fc2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『散り椿』『夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』『クワイエット・プレイス』『太陽の塔』

同日鑑賞をまとめてレビュー。

◆『散り椿』トーホーシネマズ新宿11

▲「お褒めいたしまする」。でも、長生きさせたいなら故郷には返さない方が良策ではないか? 返せばモメる事は分かってるのだし、現にモメて、岡田准一が生き残ったのは偶然にすぎない。

五つ星評価で【★★まあ、殺陣と役者はいいけど、脚本はきっとそんなでもない】

ネタ
P「この映画の売りは岡田准一の殺陣だ。だから殺陣にモザイクを掛けて、完全版で外す」
男客「岡田准一の殺陣がすんげーイヤらしくてモザイク入ってるらしい」
女客「何それ、さいてー、絶対行く」

殺陣は良かった。しかし、あの剣法は大上段から骨を断つような剛の剣ではなく、人体の弱点に対して着実にヒットさせて相手を出血させて死に追いやるナイフのような剣である。なら、最初の雪上の戦いからバシバシ流血させるのが本当だろう。演出としてはあそこでバシバシ流血させてないからラストの流血が効果として効くのだが、全体として嘘が残った。野討ちなどに関して、逆討ちしないという方針を取ってるなら別だが、そこまで寛容な態度を取ってるようには見えなかったし、取ってるのなら観客にそう見えるように見せるべきだ。返り血を浴びると麻生久美子が気遣うだろうから、刀による服の綻び同様知られたくはないのだろうけど、刀で服を斬られるような相手に流血を避けるために殺法を変えていたと言うのも又リアルでないだろう。いや、それより単純に妻を人質に取って嬲り殺しに掛ければいいのに、敵のバカ。
あと、下から来る太刀筋は防御しづらいから、実戦剣法として岡田准一はあの低い姿勢を取っているのだろう。なら、敵側は少し練習をさせた薙刀を使って複数で取り囲めばよい。襲撃者側からの間合が遠く取れ、間合を狭められても角度を変えた横薙ぎが出来る分、対処がしやすい(その点、槍は間合を狭められたら弱い)。と言う事も思い付かない敵のバカ。

で、そのバカの敵の奥田暎二はいい感じに爺になった。爺は近寄ると何もしなくても皺が悪さを演出してくれて良い。この人の皺は貫禄とかでなく、臆病な老人特有のそれだ。
あまり、出番がなく静かだが、蛍雪次朗の爺具合もいい。こちらは善悪関係なく、ただ老けてるっぽい。
この映画の一番の恐怖は富司純子。怖い怖い。『恋妻家宮本』でも怖かったけど引き続き怖い。
黒木華の「お優しすぎまする」がいい。あのセリフを成立させるために麻生久美子は心ビッチ女でも良かった。その方が話が分かりやすくなるし、岡田准一の孤高が引き立つ。みんな八方美人にしてしまった為、話が分かり辛くなった。
麻生久美子は恋愛を乗り越えた孤高の善人になるよりも、問題はあるが一生懸命生きた人にしてあげた方が、善人ではなくなるがチャーミングだったのではないか。
ただニコニコ笑ってるだけで芝居をさせてもらえないみたいな芳根京子も強烈。芝居をしない事が芝居と言う強烈なパラドックス。
池松壮亮がどこかチグハグ。言葉の使い方、テンポが彼だけ現代劇みたいだ。これは半分以上脚本の責任だと思うが、池松壮亮が岡田准一に心を開いていく過程が分かりやすく描かれていない。だから都度都度の態度が観客側が読み取れず、更にギクシャク感じてしてしまうのではないだろうか。

昔の事件の誰が誰を切って、どう自害に繋がったかとかはミステリー仕立てになってるが、分かっても何にもならないのであそこをそんなに深く踏み込まなくても良かったと思う。

