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『映画 マイホームヒーロー』丸の内ピカデリー1

◆『映画 マイホームヒーロー』丸の内ピカデリー1

▲ポスター。

五つ星評価で【★★★TVドラマの無理のない続編】
原作未読、ドラマ未視聴。
基礎知識なく、これから見て大丈夫と言う話を聞いて見に行った。が、サラリーマンが見れる時間に掛かってなくて難儀した。二週目くらいまでは平日19時台の回とか掛けてほしい。すぐ一日一回になってレイト枠。レイト枠次の日が4時とか5時起きだと流石に気楽に使えない。

キャスティングの勝利だと思う。
佐々木蔵之介と木村多江に流れる不器用で人の好い高東北人濃度みたいなのが、そらボタンの掛け違いで人を殺してしまったら、家庭を守るために必死に取り繕うとするだろうと言うリアルを成立させている。佐々木蔵之介なんか上手いから無敵の殺人鬼とかでもできるだろうけど、こういうガタイは大きいけど、誠実に誤って済むならいくらでも頭を下げるという役にこれでもかとピッタリ。
齋藤飛鳥もいい感じに子供。こんな子供なら守るよ。
板倉俊之いい感じにチョイ役。
立川談春なんて普通に役者にしか見えない。
音尾琢真と津田健次郎の悪役コンビは癖が強くて、こういうのに絡まれたらイヤだよねという感じが実感できて、これも良い。
スピーディーな展開でコロコロ目を飽きさせないが、アクションの凄さよりは、キャラクター同士のぶつけ合いの妙が面白い。そして、やっぱり佐々木蔵之介にシンクロしちゃうので、なかなか楽しめました。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
映画 マイホームヒーロー@映画.com
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『あの夏のルカ』シネマイクスピアリ7

◆『あの夏のルカ』シネマイクスピアリ7

▲ルカ。

五つ星評価で【★★★ピクサーがパヤオみたいやん】
男の子二人と女の子の友情物語。女の子がビッチで男二人に身体を許すけどキスだけは許さないって、それは加賀まりこの『月曜日のユカ』で、「の」と「カ」しか合ってないじゃん。半魚人が人間の町中で生活する事で、多様性の重要さを知るみたいなテーマがあるのだろう。アニメ映画的には半魚人だが、映画テーマ的にはユダヤ人であってもいい。自転車競技の最中、もしくは競技セックスの最中、丸出しになったルカの男性器を見て、ユダヤ人がばれてしまうと言う話に改変だ。多様性万歳で物語は閉じるが一人だけその多様性から弾かれる人物がいる。ヴィランのエルコレ。多様性を認めない人間が多様性から疎外されるのはギリありか。
女の子ジュリアの父ちゃんが片腕欠損で、これも多様性の一つの結果提示であるのだろうけど、物語的には片腕である必然性はなく、けっこう邪魔な設定に感じた。

