またぞろ感想UPを5本終わらそうという目的のレビュー
今回は今一縛り。見ててずんずん退屈しちゃった映画達。
なので、今回は何で退屈したのかの言い訳を延々と書く。
男らしくないな、俺。
◆『東京喰種』東宝シネマズ日本橋8 ▲話題の人。どの映画でも達者だが、この映画も達者だった。惜しい女優をなくしました。
五つ星評価で【★★★役者はいいけど、後半の展開がありきたりで退屈】
残念なのは役者の演技がとても面白いのに、映画としての筋立てが極めて凡庸な吸血鬼ものの亜流で、後半、それが露呈して、とてもつまらない結論で終わってしまう事。喰種(以下グールと記す)は基本、吸血鬼と変わらん。妖怪図鑑的には「食人鬼」であり、ゴリゴリ食う肉食の部分が吸血鬼よりアグレッシブだが、人を捕食する種族と言う事は変わらん。なので、捕食する側と捕食される側で殺し合いが始まるのだが、それはSFで描かれる対吸血鬼殲滅戦争と何ら変わらない。捕食する側にも、捕食される側にも、同様のメンタリティから来るジレンマのドラマがある事も、とても類型的だ。
アクションシーンを目を引く物にしてるのはグールに生えてる「カグネ」と呼ばれる戦闘用・捕食用の触手だ。対グール部隊は攻略したグールのカグネを武器として二次利用してたりする。見た目や使い方など目を引く物だが、これを中心に殺陣を組むので、単にどっちの武器が早いか、どっちの武器が強いかみたいな形の単純な戦闘になり殺陣としてはつまらなくなっている。こういうのはどっちがどういう手を打ったから勝ったみたいな理由が明確じゃないとつまらないのだ。
窪田正孝の声と孤独感が好き。マスク付ける理由は特にないな。単にかっけーからかな。
清水富美加はとてもいい演技だ。これが宗教映画以外のラストになるなんて勿体ない。
大泉洋の浮世だった演技がちゃんと成立してるのが凄いし、良い。
蒼井優は相変わらず何をやらしても安定してるけど、これくらいはやるだろうと思ってたから驚きはなかった。
PS ポスターの最終コピー「守るために、闘う」って平成モスラかよ、おま!
◆『ザ・マミー』東宝シネマズ日本橋7 ▲いわゆるトムちん。
五つ星評価で【★★★世界的な大事件に見えないで退屈】
トム・クルーズのミイラ映画。
ミイラ女を掘り当てたトム・クルーズ。
蘇ったミイラ女が何をやりたいのか、
そのため何故トム・クルーズをそんなに必要とするのか、
辺りがピンと来ない。
ミイラ女かイギリス人の死骸を操れるって何でもアリかよ。
話を大英帝国にまて拡大するのはワールド・ワイドだが、
ミイラ女をそこまで出張させたのは失敗だろう。
話のリアリティーが薄くなるから現地で良かった。
PS ミイラ女のソフィア・ブテラちゃんは好き。
あのミイラ衣装からはみ出るプロボーションが
豊満でいいじゃん。何かおかしいなりに一途な感じが伝わってくる。
PS2 伴侶を求めての追いかけっこって
『うる星やつら』かよ!
◆『裁き』ユーロスペース1 ▲爺ちゃん。
五つ星評価で【★★なんつーか淡々としすぎで退屈】
見終わってすぐのツイッターでの感想。
カメラワークとかほぼなくてキツい。これは予告を作った人が上手いや 予告のエモーショナル具合が上手い。
驚く出来事が描かれるが映画は全然ドラマチックじゃない。
事実の異常さをただ述べたいなら
箇条書きにすればいいんじゃないかな。
◆『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』109シネマズ木場1 ▲ジョニデもこんなにこの役を長い事やるとは思ってなかっただろう。
五つ星評価で【★★なんつーか話がでかいだけで中身がスカスカで退屈】
同じくツイッターでの最初の感想。
ジャック・スパロウ船長漫遊記。だらだらなげーよ。それぞれのキャラが何のために行動してるのかがさっぱり分からなかった。 今回ジャック・スパロウ特に何をするという事もなく、
ただただ事件に巻き込まれてるだけ。
「やる時はやる」みたいな局面がなかった。
目の前の事態に対応してただけ。
あとマジック・アイテムみたいなのがいっぱい出てくるけど、
「何でそれがそうなの」という説明がなく、極めて、ご都合主義的に
物語が進行しているように見えてならなかった。
悪役・海の死神サラザールを演じるハビエル・バルデムの評価が
高いみたいだが、化粧が濃い事を除けばヒールとして
そんなに面白い存在には見えない。
オーランド・ブルームも個人的にはどうでもいいしなあ。
◆『バッド・バディ』シネマカリテ2 ▲かーいーやんけ。
五つ星評価で【★★なんつーかもうあまり覚えてないけど退屈】
猫耳のアナ・ケンドリック可愛い。
でも何となくそれだけの映画だったな。
【銭】 『東京喰種』:映画ファン感謝デーで1100円。
『ザ・マミー』:映画ファン感謝デーで1100円。
『裁き』:ユーロスペース会員割引で1200円。
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
『バッド・バディ』:映画ファン感謝デーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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東京喰種 トーキョーグール@ぴあ映画生活 ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@ぴあ映画生活 ・
裁き@ぴあ映画生活 ・
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@ぴあ映画生活 ・