スタッフロール、キャストロールは監督自ら書いたのだと思うが、あれは「おま、日ペンで勉強しなおせ」ってレベル(断言)。少なくとも私はあれ見て見苦しいと思った。何か達筆というよりは中学生とかの子供に書かせたみたいな字。

『散り椿』チリだから辛いか、とかも呟いてたな。


◆『夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』トーホーシネマズ新宿8

▲「こんな写真使うなよ、俺」という一枚。

五つ星評価で【★★★悪くない】
一見さん状態で鑑賞。基本、見ていてストーリーに支障を来す程分からない部分はないが、妖怪払い人・名取と夏目の関係や、夏目の同級生が夏目の能力をどこまで知ってるかなどについて、当然、知ってるよねという体で解説されないのはちょっと歯痒く感じた。

祖母から受け継いだ「夏目友人帳」。これに載る妖怪は所持者の命令に逆らえない(らしい)。んー、形を変えたポケモンだったり、妖怪ウォッチだったりみたい。

エンドロールで脚本を村井さだゆきが手掛けている事を知ったので、「あっ、いい話だけど迷走する話だったな」と得心した。でも、村井さだゆきは劇場実写版『ブギーポップは笑わない』以来、その手腕に対してかなり信頼している。

柊、笹後、瓜姫とかのデザインは好き。あの妖怪三体にいやらしい事されたい(おいおいおいおい)。


◆『クワイエット・プレイス』トーホーシネマズ新宿3

▲ヤンマーの新型ディーゼル・トラクター「駆動静香」と言う商品が売れそうな世界。

五つ星評価で【★★★★単純にこーゆー「それしかない」系の映画が好き】

ネタ
「怖い越冬プレイス」って八甲田山みたいな映画かしら(音を立てると雪崩が!)。

静かにしないと『ドント・ブリーズ』のあの男がどんな所であろうとやってくるぞ、という映画。しかも高速で破壊力抜群。

やはり、あの釘はどうにかしとけよとは思うが(しょうがないな、やっぱやっちゃったよとも思ったが)全般、問題なく見た。これはイベント映画だから多少のありえなさや設定が正しいかどうかについては目を瞑る方向。と言うよりは私、ゆるいんでそういうのあまり気づかない。

あいつがいるのに新聞社の輪転機は回せないだろうというツイートが回ってきたが、あれは回せると思う。あいつが隕石に乗って世界各国にやってきたとしても市町村レベルまで満遍なく隕石が降り注いだとは思えない。例えば日本だったら怪物映画の経験則で一箇所か二箇所。産経新聞などは東日本で印刷工場を四つ持っているので、隕石が落ちてから被害者が出始めて蔓延する中でも、その全ての工場にアレが到達するまではタイムラグが発生すると思う。だから、そのタイムラグの間、輪転機は回せる筈だ。あと、あいつが蔓延しすぎている件については『ガメラ 大海獣空中決戦』のギャオスやエメリッヒ版『ゴジラ』のように単性生殖で爆発的に増殖が可能なのだろう。『ドント・ブリーズ』のあの男みたいにスポイトをいっぱい用意してるのかもしれない(イヤすぎる)。

『カメラを止めるな2』はこの映画の設定をいただいて作れ。予算は500万だ。


◆『太陽の塔』シネマカリテ1

▲芸能山城組とか似あいそう。

五つ星評価で【★★★前半のビジュアル・ショックがもっと後半まで続いてほしかった】
最近見た予告の中でこれは凄い。見ずにはいられないと思ったのが『太陽の塔』。予告編から感じる映画としての異物感が半端なかった。

鑑賞し終わって、前半が面白い。
それは前半は太陽の塔についての議論だから。
中盤以降は塔を引き合いにしながら岡本太郎論だったり、岡本太郎を引き合いにしながらの文化論だったりで、太陽の塔その物から話が逸脱してしまうのが寂しい。「太陽の塔をより深く知る為に、そのバックボーンを」という構造なのだけど、ちょっとそのバックボーンを広げすぎてはいないか? 冒頭とラストのビジュアル的な見せ方は興奮する。ラスト、骨の代わりに縄文土器が飛んで、『2001年宇宙の旅』のスターゲイトが開くとは思わなかった。確かに『2001年宇宙の旅』の2001年は未来だけど過去だし、過去だけど未来だ。その上、あの未来は一応「人類の進歩と調和」が満たされた上に構築された未来であると思う。

