“ありがとう”をくれた人ですか?
“ありがとう”を贈与したり、された記憶はないですねえ。
領収書に“ありがとう”1ケとか書いた事もないですし。
そうかあ、みんな、俺の知らないところで、
“ありがとう”のやりとりをやってるんだなあ、きっと。
いや、悔しくない。悔しくない。
“ありがとう”なんて、質屋に持っていっても質草にもならんし。
いや、俺の知らないところで、「実はいいもんがあるんですよ」って
店の奥から“ありがとう”を出してきたり・・・・・・。
ちょっと悲しくなってきたんで、
心ある人は、こっそり“ありがとう”を私に渡してあげてください。
「これが俺の“ありがとう”だあ!」
とか言って、腐った生卵を投げつけたりするのは勘弁。
そうか。
こういうこと言うから、誰も“ありがとう”をくれないのか。
いや、だから、腐った生卵はいらないからね。
腐ってなくても生卵はやめてね。
スポンサーサイト
江口のり子は酒井若菜の延長上にあって、
そのまま延長していくとともかく殺人鬼に落ち着いてしまいそうだ。
つまり、そういうベクトルなのだ。
えーと、ちなみに、酒井若菜と弥生式土器を足して2で割ると江口のり子になる。
さて、なかなかいいはいいんですけど、
あまり、はっきりした物言いが出来ない主人公が追いつめられるのはきつい。
江口のり子の線じゃないかもしれないけど、
これ、もっと主人公をあっけらかんとした陽性に変えられなかったもんだろうか。
「誰だって、みんな、ちょっとは変態よ。わはははははは」
みたいなんでも成立するんじゃないだろうか。
江口のり子の相手役になる男の子、デレっとしてて可愛いけど
よく見ると、金子信雄みたいだ。
金子信雄でも可愛く見えるんだから、若いって凄い。
【銭】ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・
ユリ子のアロマ@ぴあ映画生活PS 最近にない粗いデジ目にちょっと驚いた。
すっかり感想が遅くなってしまったんですが、
これはとっても面白かった。
『12人の優しい日本人』や『キサラギ』のように、
会話によって、隠された謎が一枚一枚皮を剥ぐように
明らかになっていく快感
(前掲2作と違ってコメディー要素はほとんどない)。
「脚本こそが映画を映画たらしめるのだ」という
至極、真っ当な感性を持つ人には是非、観て貰いたい映画。
【銭】映画ファン感謝デーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・
苦い蜜~消えたレコード~@ぴあ映画生活ちなみに、この映画を観ようと思ったのは蛭子さんが誉めてたから。
映画を誉める蛭子さんに関しては割と信用してる。