新橋文化でジム・ジャームッシュが観れるなんて。
いや、新橋文化でジャームッシュを観れなくても問題はないけど。
屋台の焼き鳥屋でフランス料理のコースが食えなくてもいいのと同様。
新橋文化的にうまい焼き鳥を出してくれれば全然OK。
いや、別に場内で焼き鳥つくって売れとかじゃなくてね。
で、映画。
と、つまらん。
これ、5分ストーリーのオムニバス6本計30分
くらいで充分な内容でしょ。
景色は綺麗だし、主役イザック・ド・バンコレの
たたずまいはいい感じだけど、それだけなら写真集で充分。
『アルティメット2』と『アドレナリン ハイボルテージ』の
予告の直後に観たから、更に落差が激しかったかもしれん。
■『サブウェイ123 激突』
『サブウェイ・パニック』のリメイク。
オリジナルは観てないけど、『新幹線大爆破』みたいに
走行電車のパニック映画だったんじゃないのか。
昔のチラシのビジュアル・イメージがそんなだった気がするんだけど。
トニー・スコットのいい意味での雑な手腕が効いている。
安っぽいけど、観てる最中は飽きない。
交渉に全くの意外性やトラップを感じない。
もしかしたら、二人ともバカなんじゃないだろうか・・・。
この辺も知性を感じさせないトニー・スコットならでは。
テンポ速いから別に苦じゃないんですが。
で、クール、スタイリッシュを売りにする
トニー・スコットがデンゼル・ワシントンの真面目父ちゃんっぷりを
ベタベタの人情ドラマのように肯定的に書いてたのが良かった。
全く関係ないけど、観終わってから
サブウェイのサンドイッチを食べた。
タンドリーチキンサンド、美味いなあ。食いづらいなあ。
【銭】
新橋文化、前売券使用で700円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・あ、リミッツ・オブ・コントロールへのLINKが映画生活に何故かないや。
新橋文化の上映案内の作品解説をそのまま転記しておくと「任務の為に様々な街を巡る、名もなき孤独な殺し屋の不可思議な旅を描いたスタイリッシュ・サスペンス!」。あと、売り的には工藤夕貴が出てるけど、全然魅力的じゃないところとかかな。
・サブウェイ123 激突@ぴあ映画生活
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