◆『ゴースト・イン・ザ・シェル』109シネマズ木場7
五つ星評価で【★★かっこ悪くてダメ】
別にスカーレット・ヨハンソンが東洋系じゃないからダメとは思わんのだけど、あの全身義体でコート脱いで全裸チックになった時の身体がかっこ悪いからダメ。肌色の肉襦袢っぽいじゃん、機械的なシャープさに欠けている。別に裸ルックにこだわってる訳でなく、痺れるビジュアル映像をまんま踏襲するのなら、前の映像より劣化してはいけない。上から貼り付けるボディースーツの仕上がりが悪かったなら、映像を加工するか、スーツをそのまま見せないという演出を選ぶべきだった。そういう意味でははっきり新しいビジュアルイメージが成功例として残っている花魁ロボはけっこう好き。荒巻課長に関してはビートたけしを起用しない方が絶対良かったろう。と言うのはビートたけしが演じているキャラは理由もなく発砲するヤクザみたいな人であって、荒巻課長とは全くの別人だからだ。荒巻課長はワイルド7の草波隊長みたいに策略を練って、裏で公安9課の存続をサポートするクレバーな人であり、必要があれば発砲もするだろうが、その裏には凄く複雑な思考経路が働いている筈である。そういうのじゃなかった。ゴリラじゃないんだから。
◆『ひるなかの流星』トーホーシネマズ新宿12
五つ星評価で【★★★チュンチュンは恥ずいんだが】
運命を理性は凌駕できるか、という命題ではないか? 次から次へと運命がドキドキを主人公の永野芽郁に運んでくるのだが、それをそのまま馬鹿正直に展開すると、どちらかと言うとレディース・コミック的な恋愛になってしまうのだ。
「愛した男が極道だった」的な言い訳をちゃんと男性教師にも与えているのが物語としては優しい。
永野芽郁はピュアで恋にちゃんと立ち向かっていく、今の朝ドラと同じような役でピッタリ嵌って可愛い。ちなみに名前も朝ドラと同じく「すずめ」で、「チュンチュン」と仇名付けられる予告カットがむずがゆくてたまらなかった。この映画は「与謝野すずめ」で朝ドラは「楡野すずめ」。
【銭】
『ゴースト・イン・ザ・シェル』:109シネマズメンバーズデーで1100円。
『ひるなかの流星』:トーホーシネマズデーで1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。
2017年4月鑑賞メモ(★は未記事映画。当記事紹介分も対象とする)
4/1『PとJK』東宝渋谷5『パッセンジャー』東宝渋谷1『暗黒女子』渋谷東映②
4/2『暴力金融』『脱獄広島死刑囚』ヴェーラ
4/4『ハードコア』HCT渋谷3
4/5『素晴らしき男性』神保町
4/6『仁義の墓場』『強盗放火殺人囚』ヴェーラ『銀座カンカン娘』神保町
4/8『幸せなひとりぼっち』ギンレイ
4/9『たそがれ酒場』神保町『夜の緋牡丹』神保町
4/10★『ゴースト・イン・ザ・シェル』木場7
4/11『バーフバリ 伝説誕生』新ピカ9
4/13『手紙は憶えている』ギンレイ
4/14★『ひるなかの流星』東宝新宿12『夜は短し歩けよ乙女』東宝新宿9『グレートウォール』東宝新宿6『劇場版トリニティ7』角川新宿1
4/15『君も出世ができる』神保町
4/16『ひばり・チエミの弥次喜多道中』神保町『暴動島根刑務所』『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』ヴェーラ
4/17『クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』UCT4
4/18『沖縄10年戦争』『北陸代理戦争』ヴェーラ
4/19『結城友奈は勇者である2』東宝日本橋2『名探偵コナン から紅の恋歌』木場3『ねこあつめの家』木場5
4/20★『無限の住人』ニッショーホール(ちょっとキネカ大森まとめで)
4/22『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』ギンレイ
4/23★『3月のライオン後編』新ピカ6(シリーズ映画括り枠で後からまとめて記事にする予定)
4/25『浮草の宿』神保町
4/26『PARKS』テアトル新宿『あにめたまご2017』テアトル新宿
4/27『ポッピンQ』『虹色ホタル』キネカ2
4/28『バーニング・オーシャン』UCT9
4/29『小間使い』『花嫁人形』ヴェーラ
4/30『そうして私たちはプールに金魚を』ユーロ2
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