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート@ぴあ映画生活 ▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
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東京喰種 トーキョーグール@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記 ・
東京喰種 トーキョーグール@ペパーミントの魔術師 ・
東京喰種 トーキョーグール@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@或る日の出来事 ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@徒然なるままに ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記 ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@ペパーミントの魔術師 ・
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ・
裁き@映画的・絵画的・音楽的 ・
裁き@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ・
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@或る日の出来事 ・
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊@映画的・絵画的・音楽的
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【概略】
ある下水清掃人の死体が、ムンバイのマンホールの中で発見された。ほどなく、年老いた民謡歌手カンブレが逮捕される。彼の扇動的な歌が、下水清掃人を自殺へと駆り立てたという容疑だった。不条理にも被告人となった彼の裁判が下級裁判所で始まる。理論的で人権を尊重する若手弁護士、100年以上前の法律を持ち出して刑の確定を急ぐ検察官、何とか公正に事を運ぼうとする裁判官、そして偽証をする目撃者や...
2018/11/16(金)01:33:25 |
いやいやえん
THE MUMMY
2017年
アメリカ
110分
アドベンチャー/ホラー/ファンタジー
劇場公開(2017/07/28)
監督:
アレックス・カーツマン
製作:
アレックス・カーツマン
原案:
アレックス・カーツマン
脚本:
デヴィッド・コープ
出演:
トム・クルーズ:ニック・モ...
2017/11/23(木)12:24:05 |
銀幕大帝α
PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MEN TELL NO TALES
2017年
アメリカ
129分
アドベンチャー/アクション/コメディ
劇場公開(2017/07/01)
監督:
ヨアヒム・ローニング
エスペン・サンドベリ
『バンディダス』
製作:
ジェリー・ブラッカイマー
出演:
ジョ...
2017/11/18(土)17:44:33 |
銀幕大帝α
MR. RIGHT
2016年
アメリカ
95分
アクション/コメディ
劇場公開(2017/05/13)
監督:
パコ・カベサス
『トカレフ』
出演:
サム・ロックウェル:フランシス
アナ・ケンドリック:マーサ
ティム・ロス:ホッパー
RZA:ショットガ、・スティーブ
<ストー...
2017/11/17(金)18:23:23 |
銀幕大帝α
アナ・ケンドリックのネコ耳、可愛い。
2017/09/24(日)19:07:29 |
だらだら無気力ブログ!
死は新たな生への入り口だ
貴重な遺物の横流しに手を染める米軍関係者のニック・モートンは、激しい戦闘の続く中東で、地中に埋もれていた古代の遺跡を偶然発見する。それは何世紀も昔に、この世への激しい憎しみを抱えたままミイラとなった王女アマネットの墓だった。
...
2017/08/20(日)18:51:41 |
CINECHANが観た映画について
死人に口なしと言うだろ
かつてジャック・スパロウにハメられ、海の地獄“魔の三角海域”に幽閉されていた“海の死神”サラザールが解き放たれ、残忍な手下を率いて海賊の絶滅とジャックへの復讐へと動き出す。そんなサラザールの脅威からジャックが逃れる唯一の道は、どん...
2017/08/19(土)01:58:38 |
CINECHANが観た映画について
楽しみすぎて楽しみすぎて待ち望んでいたのに、今頃の鑑賞とUPになってしまったyo(涙)
それでもやっぱりジャックスパロウは最高!
2017/08/15(火)22:52:49 |
ノルウェー暮らし・イン・原宿
トレジャーハンター+ホラー+ヒーロー映画。
チャラくていい加減な男をトム・クルーズが楽しそうに演じている。
かなーり期待しないで観たので、なかなか面白いと思ったけれど、熱烈なトムのファンの方にはいつもと違うキャラ設定や彼の大活躍を期待してみるとちょっと違う…と思うかも。
2017/08/14(月)00:36:03 |
ノルウェー暮らし・イン・原宿
なかなか見応えあって面白かった。
2017/08/13(日)22:43:46 |
だらだら無気力ブログ!
