やられるなあ。
びっくりさせられるなあ。
今回の舞台は江戸。
TV時代劇で見た様でいながら、
全くの異世界として書かれる野蛮な江戸は
泥臭いヒロイック・ファンタジーの蛮族の国のようであって、
これはこれで正解だっただろうから凄いよなあ。
展開の早さと回転数の多さ、
予想を裏切ってのびっくりさせ方、
そして「かくあるべし、かくありたい」という信念、
お手本のような小説だ。
上條淳士によるイケメンの表紙。
読み終わった後にイケメンの手の上のマスコットに納得する。
単にイケメンなだけでない、いいデザインだと思う。
たいして美味くもないのに
贅肉に変わってしまった全ての食べ物。
誰か一つ前のお題
「おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出を教えて下さい」
と間違えて、
「おじいちゃん」
とか
「おばあちゃん」
とか
書いて、
「人生訓が『有言実行』だから、
実行するしかなかとですたい」
と言って泣きながら舌鼓を打ったりしないかな。
五つ星評価で【☆☆残念ながら不満残る】
雑然とした絵作りをするジュネ監督のいつも通りの変な所は好き。
で、変なメンツがいっぱい集まるのも好き。
問題は、仲間が集まってもそれぞれの一芸が
軟体の彼女を除いて、プロの技術として
プロジェクトに寄与しない事だ。
もちっと上手く組み立てて、それぞれの見せ場を連携して
作ってあげることは可能だったと思う。
そして、タイトルが「いたずら」と聞いているので、
もっと一休さんみたいな「やりこめ方」をするのかと思いきや、
そんな暴力的な方法かい! みたいな。
流石、肉食人種は違うなあ。
さて、下にLINKを付けさせていただいたカノンさんのブログで
主人公のバジルがパントマイマーみたいなキャラであることが
作品のノリを悪くしてるのではないかとの意見があり、
なるほどと思った訳です。
そこで、言葉だろうが、表情だろうが、
12分に感情をモロ出しにして、泣き言を言いそうな織田裕二を
主役に添えなおしてジュネ監督にリメイクしてもらいたいなあ。
二つの企業の間で暗躍するって『椿三十郎』でも似た役やってるから適任でしょ。
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五つ星評価で【☆☆☆☆☆大満足】2D鑑賞です。
いやあ、凄い映画だった。
友情、冒険、笑い、別れ、起死回生、そして誰も死んだりしない。
映画として不足している物は何もないし、
映画として余計な物も何もない。
コーランかよ!
ゴホンゴホン(あっ、駄洒落だ)※
あまたの映画が焚書扱いされないように
この映画自体には不必要だけど「濡れ場」がなかったね、
という事だけ明確にしておこう。
※昔、「コーラン」だか「聖書」を引き合いに出して、
聖書に書けないような事が書いてある本は悪書だから不要。
聖書に載っている事が書いてあるなら聖書があるから不要。
と言う論法でたくさんの書物(ご本)が灰になった。
セルアニメではない全編フルCG長編アニメとして
世に出た第一作に関しては、そんなに好きではない。
「つまらない」とはとても言えないが、
感情移入を妨げるようなCG絵がちょっとイヤだったんである。
いまや、そんな事は全く感じさせない。
技術改革の物凄さよ。
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PS バービーなんて実物が可愛いなんて一回も思ったことがないけど、
映画の中のバービーはなかなか可愛い。
ふう。
勝負は終った。
ここから先は一歩が傍観者に回るので、
やっぱりちょっと一休み感が付いてきちゃうだろうなあ。
映画『東京少女』のノベライズ。
映画のアウトラインをかろうじて覚えている程度の状態でノベライズを読んだ。
うるっと来た。
そう、確かにこんな話だった。
映画は絵空事がバリバリで、
悪くはないけどそこそこ程度の印象だった。
どうしてもありえない事を映像として
表現しなくてはいけないので、
リアルからどんどん遠ざかってしまう。
そういう苦労をいっさい強いられない小説と言うのは、
やっぱりオトクな分野なのだ。
語り口が優しく、ラストシーンがとても爽やか。
えーと、「読む少女マンガ」と言えばいいかな。
なかなか、いい出来。
シャトレーゼのメロン饅頭。
暗闇の中で前提知識なしに食わされたら「西瓜饅頭」と思うかもしれない。
原材料に「メロンピューレ」は入っているものの、メロン風味って
そんなに和菓子に濃厚に出ないものだ。
原材料といえば、このメロン饅頭の原材料の一番、先頭に記載されているのが
「白いんげん豆」。加工食品の原材料って使用量が多い順番に記載されているのだ。
だから、「メロン饅頭」よりは「白いんげん豆饅頭」って記載のほうが正確だ。
