アメコミ系三つできるだけ軽く。
◆『モービウス』新宿ピカデリー2
◆『モービウス』ユナイテッドシネマ豊洲10
▲「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」
五つ星評価で【★★春眠】
二回観たけど、二回とも途中で意識が途切れてしまった。
幾何学系デザインに妙な音のOP、EDはイカレてて好み。
そうすか、吸血鬼ですか。常人が吸血鬼になって血の欲望に抗うという非常にベタな展開で、煙草会社がお金出してそうなCG表現は面白いけど、あまり変わり映えしない話。主人公モービウスの弟分マイロとの確執もテンプ。凄むと表情に獣性が溢れだすのもテンプ。何かヒューンヒューンドコンドコン殴り合ってるうちに終わってしまった。戦いを終わらす最後のスマッシュショットとか覚えてない。
モービウスことジャレッド・レトは苦悩、懊悩、衝動とかよさげな演技だった。
マイロことマット・スミスもスラッと伸びたおみ足に髑髏のような笑顔が眩しい。
吸血鬼だけに蝙蝠イメージが漂う本作だが、ラストに登場する人物の前世が
『バットマン』だったので笑った。バルチャー(ハゲタカ)であり、
『バードマン』でもある。そして、
『モービウス』の前世もバットマンの宿敵ジョーカーだったりする。本当は単に
『バットマン』を作りたかっただけなんじゃないか?
◆『ザ・バットマン』新宿ピカデリー2
日曜大工系ヴィラン。リドラー。
五つ星評価で【★★★端正】
その、バットマン。バットマンの暗さが好き。
明るいイデオン同様、明るいバットマンってかっこ悪い。
何かいつも苦虫噛み潰していて(本当に噛んでたらやだ)、俯いてる男がいいのよ、ブルース・ウェインは。今回の相手はタチの悪い知能犯リドラー(=ナゾラー)。シリアスな話に無理が生じるため、カラーのレオタードに「?」をあしらったアメコミコスチュームじゃなかった。あのスーツをそんなに見たかった訳じゃないけど、心の底にちょっとシコリが疼いた。はっきり言ってリドラーの謎は分からなかった。だが、バットマンは負ける。バットマンって割と勝負の勝ち率低い。そういう悲哀が嫌いじゃない。そして、ペンギンが単にギャングなのに、根性一つでバットマンとタイになる頑張りを見せたのはかっこよかった。
全体、文芸的な物語としてはよく出来ているが、娯楽としては圧倒的なカタルシスを与えてくれないので今一つ。キャットウーマンがエロいのは勿論好き。でも、話が悲惨な方向に傾くとエロとかどうでも良くなってしまいがちなのが悩ましい所。
◆『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』ユナイテッドシネマ豊洲8
▲オイルプレイ直後みたいなてかてかスパイディ。
五つ星評価で【★★★★自己犠牲】
ネタバレに関しては、あーなるかなと言うのは気付いていた。ああであってもおかしくはないし、逆にああならないとバランスが取れない。まあ、商業作品として、いろんな制約があるのによくやった。それより驚いたのは「治す」という方向性だ。ただ、最新のスパイダーマンシリーズの悪役、バルチャーとミステリオは「治す」事が出来ないタイプの悪役なので、「何でそんなこと思い付くかな?」とも思った。二人目三人目の影響が色濃いのかな? スパイダーマンの最後の決心も心にドスドス刺さる。誰よりも傷付く覚悟を持てる者が英雄なのだ。そういう英雄のドラマは基本、好き。
ゼンデイヤは美女とか可愛子ちゃんとかと違う範疇の女の子だったけど、3作よく勤めてくれて、とても好感持ってる。何となくセックス的な折衝抜きで、嫁さんとしてよくやってくれそうなタイプ。
【銭】『モービウス』:ピカデリー前回有料入場割引1300円とユナイテッド2ポイント割引1000円。
『ザ・バットマン』:ピカデリー前回有料入場割引1300円。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』:豊洲クーポン使用で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
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モービウス@映画.com・
ザ・バットマン@映画.com・
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@映画.com▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
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モービウス@徒然なるままに・
ザ・バットマン@ノラネコの呑んで観るシネマ・
ザ・バットマン@徒然なるままに・
ザ・バットマン@ノルウェー暮らし・イン・原宿・
ザ・バットマン@風に吹かれて・
ザ・バットマン@SGA屋物語紹介所・
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@或る日の出来事・
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@ノラネコの呑んで観るシネマ・
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@SGA屋物語紹介所
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今年の映画始めは映画館じゃなかった!
