呪怨シリーズ最新作。前作まで全ての演出を手がけていた清水崇は監督を退き、監修に。監督はTV「はい吾郎さん」な『ホントにあった怖い話』の三宅隆太と映画美学校出身『独立少女紅蓮隊』の安里麻里。ともかく、どっちも狂いそうになるくらい怖い。
【映画の感想】
『呪怨 白い老女』:まず、怖い。
冒頭ゲキレッド鈴木裕樹が出てきて驚く。そうか、そう言えば今回のスポンサーは東映ビデオだし、な。「ウキウキのワキワキ」とか言ってないゲキレッドを初めて観た。普通だ。普通なのが不思議だ。ともかく、今までの実話テイスト・ジャパニーズ・ホラーの文法がこれでもか、と盛り込まれている。怖い。上手い。カセットテープとか怖い。みひろちゃんもよかったよ。
『呪怨 黒い少女』:これも怖い。正直、「安里麻里が撮るホラーはどうなんだろう?」とは思っていたが、特に期待はしていなかった。怖い物を撮る人というイメージが皆無だったからだ。にも関わらず、怖い。この映画の中でも、今までの実話テイスト・ジャパニーズ・ホラーの文法がかなり踏襲されている。随分、勉強したんじゃないだろうか。そして、プラスアルファ、明確な対立軸を作成し、戦いのドラマに構成していく点が安里麻里っぽい。勝村政信、どんどん中川家礼二に似てきていると思うのは私だけ? 霊と対峙する役の中村ゆりがいい。
【銭】
本当に久しぶりに成人一般入場料金1800円を支払って入場。割引手段が見つけられなかった。
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