
▲TAXiはともかくとして、一番この映画らしい人物。
五つ星評価で【★これはよく公開したな(後悔したなって出たぞ)】
今時、うんゲロ尽くしかよ。中60分くらい寝たけど問題ない。あと地方のダメ部隊が本当にダメ部隊なのも凄い(活躍してるように見えるけど地方のメイン部隊を邪魔してるだけでしょ)。フランスの姉ちゃんは無駄に綺麗。他の映画でその美貌使えよ。デートムービーに使ってた女が「面白かったねえ」と本心で言ってる風だったんだけど、男よ、その女で本当にいいのか。フリーパス鑑賞で本当に良かった。この映画にお金を使いたくはない。定期券の範囲内だから発生しないのだが、お車代を貰ってもいいくらいの駄作。
◆『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』トーホーシネマズシャンテ1

▲スタンド使いっぽいサリンジャー。
五つ星評価で【★★映画の主役サリンジャーと友達にあまりなりたくない】
サリンジャーは『ライ麦畑でつかまえて』をパスして『ナイン・ストーリーズ』だけ読んだひねくれ者の私です。
偏屈くんが戦争で拗らせてスーパーサイヤ孤立偏屈くんになる話。 人生色々だから不幸だってあるだろうけど、その結果が反映されたにしても、主人公が人の言う事を聞かないいけ好かない野郎だと、やっぱ話としては乗りづらい。役者の実生活は抜きにして(性暴力容疑者俳優)ケヴィン・スペイシーの方が格段に常識人で善人で報われなくて哀しい。役者よのうケヴィン(いや、この文脈での褒めはおかしい)。
全米から彼の人生ダメ小説を読んで、「俺の事を書いたんだろ」と実行力のあるクズが集まってくる描写は怖い。押し寄せてくる得体の知れない元気な『ミザリー』たち。
◆『十二人の死にたい子どもたち』トーホーシネマズ日本橋7

▲大活躍な二人。
五つ星評価で【★★★大前提がおかしいけど、嘘でもこういう空想は面白かろう】
コメディーすれすれの設定。集団安楽死に集まった自殺志願者がみんな喋りたがりなのが違和感あるけど、そういうの取っ払ってトリック物として見ると面白い。何か似たような事を最近書いたな。『刀剣乱舞』か。『12人の怒れる男』よりは『12人の優しい日本人』寄りなのは中心にある謎の解明以上に陪審員(=自殺者)の各個性を一人一人掘り下げていく構成だからだろう。みんなでジンジャエールを持ちよって「ジンジャエー」と言ってほしかった。論理的に道筋を付けて納得したい男子陣より、勝手に暴れまわって自己の欲望を優先しようとする女子陣の方が魅力的。
12人の中で名前を知ってるのは男3人(高杉、北村、新田)、女3人(杉咲、黒島、秘密)。
新田はガタイがいいので病弱に見えづらい。シャッフルしても良かったかも。
杉咲は期待通り、黒島は化けたなあ。
秘密は存在そのものが飛び道具。よくやってる。
名前知らない中では、生命保険とイジメとドモリ、野郎三人が良かった。
12人もいるから多少のまごつきははしょうがない。
一応ちゃんとキャラを混同せずに見れたし、トリックも理解できたので、演出力高いと思う。監督、堤幸彦だから認めたくない人はいっぱいいるだろうが。
【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その22~24本目(今回はこれで終わり)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・TAXi ダイヤモンド・ミッション@ぴあ映画生活
・ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー@ぴあ映画生活
・十二人の死にたい子どもたち@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー@大江戸時夫の東京温度