- 2023/01/21(土)09:34:49 |
- 或る日の出来事
マーベルでスパイダーマン・シリーズに属するらしい作品。
- 2022/12/25(日)12:48:39 |
- 或る日の出来事
作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186803/
https://moviewalker.jp/mv72926/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
の続きのようです。
ミステリオにスパイダーマンだと暴露され
悪者にまでされたピーターは
ドクター・ストレンジに、人々の記憶を消してもらう...
- 2022/04/28(木)19:53:16 |
- yutake☆イヴの《映画★一期一会》
作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184825/
https://www.allcinema.net/cinema/373697
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・ブルース・ウェイン: ロバート・パティンソン☆
・リドラー: ポール・ダノ なぞなぞで翻弄
・キャットウーマン(セリーナ) 友人を捜す
両...
- 2022/04/28(木)19:52:21 |
- yutake☆イヴの《映画★一期一会》
公開4日目の夕方。客席300人越えのシアター6には20名前後という驚くべき客入りだ。映画の話両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せる「バットマン」となった。ブルースがバットマンとして悪と対峙するようになって2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。...
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試写会場となったスクリーン3の客入りは8~9割くらい。最前列は客入れしていない。映画の話前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れ...
- 2022/04/27(水)22:48:12 |
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孤児たちのバトルロワイヤル。
DCコミックのダークヒーロー、バットマンのリブート作。
ブルース・ウェインが、仮面のビジランテとなって犯罪都市ゴッサムシティに姿を現してから二年後、市長をはじめとする街の有力者を狙う連続殺人事件が発生。
”リドラー”と名乗る犯人に名指しされたバットマンが、事件の謎に挑み、やがてゴッサムの裏側に潜む、巨大な闇が浮かび上がってくる。
「猿の惑星:新世紀」「猿の惑星...
- 2022/04/24(日)19:33:34 |
- ノラネコの呑んで観るシネマ
世界中にスパイダーマンであることを知られてしまったピーター・パーカーの人生は、大混乱に陥る。 魔術師ドクター・ストレンジに頼んで人々の記憶を消してもらおうとするも失敗。 時空が歪んでマルチバースが出現し、それぞれのユニバースから過去のヴィランたちを呼び寄せてしまうことに…。 VFXヒーローアクション新シリーズ第3弾。 ≪すべての運命が集結する≫
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大富豪の青年ブルース・ウェインが両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する存在“バットマン”になって2年が過ぎた。 ある日、権力者を標的にした連続殺人事件が発生。 犯人を名乗る史上最狂の知能犯リドラーは、犯行の際に必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵ブルースを挑発する。 最後のメッセージは「次の犠牲者はバットマン」だった…。 サスペンス・アクション。 ≪世界の<嘘>を暴け。本性を見抜け。≫
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- 象のロケット
アメリカ・ニューヨーク。 ノーベル賞候補にもなった天才医師マイケル・モービウスは、幼い頃から血液の難病を患っていた。 同病の親友マイロのためにも一日も早く治療法を見つけ出したい思いから、彼は吸血コウモリのDNAを使った人体実験を自らに試みる。 すると全身から力がみなぎり超人的な身体に激変。 しかしその代償として、抑えきれない“血への渇望”が生まれてしまった…。 アクション・スリラー。
- 2022/04/18(月)21:42:10 |
- 象のロケット
** ネタバレ注意! **天才医師のマイケル・モービウスは自らも難病に犯され、その治療法を探し求め吸血蝙蝠の血清を用いた治療法を発見、それにより難病からは回復し、逆に超人的な肉体を得ることになったのだが、その副作用として人の血液を欲するようになってしまい、本能の赴くままに殺戮を行い、危うく同僚の女医マルティーヌ・バンクロフトまでを手にかけてしまうところだった。殺人容疑をかけられ、逃亡生活を送...
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- 【徒然なるままに・・・】
ベン・アフレック監督・主演による<DCユニバース>の一本として企画されながら、監督交代に続いて主役の降板という事態になり、企画が二転三転して結局は<ユニバース>と無関係の若かりし頃のバットマンを描く物語ということに落ち着いた。出演はロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、ジョン・タトゥーロ、ピーター・サースガード、アンディ・サーキス、コリン・ファレルら...
- 2022/04/18(月)19:32:51 |
- 【徒然なるままに・・・】
*** ネタバレ注意! ***先ずは一言。「みんな嘘つき~!」ネット上などで噂になっててスタッフ、キャストが否定したこと、殆ど全部入ってるじゃん!トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドと3人のスパイダーマンの揃い踏み、デアデビルことマット・マードックの登場、ちゃんとやってくれてるじゃん。それに最後にはエディ・ブロック(&ヴェノム)まで顔を出してる。出てこなかったのはキルスティン・ダ...
- 2022/04/18(月)19:31:02 |
- 【徒然なるままに・・・】