ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『おまえうまそうだな』を新宿武蔵野館2で観て、とりあえず観ろという男ふじき☆☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆☆面白くて深い。そして子供でも分かる上手さ】
  
  
  
主人公の名前はハート。
  
そう、あの『北斗の拳』に出てきた「拳法殺し」

 の異名を持つデブが主役である。

  
ダメだよ。最初っから嘘ついちゃ。
  
  
  
気分を取り直して小劇をどうぞ。
  
「お前、ラマ僧だな」
「お父さん、お父さん、お父さんだね。
 今、ラマ僧って呼んだよね。
 ラマ僧ってとってもいい名前。
 でも、どういう意味?」
「ラマ僧ってのはチベットにいる僧侶のことさ。
 殺生禁の戒律を持ち、肉食いをしない」
「知ってるよ、そんなこと」
「(こいつ、意外と大人だな)」
  
 ちゃんちゃん

  
おいおい、だから、ちゃんとやろうよ。
  
  
という訳で、面白かった。
大人の鑑賞に耐えます(あ、でも、俺、精神が子供だ)。
子供の鑑賞にも耐えます(周りは楽しんでたよ)。
深いテーマ(※1)を分かりやすく提示しながらも
エンタメ性をちゃんと連れて歩いてる。

※1:チラシには「親子の絆、思いやりの心、大きな夢に挑戦する勇気」
 と書いてある。プラス敵対しあう組織にあったとしても、
 命を賭けた決死の働きかけで、思いが通じる、を付け加えたい。


後、人間ドラマにするなら、こんな読み替えが可能だと思う。

貧しいユダヤ人の娘が金髪碧眼の乳児を捨て子として拾う。
戦争に向けてきなくさい空気が漂う中、ユダヤ・コミュニティーは
いまや少年になった子供を追い出すように娘(母親)に勧告する。
ユダヤ・コミュニティーと距離をとって暮らすようになる母親。
そんな中、ユダヤ人狩りが始まり、彼と彼の兄弟はナチス少年隊に囲まれる。
自分がユダヤ人でない事を自覚させられる少年。
彼は母親と兄弟を逃がし、自分はドイツに浮浪児として留まる。
数年後、彼はSSに入っていた。
収容所に出向くと必ず彼の後ろを付いて回る小さな子供がいる。
子供は彼が父親に似ているのだと言う。
目立たぬように密かに彼を補助してやるようになる彼。
そんな中「ベルリン陥落か」との噂が飛び交う。
「陥落の前に証拠隠滅の為、収容所の全ユダヤ人を殺す」との噂が流れる。
リストを見て母親と彼の兄弟を探す彼、
施設移動のニセ文書を引退したSSの何でも屋に作らせて、
フランクフルト・ウマソーを施設移動すると称して、
彼は母親と兄弟を収容している施設に急ぐ。
どうにかして助け出さねばならない。
そこに立ちはだかるSS最強の片目軍曹。

ね、面白そうでしょ、いけるっしょ。



【銭】
常設ダフ屋で前売券を700円でGET。その後、見た底値価格は650円。

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PS 単純な線のアニメに凄く分かりやすい喜怒哀楽の表情が気持ちいい。
 CG全盛で、人間の役者がやるような微妙な表情が付くようになったけど、
 アニメの強みであるデフォルメ表情って減った。
 その意味でアリエッティの樹木希林は貴重(といってもあれもリアル指向だけど)。
PS2 平原最強のティラノ、バクーの声はハムの人、別所哲也。
 ハムの人なのに渋い声だ。
 でも、話題性もそんなないから別に別所哲也じゃなくてもよかった気がする。
 お母さん恐竜の原田知世は違和感なし。
 ウマソウの加藤清史郎はいい。うまいと言ったら言いすぎだけど、いい声をしてる。
PS3 ペロペロがゆったりしてて好きだなあ。
 いや、付き合いたいとか真剣に交際したいとかそういうんではなしにね。
PS4 ハートの孤独さがけっこう泣ける。

ちなみに、新規コメント不可に関する記事
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『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』『レギオン』を新橋文化で観て、アンバランスな二本立てと思う男ふじき、☆☆☆☆,☆☆

◆『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』

五つ星評価で【☆☆☆☆文句なしにカッコイイ】


つまり、なんだ、これが男だ。

だからもうしょうがない。

男だから、それが無駄と分かっていても

命を賭けて約束は守る。


「俺たちが帰ってくるまで

 この男を預かってくれ」


そして、男たちは帰ってくる。

ただ、ただ、ただ、ただ、

愚直に帰ってくるのだ。


その帰って来かたに演歌の国の我々は

熱い涙を流さずにはいられない。


PS ボスのファッションのケバさがステキ。



◆『レギオン』

五つ星評価で【☆☆いやあもうスケールちっちゃい】

こ、これは珍作。

それにしても、夢の未来21世紀になって、
天使のどつきあいの映画が見れるなんて
思ってもいませんでした(別に嬉しくないけど)。

さて、この映画は謎だらけです。
何故、世界の大問題が半径100メートルの範囲で争われるのか。
ゾンビもどきが群れ集う様が小学校の運動会の父兄応援席みたい。
何故、天使同士の争いが肉弾戦なのか。
IQ低そう。IQ高いからって天使っぽい訳じゃないけど。
何故、婆さんが一番強烈なのか。
何故、アイスクリーム屋だけ手足が長いのか。
天使の進軍ラッパはブブゼラ?
エヴァ・メンデスにちょっとだけ似てるウェイトレスは
おでこが何故か、ちょっと千昌夫。