▲珍しい横から見た写真。「ぱお~」


【銭】
『散り椿』:映画ファン感謝デー料金1100円。
『夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』:映画ファン感謝デー料金1100円。
『クワイエット・プレイス』:映画ファン感謝デー料金1100円。
『太陽の塔』:映画ファン感謝デー料金1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
散り椿@ぴあ映画生活
劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~@ぴあ映画生活
クワイエット・プレイス@ぴあ映画生活
太陽の塔@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
散り椿@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
散り椿@お楽しみはココからだ
クワイエット・プレイス@ノラネコの呑んで観るシネマ
クワイエット・プレイス@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
▼関連記事。
・夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者(二作目)@死屍累々映画日記・第二章
スポンサーサイト



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

コメント

クワイエット・プレイス

しかも、やっちゃった後も釘をどうにかする様子がない。
もう気になって気になって……。
監督の手玉に取られていると判っていても、どうにも逃れられませんでした。

  • 2018/10/09(火) 01:27:00 |
  • URL |
  • ナドレック #cxq3sgh.
  • [ 編集 ]

Re: クワイエット・プレイス

こんちは、ナドレックさん。

> しかも、やっちゃった後も釘をどうにかする様子がない。

一部の部族が大人である事を証明する為に行うバンジー・ジャンプのような役割があの釘にあったりして(ねえよ!)。

  • 2018/10/10(水) 02:27:57 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

やりそう

満載のツッコミどころを楽しめるか否かが評価の分かれ目でしょうね。
「カメラを止めるな!2」は本当にこれをパロってきそうで怖いw

  • 2018/10/10(水) 22:12:35 |
  • URL |
  • ノラネコ #xHucOE.I
  • [ 編集 ]

Re: やりそう

こんちは、ノラネコさん。

> 満載のツッコミどころを楽しめるか否かが評価の分かれ目でしょうね。

そんなんないない、ありえなくて醒めちゃったよ。と言う人がいますが、まあ、こういう世界でアレがああだから、なくもないんじゃないって方向に考えた方が私は面白いと思いますけどね。どうせ嘘なんだから。

  • 2018/10/10(水) 23:49:15 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

こんにちは☆

散り椿は岡田くんの殺陣を堪能する作品で、クワイエット・プレイスはツッコミどころを堪能する?作品。釘はなんで今まで気づかない???

  • 2018/10/11(木) 13:24:00 |
  • URL |
  • yukarin #-
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは☆

こんちは、yukarinさん。

散り椿は富司純子さんを堪能するホラーで、クワイエット・プレイスはあるあるネタの多いコメディーかも。

  • 2018/10/11(木) 21:32:24 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

夏目友人帳

ニャンコ先生が出てるのに

「キャット空中3回転」がなかったぞ。


「終わった人」でないと知らないか・・・

  • 2018/10/15(月) 23:21:30 |
  • URL |
  • 安安丸(モデルは前市長らしい) #-
  • [ 編集 ]

夏目友人帳その2

>柊、笹後、瓜姫とかのデザインは好き
柊は、生臭坊主さんの首人形もどきのアバターそのままでしょ。

  • 2018/10/15(月) 23:24:59 |
  • URL |
  • 安安丸(モデルは前市長らしい) #-
  • [ 編集 ]

Re: 夏目友人帳

こんちは、先輩。

> ニャンコ先生が出てるのに
> 「キャット空中3回転」がなかったぞ。

同じ名前を付けてしまうのは編集サイドの注意力が散漫だよなあ、とホント思う。



> 柊は、生臭坊主さんの首人形もどきのアバターそのままでしょ。

角は生えてないよん。

  • 2018/10/15(月) 23:44:43 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

クワイエット・プレイス

ふじきさん☆
新聞はまだ人が死滅する前の物なのじゃないでしょうか。何しろ新聞配ってくれる人なんていないでしょうから。
それより電気が通っているのが不思議でした。電力会社の人まだ働いていたのですね…

