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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『母なる証明』をギンレイホールで観た男ふじき

びっくりした。

犯行シーンで横に座ってた女の子が
「ひっ」と小声で悲鳴をあげた。
リアルな悲鳴だった。
悲鳴もあげるよなあ。

映画上の隠蔽はあるが、
主要登場人物が誰も嘘をついていない、
どちらかというなら誠実に立ちまわろうとしている点が秀逸。
弁護士は弁護士なり、
警察は警察なり、
被害者の女の子も、
その被害者の女の子に懸想している男の子も
無理な嘘は付いてないのだ。
そして殺人者でさえ。

ラストシーンに関しては色々な選択肢があったと思うのだけど、
あのラストシーンを選んでしまった事については、
逃避ではあっても救いにはならないので、
「そんなん選ばんでも!」とちょっと悶々してしまいました。
(どうしてもネタバレにつながるので
コメントをもし書かれる方がいるようでも、
この件について語るのはお避けください)


【銭】
ギンレイホール、会員パスで入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
母なる証明@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事にトラックバックを付けさせて貰ってます。お世話様です。
母なる証明@映画鑑賞★日記・・・
母なる証明@LOVE CINEMAS調布
母なる証明@映画のブログ
母なる証明@カノンな日々
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共通テーマ「薄型テレビに買い換えましたか?」には「ハイ」だよ、ふじき

とりあえず近くにあるテレビというテレビが
全部ぶっ壊れちゃったんで、自動的に買い替えになった。
 
ただ、レコーダーがアナログ機だから、まだ決着は付いてない。
 
さて、薄型テレビって言うからには、
装着している事も分からないくらい薄くなって、
しかも、ゴムくさくなくなったら売れるんじゃないかなあ。
 
頑張れ、技術立国日本!
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『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の小ネタ感想再10連発

ツイッターで『戦闘少女』の感想を書いた人にプレゼントって企画があって、
こういうバーチャルなお祭りにはとりあえず手はあげておこうって事で、
一回手を上げたものの、もう一回観たので、もう一回あげてみました。
その甲斐あって………なかったなかった。何にも貰えたりはしませんでした。
「象印賞」は無理でも「敢闘賞」か「がんばったで賞」ぐらいは貰いたかった。
まあ、思う通りにいかないのが浮世だ(おっ、大人じゃん)。

って事で、次の10個(再分)、転載です。

(01)
 奥さんのフランスパンは無添加だからきっと健康食品として優れてるぞ
(02)
 あのお顔が日の丸弁当の女の人は結局、何がやれる人なの?
 あのビジュアルの良さがシンボリックにしか使われなかったのは勿体無いかも
(03)
  誕生日じゃない時に凛を励ますデコレーションケーキには
 チョコで書かれたおめでとうプレートが取り外されてる。
 ナイス気配り父ちゃん
(04)
 雷電が機械ならバージョンアップが可能だろうから、
 次は機動性能3倍増しのニュー雷電で。
 いや、全身真っ赤に塗るだけ。
(05)
 すうちゃん可愛い(えーとすがきやのすうちゃんじゃなくってね、念の為)
(06)
 そろそろきついぞ。
 フンドシの舞台挨拶が大盛況らしいですけど、
 全身タイツ着用の上でいいから、
 主役の三人にもフンドシを着用して貰いたいですねえ
(07)
 どんどんきついぞ。
 フンドシの舞台挨拶大盛況につき、
 シアターN渋谷の劇場のお姉ちゃんにも着用して貰いたいですねえ。
 案外、誰にも見えてないけど映写ルームの兄ちゃんが着用してたりして
(08)
 そうだ。英語字幕版を上映してるんだ。
 うん、ダガログ語字幕版とか難しそうだもんなあ。
(09)
 亜紗美の姉御のあの刀が無駄にヒョロヒョロ長いぞ。
 佐々木小次郎かよ!(三村ツッコミ)
(10)
 チ○コがドリルだと鉄男になっちゃうので、
 チ○コがロケットパンチ百連発のサイボーグ総理大臣が
 その破壊力とH力で戦闘少女を追い詰めるみたいな、
 次は亜紗美姉御以外の「いやーん」も観たいな。

