摘まんで5本まとめてレビュー。残念ながら世間評判通りには俺の心を掴まなかった奴5選。
◆『シャザム!』丸の内ピカデリー1 ▲この笑顔が絶妙に非爽やか。
五つ星評価で【★★★あらかた良いのだけど】
ちょっとダレた。
シャザムは何か昔のイケイケ兄ちゃんみたいで、モッコリだし、ムチャださいっつか、ホルモン定食食ってそうなのは逆に良い。ビリー少年の方が素直でイケイケで可愛いがホモじゃないから手を出したいとかは言わない。少年と母親の関係をちゃんと整理した点に関してはとても評価。
マーク・ストロングには痛く同情。そんなワン・チャンもなしにダメ扱いはひどいだろ。代わりに入手した七つの大罪の力が似たり寄ったりで今一はっきり見えなかったのも残念。会議室の惨劇は如何にも金持ちの会議室みたいなのが
『ロボコップ』 を思いださせてくれてよかった。あそこのはっきり見せないホラー描写は痺れる。
◆『アクアマン』109シネマズ木場8 ▲何か懸賞芸人のなすびに似ちょるのう。
五つ星評価で【★★ぼーっとしてたら終わってた】
「アクアマン」には申し訳ない事をした。仕事帰り疲労がひどかったが「アクアマン」なら持ちこたえてくれるだろうと思ったのだが、とんでもなく質の悪い疲労だったので沈没した。
まあそんなホモじゃないし、強気なレゲエ野郎には興味を持ってなかったという事だな。
ウィレム・デフォーは燻し銀的な立ち位置だが、もっとガンガン行ってもらいたい。良かれ悪しかれ世界を変える男の方が似合うと思うのだ、世界をサポートする男ではなく。
『B v S』 もそうだったが、そんなに母ちゃんが好きなのかよDC映画。
◆『スパイダーマン:スパイダーバース』トーホーシネマズ錦糸町オリナス7 ▲脚の線、絶美。
五つ星評価で【★★俺アメコミファンじゃないのよ】
ワクワクしたし、マイルスの能力を扱えない孤独感・孤立感、あの事件に関しての絶望感にも共感できたが、ラスボスの位置にいるキングピン(原作からのスパイダーマンの宿敵であろう)がただの太っちょおじさんにしか見えず、魅力を感じえなかったのが乗れなかった敗因か。白いスパイダーマンの爪先がトゥー・シューズなのが果てしなくエロい。ロボットに乗ってる娘も勿論好き。悪役の全体像もそうだが、どちらかと言うとモッサリ感じるマイルスも嫌いかもしれない。それは実写版でトム・ホランドの若くて軽くて青青しい明るいスパイディを見たからかもしれないけれど。マダムが飼いたい若い燕はトム・ホランドであって、マイルスじゃないよな。マダムじゃないけど。
◆『レゴムービー2』新宿ピカデリー6 ▲ポスター。
五つ星評価で【★★★素晴らしいは素晴らしい、いやはや大した映画ではある】
相変わらず虚実のバランスの取り方が上手い。確かにあれがラスボスでは誰も敵わない。地獄を内在しているような敵なのである。エンドロールのエンドクレジットの歌の知性の高い事よ。あれは本当に最高で、あれ見る為だけでももう一回見たい。ただ、前作同様、全てがレゴという画面構成に頭が飽きてしまうので、ちょっと「ほわほわほわほわほわー」な部分がある。そこがもう頭の働きが多少落ちてる爺さんには厄介な映画なのだ。
◆『まく子』テアトル新宿 ▲「目と目が合ったその日から!」
五つ星評価で【★★まく子はともかく、男の子が好きじゃないのだと思う】
「まく子」が世界に与える違和感がとても面白いが、その違和感を受け止める主人公の男子が、ボケに対するツッコミとして機能していず、違和感が雲散霧消してしまう感じが大変惜しかった。まー映画本編よりも見た時点で大全盛だった花粉が悪かったんだろうと思うわ。
逆に、このテイストで純粋な侵略SFが見たかった。そういう展開だって出来る筋である。
あ、草彅君のリアルかつ、妙に自由な感じは良い。
【銭】 『シャザム!』:毎月20日丸の内ピカデリーは松竹系シネコン割引で1100円均一。
『アクアマン』:109シネマズメンバーズデー(週)で火曜は1300円。
『スパイダーマン:スパイダーバース』:トーホーシネマズデーで1100円。
『レゴムービー2』:前回有料入場割引で1300円。
『まく子』:テアトル会員割引+曜日割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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レゴムービー(前作)@死屍累々映画日記・第二章 ・
シャザム! 神々の怒り(続編)@死屍累々映画日記・第二章
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【概略】
海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。
SFアクション
.0★★★☆☆
ジェイソン・モモアって私の中では「コナン・ザ・バーバリアン 」の顔立ちが悪相という...