  • 2018/10/15(月) 23:47:03 |
  • URL |
  • ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2
  • [ 編集 ]

Re: クワイエット・プレイス

こんちは、まだむさん。

> 新聞はまだ人が死滅する前の物なのじゃないでしょうか。何しろ新聞配ってくれる人なんていないでしょうから。

新聞配達の人が砂を撒きながら裸足で配ってる新聞配達のプロがいるのかもしれない。



> それより電気が通っているのが不思議でした。電力会社の人まだ働いていたのですね…

やはりそこは「朝日ソーラーじゃけん」じゃない?

  • 2018/10/16(火) 11:28:12 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

静かな場所

防音のオーディオルームとかネットで探して住めばラクラク快適!(そんな物件、出てねー?)

  • 2018/10/30(火) 22:59:30 |
  • URL |
  • ボー #0M.lfYJ.
  • [ 編集 ]

Re: 静かな場所

こんちは、ボーさん。

> 防音のオーディオルームとかネットで探して住めばラクラク快適!(そんな物件、出てねー?)

「アルタード・ステーツ」の水の中にどっぷり漬かってしまう壷みたいなの思いだしてしまった(あれ漬かってるだけで暮らしてる訳じゃないけど)。

  • 2018/10/31(水) 00:35:31 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

>散り桜
わたしは概ね楽しみましたが、最後に岡田君を狙わずにもう一人の弱そうな方を弓矢で倒してしまうのはさすがにバカだと思いました。やっぱ強い相手を確実に倒したいなら飛び道具ですよ

  • 2018/10/31(水) 21:14:09 |
  • URL |
  • SGA屋伍一 #TyXokUWg
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんちは、伍一どん。

> わたしは概ね楽しみましたが、最後に岡田君を狙わずにもう一人の弱そうな方を弓矢で倒してしまうのはさすがにバカだと思いました。やっぱ強い相手を確実に倒したいなら飛び道具ですよ

私、命を賭けて正しいコメ返をしたいと思います。
強い弱いとかを見逃したのは惜しい事をしましたが、その前に的の大きさが違ったんでしょう。岡田君ビーチ……言えねえ言えねえこれ以上は言えねえ。

  • 2018/10/31(水) 22:28:52 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

こんにちは!

期待以上じゃなかったですけど、平均的な面白さはありました。
他人て絶叫する爺さんしか出てこなかったですけど、生存者てあの一家だけになったのかしら。
長女が聴覚障害じゃなかったらと思うと何ですけど、それよりもあんな装置を(偶然に?)作った親父が凄いのかも。

  • 2019/02/06(水) 15:58:23 |
  • URL |
  • ヒロ之 #-
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 他人て絶叫する爺さんしか出てこなかったですけど、生存者てあの一家だけになったのかしら。


少なくともジャクソン・ファミリーとかは生き残ってないと思う。

  • 2019/02/07(木) 14:09:55 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

こんにちは。

>クワイエット
私も飛びでた釘が気になって…。
直すでもなく、子供たちが平然ととおっていたのが
ちょっとはらはらしました。
あのクリーチャーがどういった経緯で、というのは
新聞文字でしか察すれないというところは
ちょっと説明不足に感じました
亡くなった末弟4歳が可愛かったですね
あんなに似てない姉弟たちもいまい。

  • 2019/02/09(土) 09:37:49 |
  • URL |
  • maki #jQTfdwCM
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは。

