ファウンダー』を角川シネマ有楽町で観て、勧善懲悪が好きなんだよ★★★


▲「爆誕!」っぽいポーズ。

五つ星評価で【★★★スカっとしない】
ちゃんと最後まで息をも付かせぬ展開があるのは立派。
でも、最初の頃からラストまで、主人公を好きになれない映画ってキツい。
そういう役をちゃんとイヤミったらしく演じ切る
マイケル・キートンのしたたかに老けた感じがほんま適役。
基本、悪い顔なんだよね。人を殺したり裏切ったりしそうな顔。
その真逆の好かれる顔立ちが『スパイダーマン新作』にも出てる
アイアンマンのロバート・ダウニーJr。
だから、10年くらい経ってからこの映画がロバート・ダウニーJr起用で
美談としてリメイクされたら、それはそれでおもろいだろう。
どこまで彼を許せるようになれるかが見どころ。

マイケル・キートンが野望を手に入れる為に協力し合う女、
その女に比較される内助の功型の古女房がローラ・ダーン。
ローラ・ダーン、「貧乏で堅実で現実的で古い」という感じを見事に表現。
本人に取ってそれが幸せかどうかは別として、この
「貧乏で堅実で現実的で古い」という枠は彼女の独壇場。
彼女には申し訳ないけど「美しい」は入っていない。

▲ローラな上にダーンな女優。

「マクドナルド」繁栄の真の理由にも驚くが、言われれば納得する。
逆に、日本では同じ方法をパクっている「ロッテリア」がずーっと、
潰れもしないで秘かに姑息にマクドナルドの後を付けて来ているのは、
その「マクドナルド」繁栄の真の理由が異国では役に立たないから、
という事も、その正しさを裏付けているみたいである。

あと、紳士協定は紳士と結ばないとあかん。
それはもう本当に、どうでもよくなっちゃってたんだろうな。疲れて。


【銭】
テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

『東京喰種』『ザ・マミー』『裁き』『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』『バッド・バディ』

またぞろ感想UPを5本終わらそうという目的のレビュー
今回は今一縛り。見ててずんずん退屈しちゃった映画達。
なので、今回は何で退屈したのかの言い訳を延々と書く。
男らしくないな、俺。

◆『東京喰種』東宝シネマズ日本橋8

▲話題の人。どの映画でも達者だが、この映画も達者だった。惜しい女優をなくしました。

五つ星評価で【★★★役者はいいけど、後半の展開がありきたりで退屈】
残念なのは役者の演技がとても面白いのに、映画としての筋立てが極めて凡庸な吸血鬼ものの亜流で、後半、それが露呈して、とてもつまらない結論で終わってしまう事。喰種(以下グールと記す)は基本、吸血鬼と変わらん。妖怪図鑑的には「食人鬼」であり、ゴリゴリ食う肉食の部分が吸血鬼よりアグレッシブだが、人を捕食する種族と言う事は変わらん。なので、捕食する側と捕食される側で殺し合いが始まるのだが、それはSFで描かれる対吸血鬼殲滅戦争と何ら変わらない。捕食する側にも、捕食される側にも、同様のメンタリティから来るジレンマのドラマがある事も、とても類型的だ。
アクションシーンを目を引く物にしてるのはグールに生えてる「カグネ」と呼ばれる戦闘用・捕食用の触手だ。対グール部隊は攻略したグールのカグネを武器として二次利用してたりする。見た目や使い方など目を引く物だが、これを中心に殺陣を組むので、単にどっちの武器が早いか、どっちの武器が強いかみたいな形の単純な戦闘になり殺陣としてはつまらなくなっている。こういうのはどっちがどういう手を打ったから勝ったみたいな理由が明確じゃないとつまらないのだ。

窪田正孝の声と孤独感が好き。マスク付ける理由は特にないな。単にかっけーからかな。
清水富美加はとてもいい演技だ。これが宗教映画以外のラストになるなんて勿体ない。
大泉洋の浮世だった演技がちゃんと成立してるのが凄いし、良い。
蒼井優は相変わらず何をやらしても安定してるけど、これくらいはやるだろうと思ってたから驚きはなかった。

PS ポスターの最終コピー「守るために、闘う」って平成モスラかよ、おま!


◆『ザ・マミー』東宝シネマズ日本橋7

▲いわゆるトムちん。

五つ星評価で【★★★世界的な大事件に見えないで退屈】
トム・クルーズのミイラ映画。
ミイラ女を掘り当てたトム・クルーズ。
蘇ったミイラ女が何をやりたいのか、
そのため何故トム・クルーズをそんなに必要とするのか、
辺りがピンと来ない。
ミイラ女かイギリス人の死骸を操れるって何でもアリかよ。
話を大英帝国にまて拡大するのはワールド・ワイドだが、
ミイラ女をそこまで出張させたのは失敗だろう。
話のリアリティーが薄くなるから現地で良かった。

PS ミイラ女のソフィア・ブテラちゃんは好き。
 あのミイラ衣装からはみ出るプロボーションが
 豊満でいいじゃん。何かおかしいなりに一途な感じが伝わってくる。
PS2 伴侶を求めての追いかけっこって
 『うる星やつら』かよ!


◆『裁き』ユーロスペース1

▲爺ちゃん。

五つ星評価で【★★なんつーか淡々としすぎで退屈】
見終わってすぐのツイッターでの感想。

カメラワークとかほぼなくてキツい。これは予告を作った人が上手いや

予告のエモーショナル具合が上手い。
驚く出来事が描かれるが映画は全然ドラマチックじゃない。
事実の異常さをただ述べたいなら
箇条書きにすればいいんじゃないかな。


◆『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』109シネマズ木場1

▲ジョニデもこんなにこの役を長い事やるとは思ってなかっただろう。


五つ星評価で【★★なんつーか話がでかいだけで中身がスカスカで退屈】
同じくツイッターでの最初の感想。

ジャック・スパロウ船長漫遊記。だらだらなげーよ。それぞれのキャラが何のために行動してるのかがさっぱり分からなかった。

今回ジャック・スパロウ特に何をするという事もなく、
ただただ事件に巻き込まれてるだけ。
「やる時はやる」みたいな局面がなかった。
目の前の事態に対応してただけ。
あとマジック・アイテムみたいなのがいっぱい出てくるけど、
「何でそれがそうなの」という説明がなく、極めて、ご都合主義的に
物語が進行しているように見えてならなかった。

悪役・海の死神サラザールを演じるハビエル・バルデムの評価が
高いみたいだが、化粧が濃い事を除けばヒールとして
そんなに面白い存在には見えない。
オーランド・ブルームも個人的にはどうでもいいしなあ。