まあ、こんなところで。
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『海底王キートン』『吸血鬼』をシネマヴェーラ渋谷で観た男ふじき

企画「サイレント小特集」の2本立て

『海底王キートン』
人食い土人が山のようにワンサカ出てくるので、
少なくとも地上波テレビでは観れない一本
(そうじゃなくっても地上波で無声映画が掛かる事などほとんど無いが)。
セーラー服姿のキートンが観れる!(単に水兵ルックだって)


『吸血鬼』
セリフも音楽もあるから、無声映画時代に作られているけど、
「無声映画」ではない。

この映画に関してはただ一言。

主人公がジェロに似てる。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
海底王キートン@ぴあ映画生活
吸血鬼@ぴあ映画生活
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『猫とカナリア』『ニコニコ大会』をシネマヴェーラ渋谷で観た男ふじき

企画「サイレント小特集」の2本立て

『猫とカナリア』
1927年に作られたドイツ人監督によるハリウッド映画。
遺産相続にまつわるミステリーで
『犬神家の一族』を百倍くらいチャチにした感じ。
トーキーとは言わないまでも、
せめてサウンド版(演奏だけ付いてる奴)はないんだろうか?
弁士がいない純粋のサイレント映画ってきつくってしょうがない。
犯人が誰であってもさほど困らないのはアガサ・クリスティー調。


『ニコニコ大会』
ロイド、キートン、ローレル&ハーディー、チャップリン
の短篇4本が観れる、お得な短篇セット。

ロイド
富豪と貧乏人のそっくりさんによる身代わりコメディー。
1920年代のレディーたちがけっこうあられもない
タイツ姿で脚線美を見せつけるのがお得な感じ。

キートン
けっこう普通の映画館でもオマケの形で何回かかかった
名作短篇『キートンのマイホーム』
家を一軒、作ったり、回したり(いや、本当、染之助・染太郎なみによく回る)、
挙句の果ては壊したり、物凄い発想で作られた傑作コメディー。
基本的に笑いの為なら、何物をも破壊してやまないこの企画力が
キートンの真骨頂なのだ。

ローレル&ハーディー
えーと、なんとなく寝た。

チャップリン
他が20分なのに、これだけ5分。
単に普通のドタバタ喜劇です。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな(実は何も書いてない)
猫とカナリア@ぴあ映画生活
《ニコニコ大会 コメディ短編4本》@ぴあ映画生活
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共通テーマ「今まで一番聞くのがつらかった、面白くない話ってありますか?」にムカムカふじき

深夜2時まで監禁状態で続けられた不動産トーク。
 
意地でも買わずに断った。
 
向こうだって商売だろうが、
他人を丸め込んだ上から目線で叱り飛ばしながら
大金を使わせようとする根性が気に食わない。
基本、ビビリ体質なので、物凄くつらかったが、
 
買う気がない。欲しくない。もう話を聞く気はない。
で通して、断固として断った。
 
今でも怖い。
その会社、潰れろ、とか本気で思う。
(悪徳なところほど潰れたりしないと思うが)
 
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チラシを手にとって気になってる映画

■『私の優しくない先輩』
新しいチラシができた。
前回のようなコラージュアートではなく、
海荷ちゃんとはんにゃ金田が
実際に一緒のカメラフレームに収まってるデザインだ。
気持ちはよく分かるが、デザイン的には前の奴の方が良かった。

■『ザ・ホード 死霊の大群』
フランス産の「フレンチゾンビ映画」。
うーん「フレンチ」を付けるとゾンビ映画もちょっとオシャレ。
売りは、ゾンビの活きがとってもいい事。

えーっと。 そろそろ原点に立ち帰った方がいいと思うな。

ただ「ゾンビ”猛ダッシュ”ロードショー」って惹句は
何かドリフちっくな感じがして、ちょっといいな。


■『14歳のハラワタ』
緊縮財政の折、モノクロ両面コピーらしいミニチラシ。
DVD化を記念して、一週間のアンコール上映をするとの告知。
7/23~7/30 15:30,17:00 料金800円均一
なかなか劇場で観れないし、良作なので、
ちょっとでも興味がある人は予定に入れて置いてください。
ちなみに<「14才のハラワタ」レビュー>

