FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『いのちの戦場 アルジェリア1959』『フェイクシティ ある男のルール』新橋文化

【映画の概要】
戦争映画と刑事アクション、入れ替え無しの二本立て興行。

【映画の感想】
・『いのちの戦場 アルジェリア1959』:フランス版『プラトーン』。戦場に翻弄されて徐々に狂っていく若きエリート将校って鉄板な内容ながら、役者が立案した映画だけあって、狂い方は鬼気迫る名演である。ナパーム投下後の遺体の残骸っぷり描写が凄い。

・『フェイクシティ ある男のルール』:キアヌ・リーブス主演の刑事ドラマ。キアヌは違法捜査で手柄を立てる刑事。原題は『STREET KINGS(街の王)』、街を統べる汚職警察権力の仇名だが、これそのままの原題では通りが悪いからって事で、日本語タイトルが『フェイクシティ』、かなり的を得たタイトルである。でも、まだ、分かりづらい。『偽りの街』とかでいいんじゃないの? 洋画のタイトルはカタカナにしないと、動員に響くとか不文律があるんだろうか? 『LAコンフィデンシャル』のジェームズ・エルロイが脚本を手がけているので、話はしっかりしている。

【銭】
新橋文化前月発売の前売券購入により700円で入場。

このLINKをクリックするとBlogPeople「音楽・エンターテイメント/映画」ブログランキングのランキングがちょっとだけあがってくれるらしい。証拠はなし。
スポンサーサイト



『サインはV』シネマヴェーラ渋谷

【映画の概要】
特集上映「映画ニアイコール劇画」から一本。TVドラマ『サインはV』の再編集映画。華麗な必殺技の数々に怒涛の展開が乗っかって、今観てこそ面白い映画。

【映画の感想】
「♪V・A・C・A・T・I・O・N サインはV」のっけから違うぞ、俺。

鉄のスパイクだ。神社の階段をうさぎ跳びだ。バネつけて目隠しで特訓だ。ギターを持ってフラッと現われる謎の女は運動神経抜群でアメリカ軍人とのハーフだ。骨の癌だ。病床から駆けつけなくては、だ。試合中に必殺技に対抗する新必殺技だ。

こういう今では使えなくなってしまった物語の文脈が、とても楽しい。
この今は亡き物語の文脈の荒波の中、全てが主人公に逆風となる素晴らしくも、いいかげんな話の中、主人公が何をやるのかと言うと、基本的に、ただ困った顔で耐える。それだけなのだ。素晴らしい。お前、新興宗教に入ったらケツの毛まで抜かれるぞ。

【銭】
シネマヴェーラ渋谷、最終回、会員割引で800円。

このLINKをクリックするとBlogPeople「音楽・エンターテイメント/映画」ブログランキングのランキングがちょっとだけあがってくれるらしい。サインはVを掲げながらLINKにカーソルを動かして、さあ、CLICKだ