◆『ゴジラ』
五つ星評価で【★★ナポレオン睡眠に勝てない映画】
傑作の名前を欲しいがままにしているゴジラ映画最初の一本。
折に付け見てるので少なくとも5、6回は見てる。
もう心の中で擦り切れちゃって特に感慨がなくなってしまってるらしく、
割と何時見ても緊張感を維持できず寝てしまう。残念な事だ。
つまらない訳ではない。でも、注意力がいつも散漫になってしまう。
今と違うアナログな手法で作られた多少、不揃いであるゴジラの
モデリングが逆にその不揃いさ故に生物感を感じさせる。
ぶっちゃけAのカットとBのカットでかなりゴジラの顔が
違って見えるが、そういうところが逆に愛しい。
でも、私はルドビコ療法とか使わないと
もう、この映画をちゃんと最後まで通して見れない気がする。
年のせいにしてしまおうか。ええい、俺の爺!
◆『シン・ゴジラ』
五つ星評価で【★★★★★ナポレオン睡眠に勝利しきる映画】
これが四回目。
まだまだ楽しめる。
始祖『ゴジラ』と何が違うんだろう?
テンポやスピード感が半端ない演出である事はそうであろうが、
これ外国では日本国内より全然駄作扱いらしい。
日本人にしか分からないニュアンスが多いのだろう。
会議ばっかで、ゴジラの出番が少なく、
ゴジラによる首都破壊も光学的で「らしくない」。
異人さんがどうかは知らないが、
私は会議の場面もテンポ良くて好きだし。
そしていよいよ矢口プラン・ヤシオリ作戦が始まってからの
スピード付きすぎてる羽目を外した躁っぷりも大好きだ。
ヤシオリ作戦で話に勢いが付いてホラを凌駕するみたいなところ。
今回、小出恵介発見。斉藤工も無事発見。
やはりカマタくん(第二形態)が築き上げる
ボートや乗用車のガコンガコンした物理的な壁は良い。
【銭】
新文芸坐の会員割引300円減の1100円(7月より50円値上げ)。
▼関連記事
・シン・ゴジラ(1,2回目)その1@死屍累々映画日記
・シン・ゴジラ(1,2回目)その2@死屍累々映画日記
・シン・ゴジラ(3回目)@死屍累々映画日記
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