ブックオフで105円本はよく買うし、できるだけ買うようにしてる。ってのは、105円で売れなかった商品は断裁されると聞いているから。
廃棄サイクルを早めてしまうという意味で、リサイクルという名目の文化破壊じゃないのか、と思う。だから「サルベージだ!」と称して、よく救いにいきます。皆さんも救ってあげてください。
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特集上映「妄執、異形の人々Ⅳ」の1プログラム。
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『ヴァージン・スナイパー 美少女妖魔伝』そうか、そうだよな。渡辺元嗣だもんな。面白さを期待しちゃいけないよな。79分って尺は渡辺元嗣には長い。成人映画じゃないから、濡れ場も入らないので尚更だ。
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『錆びた炎』とても面白い。ネタバレになるので、犯人の動機を書けないのだけど、その動機はつい最近も問題になっていた事象だ。つまり、1977年に作られたこの映画で問題提起されているというのに、30年以上経っても全然、問題が解消されていない、という事なのだ。あ然。
【銭】シネマヴェーラ会員割引で1000円。
アカデミー賞にノミネートされながら、路上生活者に身を堕としたアニメーション作家ライアン・ラーキンを巡るドキュメンタリーと彼の短篇作品集。
既存の作品4本のうち2本『シリンクス(※)』『ウォーキング』は国立市の公民館の上映会かなんかで観た事があった。
※フライヤーには『シランクス』と表記されているが、カナダ大使館から提供された16ミリフィルムによって何回か開かれた上映会では常に『シリンクス』という名前が使われていた。
そんな、大層な作品だとは知らなかったし、25才の若者が作った映画だなんて思いもよらなかった。『シリンクス』なんて22才だ、あんな爺が作ったみたいな映画が。まあ、天才なんだろう。でも、天才である事と成功する事に強い因果関係はない。天才で埋もれちゃう人だって数多い。ライアン・ラーキンはよくいる天才の一人、という評価だ。確かに『ウォーキング』でのアニメートは素晴らしい。ロト・スコープ(実写撮りをベースとしたアニメ)と間違えられるが手描きである、との事だ。凄い。鬼気迫るアニメート。でも、それはロト・スコープでもできるアニメートだ。
何だか今ひとつライアン・ラーキンを評価する気になれないのは、この人が話を作らない人だからだ。短篇アニメで技法やアニメートにこだわる事はよくある。その上で、シュワンクマイエル(チェコ)だって、イシュ・パテル(カナダ)だって、観る人が噛み砕きやすいように話を作ってオチを付けてる。この人にはそういうサービス精神がないか、乏しい。
路上生活者とアニメーターという切り口は魅力的だ。でも、もっと他に取り上げるべき人がいるだろう、きっと。って訳で、その人たちが取り上げられる一歩になるなら、この映画の成功も望んでおこう(ひねくれ方が悪くって全然、応援になってなくってダメダメだ)。
久々に入ったライズXが、指定席制になってて驚いた。ふーん。
みの映画の、折りたたみ式の小さなフライヤーで、「雨トーク」のエヴァンゲリオン芸人で気を吐いてたオリエンタル・ラジオのあっちゃんがコメントを残しているのはオタク的にはとても高評価。そういう両極端はかっくいいぞ、あっちゃん。
【銭】当日券1000円均一の1000円を払って堂々入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション@映画生活
映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』のチラシなどを手に取る機会もあり、なんとなく類推は出来るのですが、まあ、次の中のどれかでしょう。
(1) ブラック将軍(ヒメカメレオン)が社長の会社
(2) 社員が全員、仮面ライダーブラックの会社
(3) 取り扱ってる商品が「快楽亭ブラックの放送禁止落語大全」だけの会社。
「おまあも敵か、このやろお」とライブドアに向かって叫びたくなるくらい、運動音痴で小太りだった幼少のみぎりの私。大体、「運動会」って、字面通りなら「運動する会」なんだから、淡々と8時間、ずっとラジオ体操をし続ける、とかでもいいんじゃないかと思う。可哀想な幼少のみぎりの私の為に、せめて、運動神経のいい奴らに死ぬほどの退屈を与えてやりたい(自分も苦しむけどそれでもいい)。
少坊の時なんて、体育できる奴が普段から英雄なんだから、それを又、わざわざダメ押しで決定つけるような行事を組まなくてもいいじゃん。
パプリカ味の野菜ジュース。
今までに「パプリカ」を題材にした野菜ジュースを店頭で見かけた事はない。
ゴクっ
まあ、そら、見かけないかもなあ。
「ちょっと飲みやすい薄いピーマン汁」
そんなジュースがお好きな人はぜひ、どうぞ。
路上で楽器を弾くホームレス、ナサニエルと新聞コラムニスト、ロペスの友情譚。
ジェイミー・フォックス演じるナサニエルの病気ゆえの不安定さがとても怖い。そして、その不安定さを健常であるが故に、どうしても察してあげられない、ロバート・ダウニーJr演じるロペスの自分勝手な行動にヤキモキする。
だが、ロペスが取る行動は、映画でこそ自分勝手に見えるが、実際のところ、大半が善意で成り立つ行動であり、行動指針を一般的な常識にゆだねているにすぎない。つまり、普通のみんながやってしまう行動を代表しているにすぎないのだ。
だから、身につまされる。
よかれと思ってやってる事なのに、どんどん事態が悪化していく。
そして、映画は終わっているようで終っていない。
話が収まったように見せていながら、収まっている訳ではない。
もしかしたら未来永劫つづく恐怖映画なんじゃないか?
