◆『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』ユナイテットシネマ豊洲10
▲ちょっとこれはないよなな水森亜土ビジュアル。
五つ星評価で【★★何か違う】
ハーレイ・クインで成り立つ話なのに、ハーレイ・クインに何だか魅力が欠けている。
『スーサイド・スクワッド』で見せたようなゾクゾク感を感じさせてくれない。宣材のメイン・ビジュアル見た時点でセンスないなー、と感じさせられた。ハーレイ・クインの強さが微塵もない。白塗りの変なおばちゃんだ。メリーさんかよ。んーと、アメコミ物のヒーロー(善玉)やヴィラン(悪玉)の日常からかけ離れている外観は、それなりに理由があるのが普通で、単に「これはこういうメイクなのよ、のほほほほーん」みたいにただ塗ってるように見えるって最低じゃないだろうか。いかに外観を合わせるかではなく、いかに外観に合わせたメンタリティーを表現できるか、でなくてはいけない。
「ジョーカーに振られた(もしくは振った)」から始まる物語はハーレイ・クインの「イカレてるのに無双に強い」という個性を中途半端な物にしてしまった。グループ活動する仲間4人もどれもこれも地味ウーマンで小粒だ。その小粒の中の一人として埋没してしまうかのようであるハーレイ・クインにちょっと苛立ちを覚える。
敵のブラックマスク=ユアン・マクレガーも単に飲み屋のオーナーで、そんなに極悪に見えない。ゴッサムの悪を仕切る闇のボスなのかしら? とてもそうは見えない。なので、とても小さい話に見えてしまった。アメコミ発と思えない路地の片隅の最小スケール抗争。そら、あかんやろ。
【銭】ユナイテッドシネマの会員デー(金曜日)に見て1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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