2019/07/03(水)20:43:39 |
いやいやえん
シャザム!@よみうりホール
2019/06/14(金)10:42:00 |
あーうぃ だにぇっと
** ネタバレあり **「マン・オブ・スティール」、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」、「スーサイド・スクワッド」、「ワンダーウーマン」、「ジャスティス・リーグ」、「アクアマン」に続く<DCフィルム・ユニバース>の7作目。但し今回はオープニングに<ユニバース>専用のタイトルロゴが流れない。軌道修正を図り今後は「ゆるやかな繋がり」を目指すということだったが、これもその方針変更の...
2019/06/07(金)15:23:30 |
【徒然なるままに・・・】
スーパーヒーローは厨二病。
これは実に楽しい映画だ。
年老いた最強魔法使いから、「シャザム!」と唱えるとスーパーヒーローへ変身する能力を受け継いだ男子中学生が、調子に乗って仲間と人気YouTuberに。
しかし、彼を付け狙う狙うスーパーヴィランがいて・・・という話。
変身すると体は大人でも、中身は14歳の子供。
このギャップが生み出す笑いが、たまらなく可笑しい。
同じアメコミ映画でも「アベ...
2019/05/19(日)22:04:22 |
ノラネコの呑んで観るシネマ
こーりゃ面白い!
とかく重苦しく重厚にしたがるDCコミックが、遂に自虐ネタもかまして本当に求められるヒーローもののあるべき姿を思い出させてくれたyo!
2019/05/04(土)23:14:06 |
ノルウェー暮らし・イン・原宿
時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメーション映画。ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3人が監督を務め、「LEGO(R) ムービー」のフィル・ロード&クリストファー・ミラーが製作を担当。第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。あ...
2019/05/04(土)19:59:53 |
映画に夢中
「スーパーマン」や「バットマン」と同じDCコミックスのヒーロー「シャザム」を映画化。シャザム役はTVシリーズ「CHUCK チャック」のザカリー・リーバイ、監督は「アナベル 死霊人形の誕生」のデビッド・F・サンドバーグ。あらすじ:見た目は大人だが中身は子どもという異色のヒーローの活躍を、独特のユーモアを交えて描く。ある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられた少年ビリーは、「S=ソロモンの知...
2019/05/04(土)19:59:20 |
映画に夢中
スパイダーマンことピーター・パーカーの突然の訃報に、ニューヨーク市民は悲しみに包まれる。 名門私立中学に通う13歳の少年マイルス・モラレスもその一人だったが、彼こそがピーターの後を継ぐ新生スパイダーマンだった。 闇社会に君臨するキングピンに挑むことを決意したマイルスの前に、思いがけない人物が現れる…。 アニメーション。 ≪運命を受け入れろ。≫
2019/05/04(土)01:32:34 |
象のロケット
地上を超えるテクノロジーと巨大モンスター軍で地球征服を狙う、アトランティス帝国。 海の生物すべてを味方にする力を持つ男アクアマンが、やむなく立ち上がることに…。 人類未体験、予測不能の海中バトル・エンタ−テイメント。 ≪その日人類は、海底からの未知の脅威に襲われるー。≫
2019/05/04(土)01:31:23 |
象のロケット
身寄りのない少年ビリーは、魔術師からスーパーパワーをもらう。 「シャザム!」という魔法の言葉を唱えると、筋肉ムッキムキのスーパーヒーローに変身できるのだ。 しかし、見た目はオトナでも中身はコドモのまま。 ヒーローオタクの少年フレディと一緒に悪ノリしていた彼のパワーを、密かに狙う者がいた…。 コメディ×アクション・エンターテインメント!
2019/05/04(土)01:29:59 |
象のロケット
闇世界を牛耳るキングピンが時空を歪める装置を作ったことで、別世界からスパイダーマンたちが大集結!――という、アカデミー賞の長編アニメーション部門受賞作品。<MCU>でも、ソニーが独自に進めている<SUMC(Sony’s Universe of Marvel Characters)>とも違った新たな「スパイダーマン」の物語だ。この作品の主人公はピーター・パーカーではなく、マイルス・モラレスとい...
2019/05/03(金)08:07:18 |
【徒然なるままに・・・】
【ネタバレ注意】
「王は国のためにだけ戦う。みんなのために戦う者が必要なの。」
(A king fights only for his own nation. You fight for everyone.)
『アクアマン』は面白い物語のお手本だ。
なにしろそのプロットは1980年の映画『フラッシュ・ゴードン』にそっくりなのだから、面白いに決まっている。
とてもマッ...
2019/05/02(木)11:21:59 |
映画のブログ