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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

マンガ『下の方の兄さん』安永航一郎、ビッグコミックスモバMANを読書する男ふじき

うわあ、安永航一郎ってまだ現役なのかあ。
しかもデビューから30年くらい経ってるのに下品に磨きがかかってる。
磨くなそんなもん。

安永航一郎を見てると、下品とエロは違うってのがよく分かる。
安永航一郎は下品だが決してエロくはない。
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マンガ『年齢イコール彼女いない歴の魔法使い 田中 全3巻』原作 ぶんころり 漫画 刻田門大、ライドコミックスを読書する男ふじき

「田中」の苗字違いで異世界転生した冴えない田中が
授かったチート能力で、どうにか居場所を見つけて、
お世話になった人の問題を解決するまで。

つー書き方だと、田中が魅力的に見えてしまうが、
田中の魅力はチート能力以外の魅力がない所である。
カラーイラストで描かれる表紙の田中はボソボソした感じで
肌の色は死人のように薄茶色い。
悪役にまでいけないザコキャラみたいで、真剣に描いてる感がない。
チート能力も効率の良い使い方とかせず、割と出たとこ勝負だ。
そして、童貞で女に持てる要素がなく、外見不審者。
彼がやむにやまれず冒険に足を突っ込むが、基本、
そんなにやる気はない。生き方が漂うようだ。
でも、決めた方向には歩みは遅くても進むし、
ラッキースケベは享受する(視姦レベルまで)。
そして、田中の一番好きなところは、
自己評価が無茶苦茶低い所にある。

モテる筈がない。基本、嫌われこそすれ好かれる筈がない。
ル・サンチマンのように性根に沁み込んでて、こんな奴は大好きだ。
こいつは俺っす。俺すぎる。チート能力はないけど。
だから、このマンガは好き。

マンガ『異世界からの企業進出!? 第1~2巻』原作 七士七海 漫画 鵜山はじめ、ヤンマガKCを読書する男ふじき

ブラック企業を勢いでやめてしまった社畜の主人公が魔界の企業に就職。持ち前の頑張りで異世界のダンジョンを切り開いていく(というのが仕事なのだ)。
1巻。主人公が凡庸なコツコツタイプって好き。人事部のダークエルフ、スエラさんが可愛い。
2巻。晴れて社員になった主人公が徐々に頭角を表わしていく。よいぞよいぞ。
ラスコマの引きが挑発的。早く次が読みたいわい。

マンガ『治癒魔法の間違った使い方 第5~6巻』原作 くろかた 漫画 久我山レキ、角川コミックスエースを読書する男ふじき

学園都市編は6巻の頭で終了。
あーあーあーあー青いのう。
でも、この青さが清々しくてよし。
作品世界に合っている。

6巻後半はネクロマンサー編の出だし。
まだ、海の物とも、山の物とも。

マンガ『魔術破りのリベンジ・マギア 全3巻』漫画 宮杜忽恭、原作 子子子子子子子、ホビージャパンコミックスを読書する男ふじき

主人公が女装した男子で探偵として女学園に潜入。
なのに「むふふ」な展開がほぼなし。いや、そこで買ったのに。

しかし、こう主人公に絡ませる女子に従順なメイド、貴族の実力者、ケモナー少女、などが用意されてるのは、組み合わせとしてありがちすぎてダレる。

捜査に入る前の1巻がピーク、捜査その物に面白さがなく、辿り着いた犯人の犯意があまり理解できない、いや、伝わって来ない。
主人公が男子ゆえのキリっとしたSっぽい振るまいと魔術を発動する際のマントラはかっこいい。

マンガ『あさひなぐ 第33巻』こざき亜衣、ビッグコミックスを読書する男ふじき

34巻が最終巻らしい。

すると、東島3年、大工原2年とかはボリューム的に描かれないのか。そらあ、残念だ。

八十村 vs 荻 の意外な結末
大倉 vs 木庭 の順当であっても気持ちの残る試合
野上 vs 吉里 の卑怯比べ

前座終了。満を持して東島 vs 島田 の大将戦で次巻。

今回引っかかったのは47頁。退場する荻と入場する木庭の小手のシーン。
なんて分かりづらい。1カット目は入場する木庭が下方向に歩いている。
小手のカット2カットを挟み、4カット目は退場する荻が下方向に歩いている。
中の小手のシーンがどちらがどちらにアクションを掛けたかが
上下のカットの方向を180度変えてしまった為に非常に分かりづらくなった。
じっくり考えれば分かる。でも、マンガのスピードで一時停止を命令されるとイライラしてしまう。

でも、マンガ全体は好きよ、ちくしょう。

マンガ『ボイラジ 全二巻』森繁拓真、MFコミックスフラッパーシリーズを読書する男ふじき

『となりの関くん』の森繁拓真の新作。
と言ってもコミックスの発売が2年くらい前である。
関くんでも横井さんがメチャクチャ可愛かったのと同じで、
『ボイラジ』も女の子が可愛い。
つか、このマンガは声優の女の子とファンの間の
もどかしい関係性を描くマンガなので、彼女が可愛い事は必須である。

彼女は見掛けじゃなくて挙動が可愛い。
とは言え、実際の女性が読んだら「ぶりっこ」とか言われるかもしれない。
もう何となく、心底から「天然なのにブリッコ」な女の子っていなそう。
いいんだ、いいんだ、彼女の可愛さは俺の心の中では燦然と輝いてるのだ。

キリのいい所で全二巻で止まったが、物語は途中のまま。打ち切りをくらったらしい。残念な事である。

マンガ『魔法? そんなことより筋肉だ! 全4巻』原作:どらねこ、マンガ:小野寺浩二、MFCを読書する男ふじき

原作小説はまだ続いているようだが、マンガは終わってしまった。

魔法の使えるファンタジー世界で、筋肉だけを鍛えて魔法のように駆使してしまう男、の失敗談や冒険談。と言いながらギャグまんが系なので人死にとかはほとんど出ない。2巻くらいまでがオモロイかな。

