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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『地球が静止する日』新宿ピカデリー・スクリーン1

オリジナルは観てないけど、こんな地球人も宇宙人も子供もみんな揃って三竦みでバカみたいな映画なんだろうか。
これが2008年の見納めの一本かあ、と思うと、どっと疲労感。

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『魔法遣いに大切なこと』シネマート新宿スクリーン2

魔法が職業として確立する世界での、新任魔法士の初恋の話。

山下リオちゃん可愛いのう。その可愛さのみしか拾うものがない映画っぽいのが、ちょっと辛いのう。親切な予告で映画のアウトラインが見えて、それをなぞるだけの映画にしか見えなかったのが残念だ。それにしても、リオちゃん可愛い。強すぎないファッションが又、男心に刺さりまくり。なんで、リオちゃんを見たい人は見たい人で構わないんですが、普通にオススメはしないです。

『青い鳥』に出てた若手男優、太賀が180度、真逆の役をちゃんとこなしていたのに感心した。

永作博美が異常といっていいくらいトラクターが似合うのはいったいどうした事だろう。いつの間にか、母ちゃん女優になってしまった。『人のセックスを笑うな』『同窓会』で人妻役だったから、けっこう、もうすぐだ感はあったけど、いきなり16の子持ち役だとは。次回作はきっと老女だな。

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『スケバンマフィア 恥辱』シネマヴェーラ渋谷

特集企画「官能の帝国ロマンポルノ再入門2」から。

チラシに使われていた宣材写真の倉吉朝子がともかくバツグンだった。
映画は、う、うーん、これで終わり? 愛する人の命を奪われ、仇のスケバンマフィアに殴り込みをかける主人公。ビンビンとビンタを張って敵の大姉御を裸に剥く。そして、えっ、それで終わり。こんなんで終ったら、後々、ムチャクチャひどい目に合わされちゃうじゃん。

セーラー服を着た女エキストラが山のように出てくるが、けっこう男と間違うようなブスがいっぱい紛れているのがリアル。

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『ご縁玉 パリから大分へ』ユーロスペース2

フランス人チェロ奏者と日本人養護教諭の友情を描いたドキュメンタリー。

チェロが奏でる『天空の城ラピュタ』の曲に感動。そうか、こんないい曲だったのか。
『252』とは正逆で、主張は正しいが娯楽性に欠ける。

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『空の境界 第六章 忘却録音』テアトル新宿

音と音に乗ったアクションがメチャかっこいい。
ファンの人には悪いが、それ以上でもそれ以下でもない。

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『252 生存者あり』新宿ミラノ座1

評判は悪い。

そこそこの面白さは維持しているのだが、それでもこの評判の悪さにはとても納得のいく物がある。

つまり、ドラマを優先させる為に正しさを捨ててしまったのだ。

身内は身内だからこそ最後に救出する。涙を流すほど辛くても優先して救出しない(『め組の大悟』の受け売り)。レスキュー活動に携わってる人は、みな、そう考えていると信じる。その気高き精神に唾を引っ掛けるような映画になっている。みんな、情に流されるなよ。それが救命士として一番、危険な状態だろう。

香椎由宇はメッセージを伝えに行ったまま、とても忙しい筈の気象チームに帰らないし。台風の目が通過した後、ぶり返しがちょっとあったと思ったら、台風その物がなくなってしまうし。いい加減すぎ。そうだ、特別出演枠のルー大柴は全く不要。

でも、訳も分からず大災害になるパニックシーンはよく出来ている。しおりちゃんも凄く可愛い。電車で痴漢されてても冷静さを崩さなそうな香椎由宇も個人的にはとても好き。

西村雅彦と温水洋一という小劇場出身の二大禿が同一フレーム内で共演するのだが、並んでいると頭身が全然違って、できるダンディー禿とできないオヤジ禿みたいに見えるのが演技以前に凄く説得力があった。

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『愛欲の罠』『十八歳、海へ』シネマヴェーラ渋谷

特集企画「官能の帝国ロマンポルノ再入門2」から二本。

『愛欲の罠』:大和屋竺監督。次から次へと殺し屋が出てきて、主人公と一戦交えようって構図が何となく大和屋竺が脚本を手がけていた青背広ルパンチック。
絵沢萌子(オパタリアン系老女女優)が萌子だけにモエー。
というか、絵沢萌子が若いので、そこそこ綺麗に見えてしまうってのが、今を知る自分としては、とても衝撃。

『十八歳、海へ』:こんな、こんないい映画が観れるなんて。
森下愛子の愛らしさはもはや神の領域。

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『K20 怪人二十面相・伝』パルコ調布キネマ

『エコエコアザラク』『ワーロック』とか、作りこんだ世界の中で、密かにキンキラな乙女チック・ビジュアルを忍び込ませる佐藤嗣麻子監督作品。

でだし「太平洋戦争のなかった世界」との大法螺宣言テロップがとても嬉しい。
絵もアクションもちゃんとしてる。
松たか子も貴族メイクしてないナチュラルな時は、とても可愛い。
全体、ちゃんと面白い。

なのに、何となく、手応えを感じないのは、金城武演じる遠藤平吉が一番に求める物が、復讐なのか愛なのか慈善なのか革命なのか、この辺りが整理されていないからだろう。金城武はそんな何でもかんでもな心理を呑みこんで複雑な人間個性を出しつつ、メリハリを付けて感情の流れの表出方法を変えていくような、器用な事はできないタイプだ。これは求める方が悪い。単純な青二才キャラで充分だし、その中で、もっと直情型として成立させた方が分かりやすかったのではないだろうか。

チョイ役出演の嶋田久作のカマっぽい物腰がステキ。

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ジョージア

何となくたまってしまった缶コーヒー、ジョージアのポイントが年越しできると言うので全部ネットに打ちこんでみる。年の初めから新ポイントになったので、1年間でざっと65本。65本×数字16桁で数字1040個。あー、めんどくさかった。めんどくさかった割にはそんなに大きな数字にならなかったので、めんどくささが伝わらないのが残念だ。

65本×190gで12350g。約12キロ。一度に飲んで汗も尿も我慢したら、体重の六分の一はコーヒーだ。自分の身体の部位を重さで考えた事がないから、ピンとこないが生首一個くらいだろうか。胃や腸の機能不全で頭部の補充細胞にまんまコーヒーの気質が残ったままの細胞が送られてしまったら、香りはいいが、眠れないで困るなあ。というか、それ以前にそんな状態になるんだったら、身体全体、米気質の米人間になるのか。ああ、そのまま、からっと揚げたら美味そうだなあ。自分だから食えないけど。うーん、無駄な文章だ。
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『12人の怒れる男』下高井戸シネマ

ハリウッドの骨太な古典をロシアでリメイクしたら、同じ骨組で全然違う映画ができてビックリ。これがリメイクって言うんなら『12人の優しい日本人』だってリメイクだ。でも、悪いリメイクではなく、渾身の力作である。オシャレの「オ」の字もないので、宣伝配給会社には同情申し上げる。

旧作とメリハリを付ける為にタイトルをちょっとだけ変えるなら『12人の怒りすぎる男』。もう、本当に鬱陶しいくらいの怒号怒声。これ観た後だと、ロシア人と一緒に裁判するのは、とてもじゃないけど耐えられない。

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