こんちは、makiさん。

> 私も飛びでた釘が気になって…。
> 直すでもなく、子供たちが平然ととおっていたのが
> ちょっとはらはらしました。

あんな目に見えるバリバリのフラグ珍しいですよね。



> あのクリーチャーがどういった経緯で、というのは
> 新聞文字でしか察すれないというところは
> ちょっと説明不足に感じました

しかし、新聞と言うのは音を伴わずに残るメディアなので今回は都合がいい。他に説明しようとすると口承(音ではなく手話だろう)、テレビ、ラジオ、インターネット、どれも音を伴うし(音を絞ると「らしさ」が失われる)、音を出さない状態になってしまった社会でメディアとして持続できる事も考え辛い。なので、あの辺りで良かったのではないかと思います。正しい情報でなければ楽しめない話でもないし。

  • 2019/02/10(日) 09:17:15 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5525-2b6df031
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

必殺剣トンボ斬り 歯室麟・木村大作 『散り椿』

昨年惜しくも亡くなった葉室麟氏の小説を、日本きっての名カメラマン木村大作が映画化

  • 2018/10/31(水)21:14:41 |
  • SGA屋物語紹介所

「クワイエット・プレイス」

期待してなかったら、楽しめた。

  • 2018/10/30(火)22:46:35 |
  • 或る日の出来事

「クワイエット・プレイス」☆愛は勝つ?

暗いのが怖いというホラーの常識を覆して、音がしてしまう恐怖と戦うという新ジャンル。 初めはいかにもB級ホラーなかんじで全く観るつもりなかったのだけど、意外に良い評判も聞こえてきたので久しぶりの映画はこれに決定。 なるほど!怖いだけじゃない、家族の愛がそこにあった。

  • 2018/10/15(月)23:33:29 |
  • ノルウェー暮らし・イン・原宿

『散り椿』('18初鑑賞68・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 9月28日(金) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン6にて 14:50の回を鑑賞。

  • 2018/10/15(月)12:57:32 |
  • みはいる・BのB

『クワイエット・プレイス』 劇場ではマナーを守りましょうという映画?

 監督はジョン・クラシンスキーという人で、重要な登場人物リーを演じてもいる。初めて見る顔かと思っていたのだけれど、役者として『デトロイト』なんかに出ていたらしい。本作では、ジョン・クラシンスキーはエミリー・ブラントと夫婦役を演じているが、ふたりは実生活でも結婚しているとのこと。  この作品では世界は“何か”によってほとんど壊滅状態にある。その“何か”は音に反応して現れるらしく、...

  • 2018/10/14(日)16:15:44 |
  • 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実

太陽の塔

「芸術は爆発だ!」という言葉で注目を集めた芸術家・岡本太郎(1911〜1996)。 1970年に大阪で開催された日本万国博覧会のテーマ館建造物「太陽の塔」は万博記念公園に残され、耐震補強と内部復元工事が終了した2018年3月から48年ぶりに塔内展示「生命の樹」の一般公開も始まった。 不可思議な「太陽の塔」の謎に迫るドキュメンタリー。 ≪何だったんだ、これは!≫

  • 2018/10/11(木)01:06:04 |
  • 象のロケット

クワイエット・プレイス・・・・・評価額1650円

誰も声を出してはならない。 音に反応して人間を襲う、謎のクリーチャー群の大量出現によって崩壊寸前に追い込まれた世界で、生き残ったある家族のサバイバルを描いた全米大ヒット作。 人々は声によるコミュニケーションを封じられ、極力音を立てない様に四六時中怯えながら、ひっそりと日々を生きている。 しかし、エミリー・ブラント演じる主人公は、もはやそんな生活を続けることができない。 なぜならば...