同行するエルフ娘とのラブコメチックな流れは悪くない。
小野寺浩二監督は外さない。

マンガ『MASTERグレープ 第5~8巻(完)』原作:土屋理弘、作画:高橋アキラ、ゲッサン少年サンデーコミックスペシャルを読書する男ふじき

気が付いたら終わってしまった。
5巻~7巻が武道大会に優勝するまで。
7巻の帯に「彗龍旗編完結!!」と書いてある。
おおっ、知らなかった。「彗龍旗編」だったのか
(「彗龍旗編」って言葉を見掛けた事がないぞ)。
ちなみに「彗龍旗編」は4巻のケツから7巻まで。
8巻は「真理(マサリ)編」と7巻の後書きに書いてある。
口無真理(クチナシマサリ)は、このマンガの中で
一番武道的にイカレた人間で、そこが魅力。
但し、8巻全てを請け負うかというとそうではなく、
「真理(マサリ)編」は8巻の前半、後半は「秀一編」となる。
この石榴秀一(セキリュウシュウイチ)はクチナシマサリとタメを張る
イカレたキャラクター。

クチナシマサリは最強だが、抑制できない男。
だが、そうは見えないが決められたルールは守る。
守れない時は我を忘れて狂っている時である。

セキリュウシュウイチも最強だが、武道が病気。
殺意を向ける者を無意識でも絶たずにはいられない。
そこに彼の意思はなく、彼は「武道」という
残留概念に操られて殺戮をしているにすぎない。
その彼を負かすのではなく、正しい武道に引き戻すまで。
いきなり幕を閉めたような終わり方だったが、納得はさせられた。
武道で打ち負かす終わり方ではなく、優しい主人公が
出会った病人を武道で治療する、
そういう意味では変わった終わり方かもしれない。

個人的には、何をやり出すか分からないクチナシマサリ編を
もうちょっと見ていたかった。
セキリュウシュウイチはやはりいきなり出てきたキャラだからか地味。
マサリはその点、要所要所がラテン系におかしくて良い。

マンガ『俺の姫靴を履いてくれ 全三巻』須河篤志、MFコミックスフラッパーを読書する男ふじき

帯のコピー「フェチあり靴職人とワケあり女子高生の足フェチ赤面ラブコメ」。

私は所謂、足フェチなのだが、この主人公には感情移入できない。
そして「ラブコメ」を定義しだすと難しくなるが、これは「ラブコメ」ではないと思う。

男の子の勃起を女の子が偶然見てしまったり、
女の子の脱いだ下着を男が凝視してる様を女の子が見てしまったり、
その前後で両者の視線の不自然さを打ち消すためバタバタしたり、
そんなバタ付いた空気に対して「コメディー」扱いしてほしいのだろうが、
その先にあるのは性欲を押さえられない男の孤独な悩みと言う
重いテーマがぶら下がっていのでうっかり笑えない。
そんなんで笑ったら「人非人」だ。

つーか無闇に主人公が勃起しすぎてないか?
それとも逆に自分がもう年でそんなに勃起しないというだけの事か?
矢鱈に勃起するのを主人公が恥じているが、
まあ確かに中学生かよというくらい勃起している。
でも生理現象だから恥じたりしなくても良い。
よく分からないのは主人公がただ「生足」を見るだけで勃起し、
そのフェチの細かい性癖や性向が何も語られない事だ。
全種類可能性向(オールラウンダー)か?
そうすると幼稚園や小学校近くには置いておけない。
生足の表情に興奮するのか? 
だが、そういう描写も際立ってはない。
つまり、彼の足フェチ性向は漏れてこない。
おそらく宙空(カラ)なのだ。そこまで設定されていない。
性癖・性向なしに無闇に発情する奴は私から言わせれば怖い。
ゴリラが発情しているような物である(ゴリラに失礼か)。

この主人公は足が好きではあるが、足フェチではない。
好みがない。
おそらく、それは作者が足フェチたろうとして
足フェチにはなれなかったからだろう。
あえて、主人公に好みがあるとするなら、
分かれた前妻の足、および、それに近い物であるに違いない。
それは「足フェチ」と言うより「病的執着」に近いと思う。
だから、軽い気持ちで読みづらい。

最終的に主人公はその「病的執着」の原因(前妻)を
乗り越える事で「(擬似)足フェチ」性向をちょっと脱する。
それはそれで良さげなのだが、
もう一つヒロインにもあまり気持ちが行かない。
ヒロインは所謂「うぶ女」、ちょっとした事ですぐ赤面する。
「性」に関する感情が頬に直結している。
そして、彼女はそんなキャラでしかない。
彼女の中で彼に対する「フェチに関する諸々(性癖は特殊だが、その性癖が靴作りに活かされている)」と「フェチと無関係な諸々(社会人として大人として付きあう対象として妥当)」の優先度が見えてこない。だから、何となくマンガのゴールが、彼女の感情の高ぶりを爆発させただけの仮に設定されたゴールのように見えてならない。

主人公の男が本当の足フェチ道に落ちた時(例えば、その足がありさえすればJKの彼女も含めて全て捨てるような足に出会ってしまったら)、JKの彼女はそれでも彼に執着するかどうかの回答がなされていない。彼女の彼に対する態度は職人や恩人に対する物なのか、恋人に向けての物なのか。

まあ、そういう話ではない、というだけの事かもしれないが(それは逆に言えば自分がそういう物語を欲していたり、そういう中にいるという事なのだろう)。残念だな、俺。
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