
▲劇中「ユーフォな女の子」と言われる主人公のオーマエちゃん。そうね、そんな感じね。
五つ星評価で【★★★★相変わらずちゃんと作ってある】
原作小説、総集編の元になったアニメシリーズ前作同様未読未見。
つまり劇場用1作目のみ見てる状態。しかもかなり前に。
流石に細かい所どころかキャラを全忘れしてる状態。
でも、見れてしまう。一本の作品としての独自性が高い。
前作がTVシリーズ一期の総集編。
今作がTVシリーズ二期の総集編だそうである。
前作同様、シリーズの枝葉や、
本作同様の本幹になる部分もバシバシ削り取って
本作の核になる黄前久美子と田中あすかのシーンに
絞り込んでる。もう、総集編と思えない立派な一本の映画である。
おそらくTVシリーズの成り立たせ方と、
劇場版の成り立たせ方が違う事を製作スタッフが
驚くほどのシビアさで理解しているに違いない。
でも、逆に、なら、もっとこの映画に人が入ればいいのに。
凄く良く出来てるし、「京アニ」というブランド力もある。
でも、「売ろう」という勝負にはあまり出てない気がする。
観客はTV版から引き継いで確認しに来た観客ばかりではないだろうか?
うーん、勝負に出るには、やはり映画が多すぎるのかな。
あれもこれも勝負には出ていられない。
久美子とあすかの表面的だったり、ぐっと深かったりする会話の妙が素晴らしい。面白い。
あすかの表面と奥深さが見えたり見えなかったりする鉄壁を、久美子の一面しかないのだけど凄く誠実な表面が丹念に穴を穿つことの面白さったらない。その穴を穿つ久美子も強い訳ではなく、ボロボロになりながら穴を穿つのである。かーいーね。
あすか先輩は黒タイツなので性癖上好き。
久美子はもう見えそうなミニスカートなので性癖上こっちも好き。
久美子のぼーっとしてるようで大事な所では芯が強い感じ。それでいてスローで誰をも落ち着かせる雰囲気、既視感があった。あー、そうだ。『ひよっこ』のみね子じゃん。うん、納得納得。男はみんな隙のある女の子が好きなんだよね。これはおそらく遺伝子上。
ラストに分かるユーフォニアムの曲名も素晴らしい。やりおるなー。
【銭】
新宿ピカデリー前回有料入場割引+ネット割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~@だらだら無気力ブログ
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・劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~@死屍累々映画日記・第二章
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