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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『吸血蛾』シネマヴェーラ渋谷

特集「シナリオライター小國英雄のすべて」から一本。

1956年、モノクロ映画時代の横溝正史もの。という事で金田一映画です。それだけが理由で足を運びました。

劇中「狼男」という通り名の殺人鬼が出てきます。この男が欧米で「狼つき」という名前の奇病にかかったといって、口がキバむき出しになっている。も、モンモウ病か? マスクの出来が何かグニャって感じでパペットっぽい。分かる人だったら『帰ってきたウルトラマン』のデッドンみたいな「グニュ」であると言っておこう。そうそう、『もーれつア太郎』に出てたココロのボスにちょっと似てる。

そして、この映画。
一番の見所は金田一耕介です。
池辺良が演じる金田一耕介。
超スーパーウルトラデラックス・ダンディー。
金田一耕介である事を抜かしたとしても、今までにこんなにダンディーな紳士を一度として観た事がありません。キャー素敵。これ、女だったら誰でも惚れる。惚れなくっちゃ嘘。惚れない奴は女失格って感じのかっこよさです。女じゃなくって良かった。と言うか、それでここまで誉めてるのは俺の中の女性ホルモンが疼いているからじゃないだろうか。ええい疼くな、しずまれ、俺。

で、そのダンディー金田一が根拠があるのか、ないのか、まるで台本に書いてあるかの如く、いや、台本通りではあるだろうけど、いきなり全ての謎を解いて、あまりに一度に解いたもんだから、置き去り状態だよ、俺。謎を解いた後はいきなりギャング映画のような銃撃戦に移行。この銃撃戦が何だか長い。銃撃戦が終ったら映画も終わってた。え、何。一人取り残された感のある俺。あ、あれえ。すいません。頭が悪いんで、面白いんだか何だかよく分かりませんでした。

【シネマヴェーラ割引で1000円、時間都合で二本立てのもう一本を断念】
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