◆『バッド・バディ』シネマカリテ2

▲かーいーやんけ。

五つ星評価で【★★なんつーかもうあまり覚えてないけど退屈】
猫耳のアナ・ケンドリック可愛い。
でも何となくそれだけの映画だったな。


【銭】
『東京喰種』:映画ファン感謝デーで1100円。
『ザ・マミー』:映画ファン感謝デーで1100円。
『裁き』:ユーロスペース会員割引で1200円。
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
『バッド・バディ』:映画ファン感謝デーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
東京喰種 トーキョーグール@ぴあ映画生活
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@ぴあ映画生活
裁き@ぴあ映画生活
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@ぴあ映画生活
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート@ぴあ映画生活
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東京喰種 トーキョーグール@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
東京喰種 トーキョーグール@ペパーミントの魔術師
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@或る日の出来事
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@ペパーミントの魔術師
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
裁き@映画的・絵画的・音楽的
裁き@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@或る日の出来事
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@映画的・絵画的・音楽的

『お前はまだグンマを知らない』を角川シネマ新宿2で観て、くだらなくって良い★★★★

五つ星評価で【★★★★呆れるくだらなさ(が好き)】
群馬あるある(いや「グンマあるある」)で映画一本作れるのが凄い。
原作マンガは1巻だけ読んだ。TVドラマになってたのは知らなかった。

映画の主役でずっとフルポンの村上みたいに冴えない顔してるのって
『帝一の國』で氷室ローランドやった間宮祥太朗じゃん。落差すげー。
ずっと顔芸やってるのが偉いけどうるさい。

▲フルポン村上っぽい間宮祥太朗。

そして、この映画清々しいくらいにくだらなくっていいわあ。
今時こんな知性のない映画なかなか作ろうったって作れないぜ。
でも、くだらないから人を選ぶ。頭のいい人は見ちゃいかん。
おでは、我が頭の悪さと映画の頭の悪さがピッタリだった。ラッキー。

どんなんかと言うと
悪の茨城県民に拉致された群馬人が踏み絵させられそうになる。
茨城県民A「これが踏めるかな」
群馬県民 「うおおおおおおお」
茨城県民B「いや、篠原涼子は日本の篠原涼子だから」
茨城県民A「そ、そうか」
 写真引っ込める。
茨城県民A「それではこれでどうだ(井森美幸の写真)」
群馬県民 「(速攻)踏みます」

こんなんばっか(笑)。

でも、見終わると、みんな仲良くやってかなあかんとか徳育的な部分も身に付いたりする(ほんま)。
ゆるキャラ、ぐんまちゃんも可愛いけど、ゆもみちゃんの可愛さはちょっと凄い。可愛さだけで成立してる。

▲ゆもみちゃん

あと、驚くくらい絵が安い。低予算が絵に出てる。潔い。

グラドル馬場ふみかのパンチラ(と言うより明確なパンモロ)が3回ある。もう、本当に明確すぎて淫靡でも何でもないんだけど、3回もあるのはバカとしてはたいそう嬉しい。それだけは言わせておいてもらいたい。でも、馬場ふみかツンツンが激しすぎて可愛く見えないってか、絵は安くても女の子だけは可愛く撮ってやれよ。ゆもみちゃんは可愛く撮ってやれてたのに。ちょっとそこは残念っつか、怒りポイント(違うよ怒張ポイントじゃないよ)。

▲笑顔が可愛い馬場ふみか。映画ではほぼほぼ笑顔が封印されている。

▲もう一枚、馬場ふみか。何か昔のビニ本臭漂うセーラー服。後ろのお姉さんが何気にエロくていい空気。


【銭】
テアトル会員割引+曜日割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版「お前はまだグンマを知らない」@ぴあ映画生活

『人狼ゲーム マッドランド』をシネマート新宿2で観て、シリーズ内でも傑作に入るのではないか★★★★


▲「私が主役よ」うん、なかなかようやってました。

五つ星評価で【★★★★ヴィスコンティが星二つで、人狼ゲームが星四つと言うのは、まーアレだ。おで、イタ公では興奮でけへんのや】
人狼ゲームシリーズ、映画化する度にミニマムにルールが変わって、推理が追い付かないというのが難点なのだけど、今回は導入された新ルール「狂人村」により、ルールが単純化されて、分かりやすくなったのが良かった。
プレイヤーは大きく三種のみ。

村人:2人。1人いる人狼を駆逐できたら勝利。二人とも殺されたら負け。
人狼:1人。村人を二人とも殺したら勝ち。殺されたら負け。
狂人:7人。人狼側が勝利したら一人だけ勝ち。村人が勝利したら負け。

人狼が深夜に徘徊して殺人するのは一緒だが、
投票で被処刑者を選んだ後の処刑は自分達で行う。
それはこの設定が「狂人村」だから。


▲最初に涙と鼻水を流しながら死ぬ子。インパクト強かった。

殺される村人のリアルな死にざまが良い。
そして対立してギスギスする集団、
この集団の軋み具合が毎回このシリーズの見せどころだが、
実にいや~な展開に突っ走る。

主役は浅川梨奈だが、彼女のラストでの居場所が絶妙。
そういう作り方もあったのね。
そして主人公に敵対して最後に牙を剥く「あいつ」もよかった。

▲あいつ

【銭】
テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
人狼ゲーム マッドランド@ぴあ映画生活

PS 今になって気が付いた。
 『人狼ゲーム マッチョランド』じゃなくって良かった。

『家族の肖像』をキネカ大森2で観て、けっこう不快だな★★

五つ星評価で【★★ヴィスコンティ晩年の傑作という評価だけど、静かな善人が傍迷惑な隣人に悩まされる話をそんなに愉快には見れない】
初見。うんまあ、1行上の評価欄に書いた通り。主人公を悩ますのが我田引水を地で行くような、他者のルールなど無視するのが当たり前という一家。もう、その時点でそいつらを好きになれない。一言で言うと「デリカシーがない」。柳沢慎吾っぽいうるささと言えばいいかな。人が積み上げてきた歴史の中で作られた「デリカシー」を理解できないのか、あえて無視しているのか、なんともイライラさせられる。そういう隣人とどうしていくのかという思索視野を含む映画であるのかもしれないが、表面なぞっただけで疲れてしまった。耐性弱いな、俺。


【銭】
キネカ大森名画座回数券持参+ラスト一本割引で500円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
家族の肖像@ぴあ映画生活

PS 「遠藤章造」とは特に関係ない。

『パパのお弁当は世界一』をキネカ大森3で観て、激小さい★★


▲もちろんパパは左。

五つ星評価で【★★ともかく小さい】
未だかって見た事のないような小さい映画。
ツイッターの呟きが元という事で、
高校3年間、娘の為にお弁当を毎日作り続けた父親の話。
話のコアはこれだけで、驚く事に「驚くようなオチ」も特にない。
サブ・エピソードはあるが、それも基本小さいエピソードだ。
小さいから悪いという訳ではない。そこそこホッコリする。
でも、映画的感動には欠ける。
なんか10分くらいのスマホ動画でいいんじゃないかという気がしてしまう。

父親役の渡辺俊美はとても優しそう。
大概の思春期の娘を持つ父親がそうであるように娘には頭が上がらない。
娘役は武田玲奈。武田梨奈に似てる名前だが空手はやらない
ヤンジャン・グラビア系+non-noモデルの方である。
けっこう親を騙して彼氏の弁当作らせたり、可愛い顔して
軽い気持ちでダメ女である。そこそこ父ちゃんが哀れだが、
父ちゃんってそういう存在だろう。哀しい。