相変わらず面白いなぁ。
2017/08/13(日)22:43:13 |
だらだら無気力ブログ!
アナベル・ウォーリス綺麗やった。
2017/08/13(日)22:42:37 |
だらだら無気力ブログ!
【出演】
窪田 正孝
清水 富美加
鈴木 信之
大泉 洋
【ストーリー】
水とコーヒーと人体だけを取り込むという人間の姿をした怪人・喰種が東京の街に紛れ、人々は恐れを抱いていた。そんな中、平凡な大学生のカネキは事故に遭ってしまう。知人の少女リゼの臓器を...
2017/08/13(日)17:12:27 |
西京極 紫の館
【出演】
ジョニー・デップ (ジャック/声:平田広明)
ブレントン・スウェイツ(ヘンリー/声:中川大志)
カヤ・スコデラリオ (カリーナ/声:栗山千明)
ジェフリー・ラッシュ (バルボッサ/声:壤晴彦)
ハビエル・バルデム (サラザール/声:大...
2017/08/13(日)17:12:09 |
西京極 紫の館
☆・・・ボチボチっスかね。 トム・クルーズのアクション映画としては良いのですが、そもそもが、往年のユニバーサルのモンスター映画のリメイクで、ミイラ映画メインと考えるとテーマの軸がブレブレでした。 また、これ、「ダークユニバース」シリーズとして、色んなモン...
2017/08/13(日)02:14:16 |
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
私は亀が好きなのよ
男運の悪いマーサは、失恋直後に出会ったフランシスと恋に落ちる。しかし彼は伝説の殺し屋だった。
そうとは知らず、フランシスの手ほどきによって徐々に殺し屋としての素質を目覚めさせていくマーサだったが。(「allcinema」より)
ダメ男ば...
2017/08/11(金)13:11:20 |
CINECHANが観た映画について
映画 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(字幕版)』(公式)を7/28の公開初日に劇場鑑賞。採点は、★★☆☆☆(最高5つ星で2つ)。100点満点なら30点にします。
なお、本作がリブートしたした1932年に公開された映画『ミイラ再生』は未見。
ディレクター目線のざっくりストーリー
現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古...
2017/08/09(水)17:56:40 |
ディレクターの目線blog@FC2
【PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MEN TELL NO TALES】2017/07/01公開 アメリカ 129分監督:ヨアヒム・ローニング出演:ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラーリオ、ケヴィン・R・マクナリー、ジェフリー・ラッシュ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ポール・マッカートニー
ジャックVS海の死...
2017/08/09(水)13:00:55 |
★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
【THE MUMMY】 2017/07/28公開 アメリカ 110分監督:アレックス・カーツマン出演:トム・クルーズ、アナベル・ウォーリス、ソフィア・ブテラ、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス、マーワン・ケンザリ、ラッセル・クロウ
そこには、“邪悪”が眠る――
STORY:中東で、古代エ...
2017/08/09(水)13:00:41 |
★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
2017/07/29公開 日本 PG12 119分監督:萩原健太郎出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、桜田ひより、蒼井優、大泉洋、村井國夫、小笠原海、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、坂東巳之助、佐々木希、浜野謙太、古畑星夏、前野朋哉、ダンカン、岩松了
守るために、闘う――
...
2017/08/09(水)13:00:21 |
★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』を吉祥寺オデヲンで見ました。
(1)本作のものすごい宣伝に容易く煽られてしまって(注1)、それでもできるだけ遅くなってからと、映画館に出向いてみました。
本作(注2)の冒頭では、夜間、火が灯る灯台のある岬の先...
2017/08/08(火)05:48:58 |
映画的・絵画的・音楽的
インド映画『裁き』を渋谷のユーロスペースで見ました。
(1)評判を耳にして、映画館に行ってきました。
本作(注1)の冒頭は、インドのムンバイにある小学校の教室らしき部屋の光景(注2)。
一人の生徒が「蝶が、葉や花の上を飛ぶ……」と本を読み上げると、先生の...
2017/08/08(火)05:48:35 |
映画的・絵画的・音楽的
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。
(1)たまにはトム・クルーズも良いかなと思って映画館に出かけました。
本作(注1)の冒頭では、「死は新しい生命への入口」という古代エジプトの言葉が字幕で。
次いで、1127年のイングランド...
2017/08/08(火)05:48:00 |
映画的・絵画的・音楽的