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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『マンデラの名もなき看守』『BUG』新橋文化

『マンデラの名もなき看守』:アパルトヘイトにしても、アメリカの公民権運動にしても、ナチスのユダヤ人撲滅にしても、虐げられる側から描くドラマは数多くあれども、この映画のように、虐げる(というほど意識的ではない)白人側の視点を軸に描いた映画は珍しいので新鮮。
主人公の妻役が美人女優ダイアン・クルーガー。酒屋で同僚が主人公のマンデラ傾倒をなじって「奥さんの大事なところを黒人に舐めさせてるんだろう」とあざ笑う。折角なんだから、イメージ・ショットを挿入しろよ。

『BUG』:なんだこりゃ。ビックリ。フリードキンこんなもん撮るんか。絵がデジタルっぽいわ、話はフラフラで酔っ払いの妄想みたいだわ。劇場に貼ってあるプレスシートで、舞台劇の映画化と読んで納得。まあ、そんな感じだ。
それにしても、あんまりな映画だったんで、ウィリアム・フライドチキンとか、似た名前の別人じゃなかろうか、とエンドロールをじっくり確認してしまった。

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『その木戸を通って』丸の内TOEI2

故市川昆監督の劇場未公開作品。

ここんところボコボコ映画化されている山本周五郎原作作品。実は金田一さんくらいしか市川昆の映画って観ていないんだけど、こういうみみっちいけど温かい人間を描くのは向いてるように思える。

岸田今日子、懐かしいなあ。言葉遣いがたおやかだ。
中井貴一はこの映画の中で老け役もやってて、薄い眉のメイクをしてたりするんだけど、その顔が何故か岸田森を思わせる。
フランキー堺も井川比佐志も江戸時代の人間にしか見えない。
役者が皆いい。

でも、浅野ゆう子は取り立てて悪い演技をしてる訳じゃないけど、申し訳ないけど、唯一、何か嫌。

ラストはあれがいい、という人もいるけど、そうすか?

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『帝国オーケストラ』ユーロスペース1

今日が最後だ。こんなのどこでも再映かかる筈がない、と仕事帰りに駆けつけたけど、仕事帰りに観るにはしんどい映画だった。大体、音楽物のドキュメンタリーにはカラキシ弱いのだ。

という訳で、後半はかなりヘロヘロで舟漕ぎ。

悔しいからくだらない事を書いてやる!

ぷーっ、ぷーっ、ぷーっ
屁ぇーコク、オーケストラだ!

山田君が来たら、いつでも座布団を渡すつもりです(だけど、うちは畳の部屋がないから座布団その物がない)。

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『トロビックサンダー・史上最低の作戦』新宿ピカデリー・スクリーン9

普通にとっても面白い。

いろんなネタが詰まっているものの、ネタ一つ一つの爆発度の高さやネタがギッシリ詰まっている密度などが、売りなのではなく、まず、映画として普通に面白いところにうまくコメディーが相乗りしているという体裁。こういう作りだと外れがない。しかし、コメデイー映画で、こんなにバカスカ予算使っちまって豪華だなあ。

腹がポコっと出た世界一カッコイイ、ハゲのプロデューサーのダンスがホットでクール!(どっちなんだよ、俺)

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