ジュリアの全く性を感じさせない感じが好き。

トライアスロンの結果と物語の山場を重ね合わせたのも、その話まだ残ってたんだみたいな違和感を感じた。

メタモルフォーゼのアニメートは素晴らしい。


【銭】
番組特別価格で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
あの夏のルカ@映画.com

『恋わずらいのエリー』トーホーシネマズ上野8

◆『恋わずらいのエリー』トーホーシネマズ上野8

▲チョメチョメしちゃう二人。

五つ星評価で【★★原菜乃華の剛腕演技でも救えなかった映画】
「恋するズワイガニのエリー」を見に行くとボケて見に行った。あー、原菜乃華のズワイガニコス見たかった。ともかく原菜乃華が素晴らしく、どのレビュー見ても彼女を貶すレビューは皆無で、それはさもありなん、異論はないのだけど、キャラクターとしての共感度は低い。エリーが妄想に浸るのはキャラクターショーとしての見せ場で、あのテンションでオミくんのバナナを出迎えたり、大人の階段を上ったりが死ぬほど見たい。ただ、妄想自身は観客は面白いけど恋愛に有効には思えない。すると、それ以外のエリーの行動にほだされてオミ君(宮世琉弥)はエリーに惹かれていく事になる筈だが、ここがきちんと描かれていないので、神の呪いのようにただただ好き好きになっていく。それはいかんだろ。そもそも他人なんてどうでもいいと言ってる彼が表面上、女子の王子の場に甘んじている理由も良く分からん。そんなの他人に関心がないなら面倒だろう。オミくん目と唇が横に避けているような特殊な容貌だが、イケメンで問題ないだろう。町中で知らない女子が足を止めてキャーキャー言う演出があったりもするが、そこまでとは思わん。テニスする時にバンダナを巻くが顔のイメージがかなり変わるので、あれは巻かない方が良い。「宮世琉弥」って漢字ヅカっぽくて変換がしんどい。
初めての友達、白宮みずほとその追っかけ彼氏綱啓永は変人で善人でよかった。
エリーが演出上「ネアカの変態」なら、その対極にいる「ネクラの変態」である西村卓也(カナメくん)のキラキラオミくんに対する抜群の地味さも自分がそっち寄りだから響いた。持ち上げておいて胴上げもせずに地べたに落とされるみたいな役。痛たたたた。
小手伸也が特別出演でエンドロールで出ていて、教師か何かだろう見逃がしたなあと思って、映画.comで役を見たら「ミヒャエル様」。絵の役かあ。

▲ミヒャエル様(笑) これは気付かんだろう。そして新しい。

主題歌のNiziUが特別出演で一人2秒くらいずつ出てる。あれはソックリさんでも気づかれまい。つうか、あれだったらミヒャエル様の絵の中に一緒に描かれる扱いでもいいんじゃないか。
高校の文化祭で花火上げるのは火器管理的な意味で反対です。


【銭】
トーホーシネマズのメンバーズデーで1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
恋わずらいのエリー@映画.com

『ゴジラ−1.0』トーホーシネマズ日比谷5

◆『ゴジラ−1.0』トーホーシネマズ日比谷5

▲チキショーおまいらお似合いだ!

五つ星評価で【★★★★★ボロボロ泣く】
二回目。
もう頭からケツまで泣いて見てた。
相変わらずポンと入ってくる橋爪功のビジュアルの破壊力よ。同様に嶋田久作も出てると聞いたがこちらは見つけられず。
安藤サクラ登場シーン。あそこまで怒らなくても良かろう。女の子可愛い。もちろん浜辺美波も可愛い。あの首筋にスーっと上ってくる不吉な刺青みたいなのも確認した。何、それ、全裸に剥いてしっかり確認したい。
海のゴジラ、陸のゴジラ、両方どのカメラでどう切り取るかが完璧。ゴジラ実際にでかい筈だが、地べたを蠢く人間だったり、ビルの上から見るゴジラだったり、人と対比させながら、人の見た眼でムチャクチャ大きく撮れている。監督とVFXが兼任してる強み。浜辺の電車をゴジラが襲うシーンなど、浜辺の演技からゴジラにピントを合わせて浜辺に戻るとかをカットを割らずに撮ってるけど、あまりにスムーズなので凄く見えない。あの、でかいのが動くと、単に踏み潰されるとかより、ビルなどが津波の様に壊れるとかが分かり味ありすぎる。
そして伊福部メロディーが野蛮で素敵。


【銭】
トーホーシネマズのメンバーポイント6ポイントを使って無料、でかい画面とドルビー・アトモスが付加ついて200円だけ徴収された。よかよか。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ゴジラ−1.0@映画.com
▼関連記事。
ゴジラ−1.0(一回目)@死屍累々映画日記・第二章

『悪魔がはらわたでいけにえで私』ヒューントラストシネマ渋谷3

◆『悪魔がはらわたでいけにえで私』ヒューントラストシネマ渋谷3

▲あははははははははーみたいな感じ。

五つ星評価で【★★★まあまあまあまあ】
ツイッターでの最初の感想(↓)

