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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『テケテケ』『テケテケ2』キネカ大森1

テケテケのテケテケテケテケテケテケテケテという移動音が可愛くもあり、気持ちよくもあり、怖くもある。そして『東京残酷警察』で気を吐いた、あの西村嘉廣の描写する数々の真っ二つが素晴らしい。ばしゃんと惨殺された後、惨殺直後の肉が「ぷるん」と震えたりする。ぞくぞく。

PART1は導入編、PART2は応用編。個人的には応用編にぐっときたが、どっちがどっちって言うほど独立してはいない。応用編のひょんなきっかけが大事件に繋がってしまい、一度その展開を呼び寄せたら、もう波に従うしかないという流れが『バトルロワイアル』の灯台のシーンを思い起こさせる(全然ちがう物だけどね)。こういう悲しい少女たちがとっても好きだ。

PART1
大島優子ってAKB48か。及第点及第点。凄く真っ白な感じ。
山崎真実もお姉さんっぷりがグー。

PART2
仲村みう いい役みつけました。ぴったりです。
岩田さゆり 下町っぽい。
松嶋初音 うわあ、何てヒール(悪役)が似合うんだ。
山本彩乃 えっ、出てたの?(取り巻きの一人だろうなあ)

【キネカ大森・水曜千円均一、二本で2000円】
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『ヤッターマン』ユナイテッドシネマズ豊洲シアター8

深キョンのドロンジョ様が意外にもとってもよかった。

そして生瀬ボヤッキーも、あの複雑な激情に恥ずかしながら、軽く目頭を押さえさせられた。

ケンコバトンヅラー以下、他のキャラクターは一様に可もなく不可もなく。

メカ戦を三つ盛り込んだりと枝葉に創意は見られるものの、一番、核になる話が弱いので、終盤はグタグタになってしまい、かなりきつい。

【常設ダフ屋で全国共通前売券を750円で購入】
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『昴』ユナイテッドシネマズ豊洲シアター5

白いチュチュをまとい華麗に踊りまくる谷村新司。そんな映画じゃなかった事には安心したけど、踊りまくる黒木メイサに感心しながらも映画としてはもう一歩。

原作マンガを未読なので、本当がどうであるかが分からずに歯がゆいのだけど、黒木メイサがダンスを選んだ理由、そして、黒木メイサがダンスに対して持っている自信の根拠などが伝わってこない。だから、何となくサクセスストーリーにぐっと来ない。

映画、アメリカ系韓国人役の女優がキャスティングされているのだと思うのだけど、この日本語が何だか聞いてて嫌になる甘ったるさ。吹き替えしろよ。よく喋れました。御褒美に映画でそのまま使います、じゃないだろ(いや、普通に考えればうまい日本語なんだけど気持ちまでは伝わってこない)。っつーか『レッドクリフ』エンドタイトルの日本語バラードも全然いいと思わんかったし。変な日本語で歌われるくらいだったら中国語で歌ってもらった方が全然いい。

【ユナイテッドシネマのたまったポイントで鑑賞】
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『カナダ・アニメーション映画名作選 こどももまた観客』フィルムセンター大ホール

ノーマン・マクラレンの『算数遊び』というレアな短篇がかかっていた。レアかどうかの判断は今まで自分が見ているかどうかってだけ。うわあ、天上天下唯我独尊だなあ、俺。でも、ノーマン・マクラレン度(しんどさ)抜群の『シンクロミー』を5、6回観てるなんてヤカラはアニメ関係者でもない限りそんなにいないんじゃないかと思うぞ(アニメ関係者じゃないぞ)。
・・・ノーマン・マクラレンのストーカーではないので、ノーマン・マクラレンは安心して生活してください(物故してたよなあ・・・墓の中で安心してください)。

で、この『算数遊び』なんだけど、ノーマン・マクラレンは明らか数字に欲情してる(こんな事を言われたら墓の中で安心できないか。すまん、ノーマン・マクラレン)。

映画が映画だけにフィルムセンターなのに爺濃度が低かった。

【フィルムセンターの一般入場料金500円を普通に支払】
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『ハリウッド監督学入門』シアターイメージフォーラムB1

『リング2(ハリウッド版)』にて、ハリウッドで映画を撮った中田秀夫監督がハリウッド映画の事情をビデオ片手に現場で聞きまくる。

うーん、話を聞くだけのドキュメンタリーって割と退屈なんで、うつらうつら。まっとうにお金払ったってのに。

【プレイガイドで前売券1500円】
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【お金をかけずに映画を観る・新橋文化の前売券を買う・駆け込み編】

都内で最も安い値段で一般映画を上映している常設劇場、新橋文化が2009年4月1日から割引料金の値上げを行ないます。

料金の変更体系は下記のようになります。

一般    900円 → 900円
割引券使用 800円 → 800円
シニア   700円 → 800円
情報誌割引 700円 → 800円
女性割引  700円 → 800円
男女ペア  700円 → 800円
会員割引  600円 → 800円
ラスト一本 700円 → 不明
前売券購入 600円 → 700円
映画サービスデー
  (多分)500円 → 700円