ナサニエルのビジュアルが顔面ペインティングしたり、スパンコールの服を着込なしたり、アメコミに出てくる悪役っぽい。悪魔から命令されて、地獄チェロを弾くデビル・ソリストってのが本当の正体に違いない。という訳で、アイアンマンが張ってるんだな。そういう映画なんだな、きっと。
【銭】パルコ調布キネマ会員割引で1000円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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路上のソリスト@映画生活
8月7日から「ニンジャ・アクセス解析」ってツールを使って、アクセス解析を行なってます。
では「アクセス解析」とは何か?
ア 兄貴と
ク 苦しく切ない
セ セックスの行く末、
ス すらすらと
解 解答にして
析 折り紙形式で答えます
そんな訳はない。
大体、何だよ。「折り紙形式で答える苦しく切ないセックスの行く末」って、ちょっと見たいぞ。で、ちょっと見たいそれは見れないので、アクセス解析とは何かを無駄を剃り落としてざっくり断言しちゃうと。
「サイトへどんな辿り着き方をしたか」を統計してくれるツール。
まあ、ざっくり断言とは言ったものの、それだけでもないはないんだけど、まあそれだけと思ってもらっていいかな(はっきり分かっていないから歯切れが悪いぞ)。この辿り着き方を見ながら、もっと多くの人に辿りついて貰う事についての戦略を練る。それがアクセス解析ツールを使う理由です。
という事でここから戦略シミュレーションです。
(1) 訪問者数、ページ参照数
訪問者数は372人、ページ参照数は1571回、
24日間だから、1日平均15.5人、65.5回、
やってきた人は平均4回ページ遷移をしてる。
ちなみに、この数に携帯からのアクセスは含まれていない。
携帯からのアクセスを含む訪問者数はライブドア管理ページに載ってて、同じ期間だと513人。PCが約7割、携帯が約3割(1日平均5.9人)って比率。
1日のPC訪問者数の最小が9人、最大が31人
1日のPCページ参照回数の最小が16回、最大が291回
まあ、これは次回からの戦略会議の元になる基礎の数という事ですね。おおい、宮大工じゃないんだから「木曾の数」とか変換するなよ。
(2) リンク元統計
どこから飛んできたのかって情報?
訪問351人中、172人がブックマークとかから。お馴染みさんが約半分という事。
1日平均7.2人。逆に言えば御新規さん、もしくは通りすがりの仮面ライダーは1日平均8.3人。
で、この御新規さん(非ブックマークさん)の中で検索サイト以外から飛んできているので明確に数があがっているのが次の二つ。
・ライブドア共通テーマから 18人
・有沢実紗さんのブログから 7人
ライブドア共通テーマはその期間19回投稿してるから、1回1人、効率いいような悪いような。
(3) 使用検索エンジン
検索サイトから飛んできた125回のうち、使用エンジンは次の割合
Google 61.6%
Yahoo 24.0%
Goo 10.4%
他 4.0%
Googleのシェアが高いのが我ながら意外でした。
現実のシェアと一致しないけど(Yahoo検索のほうが普通に浸透してるでしょ)、おそらく相性の問題で、私のブログはYahooよりGoogleにヒットしやすい条件が何かある、という事なんでしょう。
一つだけ思い当たるのは、Yahooより、Googleの方が検索記事の取込サイクルが早そうだって事があげられます。HPに記事を書いて更新しても、検索サイトで、即座にその記事がヒットするようになる訳ではありません。検索サイトは定期的にページを巡回して検索用語の一覧表を作り変えているのだそうです(受け売り)。この作り変えサイクルが経験則でGoogleの方が短い。そうすると、映画を観た。他の人の感想を知りたい。感想を検索した。Googleの引っかかりの方が時期的に早くって訪ねてくる人が多い。って事かもしれない。
(4) 検索ワード、フレーズ
どんな言葉で引っかかった人が来たか?