「白いんげん豆」固有の味ってのが、全く分からんけど。
この状況を打破するには、遺伝子改造で「白いんげん豆メロン」を作れば良い。
新品種の名前に「幸せ白メロン」とでも名付けておけば充分だ。
で、その「幸せ白メロン」と「メロンピューレ」「西瓜の皮」を使って
「メロン饅頭」と「西瓜饅頭」を両方とも作る。
これでガッチリだ。
五つ星評価で【☆☆☆。言い方は悪いんだけど、こういうチンケな映画は割と好み】
「これを観るのも”罰ゲーム”」というとんでもないコピーが
チラシに踊ってる『×ゲーム』を観ました。
結果、痛い表現がダメな人は徹頭徹尾ダメだ。
話の展開にも驚くようなどんでんは含まれていない。
なので、一般的にはとっても厳しい評価が下される筈です。
まあ、そこは反論しない。
あと、役者の演技も一部、とても薄っぺらいところもある。
それも認めなくてはならないだろう。
でも、そんなに嫌いじゃない。
デザインのセンスと音のセンスがいいから観れてしまう。
拷問を受ける事によって浮かび上がってくるキャラも面白い。
ゲームに強制的に参加させられる者は4人
・主人公、荒木宏文。何となくたまに
イケメン系映画で見かける気がするんだけど、
間違いなくこいつの演技が一番薄い。
・いじめっ子リーダー格、千代将太。
誰だか知らないけど、 追いつめられて闇雲に恐怖に吠えまくる様子が
『龍馬伝』の香川照之に似てる。
性根が悪そうなのに、内容がなさそうなところがとてもよい。
・いじめっ子のでかい奴。加藤翔。
これも誰だか知らない。無言で淡々とひどい事を
実行できるのはリーダー格と対照的でいい。
ただ、顔演技は大袈裟でちょっとうるさい。
・優等生だけど、陰でいじめの手引きをしていたAKB48仲川遥香。
個人的にはこの子が一番、面白かった。
いい人ぶって振る舞っているが、終始、ゲームではいいポジションを確保。
実は自己中っぽい。でも、自分からゲームを先導するような主体性はない。
後詰で理屈があればひどい事を堂々とやれるタイプ。
この組み合わせの中での社会性が徐々に壊れていく様が面白かった。
それにしても、閉じた話だ。
結局、どんなに大義がある行動でも、実際に施工されているシステムと
何らかの接点でリンクしていないと、社会システムの正常化には
何も寄与しえないのだ。
という所まで踏み込まないのが山田悠介のいいところであり、
悪いところなのかもしれない(と言いながら山田悠介の本は全く未読)。
【銭】シネマート新宿、月曜はメンズデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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×ゲーム@ぴあ映画生活
五つ星評価で【☆☆☆つまんなくはないけど、もう全く話が見えない】2D鑑賞です。
アンブレラ社がもともと何をやりたかったのか。
アンブレラ社が何をやってしまったのか。
そして、今、アンブレラ社が何をやろうとしているのか。
これが全く不鮮明なので話が追えない。
なので、逃げる、戦う、立ち向かうという状況に終始してしまう。
まあ、それはそれで、全然いいんじゃないのか、という気もする。
アンブレラ社が惨事に対してどう思っているかが分からないと、
話は見えないのだけど、話が見えたから面白くなるような気もしないのだ。
という訳で、キャラとアクションが楽しめればそれでいいんじゃないだろうか。
アリスは、アリスダッシュの姉ちゃんともどもかっこいい。
なんか本末転倒かもしれないけど土屋アンナっぽい。
近未来、アンデッドに立ち向かうためには
人類はみんな土屋アンナにならなければいけないのだ。
進化の必然かもしれないけど、美しい感じはしないなあ
(醜いとは言わないが美学的には強さに生活感がありすぎる)。
アンデッドで口から先にバナナの皮ぶら下げたみたいなタイプ、
何、あれ? あのデザイン、『ブレイド』だか
『アンダーワールド』だかで使ってなかったっけ?
何気にかっこよくないなあ。
くしゃみしたら辛そうだ。
同じ異形の変形なら犬がいいな。
あの犬と同じプロセスを人間でもやればいいのに。
というか、やったらほとんど『寄生獣』だな。
あと、でつかい斧もったアックスマン、あれがかっこいい。
あれのことは、個人的に密かに「トイレの神様」と呼んでいる。
【銭】前売券を常設ダフ屋で買って1250円。
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バイオハザード ザ・ファイナル(Ⅳ)@死屍累々映画日記PS あの大量のアンデッドがみんなスキップしてたらかなり怖いと思う。
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