で、今まで、ぬくぬく会員割引の恩恵に預かっていたんですが、4月以降は安く観ようと思ったら前売券の方が安い。

前売券は3月だったら、4月と5月に使える券、
4月だったら、5月と6月に使える券、という売り方がされています。
(だから当然、当日買って当日使う事は出来ない)
買い方は劇場窓口で「売ってください」と申告すると売ってくれます。
どう考えてもネットを介在したりチケットぴあとかでは扱っていません。

さて、という事は3月30日、31日中だったら5月いっぱい有効の前売券が
600円で買えるという事です。


5月の番組がまだ公表されていないんで、分かるのは4月の番組だけですが、明日、明後日中に前売券を買えば、次の作品は600円で観れます。
後に書いた映画がラスト一本の映画。
夜間割引がどうなるかは不明ですが、前に書いた映画を観るなら前売券を買っちゃった方が得という事です(交通費の問題もあるから、こんなんで得する人は誰もいないかもなあ、というところなんですが・・・ああ、せめて、もうちょっと早く気付けばなあ)。

4/1-4/3(現在公開中)
 『団鬼六 Mの呪縛』『JOHNEN 定の愛』
4/4-4/10
 『1408号室』『デス・レース』
4/11-4/17
 『ブーリン家の姉妹』『イーグル・アイ』
4/18-4/24
 『彼が二度愛したS』『ブラインドネス』
4/25-5/1
 『Xファイル 真実を求めて』『アイアンマン』

2009年11月29日追記
コメントにも書きましたが前売券に関しては、方式が変更になっているので、注意してください。
変更以前は前月購入で2ヶ月有効でしたが(上の例だと3月30日購入で4月、5月中)、変更以後(今)は翌日から使用可能で1ヶ月の有効期間となっています(同じ例だと3月30日購入で3月31日から4月29日まで)。


2010年1月11日追記
会員制度が2010年になってからなくなったので、会員割引に取消線を付けました。
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『空の境界Remix』テアトル新宿

空前の大ヒットを今も秘密裏に叩きだし続けている劇場用中篇アニメ『空の境界』の過去六作を切り刻んで流麗なる音に乗せたもの。編集により、過去六作の物語をお浚いしようという企画ではなく、過去六作の一番盛り上がったエモーション(情動)を集めて、再体感しようという企画。

なので、六本分が一本に入ってるなんてリーズナブルでお得と思って観に来ると、全く訳が分からないと思う。でも、この映画シリーズを今回のRemixで始めて見る人がいたら、話が分からないままでも、ただぼんやり画面を見てるだけでもいいと思う。

実は本編を見ても、完全に話は理解できない(えーと、バカだから・・・とは言ってもそんな目で俺を見るなあ)。だから、Remixも単に音の気持ちよさを確かめられればそれでいい。気になるようだったら、元になる作品を後追いすればいいだろう。

【1000円均一】
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飯田橋中華居酒屋「COCORO」

ランチで入って海老湯麺を注文。

二つばかし面白い発見

(1)
ふんふん、湯麺だから野菜がいっぱい入っているのだな。
白菜、人参、木耳、青菜、竹の子、・・・・マッシュルーム?
癖がないから混入されていても違和感は全然ないんだけど、中華料理の食材で出会ったのは、おそらく初めて。

(2)
湯麺に使われている麺、縮れ具合と下味。あ、これ、食った事がある。ロングセラー袋麺「チャルメラ」の麺でしょ、これ。いや「チャルメラ」の麺は美味いから全然かまわないんだけど。というか、変な麺、使われるよりこっちの方が美味いとさえ、思う。
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『ブロークン・イングリッシュ』ギンレイホール

日本も資本参加してるってのに、分かりづらくて不親切なタイトルを付けるなあ。
極限まで分かりやすいタイトルに変えてしまうなら、『イジイジキャリアOLのフランスイケメンをGETしてサバサバ女に変身よ大作戦』。あああ、何だかこのタイトルだけで全てを言い表している。このタイトルを見た人は、もうこのタイトルだけで充分だと思いますよ(いや、趣味が合う合わないがあるから誰にとってもダメな映画だとまでは言わんけど)。

主人公がイジイジしている時間とサバサバしている時間の割合が大体9:1といったところ。人のイジイジしてるところ見てて、そんなに楽しい気分になったりせんでしょ。

【ギンレイホール会員パスで入場】
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『オカルト』ユーロスペース1

怪作。

上映終了後、その映画魂に、場内から自然発生的に拍手が沸いた。俺も拍手した。

フォーマットはホラーだが、語られる内容は哲学。

【ユーロスペースの会員割引で1200円】
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