ほとんどが1人から検索がかかってるだけだけど、たまに複数の人から検索がかかっているフレーズがある。
今回、目に付いたのは次の五つ。
・「放送禁止 ネタバレ 劇場版」5
・「空の境界」5
・「山形スクリーム」3
・「冬の怪談」5
・「サムライプリンセス 外道姫」4
なるほど、ニッチ映画って感じだなあ。
・「20世紀少年2カンナの同級生の女の子」
という検索フレーズで引っかかったのは何か嬉しい。
あと、面白かった検索フレーズが
・「”聖教の白石さん”」
・「うつぼ鍋 東京」
・「ケツ穴屈辱」
みなさん、見つかって、満足してもらえたでしょうか?
「ケツ穴」なんて、何に引っかかったんだろうと思ったけど、ちゃんと引っかかるんですよ。引っ掛けてみたら笑った。そうか、こんなんで引っかかるのか、と。
サイドバーにあるサイト内検索で試しに「ケツ穴」で引っ掛けてみてください。
あ、ランキングサイトのブログラムで「最近はケツ穴に興味を持っているようです」って分析されたら、イヤだなあ。
やらないから教えられない。
「ウルトラセブン」で、腕時計型のビデオシーバーとかをウルトラ警備隊が使っていたけど、あれが多機能であっても隊員にはゲームをやってもらいたくない、と思う。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦』の実写化。
いい点もあれば、悪い点もある。
が、単純に考えれば、そんなに期間が開いてないうちに作られたリメイクだ。後から作られた方の分が悪い。ストーリーに引っくり返るような大きな違いはないのだから、尚更だ。
なので、原アニメを観てなければ、普通に楽しめる娯楽作だと思う。
原アニメを観ていても、ガッキーのアイドル映画として観れば、そんなに損はない気もする。
メインの話は変わっていない。ただトリミング(抜き取り方)が違うので、映画全体のニュアンスはかなり変わって見える。
原アニメの中心人物は、しんのすけと又兵衛だが、実写では又兵衛と廉姫だ。この二人が引き立つようにトリミングを変えただけあって、この二人はとても魅力的だ。
ガッキー可愛いのだ。
基本的にこういう奥歯を噛みしめるような役が似合うのだな(ガンバリが似合う)。
ただ体格が現代っ子なので、和装は残念ながら、そんなに似合ってない。もうちょっと着付の力でどうにかならなかったかなあ。演技は打たれる。
で、草なぎ君もいい。この人はリアルに貧相な日本人の顔を持ってる。百姓っぽいイコール侍っぽいなのだ。素晴らしい貧相力だ。あ、誉めて聞こえない。うーんと、ウルトラ貧相。ゴールデン貧相。スーパー・アルティメット・グレートフル貧相。ともかく貧相さがピカ一だ。時代劇の主人公で、生え揃ってもいない、剃り上げてもいない、あの月代の汚さは画期的。
あと、大沢たかおの役はアニメと異なり、普通の武将になっちゃったので、悪役のカタルシスが全くなくってしまった。草なぎ君との殺陣も間合いが狭いし、何となく槍がペラペラしてて、どうも生彩に欠ける。
波岡一喜と菅田俊はよかった。
山城のビジュアルにちょっと感動。
戦場に車が現われて戦線を翻弄していくシーンの説得力がどうしても欠ける。あれ、単純にクラクションを鳴らすとか、轢かれちゃう奴を出すとか、アングルを考えるとか、もうちょっといい手があった筈だ。
【銭】パルコ調布キネマ会員割引で1000円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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BALLAD 名もなき恋のうた@映画生活