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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

心霊チラシ

心霊チラシ(抜粋)









『悪夢探偵2』のチラシをGET。

チラシの冒頭第一声が「悪夢探偵は今回もぜんぜんやる気がないぞ!」という、よしもとばなな、の寄せたコメント。脱力するなあ。

さて、チラシ裏面一番下にスタッフ・キャストの名前が並んでいるんですが、「市川実和子」ちゃんの名前の上に「ヤー」という文字が浮かび上がって見える。

やー

『TOKYO!』シネマライズ渋谷BF

何故、洋画で東京が描かれると、必ず、渋谷と銀座が出てくるのか?

ミシェル・ゴンドリー『インテリア・デザイン』 ミシェル・ゴンドリーは割と苦手だけど、藤谷文子がとってもいい。物理的に全てが満たされたものの、前進する意欲が乏しく、仲間うちで共有する時間が濃密に描かれている、これって何だか80年代っぽい。

レオス・カラックス『メルド』 カラックスも苦手だけど、大した長さじゃないから、まあどうにか。冒頭ゴジラのテーマが流れる通り、大事件に翻弄される世間が描かれていて、それって何だか60年代っぽい。

ポン・ジュノ『シェイキング東京』 このオムニバスの目当ては「ポン酢の」監督と藤谷文子。やっぱいいよ、ポン酢は。香川照之も蒼井優もOK。そして街角に人が全然いない光景、これはみんなが実は願ってやまない事が実現されてしまった光景に他ならず、極めて今日的な(2000年代っぽい)感性で撮られていると思う。
銀座や渋谷ではない、この電線がいっぱい露出している市街地が実際に住んでいる自分の東京の実像に近い。映像の端っこだけどちゃんとコンビニも写ってるし。

観た人だけ分かるコメント:乱歩の文子だったら俺だって欲しいやい!

『ラスト・コーション』『ヒトラーの贋札』新橋文化

『ラスト・コーション』 こんな題材なら、映画よりAVにしろよお。タイトルは『女スパイ・ハードSEX 私の中でうごめく独裁政権』とかかな。

『ヒトラーの贋札』 渋い。終盤、意外な『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』的展開に唸る。

『危い事なら銭になる』シネマヴェーラ渋谷

特集「浅岡ルリ子の映画たち」の中の1本。

本当にやばい事に浅岡ルリ子がめちゃくちゃ可愛い。オテンバで、夢を持ってて、柔道と合気道の有段者で、ノーブラで、バッチリパンチラなんである。もう本当にマンガみたいなキャラクター。峰不二子のスタンスにラムちゃんを当てはめたみたいな感じ。

で、お話も、紙幣用のスカシ入り和紙強奪から始まって、その和紙に印刷する偽札原版作り名人の奪い合い。刷ったニセ札の後始末、と、話が目まぐるしく二転三転する。青背広時代のルパン三世みたいだ。って、事で大満足。

あと、どっきりカメラ以外で、野呂圭介を始めて見た。ふーん、役者だったのね。

『奇跡のシンフォニー』『幸せになるための27のドレス』ギンレイホール・ネタバレはあるけど苦しゅうない

大したネタバレじゃないから、命をかけて情報を遮断して観たいという人以外は読み流しても大丈夫だと思う。

『奇跡のシンフォニー』 子供が過酷な経済搾取に絡め取られる『闇の子供たち』を観た後だと、バケツプリンにグラニュー糖1キロをぶち込んでサトウキビでかき混ぜたようにベトベトの激甘映画。まあ、ジャンルが違うんだから、同列に扱っちゃいけないんだろうけど。それにしてもラストシーン、暗闇から抜け出して、親を探すために演奏場に駆けつける主人公、なりふり構わずの筈なのに、着替えさせたりしてる。この無神経さがとても信じられない(主人公が女の子なら、着替える方が自然だけど)。

『幸せになるための27のドレス』 絵に描いたようなハッピーエンド。女主人公とバトルする結婚式ライター野郎が何だか実にアメリカン織田裕二。「きたー」とか言い出しそうだった(言い出して欲しかった)。

27までは失敗で28が成功という数遊びがオタク心をぎゅっと静かに掴む。

そして、そう、ドレスと言えばバオーを開発した謎の組織である。きっと、主人公が真のパートナーと巡りあう事が出来るようになるまで、1着1着のウェディング・メイド・スーツに遺伝子変調制御繊維が組み込まれ、27回に渡って微調整が繰り返されるように謀略が画策されていたのだ。そして、28回目にて、同じく数々の結婚式にて、遺伝子変調制御繊維スーツの伏流煙ともいえる強烈な影響を受けた相手と結びつき、遺伝子交換をする事で、最強最大の女好き女が作られるという。

・・・すいません、「ドレス」と「どレズ」をかけてみました。わ、分かり辛い。

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『怪談 雪女郎』角川シネマ新宿2

藤村志保の美しい事(妖怪メイクの時の美しさは特筆に値する)。
それでいて、妖怪の底の知れなさ、何を考えているか分からない心の空洞っぽい感じが無性に怖い。

「巫女萌えー」とか叫んでる馬鹿は、この映画の原泉の巫女姿を見て反省するように。

『デイ・オブ・ザ・デッド』シアターN渋谷シアター1

凄い。凄いぞ。

フライヤーに「ジョージ・A・ロメロ監督の伝説的傑作、『死霊のえじき』が、ストーリーを完全リニューアルしたサバイバル・アクション大作として蘇った。」と書いてあるが、完全にリニューアルしたのなら、それはもう『死霊のえじき』ではないのでは?

はい、その通りでした。映画を観た私が断定しましょう。無関係と断言して何ら問題ありません。『ゾンビ』と『バタリアン』が別の映画みたいなもんです。でも、同じ映画だろうが、別の映画だろうが、ともかく痛快で面白い。

ゾンビ強い。

ゾンビ速い。

ゾンビ壁を這う。

ゾンビ同士で仲がいい。

ミーナ・スヴァーリのミニモニ伍長っぷりもたまらない。

仲里依紗ちゃんが「私のゾンビ映画最高傑作リストに仲間入りです」とのコメントを寄せていて、「ゾンビ映画最高傑作リスト」を持っている事にもう、激萌え。


『パコと魔法の絵本』新宿ピカデリー・シアター2

こんなんで泣くのは嫌だなあ。でも、泣いた。

まわりのみんながみんな濃いメイクをしている中で、土屋アンナだけが、メイクをしていながらも、きわめていつも通りなのが、微笑ましい。

『海外アートアニメーション トリウッド2008秋(D)』トリウッド

Dプログラムは7本で計、約54分。カナダのアニメ集

『王様のシャツにアイロンをかけたのは、わたしのおばあちゃん』『ボブ叔父さんのお見舞い』『デンマークの詩人』 どれもいわゆる善良な作風。『デンマークの詩人』はアカデミー賞受賞作。アカデミー賞は割と理念だけで賞を上げたりする傾向があるんで、これも実直だけど、そんなに大した一本とは思わない。

『新説・眠れる森の美女』 スラップスティックだ。

『ロイジーピブ』『生物学は心労の種』『道に迷ったモンスター』 NFBらしい実験映像と小品。
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