【銭】
テアトルの会員割引+曜日割引(金曜日)で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
パパのお弁当は世界一@ぴあ映画生活

『ポケットモンスター キミにきめた!』『ノーゲームノーライフ ゼロ』『魔法少女リリカルなのはReflection』『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』『怪盗グルーのミニオン大脱走』

またぞろ感想UPを5本終わらそうという目的のレビュー
今回はアニメ縛り。

◆『ポケットモンスター キミにきめた!』109シネマズ木場3

▲「戻れミクラス!」

五つ星評価で【★★サトシとピカチューの出会い物語としてはいいと思うけど、ホウオウは出現させなくてもいいのでは?】
最初、問題児ポケモンだったピカチューが旅をする中で徐々にサトシと打ち解け合うというロードムービー的な展開には惹かれるのだけど、それが30分くらいととても短い。「これはふたりの出会いと約束の物語」と名打つなら、それで全編通しても良かったんじゃないの? サトシが正しいポケモンマスターの道を歩もうとしている事を証明するためだけに存在するような伝説ポケモン・ホウオウはいらないと思う。ポケモンと仲良くなりながらともに強くなるサトシの比較ライバルとして登場したクロス、彼は弱いポケモンは最初から切り捨てて、効率的に強さを追い求めるタイプだ。普通にいけ好かない設定なので、映画見てて誰もこいつに感情移入なんてしないんだろうけど、こいつって『LEGO ムービー』のボンドみたいな役柄なのである。こういう遊び方をしてほしくないって言う実例野郎。そうだようなあ、『LEGO ムービー』みたいな見せ方は難しすぎて出来ないよなあ。という意味で、反面教師たらんとする意図の為だけに努力してつらい目に合されるクロスくんにはグラグラ信念が揺らいでしまうサトシ以上に同情できなくもない。彼を責めるのなら、そもそも弱肉強食が根底にあるポケモン・ワールドの矛盾が攻められるべきだろう。

PS 主題歌に「ポケモンGETだぜ」が戻ってきたので、
 それだったらサトシがポケモンを探すに事欠いて
 「あの娘のスカートの中」と歌詞で歌われる部分についても
 ちゃんと映像で再現してほしかった。
PS2 ふじきの見た直後ツイッター感想。
 ポケモンをただひたすら強くするのは誤りという
 命題は分からなくもないが、物語の中に上手く
 溶け込ませる為にはポケモンバトルを殺し合いではなく
 スポーツとして描写しないといかん。
 強さ最優先の相手を説得するのに
 力づくという構造が異常。
  ふじきさん、中々適確っすね。


◆『ノーゲームノーライフ ゼロ』ユナイテッドシネマ豊洲11

▲廃棄された女の子。勿体ない。

五つ星評価で【★★★おっなかなかおもろいじゃん】
ラノベからTVアニメになって、そのスピンオフ映画という道のりらしい。
その辺、すっ飛ばして一見さん。
『ノーゲームノーライフ』という作品の根底になる世界がどのように作られたかが紐解かれる話。スピンオフなのに、オリジナルの主役の出番がほぼほぼなく、一つ前の世代の話であるという意味では、とっても『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』的な作りと言ってもいい。あっ、ハリポの前日談『ファンタスティック・ビースト』もそうか。っていうか『スター・ウォーズ』のEP1~3がこの手の奴の大掛かりな意味での最初か。設定を作り込むとその設定を再利用したくなるらしい。
争い事をゲームで決める世界の出自を描く『ノーゲームノーライフ ゼロ』、世界は幾つもの種族が混在しながら熾烈な殲滅戦を行っている6000年前の世界。その中でも力を持たない人間族はモブキャラ扱いで、犠牲になって死ぬだけの存在。彼等のリーダーがふと拾った他族の捨てられた少女の力によって情報戦を制覇する事によって、生き残りの道を探ろうとする物語。
このリーダーが最小限に被害を抑えるために、今、死ぬべき人間を選定して命令を下さなければならないというトラウマな設定が、こういうライトノベルみたいなファンタジー世界では随一のゴツイキツイ設定なのじゃないかと思う。そんなんトラウマになるよ。
中盤、今の人類がジリ貧で、埒が明かないと悟った主人公が、積極的に戦いに指向性を持たせていくのは面白いが、他族の少女の未知数の力があったとしても割とすぐに実現してしまうのには違和感がある。が、アニメだから何となく乗り越えてしまう。強い、アニメのその辺が適当でも大丈夫なリアリティー。
後半の自己犠牲がぶんぶん唸るのはやっぱ物語としての泣きどころで素直にいいわあ。

PS しかし、主人公達がやろうとしていた事と言うのは
 『ドラゴンボール』で、ウーロンが神龍に願った願い事と
 同じなんじゃなかろうか?
 だったらそういう設定の世界も見たいぞ。
 全ての争いがギャルのパンティで決まる異世界。
 どんな世界じゃい!


◆『魔法少女リリカルなのはReflection』ヒューマントラストシネマ渋谷1

▲なのはアップ。

五つ星評価で【★★おま、それはやっちゃいかんだろ】
なのはの一作目と二作目は星五つと凄く高い評価をしている。
確かどっちもTVシリーズの編集物でギチギチに詰まっていて長かった。
今回は映画的に適正な長さでつづくかよ。
なんてえ不誠実な。一本で終わらないなんてどこにも歌ってないじゃん。

なのは、フェイト、はやての三人とサポートするチームがいるのは
何とはなしに覚えていた。今回は滅びゆく惑星から二人の少女が
魔法の力を求めて地球にやってくる。そこで得た力により、
「王様」と呼ばれる魔法使いが召喚され、三つ巴の戦いみたいに
なっていく。魔法使う奴が多すぎて設定が詰められてない感じで
戦いに没頭出来ない感を強くした。
まあ、何にせよ話は終わりまで見ないとよう分からんよ。


◆『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』109シネマズ木場4

▲集合写真。

五つ星評価で【★★今年も標準作】
殊更に悪くないが、今年も例年通り、何かを持ち合わせてない子供がアンパンマンファミリーと行動を共にする事によって持ち合わせてない何かを獲得する物語。パターンと言っちゃえばそれまでだが、まあ時たまやってくれる、とんでもなくトリッキーに重い物を秘めてるアンパンマン・ストーリーも私は心待ちにしてるからね。うんでも、その辺は「述べたい事があると、けっこう思いっきりよく脱線する事も辞さない」やなせたかし御大の亡き今となっては難しいのかもしれない。
今回、カレーパンマンがフィーチャーされたのはちょっと嬉しい。
アンパンマンはいい子でいい奴だが、
カレーパンマンはいい子じゃなくてもいい奴っぽくていい。
多部ちゃんの宛て声は自然でした。