話は分からないが気持ちは伝わった。

60分しかないのに話が分からないのでは評価が低くてもしょうがないだろう。でもまあ、こんなタイトルの映画にそんなん期待するのが、いけないとも思う。ただ「筋」は、娯楽映画が普通に面白くなる最優先要素だから、論理的にダメだしするなら、そこを攻めれば良いのは至極、理屈に合ってる。逆に「筋」が破綻していようが何だろうが、そこはあえて忘れてでも「気持ち」を優先させた。と言うか、まあ、普通に「筋」を整理するのは娯楽映画のモラルみたいなもんだから、そこちゃんとしろよも分かるので両者、睨み合いながらそのまま地面に沈んで死んでもらいたい。

「ゾンビ」というとても格調高い存在を使っているので、気づかないかもしれないが、実はこれは『2001年宇宙の旅』でモノリスが猿に進化の啓示を与えた際、その中の一匹に天才がいて道具を用いて他の猿を殺すという進化を選び、その強者生存のルールの中で、更に強者足りうる自分が生み出した人工知能と未来の覇権を争うという物語の否定に見えなくもない。別の猿の中に天才がいて、群れ同士が争うのではなく、道具を使って自慰をする事で、殺し合いを避ける。流石に「自慰」は映像的にアカデミックに撮れないので「演奏」に変化させた。分かってる。分かってる。脱線だ。多分、悪いのは俺だ。でも、死なない美少女が未来永劫、自慰を続け、他の者の快楽を引き出そうとしたりするならそれはそれでとても美しい物語ではないだろうか。「ゾンビ」だからそうは見えないが。

このタイトルにぶつかった時、とりあえず内容はどうあれ許そうと思った。本当に「内容はどうあれ」だったのにはちょっとビックリしたが。まあそんな。


【銭】
テアトル会員割引料金1400円。つーか、短いから安くしてほしかった。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
悪魔がはらわたでいけにえで私@映画.com

『アクアマン 失われた王国』イオンシネマシアタス調布8

◆『アクアマン 失われた王国』イオンシネマシアタス調布8

▲ぴっちりスーツでも乳首は厳禁。

五つ星評価で【★★★面白いけど俺モモアは何となく苦手なの】
ツイッターでの最初の感想(↓)

いい年したマッチョ親父が延々と素手で殴りあってるだけなのに面白いという謎の映画。蛸が超有能なのに前半しか出ない。マンバの意地の通し方は男をあげた。

『アクアマン』の一作目は疲労がひどくて、海の中の映画なのに舟を漕いでしまったから、今回の方が最後まで起きて入れただけで満足度が高い。
しかし、本当にオヤジが殴り合ってるだけで面白いのだから凄いよなあ。まあ、工事現場とかでユンボのバケモノみたいのと殴り合うなんてのは日本では脚本で落とされるだろうから、殴り合いをどんどんエスカレートさせていっただけで偉い。あと、仲の悪い弟をバディとして選んで口喧嘩させながら暴力の見せ方を二分するのが良かったのだろう。
蛸は勿論良し。ラストシーンでアクアマンに絡まりながら海中に姿を消して欲しかった。

これでDC映画終わりなのだけど、特に他のヒーローとの共演も、この映画内ではなし。
作るだけ作って、さっさと撤退したかのよう。まあでも又、どこかいつか時代は繰り返すだろう。スーパーマンやバットマンは必ず新作が出来るだろうが、アクアマン、フラッシュあたりはリメイク微妙だなあ。アクアマンは筋肉系のいい役者(もしくはスポーツ選手)がその際に見つかるかだな。やってみるか、大谷翔平のアクアマンとか。


【銭】
イオンシネマは55歳からシニア扱いで1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
アクアマン 失われた王国@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
アクアマン 失われた王国@徒然なるままに
アクアマン 失われた王国@SGA屋物語紹介所
▼関連記事。
アクアマン(一作目)@死屍累々映画日記・第二章

『私ときどきレッサーパンダ』トーホーシネマズ日本橋3

◆『私ときどきレッサーパンダ』トーホーシネマズ日本橋3

▲右から二人目が主人公。親が押し付けてそうないい子ちゃんファッション。悪い意味でファニーフェイスで慣れづらかった。一番左は四人目っぽい子。荒れ狂ってる時の森三中の黒沢さんみたい。常にそんな感じなの疲れる。いや、ジャンプのロボ子か。

