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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『鴨川ホルモー』新宿ピカデリー、スクリーン2

結構にぎわってた。

とはいうものの、残念ながら、映画的にはよろしくない。
何でみんながそれに興味を示しちゃうのか、って基本的な疑問を有耶無耶にして進んでしまうし、都度都度、起こる事件も何故、起こるのかが不明。コメディーはリアルを無視していい訳ではなく、コメディーだからこそ、ひっくり返す部分以外をリアルに構築しなければダメなのだ。

でもまあ、個人的には栗山千明で全て許す(別に俺に許してもらおうとは思っちゃいないだろうけど)。

さて、お客が入ってたのは、人気のある若手俳優陣の手堅い布陣だったりもするだろうが、チラシやポスターのビジュアルが「すんげー面白そうなコメディー映画」に見える事も一役買っているだろう。うぷぷ。あんなに多くのお客がAVのジャケットに騙されてる状態。

【常設ダフ屋で前売券を1000円で購入】
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『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』K's cinema

劇場入場券売場で作品タイトルを三回間違えずに連呼すると、当日入場料金1200円から200円割り引いて1000円で入場可能。という事で、意地汚いのでもちろん行って来ました。確か、ファーストランの時も、新宿シネマカリテ(だったかな?)で、この割引を使った気がする。ただ、何だか体力が続かずに短い映画だというのに寝ちゃったのだ。だから、今回は雪辱戦である。いや、負けたままでもいいだろう、という意見もごもっともで、二連続で負けちゃう方がつらいんだけど、ともかく気合で頑張る。というか、それだったら前回も気合で頑張れよ、というね。

「雪辱戦」って言葉に「森雪を辱めてるイメージ」をどっぷり連想。いかん、無駄な寄り道だ。

元の話題に戻って、入場券売場で三回連呼。この時の為に一ヶ月近くイメージ・トレーニングを繰り返してきたのだ(ただ単に頭の中でタイトル思い出すだけで、イメクラで実習とか高額なトレーニングはやってないです)。流石に長いタイトルなので、気を抜くと「売春していて」とか「バラバラ殺人にあった」とかが抜けそうになる。さて、本番だ。で、入場券売場でタイトルを言おうとしたら、目に入って来るのがポスター。いかんいかん、美学から言って、読み上げてるみたいに思われたらかっこ悪い。視線を外す。又、そこにもポスター。まさか・・・

「お客様、割引の前にまず、これを・・・」
「ぎえええええ」
焼き鏝で目を焼かれる俺。
「これで読み上げる事を心配する必要はありませんわ、さあ、どうぞ」
「こ、こんな一本の映画を見る為に目を失ってしまうなんて」
「さもしい根性の報いですわ。それともあなたのそのさもしい根性の為に劇場に貼ってあるポスターをいちいち見えなくしろとでも」
「うわあああ、正論だあ」

という悲しい目に会う事もなく、普通に視線を外して三回連呼して割り引いて貰いました。よかった。受付のお姉さんが武装ツンツンじゃなくって。

そして観た。起きてた。面白さでゲラゲラってんじゃないけど、流石、こんな時間を置いて復活するだけの事はある変な映画だった。カルトだ。全く無関係である事が分かっていながらも、韓国映画の中でもっとも寺山修司の血を色濃く受け継いだ映画。その上、一部分、ロボコップで鉄男だ。つまり、「なんじゃそりゃ」な映画。それとビックリしたのが物凄い画像の悪さ。裏物と言えどDVDで出回る昨今、こんなダビングを重ねすぎた裏ビデオみたいな映像、逆に凄い。前、観た時もこうだったっけなあ。思いだせん。音飛びとかもあるので、効果なのか劣化なのか判断が付かない。まあ、画面が綺麗だから心が洗われるという作品では100%ないので、汚い画面で問題はないけど。

2009年4月28日(火)までやってるので、せっかくだから観にいってみてください。今だったら、杉本彩の『BLOOD』の予告も観れます。きっと、ここで観ておかないと『BLOOD』の予告なんか、どこでも見れないと思うぞ(まあ、ごくごく普通に、別にこれも普通の人は観ない映画になる空気がむんむんだけど)。

【という訳で1000円】

あ、ちなみに女子高生は魅力に乏しいです。ええと、それでも観にいけ!