ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

マンガ『あさひなぐ 第二十五巻』こざき亜衣、ビッグコミックスを読書する男ふじき

大工ちゃんとトドさんについては核心に至る前に上手くかわされたなという感じで、軽く失望を感じた。何となく「空気で分かれよ」といなされたみたい。そこはとことん言語化して、彼女たち本人にも問題を自覚してほしかったのだな、私は。空気だけで問題が根本的に解決していないのに先に進むのが気持ち悪い。

一巻まるまる合宿の話で、巻末でもまだ終わっていない。
尼さんが宮路を諭そうとして、そこにやすこ先生が駆け込んできて波乱になりそうなところで25巻は終わり。昔の連続大活劇かよというくらいの話の閉じ方である。そら、もちろん次も早く読みたいわ。
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マンガ『MASTERグレープ 第2~3巻』原作:土屋理弘、作画:高橋アキラ、ゲッサン少年サンデーコミックスペシャルを読書する男ふじき

油断してたら二冊出てた。
「ゲッサン」だから「月刊サンデー」なのだろうな。
昔はサンデーの月刊誌は「増刊サンデー」だったと思うが。
「サンデー」少年誌の単行本売り場にあるかと思ったら大間違い。
「ビッグコミック」系の青年誌単行本売り場に置いてあったりする。

二巻は主に薙刀。
三巻は主に槍。

二巻の薙刀使い女子が不思議ちゃん系で好み。
登場時、タイツ女子であった事も性癖的にグッと来てたら脱いでしまった。

見透かされたか!(何をだよ!)

マンガ『そしてボクは外道マンになる 第一巻』平松伸二、ヤングジャンプコミックスを読書する男ふじき

『ドーベルマン刑事』作者の自伝マンガ。
ツイッターで推してる人がいるので買ったのだが、
基本的に言い訳っぽいのが苦手で2巻を買えないでいる。

おそらくまだ外道マンにはなってない筈。

マンガ『ちおちゃんの通学路 第一巻』川崎直孝、MFコミックスを読書する男ふじき

ブックオフ安売りで購入。
可愛子ちゃんJKが主人公で、ちょくちょくエロい目に会ったりもするのに何か今一つこのJKに惹かれない。
事細かに心理描写がなされ、その追い込まれ感がギャグになってるのだが、その心理描写が全くもって「野郎」然としているからだろうか。こんな爺さんの年になっても(当年52)まだまだ女子には女子足りえてほしいというのか、俺。気持ち悪いな、俺。

この人、絵は上手いが、デッサン力とか解剖学的に正しすぎて、可愛くないな。夢がない。夢がないとダメなんてJKかよ、俺。
あ、でも、カラーページでもないのに主人公のパンツが必ずガラ付きパンツというのは夢がなくないか。いや、今時、白パンツっていないのか。統計取れないし、盗撮もしないからよう分からん。いや、それ以前にカラーページならガラパンでいいんか、俺。ちょっと社会性あったりするのかなかったりするのか、どっちでもいいだろ俺。

マンガ『MASTERグレープ 第一巻』原作:土屋理弘、作画:高橋アキラ、ゲッサン少年サンデーコミックスペシャルを読書する男ふじき

「グレープ(葡萄)」は「武道」、ダジャレである。

「猛獣もし戦わば」の人間版。
この場合の人間は殺し合いなので武器の携帯を許される。
という訳で、武器を持った達人同士が戦ったら何が一番強いか
というテーマのマンガ。

主人公が杖術使いなので、そこに贔屓はあるが
ナイフ 対 竹刀
杖 対 槍
杖 対 竹刀 などの戦いでいちいち蘊蓄が面白い。

マンガとしては画面が白っぽい。
ちょっと背景が省略されてる感じ。あと、トーン使うのが少ないのだな。

マンガ『あさひなぐ 第二十四巻』こざき亜衣、ビッグコミックスを読書する男ふじき

出たのを知らんで一月買い遅れてしまった。

そうだよな、映画公開に合わせて発売したんだよな。きしょー。

河丸摂戦を終え、話はいきなり熊本へ。
ここで天才・戸井田奈歩の下で秘かに仇花を咲かそうとする島田十和の物語が紡がれる。
強さへの憧れから勝つためにスタイルにこだわらなくなる島田は、とても変節しているようにその表情が描かれる。王道の正しき武道を進む戸井田は一点の曇りもない剣聖宮本武蔵のようだ。ただ勝ちをあさる島田は忍者衆・黒鍬者のようだ。そこに身を落とすしかなかったハイエナみたいな彼女には強く惹かれる。同学年である事から今後、主人公の旭と比較されるだろう。

