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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『宇宙戦艦ヤマト復活篇』を新宿ピカデリースクリーン7で観る男ふじき

いやあ、面白いだろうとはもちろん思ってなかったけど、それでも映画館に足を運んじゃうのが病んでる証拠と言えなくもない。しかし、ともかく予想を遥かに突き抜けて、抜群につまらなかった。出色、悪い意味で、もちろん。

ただメタ的な意味で、最初の巻等言と最後の巻末言はいいオチだと思った(製作者側に落としてるって自覚は当然ないだろうけど)。

思いつくダメ出しを軽く列挙してみよう。

■キャラ設定がギスギス。松本零士タッチを払拭したかったのかもしれないが、作画の力が低いので、凄く古風なキャラになってしまってる。悪役なんて、東映初の長編アニメ『白蛇伝』に出ててもそんなに違和感がない。
■ファッションセンスの悪い新ヤマト服。
■女が艦内にいっぱいいるのはいいけど、無茶苦茶いるだけ状態。ただの壁紙。もっと悪い言い方をすると「女は産む機械だ」状態。
■佐渡先生、アナライザーが乗り込んでいないので、なんか艦内、真面目な顔で「正義正義」みたいなキャラばっかで息が詰まる。艦内で誰か一人でも笑ったら、後ろから坊さんが飛んできて、ピシャリとか叩かれそうだ。
■乗り込んでる若い奴らのキャラに魅力の一欠けらもない。何となく誰一人の例外もなく皆、白ブリーフを穿いてそうだ。で、その白ブリーフに母親から名前を書かれていそう。
■新旧のヤマト音源とクラシックを合わせた音楽。無難だけど無難というだけ。盛り上がらない事はなはだしい。多分、クラシックを使ったのはお金がかからないからだろう。
■森雪はあからさまに声が違う。子供が生まれて、子供より声がキャピキャピしててはって判断もあるのかもしれないけど、それでも違いすぎる。
■メカデザインがつまらない。宇宙空間だから上下左右なしでどんなデザインでもいいってのは正論だけど、もともとヤマトのメカデザインはそれを分かっていて、尚且つ(上下がある)陸空海の戦闘機のデザインをベースに発展させたデザインだった筈だ。それに、悪い奴があんなんだったら、最初から戦闘機や戦艦はいらんのではないのか?
■そう、悪い奴があんな事に。ドドドドドラゴンボールみたいな世界観なのか。じゃあ、波動砲じゃなくって、古代が艦橋に立ってカメハメ波を打ちゃあいいじゃん。
■悪い奴が地球を目の敵にする理由が全く分からん。
■ヤマトが何時の間にか復活させられていた理由が全く分からん。他にもっとやる事あるだろう。
■全人類の運命がかかっている戦闘の指揮が、上下の連携もなく、古代艦長の単なる経験と勘だけの指揮にゆだねられている。というか、軍隊に人が全然いなそうだもんなあ。ヤマトも含めて、宇宙軍って30人くらいしか全員でいない気がする(後はハリボテ)。
■地球に偉い人、真田さんしかいないのか。

ああ、軽くあげた筈なのに、山のように。
これでも、耐え切れずに寝ちゃった分があるから、起きてたらもっと上がったかもしれない(起きてたら素晴らしい作品になったとは、とても思えない)。


「地球を舐めるなよ。

宇宙戦艦ヤマトを舐めるなよ!」

お前らこそヤマトを舐めるな!


【銭】
前売券を常設ダフ屋で50円だけ安い1250円で入手。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
宇宙戦艦ヤマト・復活篇@ぴあ映画生活
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『天使の恋』をシネマート六本木スクリーン2で観る男ふじき

佐々木希が凄い。

伊達に「♪ふにゃんとにゃんにゃん、にゃんにゃにゃんにゃにゃん」してた訳ではなかった。

それにしても何て美しいんだろう。
人間界最強の美しさ。
いや、もっとか。
類人猿最強の美しさ。
いや、もっとか。
哺乳類最強の美しさ。
キリがないからこの辺にしておくが、ともかく美しいのである。
可愛いんである。
あまりに可愛すぎて間が抜けてるくらいに可愛いんである。

鼻糞ほじりながら5分で思いついたような物語ではあるが、佐々木希のおかげで映画は燦然と輝いている。いいんだよ、映画は何か一つプラスがあれば。

『仮面ライダーW』にも出てる山本ひかる(あ、『エリートヤンキー三郎』の女の子じゃん)がイジメを助けられて佐々木希に利用される女の子役。実はこの子、うまいな。うまいだけに演技を見てると逆にイライラしてくる。
がんばれ、山本ひかる。多分、今、市民権を得られればけっこう安泰だぞ。


【銭】
シネマート六本木、木曜メンバー割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
天使の恋@ぴあ映画生活

フジテレビ放映『ガリレオΦ』

ながら見。

柴咲コウが出せないので、長澤まさみですか、という感じ。
長澤まさみはこのドラマの中では「できる子」ちゃん。
『曲がれスプーン』の「できない子」ちゃんと何か違いがあるかと言うと、違わないのだけど、別にそれで困る事もなし。メイクでけっこう納得できちゃうもんなんだなあ。でも、寸前まで行く展開があるんだから、ビキニくらい着せればいいのに。

けっこう緻密な構成の人情話がついて、そんなに悪いとは思わないけど、通常の1時間枠で解決できる内容だと思うなあ。

相変わらずEDでかかる柴咲コウの『恋して』は、作品の締めと正反対で後味を凄く悪くさせられる。寿司屋で握り食った後に瓶1本のジャムを口の中に流し込まれてるみたいな(そんな可哀想な経験はないのでもちろん想像ですが)。