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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『3時10分、決断のとき』『グッド・バッド・ウィアード』を新橋文化で観る男ふじき

今年最初の新橋文化。

『3時10分、決断のとき』
クリスチャン・ベイルの、真面目に生きてきたというのに、
いっこうに目が出ず、悪い方へ悪い方へと向かってしまう、
それでいて子供の為に、悪に踏み込む事を自分に許せない、
地味な男の生き様が最高に泣ける。
その男が死に直面した時に、初めて語る秘密と心境。

泣ける。
これで泣けない奴は男じゃない。

ラッセル・クロウもお得なキャスティングで、とてもいいのだけど、
それは、右腕役、ベン・フォスターの抜き身チックなあやうさがあってこそ。

ともかく、ああ、いい映画だった。
あ、でも、残念な事に旅の間はちょっとだれる。


『グッド・バッド・ウィアード』
韓流西部劇。

何かこういうロクでもないのは、
クリスマスとか大晦日とかの深夜に
テレビでかかってて、観ながら寝ちゃうのがピッタリって気がする。

とりあえず題名がよろしくない。
『グッド(善玉)、バッド(悪玉)、ウィアード(変な奴)』は
原題かも知れないけど、パッと意味が分からないから何も伝わってこない。
流石、お金を博報堂が出してるだけあって、多分、お金だけでは収まらずに
宣伝も手がけてるんだと思うけど、これがひどい。

チラシも「ムチャクチャデイイノダ」ってキーワードだけで押し通して
何の映画か、どんな映画か、全く分からない。
テレビやコマーシャルと違って、お金を払って観に来るものだから、
ニュアンスだけで、よく分からない物にはお金を払わないでしょ。

アクションはくどいけど見るべき所もあり。
そのアクションが見所として機能していない脚本だか演出だかが問題だ。


【銭】
新橋文化、前売券使用で700円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
3時10分、決断のとき@ぴあ映画生活
グッド・バッド・ウィアード@ぴあ映画生活

PS 『江頭2時50分、決断のとき』だったらしんどい。
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『マラドーナ』をシアターN渋谷2で観る男ふじき

カンヌグランプリ監督クストリッツアが撮ったマラドーナのドキュメンタリー。

マラドーナってキャラが立ってて、誰からも好かれる。
寅さんとかハマちゃんみたいなもんだ。

だから、激太りしても、薬物中毒になっても、
宗教のイコンに祭り上げられても、みんな見捨てない。

それはとても幸せな事だ。

でも、それは本業のサッカーシーンがかっこよくてこそだ。
サッカーの試合見るとマラドーナってちっちゃいんである。
ちっちゃいのに速い、そして強い

堂々とアメリカに「NO」を突きつけて、カストロとチェの刺青を入れてたり、反骨の姿勢がぶれないところもかっこいい。


【銭】
シアターN渋谷で水曜1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マラドーナ@ぴあ映画生活

マンガ『土竜の唄 第十八巻』高橋のぼる、ヤングサンデーコミックスを100円で買って読む男ふじき

常設ダフ屋の店頭で手にとって購入。
18巻からいきなり読みだしたけど、おっ、面白いじゃん。

涙が出るくらいブザマにキャラが弾ける。

「うまい絵を描こう」ではなく「強い絵を描こう」な気持ちが濃厚だ。
この下手であっても強い絵は、ヤクザ、警察、ヤク中なんかの
異形がゴロゴロ転がりまくってる世界でこそ違和感なく活きる。

だから同じ作者の普通の駅員のマンガ『駅員ジョニー』は
ベタベタしてて、気持ち悪くてイヤだった。

ああ、続きが読みたい、
100円くらいで。

(さりげなく失礼だな、俺)