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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

共通テーマ「プラネタリウム行ったことありますか?」に「ふっ、過去の話さ」な男ふじき

いや、そんな大層な話ではなく、
きっと小学生くらいに学校の集団教育か何かで行った。
  
今では渋谷の五島プラネタリウムも東急文化会館ごとなくなり、
どこに行けばプラネタリウムがあるかも分からない。
そもそも常設のプラネタリウムが近くにあるのかどうかもわからない。
でも、見世物興業みたいに、小屋立てのプラネタリウムがあったら
怪しいよなあ。
  
「さあ、見るが供養、見るが供養。
 あの、右に見えてるのが蛇女座でございます。
 この蛇女座、親の因果が子に報い………」
    
閑話休題。
  
自分で出かけるのは面倒くさいんで、
筋肉少女帯のアルバムに入っていた『夜、歩くプラネタリウム人間』みたいに、
プラネタリウム人間が近くに来てくれればラクチンだと思う。
  
でも、自分の彼氏や彼女がプラネタリウム人間だったりするのは
苦労が多そうでちょっと御免してもらいたい、という所じゃないだろうか。

と言いながら、全裸の女の子に星を投影するプラネタリウム・プレイは
ロマンチックでいいかもしれない。
「プレイ」が付いた時点で、ロマンチックじゃないか。
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共通テーマ「忘れられない小説を教えて下さい」に普通に答える男ふじき

お題を貰った他の人もあげてましたが、
『アルジャーノンに花束を』ですかねえ。
本を読んで泣くって経験を初めて
………他にはないかもなあ(涙ぐむくらいはあっても)
って、それはインパクト強かった。
  
作中に入り込んだようにして読んだ平井和正の『死霊狩り』も
同じ作者の、小説とは基本的に何やってもOKなんだを
思い知らされた『超革命的中学生集団』も忘れられない。
  
なんかバランバランだな。

『係長 青島俊作』を日劇スクリーン2で観る男ふじき

ドコモの動画配信全12話を劇場でまとめて鑑賞。
全部合わせて75分くらい。

個人的に『踊る大捜査線3』よりこっちの方が好み。
と言っても、これが本当にちっちゃい話で、
全国公開するような規模の作品では全くないけど。
(と言ったら「事件に大小はない」と青島に怒られるか)

でも、本来はこういうちっちゃい話ばっかの日常が
『踊る』だった筈なんだけどね。


以下、雑談レベルで。
・AKBの板野友美が痴漢被害者の役で出てる。
 普通レベルで可愛くて、居酒屋にいたら確かに痴漢にあいそうだ。
 男性の願望としては、ランクがもう一つ上の内田有紀には、
 居酒屋と言わず、のべつまくなく痴漢に会い続けて
 「やーん」と言っててほしい(セクハラ発言だけど全然よし)。
・中村靖日、波岡一喜、浅利陽介って、組み合わせが
 広告代理店の営業三人組。いいメンツだなあ。
 特に中村靖日の誠実な演技がいい。無条件にヘタレな役しか
 できないイメージがあったけど、ちょっと見直した。
・内田有紀がけっこうずっと出てるのが嬉しい。
 可愛くて、人情肌で暴走するミニ青島の夏美役が大好きだ。
・笹野高史と小野武彦の絡み(SEXではなく)もキッチリ泣かせて見せる。
 こうしてみると、最初は中年だった小野武彦も、もう立派にお爺ちゃんだ。


【銭】
特別興業1000円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
係長青島俊作 ~事件は取調室で起きている!~@ぴあ映画生活

『舞台鉄人28号』をユーロスペース2で観る男ふじき(バリバリネタバレ)

押井守が演出する舞台『鉄人28号』の映像記録作品。

最初からネタバレバリバリでいきますので、
一応、観に行こうと思ってる人は、ここでストップしてください。

押井守は
『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』
『劇場版パトレイバー2』
『甲殻機動隊』
と原作とは違うイメージを提示しながら何本かの傑作を物にしてきた男だ。

しかし、今回の鉄人は難物である。
つまり、ごく普通に考えて、これは皆が見たい鉄人ではないのだ。
この舞台での鉄人はイコンにすぎない。一切、活躍しない。
話中、一切変身シーンのないウルトラマンを思い描いてもらえれば、
そのイビツさがわかるだろう。

求められていないイメージという意味では
全員が中年男子によって演じられる実写版セーラームーンでもいい。

今までもギリギリの線だったのだけど、
今回はついにそのギリギリの線を越えてしまった。
横山光輝は「原作」ではなく「原案」とクレジットされた方が適切だ。

大雑把な荒筋。

東京五輪を前に、町の改革が秘密裏に行なわれる中、
戦中、兵器開発の遺物である「鉄人」は
戦後生まれの少年「正太郎」に正義の象徴として託される。
鉄人は平和の為に、東京五輪で利用されようとしている。
だが、その「平和への利用」は戦中の国家による全体統制と
何ら変わらないのではないか。
鉄人の技術は未来への希望たりえるか?
東京五輪で使用された鉄人は、希望の技術であるにもかかわらず、
その使用を頑なに隠蔽される。
戦後60年、東京五輪以降、行方不明になっていた
鉄人の所在が明らかになろうとしている。
今度こそ鉄人を正しい希望として私たちは捕らえられるだろうか?

みたいな。

悪い話ではない。
頭でっかちとは思うけど、そういうのが好きな人もいっぱいいるだろう。
ただ、鉄人は活躍しない。
置いてあるだけ、と言っていい。

あと、「技術は本当に未来の希望たりえるか」という命題は
「鉄人28号」より「鉄腕アトム」の方が似つかわしい。
マンガ「鉄人28号」は技術の未来など語らない(過去も出自くらいしか語らない)。
マンガ「鉄人28号」の技術は、あくまで話の中では現在のものだ。
産業ロボットと変わらない。テーマ要素があまりに原作になさ過ぎる。



【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。

PS 浪々と歌われるミュージカル・ナンバー、
 特に「サンプラザ中のくん」の野太い声にはうっとり。
PS2 南果歩はケツネコロッケのお銀を演じている時の方がしっくりきてる。
 正太郎は他に割り当てても何の問題もない。