
▲このポスターみたいなカッチリ感がない。
五つ星評価で【★なんかもー】
TVシリーズ未見。という訳でお約束セリフみたいなお決まりはよう分からん。個人的には大島優子とシム・ウンギョンがそんなに好みでなく、菜々緒と広瀬アリスが好きなので見たさと見たくなさが半々くらいだった。残りの3人はそこそこ。出番的には敵側の吉瀬美智子にもいい見せ場があった。けっこうトロそうな女優さん達にハードな殺陣が付いていて、そこは感心した。
鶴瓶たち九十九ファミリーが生理的にあかん集団という気はしても、強烈に悪い奴という感じがしない。そして、そのファミリーそれぞれの情報を集める為に各家族に秘書として潜り込む「七人の秘書」集団。家族会議で、家族の後ろに秘書が引っ付くという、とっても不自然な絵が出来るのだが、あの会議で何の状況も変わっていないのも解せない。
鶴瓶が開いたパーティーで鶴瓶たちの悪事を暴いて社会的な制裁という秘書側の一手は分からなくもないが、鶴瓶が悪と分かっていても取引を止められないような手合が多いなら、この一手は別に意味がない。その後、鶴瓶は警察に逮捕されるようなのだが、警察側は不正な方法で取得した証拠を裁判などで使用できないので、鶴瓶は追い詰められないのではないか? すると、最終的に鶴瓶を追い詰めるのは意図的に起こしていない火事という事になる。それ、意図の有無だけで、鶴瓶とやってる事があまり変わらん。で、鶴瓶がファミリーのトップから追い立てられると同時に別の人物に権利が移るようなのだが、その人物に対しては「仕返しの代行」が行われる素振りもないし、その人物が求めていた、ある物が、別にそれがなければ事業展開に困るほど決定的な物でもない事も気になる。これ、観客スッキリして帰っているの? 私はたいへんモヤってしまった。
【銭】
前回来館時に貰ったクーポンを使って1400円で鑑賞。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・七人の秘書 THE MOVIE@映画.com
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