PS もぎりの人に券見せたら二度見された。
 慣れた、慣れた、慣れた事にしてる(グサグサ刺さってる)。
 だから不審者じゃないから通報とかしないで。


◆『怪盗グルーのミニオン大脱走』109シネマズ木場3

▲バルタザール。うーんかっこ悪い。

五つ星評価で【★★★悔しいけど面白いじゃん。何一つ人生に役に立たなそうでいい。エンタティーメントってそういうもんだと思う】
グルーは前二作は二作とも見てない(『ミニオンズ』は見た)。だから、子供達がグルーの子供だって事すら知らなかった。えっ、実写ではないの? だって予告で見た鶴瓶の声を聞きたくなかったんだもん。
でも、本当に悔しい事に面白い。
バルタザールの巨大ロボットのオモチャ感いいな。
アグネスのアップ、実写のアップに遜色がない可愛らしさってのが凄い。


【銭】
『ポケットモンスター キミにきめた!』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
『ノーゲームノーライフ ゼロ』:ユナイテッドシネマ会員デー(金曜日)で1000円。なくした会員証再発行したから+300円。
『魔法少女リリカルなのはReflection』:テアトル会員割引で1300円。
『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』:109シネマズ、6ポイント使って無料鑑賞。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版ポケットモンスター キミにきめた!@ぴあ映画生活
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ@ぴあ映画生活
魔法少女リリカルなのは Reflection@ぴあ映画生活
それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!@ぴあ映画生活
怪盗グルーのミニオン大脱走@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ@だらだら無気力ブログ
怪盗グルーのミニオン大脱走@タケヤと愉快な仲間達
パトリオット・デイ@怪盗グルーのミニオン大脱走☆映画ライター渡まち子の映画評

『河内山宗俊』を神保町シアターで観て、熟れてない原節子にビックリ★★★

五つ星評価で【★★★全体見づらいというのはある】
原節子の代表作と言えば1950年代のちょっとお年を召された頃の小津の映画であると、ほとんど見てない私は思うんだけど、あのムチムチっとした感じとは対照的な1936年の映画。デビュー近くの15歳の少女なのである。「可愛い」というキャピキャピ感はない。強いて言うなら「美しい」と「賢い」がくっついたような「武家娘」っぽい立ち振る舞い。ちゃんとしている様に見える。

だから、その娘の薄幸に打たれた二人の無頼漢が命を賭けるのが映える。

娘の薄幸に手を貸してしまうのが河内山宗俊の妻。妻が少女への嫉妬のあまり事態をどんどん悪くしてしまう展開がリアルで、「奥さん」と言うか、そういう事になってしまう世界その物(それはとりもなおさず観客の世界の延長)に同情してしまう。そんな中で妻を強く叱責するでもなく、成すべき事を成そうとする無頼漢二人が英雄みたいではあるが、一面血が通ってないようにも見える。娘も奥さんもそれぞれ「愛情」によって事態を悪くするのだけど、無頼漢二人は自分の中の「正義」を信じて動く。女と男の行動には断絶があり、決して分かりあえてはいない。この辺が見終わった後での居心地の悪さなのかもしれない。
なんか本当にこの結末がベストの解答だったのだという納得感がない。

フィルムが物理的に古いからかもしれないが、音声がかなり聞き取りづらかった。スピーカーが隣の部屋にあるみたいである。

縦の狭い空間(手前と奥)で行われる剣劇が珍しくて目を引く。
もう断絶してしまって引き継がれてないよなあ。


【銭】
神保町シアター一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
河内山宗俊@ぴあ映画生活

『映画の教室2017(第五回)』をフィルムセンター小ホールで観て、勉強が追っかけてくるのは面白くもありつまらなくもあり★★★

五つ星評価で【★★★玉石混合。単純に短いのは見てて楽。でも、それを引っ繰り返す「頭山」は良い】
フィルムセンターの企画上映。
全五回で今回のお題は「素材から観る日本アニメーション」
五回目は「さまざまな素材と手法」。

「頭山」だけ二回目か三回目。いや、「めもりい」も見てるか?

『煙り草物語』は実写+切り紙アニメ①。
『AN EXPRESSION(表現)』『PROPAGATE(開花)』は抽象アニメ②。
『人間動物園』はセル③。
『めもりい』『創世記』は写真合成とセル④。
『りすのパナシ』は毛糸アニメ⑤。
『頭山』は手描きアニメ⑥。

①は白黒で無声。アニメキャラと白黒の乙女が同一画面上で交歓する1924年3分。『ロジャー・ラビット』のクラシック版と言おうか。乙女がたおやかでいい。
いきなりブツンと終わる。チラシを見ると「不完全」と書いてある。作品解説の時間が取ってあるのだから事前に言ってくれ。フィルム・トラブルかと思った。
②は図形だけの世界。無声で幾何学的な四角や丸だけ見てると眠気が増す。両1935年の3分と4分の短編。なんか劇場いっぱいの観客が無声のスクリーンで丸とか四角が映りゆく様を無心に見ている様子は外目に洗脳教育しているようにしか見えないだろうな。
③は2分のネタ映画。「リミテッド」と言うより、動かない絵でも主張は可能というベクトルのアニメ。声が水島弘と岸田今日子。うん、ずっと声は出てるけどあら分からんわ。基本、ずっと同じ事の繰り返しだから長さは1分でもいいと思う。
④は手塚治虫の趣味のアニメ。好き勝手な事やってておもろい。6分と4分。エロいイメージに手塚らしさが滲み出る。
⑤はおかもとただなりの毛糸を使った変わりアニメ。21分でこれが一番長さを感じた。うーん、リスって冬眠すんの?
⑥10分、国本武治の名調子が訊けてお得。それにしてもあんなホラ話をアニメにできたなあ、と。ラストなんか絶対「映像化できない映像」の一つだった筈だ。元の話を知らない人が見たら、あのラストは何だか分からないんじゃないだろうか?


【銭】
フィルムセンター一般入場料金520円。ほぼ満席。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
《映画の教室 2017/さまざまな素材と手法》@ぴあ映画生活

『動物園日記』『上海から来た女』をシネマヴェーラ渋谷で観て、ポジティブって大事。

特集上映「羽仁進レトロスペクティブ 映画を越境する」から1プログラム(『動物園日記』)。
特集上映「フィルム・ノワールの世界Ⅱ」から1プログラム(『上海から来た女』)。

◆『動物園日記』
五つ星評価で【★★★ポジティブ】
最近の風潮である「動物園=動物の牢屋」感とかが全くなく、飼育している係員が朴訥に「捕獲前と同等の環境で動物たちが快適に暮らす」事を信じて疑わないポジティブな姿勢に、撃ちぬかれる。ええわあ、そういうポジティブな姿勢。

それぞれの動物が、そのアクションをやる事が前もって分かってでもいたかのように、フォトジェニックにカメラは動物たちの姿を切り取っている。勘もあるだろうが、抑えだしたショットは外さずに撮りきるというプロフェッショナルな部分もあるのだと思う。見事である。


◆『上海から来た女』
五つ星評価で【★★ネガティブ】
オーソン・ウェルズ、脚本監督主演の一本。
オーソン・ウェルズ悪相なんだよな。粘着質で割と嫌いなタイプの顔。
出てくる登場人物が誰も彼も信用できない。
心がネジ曲がってる者ばっかりである。
嫌な人達が嫌な事をいろいろやったが為に嫌な結末を迎える映画。