後半は大工原とトドの問題点を抱えたままで合宿。
大工ちゃんの精神の弱さがとことん剥き出しにされそうで怖い。
怖いが早く続きを読みたい。

マンガ『村人ですが何か? 第一巻』原作 白石新 作画 鯖夢、ドラゴンコミックスエイジを読書する男ふじき

『ありふれた職業で世界最強』が鍛冶屋なのに勇者より最強という物語なら、これは村人なのに勇者より最強というパラドックスを描く。ただ、これも村人が勇者以上を得るために常人以上の努力をするものの、基本的には世界全体の構造をだまくらかして強くなる物語なので爽快感が薄い。別に主人公は卑怯でもかまわないし、物語の上で誰をだまくらかしても構わないのだけど、JOJOがそうであるように、そういうだまくらかす姿勢そのものを嫌悪感を抱かせないように作者側は何らかの手を打たなければならない。何だろう。この物語では読者が主人公を信頼できない感じがする。それは主人公が自信たっぷりに実績も読者に見せていないのに、そこそこ万能だからじゃないだろうか? 種は明かせないが、自信たっぷりで上から目線って感じがちょっとイラっとする。うーん、私はそう。

マンガ『ありふれた職業で世界最強 第二巻』原作 白米良 漫画 RoGa、ガルドコミックスを読書する男ふじき

やはり気になるので続巻を購入。
幽閉されていた女の子と一巻まるまる使って
コミュニケーションを上げていく話。

ところどころに魔物とのアクション・シーンが入るのだが、
絵を描いてる人のスキルがあまりよろしくない。
怪物の全貌や外観上の特徴がパッと見で分からない。
これがストレスになる。
カラーページを白黒として格納しているみたいなので
単行本だけ見ている私だけが見辛いという可能性はある。

どんなもんでしょうねえ。

マンガ『ありふれた職業で世界最強 第一巻』原作 白米良 漫画 RoGa、ガルドコミックスを読書する男ふじき

ロールプレイングゲーム的なファンタジー世界に学校のクラスごと飛ばされた凡人で心優しい主人公が、特に勇者的な能力の開花もなく、与えられた地味な能力を応用しながら最強の存在になっていく。

というアウトラインはワクワクするのだけど、思ったより「他人から注目されない授かった能力」を重用して強くなる訳でもないのが引っかかる。もうちょっと心優しい彼のまま、知力で能力を補完しながら頑張ってくみたいな話かと思ったのだが。彼はとても原始的に彼の授かった能力とはそう関係なく、生きる為に魔物を食らった事で魔物の能力を総取りしてしまうのである。なんかそれはずるい気がする。「人喰い」にも通じるが、食う行為そのものは相手の力を自分の中に取り込む事だからそれを否定はしないのだけど、それでスキルをばんばん上げていくというのは反則だろう(RPGやらんから何が王道だかは実はよく分からん)。とは言え、続巻は読んでみたい。気になる。

マンガ『すこしふしぎな小松さん』大井昌和、ヤングアニマル・コミックスを読書する男ふじき

帯によれば「SF小説好きJKのテンパリ読書コメディ」

テンパって赤面して、逃げて、逃げて、ちょっと距離が縮まって、という主人公は面倒くさい。
このキャラを許す読者はそういう人物像を愛すべきキャラクターとして認めてあげるという心の広い人なんだろうけど、こちとらキッチリ心が狭くってしょうがない人間だから、もうごめん。ただこういう人物像はリアルな世界に置き去りにして、空想の世界のマンガくらいはハッキリ物申すみたいな手っ取り早いコミュニケーションで満たされたいと思ってしまったりする。

「テンパって赤面して、逃げて、逃げて」って自分に自信がない事の表れだけど、ある意味、そういう風に自分を低みに設定しておけば、単に傷つかないっていやらしい憶測が充満してる感じでイヤなのだ。相手がこじ開けてくれるのを待つのではなく、もうちょっと譲歩して自分から近づく、そういう進歩をもうちょっと見たかった(そういう面もあるのかもしれないけど、私には感じづらかった)。
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