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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ラスベガスをぶっつぶせ』新橋文化

数学でラスベガスに喧嘩を仕掛ける。そもそもの元になる実話が「世界丸見えテレビ特捜部」で紹介されていたので、話その物は知っていた。それ以上に到達しなかったのが残念。

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『蘇る玉虫厨子 時空を越えた技の継承』銀座テアトルシネマ

まあ、お分かりだろうとは思うが、タイムトラベルものではない。

飛鳥時代に作られた国宝・玉虫厨子を同じ素材を使って、現代の匠の手によって、レプリカを作ってみようというプロジェクトのドキュメンタリー。

一生懸命を観るのは嬉しい。美しい物を観るのも眼福だ。
ただ、そんなに面白くないのは素人が置いていかれちゃうからだろう。プロが語るオリジナルの凄さはプロの知識に裏打ちされた物だ。それがどんなに凄いかはプロでなくては分からないだろう。ただ、それを言葉でプロが説明してもピンと来ない。もっと客観的にデータなども入れながら補足すべきだろう。
とはいうものの、評価は特に良くも悪くもなし。絵的には圧倒される部分もなくはない。

販売用プレス(\200)に三国連太郎が「映画の制作現場をふくめ、本当のモノづくりというのは、それに取り組む職人の誠意だと思います。そしてプライドを持つこと。」と書いてあるけど、その販売用プレスには誠意がこもっていない。映画を観終わって、実物、それが適わないのなら紙の上でも、その美しさを堪能したい、その為にプレスを手に取るというのに、プレスには全然、いい写真が使われていない。使われているカラー写真は一枚だけで、チラシと同じ図案。チラシより寸を少しだけ大きく刷ってる為か、チラシよりプレスの解像度の方がボケてる感じ。お前ら、ちゃんと仕事しろ。

ところで、玉虫厨子を作る為に使われた玉虫の命については、仏教では何の問題にもしないんだろうか(輪廻転生を肯定するんだから、基本、殺生に加味しちゃいかん筈なんだけど)。映画の中で何も触れられていなかったのが、居心地が悪かった。玉虫からみたら、レザーフェイスの家具みたいな物で、厨子は人の皮の貼り合わせで出来てるみたいなもんだから、とてもホラーなもんじゃないだろうか。

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調布たから家のチャーシュー

調布パルコの裏、西友ストアの並びにあるラーメン屋、たから家。
多分、一部で有名であると思うが、ここの叉焼はごっつい。基本的に根性がないので、叉焼は角煮のように、柔らかければ柔らかいほど好きなのだが、ここのは例外。厚い、でっかい、けっこう硬い。肉肉している。条件からは外れるが実にいい。嫌がる豚を押さえつけて、そのまま刃をズカズカ切り込んで塊にしたみたいな原初の味だ。ああ、肉が美味くってごめん。

「叉焼ラーメン」「叉焼つけ麺」だと、でっかい塊肉が四つやって来て、初見のお客にはきつい。スパイのように密かに叉焼の妙味を監視したいあなたには、叉焼2枚に卵とコーンがトッピングされた「特選ラーメン」がオススメ。

『P.S.アイラヴユー』パルコ調布キネマ

「アイラブユー」しゃなくって「アイラヴユー」なのが、昭和世代にとってはまず違和感。まあ、どうでもいい事だけど。

死んだ夫から届く励ましの手紙。ホラーか? いや、実は夫と思い込んでるストーカー男からの一方的な手紙だったりすると、サスペンスか? 死んだと思っていた夫が実は生きていて、ミステリーか? などの要素を一切含まず、普通に愛と再生の物語。

それにしても、ヒラリー・スワンクって顔がケビン・ベーコンみたいだ。という事は、ラブ・ストーリーには向かない顔なのだ。スレスレの犯罪にいつも向き合ってる顔だ。だって、多分、一番似合う役柄が「女囚」って気がするもの。そして、母親役のキャシー・ベイツと言えば、何気にシリアル・キラーが似合う大女優。これで、夫がジャック・ニコルソンだったりした日には、リアル「悪魔のいけにえ」ファミリー・キャスティングだ。

そんなヒラリー・スワンクだったり、キャシー・ベイツだったりする訳だけど、この映画の中では犯罪にも殺人にも手を染めず、本当によかった(あっ、旦那の死因が病気を誘発するような刺激物の長期微量投与だったりするかも)。

いや、まあ、こんな書き方してるけど、普通にいい映画っすよ。

原作者の名前が「セシリア・アハーン」っていうのが、ちょっと突っ込みどころ。

エンドタイトルでセカンドアシスタントディレクターだか何だかの名前がぱっと目に飛び込んでくる。「ジェニファー・トゥルーラブ」うわあ、かっこいい名前だ。

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