凄いショットも多いが、あまり好きになれない一本。


【銭】
『動物園日記』:興行特別企画価格1100円。
『上海から来た女』:通常二本立てて興行価格1300円-200円(会員割引)。カップリングの『郵便配達は二度ベルを鳴らす』は体調がすぐれない為スルー。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
動物園日記@ぴあ映画生活
上海から来た女@ぴあ映画生活

『ゴジラ』『シン・ゴジラ』を新文芸坐で観て、シンが本気で好きだな

新文芸坐が企画したゴジラ二本立て。

◆『ゴジラ』
五つ星評価で【★★ナポレオン睡眠に勝てない映画】
傑作の名前を欲しいがままにしているゴジラ映画最初の一本。
折に付け見てるので少なくとも5、6回は見てる。
もう心の中で擦り切れちゃって特に感慨がなくなってしまってるらしく、
割と何時見ても緊張感を維持できず寝てしまう。残念な事だ。
つまらない訳ではない。でも、注意力がいつも散漫になってしまう。

今と違うアナログな手法で作られた多少、不揃いであるゴジラの
モデリングが逆にその不揃いさ故に生物感を感じさせる。
ぶっちゃけAのカットとBのカットでかなりゴジラの顔が
違って見えるが、そういうところが逆に愛しい。

でも、私はルドビコ療法とか使わないと
もう、この映画をちゃんと最後まで通して見れない気がする。
年のせいにしてしまおうか。ええい、俺の爺!


◆『シン・ゴジラ』
五つ星評価で【★★★★★ナポレオン睡眠に勝利しきる映画】
これが四回目。
まだまだ楽しめる。
始祖『ゴジラ』と何が違うんだろう?
テンポやスピード感が半端ない演出である事はそうであろうが、
これ外国では日本国内より全然駄作扱いらしい。
日本人にしか分からないニュアンスが多いのだろう。
会議ばっかで、ゴジラの出番が少なく、
ゴジラによる首都破壊も光学的で「らしくない」。

異人さんがどうかは知らないが、
私は会議の場面もテンポ良くて好きだし。
そしていよいよ矢口プラン・ヤシオリ作戦が始まってからの
スピード付きすぎてる羽目を外した躁っぷりも大好きだ。
ヤシオリ作戦で話に勢いが付いてホラを凌駕するみたいなところ。

今回、小出恵介発見。斉藤工も無事発見。

やはりカマタくん(第二形態)が築き上げる
ボートや乗用車のガコンガコンした物理的な壁は良い。


【銭】
新文芸坐の会員割引300円減の1100円(7月より50円値上げ)。
▼関連記事
シン・ゴジラ(1,2回目)その1@死屍累々映画日記
シン・ゴジラ(1,2回目)その2@死屍累々映画日記
シン・ゴジラ(3回目)@死屍累々映画日記

『TAP』『パトリオット・デイ』『女流闘牌伝aki』『ちょっと今から仕事やめてくる』『ポエトリーエンジェル』

またぞろ感想UPを5本終わらそうという目的のレビュー
(なんだけど、書いてる途中に瞬断で文書吹っ飛んで気分激落ち)

◆『TAP』東宝シネマズシャンテ2

▲「利休」っぽい水谷豊(この写真だけね)。

五つ星評価で【★★★演出力があるのかないのか】
怪物的なドラマ『相棒』を牽引する一癖ある名優・水谷豊が企画から実現まで40年かけて作った初監督作品。役者としてのキャリアは長いが素人監督の初監督作品なんで、出来上がりとしてはそれなりに停滞してユルユルな印象を受ける。40年間は寝かせ過ぎで、寝かせ過ぎた弊害で、どのキャラもどの場面も語りたい事がとても多く、焦点が絞りきれていないように見える。タップダンスを踊る全員がトラブルを抱えている必要はないし、そのトラブルが公演を行う事で全て快方に向かうというのは話として出来すぎていてリアルを損なう。それを「水谷豊の40年かけた夢だから」で片付けるのはたやすいが、133分の長さを70分くらいにスリムアップして、ドキュメンタリーと見間違えるようなタップダンス主体の映画にしたら、何回もリピート衝動を煽られたのではないだろうか? まあ、これは後だしジャンケンみたいな申し出だから、そんな事言われても困るかもしれないが。
この映画は停滞しているドラマ・パートを全て捨ててしまってもラスト24分を初めとするタップダンスの部分が素晴らしく、場面によっては圧倒される。チラシなどでも煽られているように、ここを売らなければいけない、というターゲットポイントは製作者・観客とも一致しているのである。だから、ここを中心に短く刈り込んで何回もリピートするような映画に作りあげれば良かったのに、と思う。ちょっとダラダラ長いので私はもう一回リピートする気にはなれなかった。
若手をサポートする水谷豊、岸部一徳、六平直政の円熟な演技みたいな宣伝文句をかなり聞いた。
水谷豊は良い。タップの映画であり、彼が主役であるにもかかわらず水谷豊はタップを踏まない。役柄上、彼はタップを奪われた男だからそれでいいのだが、彼がタップのリズムを杖で刻む事で、映画のタップダンスは形を得ていく。この彼が刻むビートが素晴らしい。彼の映画の主導権は彼が役者として真っ中心に位置し、ビートを刻み続ける事によって担保される。
岸部一徳は基本いつもの岸部一徳だろう。悪くないが岸部一徳と言うだけの事だ。
六平直政は大人しい善人役をやると気持ち悪い。本人が望む望まないにかかわらず、この人の笑顔は血の中でこそ輝く。そういった意味では今回の六平直政は残念だった。それが本当の六平直政に近い近くないにかかわらず、善人を演じる六平直政はどんな六平直政より嘘くさいのだ。影で脱税の一つや二つ、ドラッグ商売の一つや二つやってそうである。
PS 水谷豊が「かんぼーちょー」と叫んだら完璧だったが、
 それはもう何もかも全てを捨ててのメタなネタだから、
 やらなくても許す(と言うか、やったらダメダメすぎる)。


◆『パトリオット・デイ』109シネマズ二子玉川1

▲「おひけえなすって、おひけえなすって」

五つ星評価で【★★★面白い事に不安がある】
娯楽映画として普通に面白いのだけど、犯人側をただの悪い奴みたいに描写してるのが危険。犯人だって物を考える人間であるなら、犯行に及んだ理由がある筈だ。その辺は掘り下げられない。奴らはただ何となく極悪非道なのだ。犯人から人間性を奪った結果、とても見やすい映画になった。観客は主人公たちと一緒に犯人を追い、犯人を憎めばよい。それって何か危険じゃないか。でも、その危険に踏み込んだ結果、勧善懲悪で何やらとっても見やすい映画になってしまった。いいんか、これで? マーク・ウォールバーグは無名で普通だけど凄い人が相変わらず映える。まあでも、私はこの人見ると『ブギーナイツ』のちんちんでかい人という印象を拭えないのだけど。FBIの本部長のケヴィン・ベーコンは『トレマーズ』で、隠れたちんちんみたいなでかい砂漠虫のせいで屋根から降りられない人だし。そんなチグハグな二人がガチで戦える舞台を整備してくれてありがとうテロリスト。いや、そんな物言いも違うな。と言うか、チンチンで役者まとめようとするのやめろよ、俺。