五つ星評価で【★★★★こりゃあ面白い】
ツイッターでの最初の感想(↓)

下馬評通りムチャおもしれー。親子や家族や友情の映画だけど途中から怪獣映画フォーマットになるのが胸熱。父ちゃんが大人しいのに有能。しかし学校にナプキン持ってくる母親こえー。

上のスチール写真通り、仲間とワチャワチャやりたいお年頃であり、小学校高学年くらいだろうから、好印象悪印象くらいはあっても、男女交際はまだ始まる前だろう。関心がなくはないが、男女交際よりも友情に重いシフトがある時期。だから、何となく「恋愛に転ぶ事」その物がタブーだし、自分の性別性差なども有耶無耶にしておきたいだろう。そこにナプキン持って「忘れものよお」とやって来る母、こりゃあ「地獄」と言うしかない。主人公の母が殊更、禁欲的で娘を守ろうと「手を出すんじゃない」と娘が何となく好感持ってる男子に詰め寄るのも「地獄」。誰か「お嬢さんはそんなにモテないだろうから大丈夫です」と言ってあげないといけない。女の子四人がギリギリの状態で均衡を守るけれど、これは一歩間違えると主人公は一人孤立して『キャリー』みたいに生理用品投げられる虐められっ子になるだろう。

後半、巨大レッサーパンダがコンサートドームの屋根を壊して覗き込む場面、「うわあ『ガメラ 大怪獣空中決戦』やん」と興奮した。

『キャリー』とも言ったけど、親の干渉を受けずに子供が集まって、大惨事起こしかねないと言えば『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』的かも。レッサーパンダが全て奪いつくしてしまうような邪悪な存在じゃなくてよかった(いやディズニーでそんな方向に話は向けんだろ)。


【銭】
三作品合同前売券を1300円で買っていたのだが、当日行ったら一般入場料金いつでも1300円だった。しかし、遅い時間にかけてくれる劇場が少ないのは難儀。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
私ときどきレッサーパンダ@映画.com

『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』プリンス品川シアター1

◆『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』プリンス品川シアター1

▲「本当の図書館に行こう」ってこの映画の中でとっても良いシーン。眼鏡っ子もそうだけど、頭のいい人が報われなかったりする事がこの世界では多いので、上手い事自己実現してる人は見ていて嬉しい。

五つ星評価で【★★★★眼鏡っ子もそうだが、一生懸命やってる人に優しい】
この前作にあたる『ゴーストバスターズ アフターライフ』は実はあまり好きではない。母ちゃんと子供二人、父ちゃんになる男の関係がギスギスして、あまり優しさを感じなかったからだ。今作は冒頭から好き。家族になった子供二人と母ちゃんと義理の父ちゃんが衝突しながらも一台の車で協力し合いながらゴーストを追い詰める。みんなとってもいい奴等なのがぷんぷん漂ってくる。車が走る時の騒音も猫を燃料に使ってるような変な音で好き。そして、眼鏡っ子が信じがたいくらい可愛い。能力はあるのに、年齢バイアスで社会からスポイルされる事に悩む。俺に権力があったらこの子を囲って好き放題するのに(いや、するなよ)。ゴーストバスターズに007のQみたいな部署があるのも楽しい。
今回の悪役は失われた文明によって封印された魔王。このデザインが割と話し合いとか一切出来そうにない感じで素晴らしい。そう言えばその魔王がニューヨークで百年かそこら前封印を解かれた時(音版があるのだから封印は解かれたのだろう)、再封印したのは誰なのか。前のファイアマスターか。煙草屋のファイアマスターさん簡単に片付けられすぎ。逆に、あの伏線で通常は何の役にも立たないフリーターの兄貴に意外な才能があるのが分かって涙がちょちょぎれる。ゴーストバスターズの面々って社会不適合者だらけだけど、みんな気のいい面々と言うのがファンタジーでとてもいい。
ダン・エイクロイドもビル・マーレーもいい顔になった。
吹き替え版で見て、新しい学校のリーダーズのゴーストバスターズがエンドロールとPVで二度流れして、それはちょっとくどい。


