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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『おろち』ユーロスペース1

原作のマンガは未読です。

色々と問題はある。

原作で姉妹の変異が始まるのは19歳だが、映画では29歳。子供を産んで、育てているという意味ではリアルな年齢になった訳だが、29歳まで生きれば、そろそろ早目ではあるけど、生を断念してもいいんではないの、という疑問も沸いてしまう。19歳という若さは、生を謳歌し続けたいという単純な欲求が、有無を言わさず観客に伝わってくる年齢だった筈なのである。

「おろち」というキャラクターは最初から最後まで謎のキャラクターで通していて、それはそれで別にいいのだけど、属性くらいは最初のうちで明確にしてもらわんといかんと思う。

折檻シーンは結構、長々とやってて引く。

な、状態にもかかわらず、この映画は結構好きだ。

それは、単純に女優陣が多彩で奇麗で凄くて可愛いからだ。

鬼気迫る木村佳乃
耐えて美しい中越典子
いきなり、ど少女な展開にびっくりさせられる谷村美月
女優じゃないけど、タキシードはこの人の為にあるとでも言った具合の嶋田久作。
みんな大熱演である。

そして、エンディングにかかる柴田淳の曲が染みる。「おろち」だから、河内屋菊水丸の「おろちょんぱ」だあ、とかって選曲じゃなくって本当によかった(脚本が高橋洋だから、それぐらい、やりかねないでしょ)。
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