
▲おつかれな感じのショット。
五つ星評価で【★★★★おもろいやん。おもろい映画はもう本当にただそれだけ】
おもろいやん。
クズがいっぱい集まる映画は大好き。
クズがちゃんと魅力あるキャラに仕上がってるのがたまらん。
映画の中の一番のイカレ屑は前作同様、司令官のアマンダ。囚人ではなく、政府のエライさん。凄いわ。前作もクズだったけど、今回もクズ。今、ハリウッド映画では黒人で女性で管理職なんて、どう考えてもポリコレの勝ち組的な正義側として扱われる立場なのに超クズ。彼女の独断専行が止められた時は心底ホッとした。ニグロ特有の生肉食ってそうな不敵なツラ構えが良い(善良なニグロの皆様には申し訳ないのだけど)。
今回、冒頭二つのチームが島の攻略に充てられるのだけど、そのうちの一つがどう見ても囮チーム。あー、もったいない。囮チームのそれぞれのクズの特技ももうちょっと見たかった。そんな中で生き残ったのがハーレイ・クインとリック・ブラック。リック・ブラックなんて囚人じゃないでしょ。使い捨てにするのもったいな。ハーレイ・クインは今回良かった。という事は、前回は良くなかった。それはあれ『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』。前のスースクは一番良かった。ただ、今回も格闘させるとエラク強いところや、「大」発言とかがぶっ飛んでて良かった。
多分、主役のブラッド・スポート。悪人以上に「おっちゃん」。クズはクズなりに「それをやる奴は許しておけねえ」という線引きがある。これは何つかとても常識的な線引きだけど、凄く理解が出来るので肯定できる。「スーパーマンを半殺しにした男」というコピーがクール。現在のDC世界のスーパーマンは能力が凄すぎて「神」のように異能者扱いされている。「神」を半殺しに出来る悪漢はクールだ。クールなのに「おっちゃん」なので、ホッとする。
ポルカドットマン、一番いかれていて、病んでいて、冴えないけど、もっとも破壊力に富む。チラシなんかに書いてある「水玉を放ち、敵をスイスチーズに変える」という設定の意味が全く理解が出来ないので、怪談のように怖い(映画で「スイスチーズ」という単語が出てきた記憶がない)。彼が妄想する超巨大なアレにはビックリ。ジェームズ・ガン凄い絵を撮るなあ。
2時間12分だが体感1時間半くらい。悪党集団が島に呼び付けられ、目的地のAとBに向かい、攻略目標を粉砕する。玉突きのように連鎖し、ミッションを前に推し進める。無駄な寄り道とかないから見やすいのだろう。あのインドっぽい戦闘テーマも好き。
【銭】
ユナイテッドシネマの1200円で8月末まで鑑賞できるクーポンチケット使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結@ノラネコの呑んで観るシネマ
・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結@yukarinの映画鑑賞日記α
・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結@ノルウェー暮らし・イン・原宿