で、油そばが出来たみたいなんで食べてみた。
油そばが好きなんである。
ふうん。
つけめんを油そばに改造中っぽい。
まだ、油そばとして独立独自の味って気がしない。
まあ、これはこれでお客に出して恥ずかしくない一品ではある。
食べ終わる前にちょっと麺を残して割りスープを入れて、ラーメン風にして食べる事をすすめられる。油そばでは珍しいサービスだ。
へえ、ふうん。
身体があったまる。でも、油そばからは更に遠のいてるかも。
それ以上の発見として、今回ついでに頼んだ。
ただの白ライスが妙にどうしてなんだか
ムチャクチャうまかった。
モチモチしてて、白飯の米ならではの味も損なわれてない。
そう言えば、ラーメンの汁と相性あわせる為か、ラーメン屋で食べるライスって、基本パサパサしてる気がする。えー、じゃあインディカ米でいいって事か? よかないだろ。この日だけ間違えて特にうまかったって可能性もあるけど、一応オススメです。
あと、ここ、地の利がいいなあ。
有楽町、銀座、日比谷界隈で昔ながらのじゃない、ちょっとハヤリっぽい味のつけ麺なんかが置いてあるラーメンをさらっと食べたい時って割と伸ばす手がどこにも届かない。誰かなんか都合のいいお店(1000円程度で行列できないでうまい店)があったらコメントで教えてください。
いや、こんな懇願ぐらいで罰ゲームのように付かないコメントに書き込みが出てきたりはせんか。
ちなみに、同エリアで、ちょっとハヤリっぽい味のラーメンをガツンと食べたい時は有楽町駅近くの「坂内食堂」でチャーシューメンとライスを頼みます。
そう言えば、店名、なんで「利休」なんだろう。
知らず知らず麺にお茶でも刷り込んであるのか? いや、そうは見えない。
千利休:戦国時代、安土桃山時代の茶人。何も削るものがないところまで無駄を省いて、緊張感を作り出すというわび茶(草庵の茶)の完成者として知られる。茶聖とも称せられる。 |
何も削るところがないまで無駄を省いて緊張感を作り出したラーメン。
わびラーメン!
テーブルに名皿に盛られた乾麺を軽く手に取りながら、魚粉を茶せんで混ぜたスープを三回回してから作法に合わせて嚥下する。そんな客が修業するようなラーメン屋は嫌だよう。
「OH! ジャパニーズZENラーメン」
外人には受けるかもしれん。
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