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『縄詩』UPLINK FACTORY

縄師・雪村春樹についてのドキュメンタリー。

一般的に、人々がドキュメンタリーに求めているのは、ある一項目に関してのエンサイクロペティアだと思う。なのに、作り手は家庭用ホームビデオのようにチンタラ、日常を切り取って積み上げていくだけみたいに作りがち。大概の場合、積み上げた日常は「日常」だから、面白くない。ちゃんと作品というか、商品にしてくれ。
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『東京残酷警察』シアターN渋谷・スクリーン2

明らかに、しょーもない映画なんだけど、熱意が変なオーラになってメラメラ浮かび上がってきてる。ムチャクチャ、絵がいい。

『容疑者Xの献身』渋東シネタワー・スクリーン2

TVドラマ『探偵ガリレオ』の劇場版、と言っても総集編や後日談ではなく、ドラマ化した短編連作と同じシリーズの長編を映画化した物。

私はTVドラマ、文庫本短編小説、長編映画の順にアクセスして、長編小説は未読です。TVドラマを観た後、短編小説を読んで感心したのは、よく、こんな荒筋だけみたいな話を1時間ドラマとして成立させたな、と言う事。脚本、演出もそうだが、キャラクターの膨らまし方も含めて、シリーズ全体を見通すプロデュース能力がしっかりしている、という事だろう。

で、映画は、とってもいいです。

堤真一がいいです。
松雪泰子がいいです。

主役二人がちょっと霞んじゃってるキライもありますが、実は元々、そこは大事な要素ではないのでいいかな、と。
TVのいきなりところ構わず数式を書き出してしまう冗談のような演出がなかったのも、ないのが当たり前なんだけどちょっと加点。
エンディング・テーマもちょっとだけハナにつくけど、TVのエンディングと比べれば全然上々。

それにしても、東野圭吾がイメージした最初のガリレオのイメージは佐野史郎だったので、役をもらえなかった佐野史郎も悔しかっただろうけど、蛇骨婆をやる役者に、でっかいお金は賭けられないから、そこはしょうがないか。

佐野史郎も随分、遠くまで来たなあ(昔から遠くまで出歩いてた感はあったけど)。

池尻大橋から渋谷に向かって、国道246沿い左っ側にある、中華料理店『橙(だいだい)』のマーラー麺が美味い。ピーナッツそばみたいな味だ。食パンにピーナッツパターがあれば、他には何もいらないと豪語する人は是非どうぞ(但し、四川風味だから泣くほどじゃないけど、ちょっとだけピリ辛)。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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