◆『女流闘牌伝aki』新宿シネマート1

▲「これがakiだあああああ!」

五つ星評価で【★★★★麻雀をアクションとして描写する面白さ】
主人公の性格や、動機付けに「お前それはちょっと違うんじゃないの」と異議を唱えたくなる部分は数々あるのだけど、麻雀シーンの見せ方がアクション映画として論理的に構築してあって面白い。勝負と言うのは必ずしも殴る蹴るだけではないのだ。生活のためのビジネス麻雀を営む主人公が勝てない相手を前に自分のルーツや麻雀を見つめ直すというのはいい意味で型にはまった展開。
どんな映画でも中堅どころでそれなりの役を演じるバイプレイヤーの岩松了が麻雀名人役で出演している。岩松了という役者は決して「かっこいい役」を演じる役者ではなく、どちらかと言うと「世間にいるどうでもいい人」とか「面白味はあるけどかっこよくはない人」とか、そういう役が充てられる役者である。この映画では全く予想だにしていなかったのだが、かっこいい。人生を背負って、人生を込めて麻雀を打つ男。岩松了が最高にかっこよく見えるところに「麻雀」というジャンルの奥深さとアバンギャルドぶりを見せつけられた。
私自身は麻雀は素人で複雑な手とか分からないのだが、まだまだ映画のジャンルとして開拓可能な空気を感じさせられた。

▲こっちが本物。


◆『ちょっと今から仕事やめてくる』東宝シネマズ新宿6

▲「兄さん、兄さん、駅のホームで何やけど、かーいーこおんねんで」

▲連れられていった先に薄着でいそうなお姉さん。

五つ星評価で【★★★吉田鋼太郎が怖くて凄い】
ブラック企業で働く工藤阿須賀が謎の男福士蒼汰と出会って仕事についての自分を取り戻す話。
という粗筋でチラシにも「ブラック企業」と書いてあるのだが、映画を見てみると吉田鋼太郎演じる「部長」がもっぱらブラック個人なのだった。すげえ。こええ。多分、あの人一人排除すればあの会社はとてもいい会社になる。そうなって業績が上がるかどうかは謎だけど。

工藤阿須賀:虐められる新入社員。
吉田鋼太郎:パワハラ部長。
黒木華:部内のやり手。パワハラ部長を好ましくは思ってないが、自然に虐めに加担する構造に手を貸すようになる。
福士蒼汰:謎の男。

福士蒼汰が印籠もって「えいえいえいえい控えおろう」で、実は社長令息だったりすると水戸黄門的に面白いけど、それはリアリティーに欠けた話で、福士蒼汰その物は工藤阿須賀の会社と何ら関わりを持たない。あくまで「気づき」を得るのは工藤阿須賀であり、だからこそカタルシスを感じるような結末ではない、ある意味やりきれない終わり方である。単純明快に諸悪の根源・吉田鋼太郎がひどい目にあったりはしないのだ。あくまで工藤阿須賀が出す結論を優先しており、吉田鋼太郎に下される罰などは「ついで」という扱いなので、その点はお目こぼしされてしまう。それは実に正しいのだが、正しくなく罰を下されてヒイヒイわめく吉田鋼太郎も見たかった。うん、そうだ。そんなに人間が出来てないからな、俺。
黒木華が何となく枕営業させられていて、吉田鋼太郎からもバックからズンズン突かれていそうな役で、そうじゃないとしてもそうであったら嬉しいので、そういう方向で名器と言う事でお願いします。そうするとネクタイちょっといいねと言う時の「ネクタイ」はフロイト流解釈でいうところのチンチンになるので、工藤阿須賀の調子がいい時はネクタイもそびえ立つみたいに何だ、エロくっていいなって、だからチンチン解釈すんのやめろよ、俺。
そのチンチンとチンチンの交流で、工藤阿須賀と福士蒼汰は二次創作物ではBL的な関係になるのだが(断定すなよ俺)、福士蒼汰がネクタイを締めずに工藤阿須賀のネクタイをそびえ立たせるって何かやらしい暗喩だなあ。そんな事になってるのにネクタイの「ネ」の字も干渉できない不能の吉田鋼太郎、それはストレスも溜まって爆発させるだろう。そういう話かよ。違うよ。チラシ見てると吉田鋼太郎が工藤阿須賀のネクタイ掴んで顔を引き寄せてるシーンがあるよ。ネクタイがチンチンだったら、こんなしんどい絵面はない。
そう言えば福士蒼汰側のエピは偉そうにラストの落ちネタみたいな設定にしてたけど、それはそんなに面白くない。そっちにしか絡まないイエロー・キャブ小池栄子はいつも通り達者だけど、特に映画自体のバランスを欠いてまでブイブイ言わしたりはしない。そういう意味ではイエロー・キャブ佐藤江梨子でもいい役だ。いや、そんな置き換えわざわざしなくていいだろ俺。

悪い話ではないのだけど、ボロ泣きしたい気持ちに応えるほど泣き要素がある訳ではない。プロモーションで「泣ける物語ですよアピール」が強かったのに、催涙ガスが撒かれてるんじゃないかくらいの号泣を呼び起こされなかったので悶々してしまった。チンチンは置いといて、最終的にはそういう結論の映画である。

PS 『ちょっとそこまで会社やめてくる』とかタイトル間違えてた。
PS2 主要登場人物の名前に「山」が付いてる。
 「山」は「仕事」を表わす使い方もありますね。
 主役、工藤阿須賀は「青山」。青い仕事をする男。
 部長、吉田鋼太郎は「山上」。仕事の上にいる男。
 謎の男・福士蒼汰は「山本」。仕事の「本」を思いださせる男。
 そして黒木華は「五十嵐」。「嵐」のカンムリが「山」カンムリ。
 仕事が「50の風」?50パーで仕事の助けになったり、
 仕事の邪魔になったりという意味かな?
 そして、主人公の故郷が「仕事がない」山梨。
 これは意図してやってるわ。



◆『ポエトリーエンジェル』テアトル新宿

▲画像は後で入れるよ。入れたよん。

五つ星評価で【★★★★推したくなる】
岡山天音の不敵な面構えではあるけど、何も成し遂げてない若者と言った顔立ちが好き。彼が独唱する「自由詩」の未完成ぶりと実生活に肉付けされて成長していくまさかが面白い。
そして、武田玲奈の存在感。それは周りが用意してくれた席かもしれないが、彼女はちゃんと役者としてそこにいた。
東京03のカクちゃんが出てる映画は予算は小粒だけど、しっかりしてる感がある(他に何出てたか思いだせないにもかかわらずってオイオイ)。