【銭】
東映株主券3000円(202402~202407)をチケット屋で買って6回分のうち2回(1&2枚目)。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ゴーストバスターズ フローズン・サマー@映画.com

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』トーホーシネマズ日比谷7

◆『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』トーホーシネマズ日比谷7
五つ星評価で【★★★★ムチャクチャ泣けるの変わらず】
2回目。
朝8時45分の「PLAY!」を見に行ったら常磐線故障のあおりを食って千代田線が遅延。遅刻したので急遽鬼滅の二回目鑑賞に切り替えた。おそらくこれでもう「PLAY!」を見る機会は訪れないだろう。南無阿弥陀仏。
で、まあ、鬼滅は良かった。
炭治郎、禰豆子を始めとするキャラクターの絵が全く揺らがず美麗なままなのも凄いが、背景とかも地味に力が入っている。半天狗の草原とかの美しい事(デジタルモアレは仕方ない)。復興する里村なんて物凄い背景画だ、あんなん一朝一夕に描けないだろうから、みんな悲鳴を上げたに違いない。
しかし、炭治郎ずっと叫んでて大変だ。病室めっちゃうるさい。善逸は単にいつもうるさい。あれ、最終的に禰豆子と結ばれるのは何かそれいいんか。ただ、善逸が誰と結ばれても結ばれた相手が大変な事に変わりはない。いやあ、一人身で死ねよ。
移動担当の隠れの女の人は巨乳。どうしたゲス眼鏡。巨乳用の隊員服を支給しろよ。
ゲス眼鏡のオマケ映像が付いてて驚いた。


【銭】
トーホーシネマズ会員サービスデー(火曜)で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ@映画.com
▼関連記事。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(一回目)@死屍累々映画日記・第二章

『キック・ミー 怒りのカンザス』ヒューントラストシネマ渋谷2

◆『キック・ミー 怒りのカンザス』ヒューントラストシネマ渋谷2

▲ゲロ吐きそうなくらい華がない主役。

五つ星評価で【★星一つで問題ない潔さ】
「オフビートな笑い」と言ってしまえば済むような「陰湿な笑い」、いやいや、それって本当に笑いかよ。つまり、体調がいい時には「ふむふむ」と静観できるのだけど、体調が悪い時には「てめー、くだらねーもん作ってんじゃねーぜ」にしかならない。考察しないと面白くないというのはもう年寄りだから単純に面倒くさくてしょうがない。「気鋭」なんだろうけど、「気鋭」と言えば全て許されるってもんでもない。

ちょっとビックリするくらい、華がなくて魅力もない主人公が自分の意思と関係なく、半裸で悪い方、悪い方へと引きずり回される映画。特に大逆転もなく、何か最後まで引きずり回される。展開がチャキチャキ変わるから「ぼーっ」と見てられるんだけど、「快楽」がドピュドピュ沸き出て来たりはしない。

強烈なのは糞尿でドラッグを作る糞爺。そういうドラッグが本当にあると聞いて驚く。だが、別にそれは映画とは関係がない。
カンザスに文化的なカンザスと魔境カンザスがあるとは知らなかった。表日本と裏日本みたいな。

この主人公の風貌が「禿」は違うのだが、ロッチの中岡に似てる。絶妙の生理的なキモさ。というか、主役がロッチの中岡ならもうちょっと楽しめたかもしれない。ロッチの中岡だったら日本人に分かる愛嬌がある。逆に主役のサンティアゴ・バスケス氏にはカンザス出身者になら分かる特有の愛嬌があるのかもしれない。パリパリ分からん。ロッチのコカドに似てる人が出ていなかったのが残念だ。別に出てなくてはいけない理由は一つもないが。


【銭】
未体験ゾーンの映画たち2024、リピーター割引1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
キック・ミー 怒りのカンザス@映画.com
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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