■『海猿 THE LAST MESSAGE』
まだ、撮るんかい。
今度は3Dだそうです。
まあ、2Dで充分だろうし、
そんなに最低くそつまらん訳でもないだろうから
多分、観に行っちゃうんだろうなあ。

よし、分かった。とりあえず、かとうあいは温泉に入れ。

3Dは、そこで活かそう。
話はそれからだ。
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『鉄男 THE BULLET MAN』をシネマライズ2Fで観た男ふじき

鉄男狂の鉄男狂による鉄男狂の為の映画。
言わば、鉄男を見続けないと手が震える、とか、
鉄男を見続けないと呼吸が過呼吸になるみたいな人の為に作られている。

一般観客は置いてけぼり。

今回はストーリーもなく(正しくなく)、
ただ、深く重い感覚を追求する事のみに絞られた映画になっていた。
できない訳じゃないんだから、ちゃんと筋作ってやろうよ、と思った。
でも、ずっと塚本を観てる身としては、
しょうがないけどそれなりに可愛い映画だ。


石川忠の曲がムチャクチャな轟音でかかるのは忘我の気持ちよさ。


結局あれだけやって、ラストは
「♪愛があれば大丈夫」って、それは違うんじゃないの。
鉄男は理屈の映画じゃないから、地球や宇宙の一つや二つを
滅ぼしても誰も困らないんだから、行く所まで行っちゃえば良かったのに。


【銭】
前売券を1500円で購入。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
鉄男 THE BULLET MAN@ぴあ映画生活
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鉄男 THE BULLET MAN@LOVE CINEMAS調布
鉄男 THE BULLET MAN@カノンな日々

PS 英語版が作りたいって話だったら、
 別に外人俳優を連れてこなくても良かったのに。
 エリック・ボシックは際立って悪くはないけど、
 なんかそれなりに日本人風の顔立ちの外人でもあり、
 それだったら、もっと普通に睨みにドスが効く
 日本人の役者がいっぱいいると思うのだ。
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『イヴの時間』を池袋テアトルダイヤで観た男ふじき

丁寧に作られてるが、良くも悪くも小品だ。

主人公の男の子に面白味がない。
(観客が自己同一化しやすいように平均化してるのだろうけど)、
後半、大きく取り上げられる主人公の友人と
そのホームロボットのエピソードの方が好き。
そっちを主線にすべきだったのではないだろうか。

効果なのか、画面にうっすらボケたようなちらつきがたまにかかるのが邪魔。



【銭】
テアトルダイヤ水曜割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
イヴの時間 劇場版@ぴあ映画生活

PS 人間から見て人間とロボットが判断できないのは致し方ないとしても、
 各種センサーが内蔵されているロボットから見て、人間とロボットが判断
 できないというのはありえない
 (センサーを切ったり鈍くしたりするのは何かがあった場合、
 対人安全性を確保できなくなるからしてはいけないと思う)
 時代や場所を特定していないから、「それがありえる世界だ」と言えば
 成立しちゃうのだけど、何となくそれに寄りかかる発想は嫌だな。
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『川の底からこんにちは』をユーロスペース2でずいぶん前に観た男ふじき

満島ひかりだ。
満島ひかりの存在感なしには考えられない。

割とみんな誉めてるんだけど、個人的には普通。
「もうダメはダメなりに突き進むしかない」
と主人公が自覚してからがノリノリで面白いんだけど、
そこにいくまでが長い。

岩松了の無駄にでかい態度と無駄にでかい顔がステキ。

【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円で入場。

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PS 満島ひかりが工場キャップを被って髪の毛が見えなくなった状態と、
 元の状態で、顔の印象が全然変わっちゃうのにビックリ。
 まだまだ童顔だったんだなあ。
 大人顔でも童顔でも一生懸命の満島ひかりがキュート。
PS2 ラスト近くでやっと開放されてグチャグチャになった
 満島ひかりの頭をなでてあげたい。
PS3 PFFスカラシップ作品。前年の『不灯港』はよかった。
 満島ひかりと恋人の子供の関係が、性別だけ変えてまんま『不灯港』みたい。
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