ティム・バートンの最新作。

退屈。

キャラありきで、お気に入りキャラは
明らかにおかしな赤の女王と、
実は赤の女王以上に潜在的におかしそうな白の女王、
この二人くらい。

マッドハッター（「気狂い帽子屋」って言えよ）は
外見がマッドなだけなので残念ながら魅力に乏しい。

そいで結局のところ、想像を超えるような物が出てこなかった。
これに尽きる。

不思議の国の登場人物たちはみんな、それぞれに「らしい」のだけれど、
どこかで一回お目に掛かったような者達ばかりで、
彼らが以前、出てきたような行動をとってくれるならともかく、
何か場当たり的な行動ばかりしている。
戻ってきたアリスに右往左往してるが、
本来は彼らそれぞれが持つ独自の理屈によって
アリスを右往左往させるのが、彼らの役割だ。
それが成し得ないと、どうなるかと言うと、
そこは「不思議の国」ではなく、「不思議の国っぽい国」になるのだ。

って訳で残念ながらダメでした。


【銭】
映画ファン感謝デーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
・アリス・イン・ワンダーランド＠ぴあ映画生活

ＰＳ　ラスト、自立したアリスが海賊王になって、『パイレーツ・オブ・カリビアン』につながるなら、それはそれでよし。
ＰＳ２　アリスがずっと眉間に皺を寄せて「うーん」って表情をしてるんだけど、何となくそれが古畑任三郎っぽい。赤の女王は顔がうつみみどり。

「能力」なので、

空を飛ぶ、地を駆ける、水中を自在に泳ぐ、

という辺りが一般的なんじゃないかと思うけど、
疲れるから、この辺はいいや。
「まんぼうみたいに漂う」ってのも能力らしくないし。

ガラガラヘビとかが持ってるピット器官かなあ。
単純に赤外線カメラ、みたいな奴。
これが身に付いてるなら夏のお祭りや海水浴にだって行くよ。
（「おめえ、眼が赤いな」とかで、タコ殴りにされたりしなければ）

あきれるくらい、何も思い浮かばない。
　
もしかしたら・・・
　
そうか、心がないからか。
　
こりゃあ、まいったね。降参だ。
　

俺の、俺のゴールデン・ウィークがついに終ってしまう。
まあ、自由にならなかったところを見ると「俺の」じゃなかったんだろう。

4/29(金)　昭和の日。昭和の町っぽい池袋で映画3本
5/ 1(土)　メーデー。労働者らしく仕事。
　　　　　でも思いの他、早く終ったので木場で映画2本、有楽町で映画1本。
5/ 2(日)　法事。映画を観ずにツイッターに100件呟いて疲れ果てる。
5/ 3(月)　憲法記念日。憲法についても憲子についても、又、法子についても
　　　　　何一つ考える事なく、渋谷で映画1本、飯田橋で映画2本。
5/ 4(火)　みどりの日。うつみみどり、も、えびなみどりも
　　　　　前日同様、何一つ考える事なく、調布で映画1本。
5/ 5(水)　こどもの日。らしからぬ遊び（秘密）をした後、
　　　　　新宿で映画2本。

充実はしてたかもしれんが、休日が集まってたってだけで、
別に普段と変わらない。
そんなもんだよね。

しんちゃんの最新作。

ここんとこ低迷を続けている中では割と頑張った気がする（上から目線だな、俺）。
それでもラスト近く、しんちゃんが花嫁を取り返しに行く下り辺りからが
整理されていなくて長い（いろいろ書きたかったのは分かるが
テンポが悪くてえらく長く感じる）。

ただ、しんちゃんが大人になる事が夢であると語れるように
話を整備した前向き感は頼もしくて嬉しい。
そして、未来のしんのすけにフィアンセがいる理由、
いわば「しんのすけの魅力」についても、逃げずにちゃんと描いた、
その点も偉い。

あ、あと、ひまがラブリー。


【銭】
映画ファン感謝デーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
・映画クレヨンしんちゃん　超時空！嵐を呼ぶオラの花嫁＠ぴあ映画生活

「どうやって食べますか？」って普通に
サラダの上にかけたりして食べますよ。

大体、そんな変な食べ方って出来ないでしょ。

容器ごと冷凍して、皮だけ剥いてカキ氷にして食うとか、
アイスクリームの天麩羅よろしくマヨネーズの天麩羅とか、

両方とも、やり様によっては案外いけるかも。

まあ、それより、何でもＯＫってんなら、
マヨネーズを使って女体盛りだな。
日焼けした肌にならよく合うと思うよ。

ああ、弱小陸上部の女の子が穿き潰したシューズ代欲しさに
5000円くらいで生贄になったりしないかなあ（妙にリアルな妄想だな）。