  • 2018/10/10(水)22:10:40 |
  • ノラネコの呑んで観るシネマ

クワイエット・プレイス

音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。 手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らす夫リーと妻エヴリン、そして子供たち。 その“何か”は呼吸の音さえ逃さず、誰かが一瞬でも音を立てると、即死となる。 しかし、エヴリンは出産を控えていた…。 サバイバル・ホラー。

  • 2018/10/10(水)11:25:45 |
  • 象のロケット

散り椿

「散り椿」 新宿ピカデリー享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛(岡田准一)。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠(麻生久美子)は、死の床で最期の

  • 2018/10/10(水)01:02:29 |
  • Spice -映画・本・美術の日記-

「散り椿」:小柄で凛として高潔

映画『散り椿』は、木村大作監督の3作目ですが、一番良いです。監督は「美しい時代劇

  • 2018/10/09(火)22:45:21 |
  • 大江戸時夫の東京温度

「散り椿」

2018年・日本/東宝映画=ドラゴンフライ 配給:東宝 監督:木村大作 原作:葉室 麟 脚本:小泉堯史 撮影:木村大作 音楽:加古 隆 殺陣:久世 浩ナレーター:豊川悦司 製作:市川 南 直木賞作家・

  • 2018/10/09(火)22:12:22 |
  • お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法

クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス@マルチシアター

  • 2018/10/09(火)09:37:00 |
  • あーうぃ だにぇっと

劇場鑑賞「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」

詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201809290000/ 小説・夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜 (花とゆめコミックス) [ 緑川ゆき ]

  • 2018/10/09(火)06:10:13 |
  • 日々“是”精進! ver.F

散り椿

江戸時代・享保15年(1730年)。 藩の不正を訴え出たため、瓜生新兵衛は扇野藩を追放され浪人となった。 京で病に倒れた妻・篠は、自分が死んだら藩に戻り、今は藩主の側用人となっている因縁の親友・榊原采女(うねめ)を助けて欲しいと言い遺す。 故郷に戻った新兵衛は篠の実家に居候し、藩の不正事件の真相を探ることに…。 時代劇。

  • 2018/10/09(火)02:42:26 |
  • 象のロケット

『クワイエット・プレイス』 機内上映で観てはいけない

 【ネタバレ注意】  間違っても旅客機に乗ったときの機内上映などで観てはいけない。  周囲がざわついていたり、騒音がやまないようなところで鑑賞できる映画ではない。  それが『クワイエット・プレイス』(静かな場所)。静寂の中に身を置いて、息をひそめて観る映画である。  悲鳴を上げてしまいそうな恐怖、声を漏らすほどの痛み――。静寂の中、それらの想いは観客にも伝わり、観ているほうま...

  • 2018/10/09(火)00:37:51 |
  • 映画のブログ

クワイエット・プレイス

「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラントが主演、ブラントの夫でもある俳優のジョン・クラシンスキーが監督・脚本を手がけ、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー。あらすじ:ブラントが主人公となる一家の母親エヴリンに扮し、エヴリンを支える夫のリーをクラシンスキーが自ら演じ、夫婦共演も果たした。聴覚障害を持つ娘役は、自身も同じ障害を持つ「ワンダーストラック...

  • 2018/10/08(月)20:10:24 |
  • 映画に夢中

散り椿

名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。あらすじ:享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛...

  • 2018/10/08(月)20:09:58 |
  • 映画に夢中

映画『散り椿』★情景美に潜む痛いほどの愛、凛として

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173228/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 ・新兵衛: 岡田准一 ☆ ・采女: 西島秀俊 ☆ ・藤吾: 池松壮亮 ☆     彼らに惹かれて鑑賞(^^)/ 新兵衛は、藩の不正を正そうとして、追放された。 8年後、妻の“遺言”を叶えんと、藩に戻ってきた新兵衛は 妻の実家...

  • 2018/10/08(月)12:24:19 |
  • yutake☆イヴの《映画★一期一会》

散り椿

木村大作監督・撮影、原作葉室麟、主演岡田准一で映画化された時代劇だ。江戸享保年間、吉宗の改革で年貢の取り立てが厳しくなり庶民の生活は苦しい。藩に特産品がないと財政も苦しくなる時代背景がある。新田開発をするか特産品を作るかの方法が手っ取り早い。北アルプスが

  • 2018/10/08(月)11:43:42 |
  • とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver