『ドリームプラン』『クライ・マッチョ』『ダーク・ウォーターズ』『スイング・ステート』『ハウス・オブ・グッチ』『エル・プラネタ』ギンレイホール
- Date
- 2022/08/11/Thu 13:47
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
ギンレイホールしばりで6本。
◆『ドリームプラン』ギンレイホール

▲ウィル・スミスって芹澤興人に似てる。
五つ星評価で【★★ウィル・スミスのゲスさが爆発する気持ち良くない映画】
ツイッターでの最初の感想(↓)
あのイカれ親父を善人に仕上げて美談のような映画にする宣伝部の技術力はちょっと侮れない。
『ドリームプラン』じゃねえだろ。原題は『KING RICHARD』。ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父リチャードの暴帝っぷりを「王様」と称している。これがリアルな実話なら脚本にOK出したオヤジは偉いは偉いかもしれない。何にせよ、いけすかねえ野郎である事に変わりはない。羅針盤として向きを決めるのはオヤジだが、舟を安定させるのは母親。オヤジが偉そうにしているが実は母親が偉い。娘の為ではあるのだろうけど、契約や人情を楯にダニのように人にたかって暮らそうとするオヤジの姿勢はクズい。娘二人の実った成果を見ろって、そんな「勝てば官軍」みたいな事を言われても困る。これ、スポンサーを見つけた星一徹が日雇い人夫もやらず無職の癖に周りに威張り散らしてるような映画。144分も威張り散らしている。なげーよ。
◆『クライ・マッチョ』ギンレイホール

▲皺がカッコイイ。
五つ星評価で【★起きていられず】
おらあ「暗いマッチョ」とかに興味がもてなかったんだと思う。
普通にいい映画の筈なのだが、その日の仕事で疲れていたのだろう。イーストウッドも爺だが、俺も爺なので、申し訳ないがそんな事だってある。
◆『ダーク・ウォーターズ』ギンレイホール

▲地味でたまらん。
五つ星評価で【★★★★うむう】
マーク・ラファロの主人公が地味でずんぐりむっくりしてて、ただただ正しい事をやる為に努力して、あちこちから嫌われたり、病気を悪化させてひどい目に会う。それでも正しいから戦い続ける。今でも戦い続けている。という恐るべき実話。鑑賞2回目。マーク・ラファロは本当風采冴えない。でも、そこがいい。1回目に見た時よりアン・ハサウェイが鼻に突かなくなっていた。慣れだろうか。いわゆる企業側がいともたやすく人の道徳心を捨ててしまう事も再認。別に描かれてはいないが、道徳心を捨てないと路頭に迷うという事だろうから、それはそうしてしまう気持ちも理解は出来るが。しんどいが実にいい映画。
◆『スイング・ステート』ギンレイホール

▲近っ。
五つ星評価で【★★★軽く笑える形に加工したよい感じの皮肉映画】
トランプに負けたヒラリー・クリントン陣営の選挙参謀が次期大統領選で政権を奪還する為の票田作成の為に田舎の町長選挙に手を出すが、そこにトランプ陣営の選挙参謀もやってきて、な軽コメディー。トランプ陣営とヒラリー・クリントン陣営の選挙参謀同士がセックスしたりするが、これは個人が特定できても本人ではないだろうからセーフでいいのか。本当にセックスしてるから異を唱えられないという事もないと思うが(男×女ではなく男×男の可能性も強い/そこは関係ないか)。
人が人を騙すコンゲーム映画の政界版。この類は騙される方が悪かったり、節度が欠けていれば心が痛まない。なので、これは問題なし。騙されるに足る人材が豊富ないい舞台を選んだ慧眼を褒めていいだろう。田舎者の美女が田舎者らしい感じにめんこいのがとてもよい。ギスギスした生活を送ってるから、みんなめんこい女の子が好きよ。
◆『ハウス・オブ・グッチ』ギンレイホール

▲ジャレッド・レト(最左)のこのスーツの色一つとっても悪意がある。
五つ星評価で【★★ガガ熱演】
ツイッターでの最初の感想(↓)
グッチじゃなくビッチだった。
ガガの下品さが映画の屋台骨。
そして、出てきた途端にダ人間でセンスのカケラもない事が分かるジャレッド・レトのパオロが凄い。あんなん出落ちじゃん。本当もあんなんなんか。他の役者は少女マンガ的世界に生きているのに(ガガはレディコミ)、ジャレッド・レトだけはとりいかずよし、古谷三敏、赤塚不二夫的な昭和ギャグマンガのベタさで描かれている。ジャレッド・レトだけチャップリンみたいなドタ靴のイメージだもの。
しかし、これが159分もある。なげーよ。90分くらいでサクっと撮れるだろ。
ガガの濡れ場が本気な感じでヤバい。ガガの評価の大部分は濡れ場じゃないだろうか。濡れ場以外のガガは丸い京唄子みたいな感じだし。
オマケ「ガガが言いそうなセリフ」:あなたがアダム・ドライバーね。あなたのアダムでドライブしてみたいわ。
◆『エル・プラネタ』ギンレイホール

▲モノクロで撮るとオシャレ。多分、今はそのままカラーで撮るより費用が掛かる筈。
五つ星評価で【★気づいたら終わってた】
予告見て、そういう考え方は好かんとは思っていたが、見ていて感情が死んで、すーっと自然に興味が失せていった。基本、義務を怠って権利を主張するような手合は、それをどんなにオシャレに撮ろうとも好きになれない。寝てる間に物凄い真逆な事とかが発生してるようだったらゴメン。
【銭】
会員証で入場。『ドリームプラン』と『クライ・マッチョ』、『ダーク・ウォーターズ』と『スイング・ステート』、『ハウス・オブ・グッチ』と『エル・プラネタ』はカップリング。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・ドリームプラン@映画.com
・クライ・マッチョ@映画.com
・ダーク・ウォーターズ@映画.com
・スイング・ステート@映画.com
・ハウス・オブ・グッチ@映画.com
・エル・プラネタ@映画.com
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・ドリームプラン@風に吹かれて
・ドリームプラン@SGA屋物語紹介所
・ハウス・オブ・グッチ@ここなつ映画レビュー
・ハウス・オブ・グッチ@SGA屋物語紹介所
▼関連記事。
・ダーク・ウォーターズ(1回目)@死屍累々映画日記・第二章
◆『ドリームプラン』ギンレイホール

▲ウィル・スミスって芹澤興人に似てる。
五つ星評価で【★★ウィル・スミスのゲスさが爆発する気持ち良くない映画】
ツイッターでの最初の感想(↓)
あのイカれ親父を善人に仕上げて美談のような映画にする宣伝部の技術力はちょっと侮れない。
『ドリームプラン』じゃねえだろ。原題は『KING RICHARD』。ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父リチャードの暴帝っぷりを「王様」と称している。これがリアルな実話なら脚本にOK出したオヤジは偉いは偉いかもしれない。何にせよ、いけすかねえ野郎である事に変わりはない。羅針盤として向きを決めるのはオヤジだが、舟を安定させるのは母親。オヤジが偉そうにしているが実は母親が偉い。娘の為ではあるのだろうけど、契約や人情を楯にダニのように人にたかって暮らそうとするオヤジの姿勢はクズい。娘二人の実った成果を見ろって、そんな「勝てば官軍」みたいな事を言われても困る。これ、スポンサーを見つけた星一徹が日雇い人夫もやらず無職の癖に周りに威張り散らしてるような映画。144分も威張り散らしている。なげーよ。
◆『クライ・マッチョ』ギンレイホール

▲皺がカッコイイ。
五つ星評価で【★起きていられず】
おらあ「暗いマッチョ」とかに興味がもてなかったんだと思う。
普通にいい映画の筈なのだが、その日の仕事で疲れていたのだろう。イーストウッドも爺だが、俺も爺なので、申し訳ないがそんな事だってある。
◆『ダーク・ウォーターズ』ギンレイホール

▲地味でたまらん。
五つ星評価で【★★★★うむう】
マーク・ラファロの主人公が地味でずんぐりむっくりしてて、ただただ正しい事をやる為に努力して、あちこちから嫌われたり、病気を悪化させてひどい目に会う。それでも正しいから戦い続ける。今でも戦い続けている。という恐るべき実話。鑑賞2回目。マーク・ラファロは本当風采冴えない。でも、そこがいい。1回目に見た時よりアン・ハサウェイが鼻に突かなくなっていた。慣れだろうか。いわゆる企業側がいともたやすく人の道徳心を捨ててしまう事も再認。別に描かれてはいないが、道徳心を捨てないと路頭に迷うという事だろうから、それはそうしてしまう気持ちも理解は出来るが。しんどいが実にいい映画。
◆『スイング・ステート』ギンレイホール

▲近っ。
五つ星評価で【★★★軽く笑える形に加工したよい感じの皮肉映画】
トランプに負けたヒラリー・クリントン陣営の選挙参謀が次期大統領選で政権を奪還する為の票田作成の為に田舎の町長選挙に手を出すが、そこにトランプ陣営の選挙参謀もやってきて、な軽コメディー。トランプ陣営とヒラリー・クリントン陣営の選挙参謀同士がセックスしたりするが、これは個人が特定できても本人ではないだろうからセーフでいいのか。本当にセックスしてるから異を唱えられないという事もないと思うが(男×女ではなく男×男の可能性も強い/そこは関係ないか)。
人が人を騙すコンゲーム映画の政界版。この類は騙される方が悪かったり、節度が欠けていれば心が痛まない。なので、これは問題なし。騙されるに足る人材が豊富ないい舞台を選んだ慧眼を褒めていいだろう。田舎者の美女が田舎者らしい感じにめんこいのがとてもよい。ギスギスした生活を送ってるから、みんなめんこい女の子が好きよ。
◆『ハウス・オブ・グッチ』ギンレイホール

▲ジャレッド・レト(最左)のこのスーツの色一つとっても悪意がある。
五つ星評価で【★★ガガ熱演】
ツイッターでの最初の感想(↓)
グッチじゃなくビッチだった。
ガガの下品さが映画の屋台骨。
そして、出てきた途端にダ人間でセンスのカケラもない事が分かるジャレッド・レトのパオロが凄い。あんなん出落ちじゃん。本当もあんなんなんか。他の役者は少女マンガ的世界に生きているのに(ガガはレディコミ)、ジャレッド・レトだけはとりいかずよし、古谷三敏、赤塚不二夫的な昭和ギャグマンガのベタさで描かれている。ジャレッド・レトだけチャップリンみたいなドタ靴のイメージだもの。
しかし、これが159分もある。なげーよ。90分くらいでサクっと撮れるだろ。
ガガの濡れ場が本気な感じでヤバい。ガガの評価の大部分は濡れ場じゃないだろうか。濡れ場以外のガガは丸い京唄子みたいな感じだし。
オマケ「ガガが言いそうなセリフ」:あなたがアダム・ドライバーね。あなたのアダムでドライブしてみたいわ。
◆『エル・プラネタ』ギンレイホール

▲モノクロで撮るとオシャレ。多分、今はそのままカラーで撮るより費用が掛かる筈。
五つ星評価で【★気づいたら終わってた】
予告見て、そういう考え方は好かんとは思っていたが、見ていて感情が死んで、すーっと自然に興味が失せていった。基本、義務を怠って権利を主張するような手合は、それをどんなにオシャレに撮ろうとも好きになれない。寝てる間に物凄い真逆な事とかが発生してるようだったらゴメン。
【銭】
会員証で入場。『ドリームプラン』と『クライ・マッチョ』、『ダーク・ウォーターズ』と『スイング・ステート』、『ハウス・オブ・グッチ』と『エル・プラネタ』はカップリング。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・ドリームプラン@映画.com
・クライ・マッチョ@映画.com
・ダーク・ウォーターズ@映画.com
・スイング・ステート@映画.com
・ハウス・オブ・グッチ@映画.com
・エル・プラネタ@映画.com
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・ドリームプラン@風に吹かれて
・ドリームプラン@SGA屋物語紹介所
・ハウス・オブ・グッチ@ここなつ映画レビュー
・ハウス・オブ・グッチ@SGA屋物語紹介所
▼関連記事。
・ダーク・ウォーターズ(1回目)@死屍累々映画日記・第二章
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