ヴァンダムが今まで出た映画の中で一番、優れた作品。
一応オタクとしては、非アクション映画に出たヴァンダムをあまりに誰も注目しなかった佳作『ナルコ』にも注目してあげてほしいと思う。
【夜間割引で1300円と思ったら、土曜だったので1500円かかってしまった】
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前々から思っていたんだけど、一通り予告編が終って、さあ本編だという時にかかる「Now showing your doreams」というキャッチコピーのユナイテッドシネマの自分宣伝。いや、それはセンスもいい事だし、全然かまわんのだけど、その直後にMr盗撮カメラマンのパントマイムCMを流すのはどうか。
お、俺の夢はあんなんじゃないぞお。
人様に「夢」を決め付けられるのも、一徹に丸めこまれてウンウン悩んでる飛雄馬みたいで冴えん話だとも思う。
予告編の真っ赤にたぎる日本列島のビジュアルを見て、時節柄、公開できないような映画になったら、即座に『温泉列島』に作り直して公開だ、などと思ってた。映画が出来上がって、まずはめでたしめでたし。
で、新宿ピカデリーの一番でかいスクリーンだ。メンバー割引シートで見たから最前列だ。おお、情容赦ない妻夫木くんの泣き顔アップ、ああ、うるせえ、うるせえ。とてつもなくでっかい妻夫木くんの泣き顔は、もう本当にこの人が美男なのかどうかが分からない。きっと最後列で見たとしても、あのアップの撮り方はでかい。センスない。テレビ撮りだ(テレビ創世記は低予算で背景ないのを誤魔化す為にアップを多用、その後もテレビとスクリーンのサイズの違いでアップを多用する事の方が効果的)。監督、誰だ。ゼゼかあ。ゼゼはよく分からんなあ。そんなに観てないし、観る端から寝ちゃったんでゼゼ固有の記憶がない。
映画はパニック描写に恋愛を足した、いかにもな「情」のドラマ。途中途中にテロップを挟んでドキュメンタリー・タッチを装うなら、もうちょっと情報を盛り込んでいけばいいのに。
カンニング竹山、爆笑問題田中のバラエティ二人がとてもいいポジション。
【メンバーシートで1000円】