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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ベスト・キッド』をテアトルダイヤ2で観る男ふじき

五つ星評価で【☆☆☆☆傑作です】

泣ける。
ラルフ・マッチオ版より好きだ。
残念な事に大昔に観ただけなのでラルフ・マッチオ版の記憶はあやふやだ。

物語としては大きく三つのパートに分けられる。
(1) 少年が障害を乗り越えるチャンスに出会うまでのパート。
(2) 障害を乗り越えるべく自己鍛錬に励むパート。
(3) 決着をつける為に出場した大会で、戦うことの意味を悟るパート。

どれもが、しっかり書かれている。
だから、ちょっと長い。
でも、必要な長さだ。

北京に越してきた黒人少年、中国語も喋れない。
周り全てが中国語を喋る中国人だらけな中、絶対的な疎外感。
母親はいつまでも自分を子ども扱いしてうるさい。
世界に憎まれているかのように、殴られる、蹴られる。

これはきつい。

そんな中、唯一、問題解決の光が射す。
ジャッキー・チェンだ。
このジャッキーが常に身体が重そうで、疲れていて、
ただのショボショボのオヤジなんである。それが実にいい。
カンフーは素晴らしいが、それでも少し長く動くと
ぜいぜい疲れてしまう。ああ、超人じゃないんだな。

ここまでが第一パート。
ここでの少年の閉塞感が第二第三のパートの開放感を産む。
じっくり閉塞されてヤキモキ。
でも、女の子とのラブストーリーとかが
いい感じで挿入されて、バランスがよくって飽きない。

続く第二パート。
修行。
ベストキッドと言ったら修行である。
まあ、この修行はオリジナル映画のユーモア感覚には負けるか。
ただ、オリジナル以上に修行が多様で、長く撮られている為、
いい意味でも悪い意味でも魔法のように強くなるという嘘っぽさは抜けた。
それは全体構成から言ってよかった。

第三パート。
試合。
ここで語られる戦う理由がたまらない。
特に記憶がないのでオリジナルでは
なかったのだと思うのだけど、あやふやだ。

その戦う理由はこの映画の少年だけでなく、
映画内のジャッキー・チェンでもそうだし、
映画を観ている自分達だって、そうすべきものなのだ。
単純に分かっている正論なのに、それを実行する事は難しい。
だからムチャクチャに傷つきながらも、
それを実行しようとする少年に感動してしまう。

ああ、よかった。

あ、敵の少年もふてぶてしくって良かった。
敵の先生も、あの悪さがたまらん。
やはり活劇はすげえ悪い奴がいないと
(ただ、だからラストは肉体的にも何かダメージを受けてほしかった)。

ちっと、やだなあと思った点も三つだけ上げておこう。
・母ちゃん(きいいいいいい、存在がうるさい)
・女の子(いや、まあブス可愛いっつか
 愛嬌があって実際つきあうといいんだろうけど)
・大会でのアクションシーン、カメラがぶれてうるさい。
 普通に固定カメラで撮れないのか?



【銭】
池袋ミニコミ「Buku」28日に持参でBuku割1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ベスト・キッド@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事にトラックバックを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ベスト・キッド@狂人ブログ
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ベスト・キッド@映画鑑賞★日記
ベスト・キッド@LOVE CINEMAS調布

PS 続編では、最近、いい仕事がないウィル・スミスが実子ジェイデン・スミスの
 役を自分がやると言い出して、映画を台無しにしちゃうに一票。
PS2 二人目のカンフーの先生をウィル・スミスがやるってのも
 ありそうな路線だ(あっちゃ困るが)。
PS3 路線が違うからだけど、NG集がなかったね
 (撮影スナップは付いてたけど)。
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