【銭】
『TAP』:トーホーシネマズのメンバーサービス週間で1100円。
『パトリオット・デイ』:109シネマズデーで1100円。
『女流闘牌伝aki』:テアトル会員割引+曜日割引で1000円。
『ちょっと今から仕事やめてくる』:映画ファン感謝デーで1100円。
『ポエトリーエンジェル』:映画ファン感謝デーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
TAP -THE LAST SHOW-@ぴあ映画生活
パトリオット・デイ@ぴあ映画生活
ちょっと今から仕事やめてくる@ぴあ映画生活
女流闘牌伝 aki-アキ-@ぴあ映画生活
ポエトリーエンジェル@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
TAP -THE LAST SHOW-@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
パトリオット・デイ@ここなつ映画レビュー
パトリオット・デイ@ノルウェー暮らし・イン・原宿
パトリオット・デイ@映画的・絵画的・音楽的
パトリオット・デイ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ちょっと今から仕事やめてくる@映画的・絵画的・音楽的
ちょっと今から仕事やめてくる@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

コメとTBについて

コメとTB、もちろん大歓迎なんですが、なんつか国際派ではないんで、全英文のコメは恐ろしくて受け付けられません。全英文のコメ内容が物凄く大層立派な内容で、直木賞とか取れたりするかもしれなくても、単に指定アドレスへのLINK踏む為のコメっぽいなと、ふじきが独断で判断した時点で削除します。バカだから躊躇しません。FC2さん、思い切りよくて削除したら戻せません。そいで、そのコメ掲示先アドレスについても「拒否」登録させていただくのであしからず。うーん、だって、俺アングロサクソンとか怖いんだよお。

TBについて、一番ゆるい制約のない設定にしていると思い込んでたんですが、よくよく設定見るとデフォルトで一番ゆるゆる設定になってなかったのでごめんなさい。2017年7月22日時点でヤリマのサセ子さんみたいな感じで来る者は拒まず状態に変えました。勿論、無関係なTBとかは全英文のコメ同様、撲滅する気満々です。満々ですが、別に普通のTBはカモーンなので皆さん一つ仲良くしてやってください。それでもTB弾かれて「おいおま、ふざけんじゃねえ」って人もいるかもしれませんが、それはブログ同士の相性みたいなもんとしか思えないので、ディステニーと思ってあきらめてください。うん、ロミオとジュリエットみたいなもんですよ。そう思って浸りましょう。どっちも男だったりするとイヤな感じだけど。

『映画の教室2017(第四回)』をフィルムセンター小ホールで観て、超強烈『哀しみのベラドンナ』★★★★★

五つ星評価で【★★★★★すんげえの作ったなあ】
フィルムセンターの企画上映。
全五回で今回のお題は「素材から観る日本アニメーション」
四回目は「セルアニメーション:虫プロ」。
虫プロ倒産直前の最後の作品『哀しみのベラドンナ』を上映。
1973年の作品でスクリーンではおそらく二回目。ほとんど記憶がなかったが、多分あまりの毒気にやられてきっと記憶をなくしたかったんじゃないかと類推できる。

普通じゃない。常軌を逸している。こんな物は絶対子供に見せられない(別に子供が見る必要はない)。えげつなくイヤらしく、そのエロ表現はジメっとして、とても不愉快だし、不快だ。直視を避けたい物や出来事が描かれている。それは強烈に心に揺さぶりを掛ける。そして、神(映画の中では十字架を持った聖職者)と結びついた為政者による略奪が凄まじい。持たざる貧乏な者からは肉体を簒奪する。妻は性を徴収され、夫は肉体(右腕≒徴兵)を徴収される。富を得れば富の全てを奪い取られ(共産党による富裕層撲滅のようでもある)、精神の平穏を既存の神以外に求めれば、全力をもってしてその存在を抹消させられる。映画内での悪魔は男根の形を借りているので強烈に禍々しく、しかも、目を背けたくなるような恥ずかしき形状である。だが、その悪魔は彼が映画内で述べているように、女主人公と同質であり、実は生命力その物なのだ。悪魔の色は緑。これは植物が反映する緑ではないか。悪魔は自然であり、野生であり、野蛮であり、セックスである。神は悪魔を許さない。神は制御し、抑えつける物だから。それにしても忌々しい。認めたくないのだけど、この映画は恥ずかしくなるくらいずっとセックスを描写しているのだが、それがとても美しい。美しい事を認めざるを得なくなるからきっと忌々しいのだ。だって、セックスは野生であり、非文化的な物だから。劇中、奪われ、その後、魔力の行使により復活を遂げるジャンヌの姿にちょっとだけ『ベルセルク』っぽさを感じた。デザイン的に同質性を感じる部分もあり、文化的な血が継承されているのかもしれない。

うむ、面白かった。そして恥ずかしかった。


【銭】
フィルムセンター一般入場料金520円。今回は満席。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
哀しみのベラドンナ@ぴあ映画生活

『ライフ』を109シネマズ木場7で、『銀魂』『パワーレンジャー』をユナイテッドシネマ豊洲6,9で観て、みな苦しゅうない

◆『ライフ』

▲この酸素スティックがオタ芸で振り回す棒みたいである。

五つ星評価で【★★★★嫌いになれない】
「そんなんおかしいやろ」
「あほちゃうか」
みたいな物を内包しながら
「でも、こんなんが見たかったんや」と思い知らされる
動物パニック物の佳作(但し、動物は宇宙UMA)。

その「ライフ」さんであるクリオネ蛸の特徴は豪腕&狡猾。
おそらく人間に攻撃を仕掛けてくる目的は生息域の拡大と捕食。
ちょうどいいくらいに「1対1」では勝てない強さ。
自然の中での獣に対する人間の脆弱さがよく分かるくらいの強さ。
この匙加減が上手い。

ラストは「それかよ!」って感じだけど、私個人は逆目の方がいいな。

PS あの「ライフ」を薬剤にして
 中川大志に飲ますと、そこから『リライフ』が始まる。
PS2 名画座新橋文化が存命していたら
 『ライフ』『ライフ・イズ・ビューティフル』
 二本立てとかやってくれそうだったのに、残念だ。


◆『銀魂』

▲お笑い三人組。

五つ星評価で【★★★コメディーパートのみ積極的に評価】
鑑賞側面としては大きく二つ。
・銀魂的な笑いが機能しているか?
・笑いを除外してもドラマパートとして見応えがあるか?

笑いは及第点あげてもいい。
ドラマパートは後半の盛り上がりに欠ける。
この「紅桜篇」は劇場版アニメ一作目と同じ題材なので
話は知っている。アニメの方が後半は盛り上がっていた。
監督の福田雄一は今までもそうだが、ごくごく普通の
アクションドラマを撮っていず、
テンポ計算とか上手くこなすイメージがない。
なんで、ここは福田が上手く采配を振るえなかったという事だろう。

各々のキャラの充て振りは上手だし、面白かった。

役者陣の中で特に感心したのが中村勘九郎と長澤まさみ。
勘九郎の全身蜜、モザイク、長澤まさみのテヘペロなどは
等身大の人間がやって更に面白くなるネタだが、
火傷すると目も当てられない。
二人ともギャグ全てを乗りきってる。凄い。

役者としては真ん中で座長芝居した小栗旬、
チョコチョコ素早い動きが的確で可愛い橋本環奈、
完全にいつもの菅田将暉を消しきった菅田将暉が良い。

あと、あのやりとり演技でちゃんと心が伝わってくる
安田顕、早見あかりの兄妹もメチャクチャだけど凄い。

悪役は4人とも出来が悪い。
堂本剛は堂本剛から逃げられていない。
佐藤二朗は役の仕上がりはいつも通りだが、
尺に対して出番が多すぎる。
新井浩文は新井浩文だと分からんかったが、
何かメイクに負けて凄みが薄い。
菜々緒はただのガサツ女になってしまい魅力に乏しい。
菜々緒がエロく撮れていず北斗晶っぽい。そらダメでしょ。

悪ふざけはちゃんと規制された中でやっているだろうし、
宮崎駿のアレなんかは劇場アニメ第二作でやってた
『あれ立ちぬ』の方がバリバリの下ネタで全然攻めてた。
エリザベスの中身が小出恵介だったら上映中止になっただろうか?

