手元に1999年1月10日号のホットドックプレスがある。
特集は「かわいいコみんなあげちゃう!」。
女の子特集でこういうの好きだから買いっ放しにしておいたのだ。
今、見るとムチャクチャ面白い。
奥菜恵・新山千春・安西ひろこ・優香・来栖あつこ・本上まなみ
この辺りが巻頭の第一線。まあ、一線を退いちゃった人はいるけど
そこそこ皆さんレジェンドな感じである。写真みんなフォトジェニックだわ。
一番芋いのが優香。優香は頑張ったんだな。
女子高生アイドルとして加藤あいと田中麗奈が同枠でピックアップされてる。
もうこの頃から紺ソクなんだな。
’99水着キャンペーンガール6人集めてって記事で中の3人が
片瀬那奈・菊川怜・井川遥。すげえなあ。みんな芋い感じです。
榎本加奈子はTVバラエティのアケスケ発言から
スケベ発言を無理強いさせられてる風な変な色が付き出してる。
もっとも頁が割かれてるのは広末涼子。
ポケベルのCMで「どっかーん」な訳だが、
この年に早稲田に入学して徐々に陰りの時期に入っていく。
宣伝で「ヘアマガジン」今すぐモテる!大特集で
宣材写真が池内博之の坊主頭写真がドーン。違うだろ。
池内博之だからかっこいいだけだろ。
宣伝で「デビルマン ペーパークラフトBOOK」
全長60cm翼長85cmのデビルマンのペーパークラフトが作れて
値段が2500円。高いわ!(マニアは買っちゃうんだろうけど)
「永井豪先生公式認定モデル」とコピーに書いてるけど
講談社みたいな大会社が作るのに永井豪先生に認定されてない
方がおかしい(案外そういうもんだったりするのかもしれないけど)。
露出の多くない本上まなみの脚が綺麗で良いなあ。
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メイド喫茶をグラビアから、社会史、メイドアイドル変遷史、起業レポート、名店案内、メイドへのインタビューや投降などまで集めたムック本。1998年から2008年の10年間を描く(メイド喫茶誕生が書籍が発行された2008年で10年目の節目なのだそうだ)。
面白いのは起業レポート。
萌えビジネスとは関係のない普通の脱サラ社員が雇われ店長としてメイド喫茶を立ち上げ、惜しまれながら閉店するまで。怒られるのを想定であえて書くなら、とっても風俗チックだ。業態の話ではなく、アルバイトの個性を冷徹に見据えて、もっとも原価のかかる人件費をやりくりしながら、商品価値をどう高めていくかの戦略を立てていく構図が、とっても風俗に似ているのだ。「性」を売り物にしていないだけで、店舗が従業員を管理する仕組みは基本、変わらない。裏話はとても面白い。
ふーん、なるほど。
そうか、そう、落とすのか。
あっ、そんな落とし方をする構造にもなっているのか。
それは気づかんかった。
という訳で、青春SM小説、今回もなかなか堪能堪能。
話やキャラ設定に多少、無理があると思うが
プロフェッショナルな話の落とし方が今回は気持ち良い。
カバーの女の子が多分AV女優なんだと思うけど、爽やかで可愛い
(他の書評サイトを覗いてみたところ「有村千佳」というAV女優さんらしい)。
サタミシュウの事を前に書いた読書記事
映画を観て、八島智人の主役が正しいのか確認したくて原作を読んだ。
かなり前に読んだから、今ではかなり印象が薄いのだが、これだけは断言できる。
八島智人はミスキャスト。
映画を観た後にもかかわらず、明確に違う人物だと思えるってのは、原イメージと全く合わないという事だろう。努力はしていたと思うが、それで全て解決する訳でもない。
主人公の先生はもちっと茫洋とした影みたいな人物だと思う。
映画『つむじ風食堂の夜』の記事