でも、目くじら立てずにそこそこ楽しめるからいいと思う。
予告編でやってた800円の価値はある。


◆『パワーレンジャー』

▲おっぱいドーン!

五つ星評価で【★★★どこかで目指したものと違ってしまっている】
多分、大人が見て喜んでもらえる物にしようと思ってくれたのだと思う。
それは昨今のアメコミ映画がそうであるように、子供がいる親だけではなく、最初から大人として見に来てくれる人がいっぱいいた方が映画興行としては儲かるから。その向きは間違いじゃないけど、その為にオリジナル戦隊シリーズ特有のワクワク感がかなり削れてしまったのは残念だ。

ごくごく単純に不満点を挙げると、
パワーレンジャーなかなか変身できない。
変身しても強いかどうかが明確に分からない。
なかなか変身できないのでアクション・シーンが短い。
等身大の敵キャラが単独だからというのもあるが、
性格の悪さは伝わってくるが、圧倒的な強さは感じない。
等身大の敵キャラの下っ端がつまらない。
下っ端が人間の姿形をしていないので、
アクションの仕上がりが分かりづらい。
メカ戦主役ロボの合体がブラックボックスって何!

良かった点。
壁の顔。
イエローとピンクのスーツが胸が強調されててエロい。
レンジャーの一人が発達障碍者。
……すくな!


【銭】
『ライフ』:109シネマズのポイント6ポイント使って無料鑑賞。
『銀魂』:ユナイテッドシネマのメンバーポイント2ポイントを使って割引鑑賞。1000円。
『パワーレンジャー』:ユナイテッドシネマのメンバーポイント2ポイントを使って割引鑑賞。1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ライフ@ぴあ映画生活
銀魂@ぴあ映画生活
パワーレンジャー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(今回はコメのみ)。
ライフ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
銀魂@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
パワーレンジャー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
銀魂(2回目)@死屍累々映画日記・第二章

旧ライブドア時代のコメント、TBについて

掲題の内容について、一つ一つ手作業ならFC2プログに移せるようです。
なんで、ちょっとずつ対応していきます。
(1) コメント、もしくはTBがある記事を選択。
ライブドア側で引越用カテゴリに移行。
(2) ライブドアからカテゴリ単位でバックアップ(エクスポート)
(3) FC2にバックアップを付け込み(インポート)
(4) 記事が多重するのでコメ・TBがない記事を削除。
(5) カテゴリ整備

(3)の作業の際に新着TB一覧にバックアップ分が乗っかってしまうみたいですが、実害はないと思うので「やってるな」と思ってくだされば幸いです。
画像ファイル付きの文書は更になんかやる事があるんだろうけど、それはそれにぶつかった時に考えますわあ。

『結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 第三章』をトーホーシネマズ日本橋3で観て、もう泣けて★★★★


▲なかよし。

五つ星評価で【★★★★こういうのに全然弱い】
TVアニメ「結城友奈は勇者である」未鑑賞。一見さん(前の劇場作は見てる)。

もう、こうなるのは分かっていたのだけど、やっぱ泣く。
オリジナルのTVアニメを見てないのだけど、
そこにそういう繋がり方をするのね、という事に関してはちょっと感心した。
それはオリジナルのTVシリーズを見ている人全員が知っている事なのかもしれないけど。


【銭】
特別興行1500円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第3章》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第3章》@だらだら無気力ブログ
▼関連記事。
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第1章》@死屍累々映画日記
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第2章》@死屍累々映画日記

『ホワイト・バレット』『ヘッド・ショット』をキネカ大森3で観て、みんなケンカしすぎなんちゃうん?

キネカ大森の名画座企画「頭に銃弾!手には汗!強烈アジアン・アクション」

◆『ホワイト・バレット』

▲最右の人間を削った奴らがワンダー3だ!

五つ星評価で【★★★ジョニー・トーのスタイリッシュ・アクション。ラストの見せ方がそんなに好きじゃない】
原題が『三人行』、英題が『THREE』、邦題が『ホワイト・バレット』って、全然偽物の題名である。どこから「バレット(銃弾)」持ってきたんだ。まあ、最後に銃弾戦その物があるから、全く嘘ではないけど。とは言うものの邦題『三』ではちょっとなあ(せめて「ワンダー」とか付けんと)。
「三」は、治療を受ける凶悪犯、治療する医師、秘密を抱える刑事、の三人を指し、いやらしく絡んでいく関係は見ていてストレスがたまる。みんなギスギスして嫌な奴だし、近くにいる患者がストレス貯めるために配置されてるみたいでウンザリ。そしてラスト、これがやりたかったという感じに銃撃戦が展開されるのだけど、制約もなく、ドカンドカン撃ち込む様な銃撃戦に何となく燃えたり出来ず、ここを楽しまなくてどこを楽しむんだと言うのは分かりつつ、醒めてしまった。まあ、多分、誰が傷付いてもイーブンであって、感情移入できないからどうでも良かったんだと思う。


◆『ヘッド・ショット』

▲綺麗どころ。

五つ星評価で【★★★物凄いアクションには拍手を送りたいがカメラの近さと動きが嫌い】
笑っちゃうくらい単純なストーリーに乗る超絶アクション。
アクションがともかく凄くて、ずっと延々と続くし、主人公が不死身なので、いい加減見ていて最後には疲れてしまう。物凄く計算されたアクションが計算された撮影方法により色んなアングルから収められているのだが、いかんせん被写体とカメラの位置が近く、カメラがあまり意味もなく動くので見せる筈のアクションが見やすくないのが残念だ。しかも、その状態が長く続くのでけっこう疲れる。よいアクションは長丁場でもそんなに疲れない。例えば、ドニー・イェンなんかがそう。あれはドニー・イェンのアクション自体も凄いが、カメラアングルが被写体と適度な距離を保っており、本当に必要なところ以外カメラを動かさないで撮っているのだ。

インドネシア女優3人はみんなステキだった(一人子供だけど)。
チラシ見たら女優一人日本人だったわ。そうかアクション姉ちゃん日本人の女子プロなんか。

PS 女子限定で『バスト・ショット』でもよかよ。


【銭】
2017年4月始まりで購入したキネカード(名画座回数券)。キャンペーン期間中につき半年間で3回入場券付で2000円。うち2回目を使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ホワイト・バレット@ぴあ映画生活
ヘッド・ショット@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(今回TBだけ)。
ホワイト・バレット@銀幕大帝
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