本当に謎だらけです。

ブルブル警察官の瞳がなんでだか、
無性につぶらでキラキラしてるのも良かったっす。

PS 次は是非、天使に酔拳を使わせてみてほしい!
 いいっしょ、別に壊れるような話でもないし。


【銭】
新橋文化、前売券使用で700円。

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共通テーマ「今まで食べて一番美味しかったものは?」に「イママ」で呆けようと思って地名を検索して見つからなかった男ふじき

ないんだな、イママ市とか、イママ郡とか。

なんで普通に美味しかった記憶を語る。   
社会人1年の時、上司に連れて行って奢ってもらった
九段下にある名店の鰻。
  
やわらかかったなあ。
  
ソウルフード的には、
狛江にあった定食屋「金ちゃん」の
数々の定食が忘れられない味だけど。
定食屋跡地でお惣菜として売ってる
クリームコロッケは今でも好物。

共通テーマ「腕時計って、持っていますか?」に腕にはめる携帯は作らないのかと疑問に思う男ふじき

腕時計を見るという習慣が
身に付いてるので、ずっと着用しています。
携帯取り出して開いて見るより、
ただ視覚に入れるだけなのでずっと楽。
  
一日に3、4本映画をハシゴする時なんかも
移動時間の確認に時計は欠かせない。
荷物もって両手がふさがってる事も多いので
一々携帯を取り出して見るとかより便利。
  
携帯電話が時計のように腕にはめられるなら
それを使う気もするけど、それって
ウルトラセブンのビデオシーバーだな。
iフォンタイプにして、入力出力兼用の
画面を未使用時は二つ折りで1/2の大きさに
収められるなら商品化は可能だと思う。
  
みんな携帯は使う時だけ
手に持つ物だって固定観念を持ってるから
こういう考えは持たないのかもしれないけど。
まあもっと紙みたいな軽さ薄さになったら、
そういう方向に進むかもしれん。
  
  
ところで、
手首から肩のところまで、
足首からガーターベルトの位置まで、
無数の黒ベルト腕時計を着用した
全裸の美少女とかいたら、
全力を振り絞って拍手するよ。

『ジーン・ワルツ』海堂尊、新潮文庫を読書する男ふじき

読んでるとサクサクすすむ。

海藤尊は語りが上手いのだ。

読み終えてつまらなくはないが、
これは面白いのか? と自問して悶々した
「自問して悶々した」は「手マンして悶々した」に似てる。
しまった。さっそく脱線だ。

作者の主張したいことは分かるし、
それはとても大事な主張であり、
声高に語られるべき問題である事は認める。

その問題は物語の終わりで、解決への一歩を踏み出してるが、
まだまだ全面解決には程遠い位置だ。
なので、終り感が乏しい。

何より物語の主人公、曾根崎理恵の心が見えてこない。
最初から見えてないが、最後には見えるかと思いきや見えない。
曾根崎理恵は作者の主張(医療改革)以外の何がしたいのか。
そこが見えない。
曾根崎理恵の情が見えない。

菅野美穂で映画化が決まった。
映画は面白くなると思う。
見えない曾根崎理恵の情は菅野美穂が徹底的に補完するだろう。

何という適役!

物語的には終盤に『ジェネラル・ルージュの凱旋』
を思わせる修羅場もあり(災害ではない)映像化に適している。

誰がやるか知らないが、
上司の清川役を江口洋介がやったら、
いろんな繋がりでオモロイと思う。
基本的に江口、白衣が似合うし。

共通テーマ「モテ技GP あなたのモテ技を教えてください!」に血迷う男ふじき

一回、騙されたと思って実践してほしいモテ技が巴投げである。
  
そう、町中で巴投げを掛けて、掛けて、掛けまくるのだ。
  
信じられないかもしれないが、これで君はもうモテモテだ。
  
相手の意思を気にかけたりしなければ。

共通テーマ「スキンケア、気にしていますか?」をわざと読み間違える男ふじき

死姦ケア、せんわそんなもん!

マンガ『ジャッジ全二巻』細野不二彦、アクションコミックスEXを読み直す男ふじき

復讐の為に人を殺すという行為も、
ここまで残忍残酷に行なってくれれば
いっそ逆に爽快だ。

政治家疑獄事件の警告手段として
正義を行使しようとする人間のフィアンセを
電話ボックスの中に全裸で縛り付けて、
ボックスのドアを溶接して晒し者にするという
やり口は今までに見たどんな嫌がらせよりも悪質。

でも、一生のうち一回ぐらいはそんな晒し者の
現場に出くわしたいものだ(やられるのはごめんだよ)。

『レッド・オクトーバーを追え(上下)』トム・クランシー 井坂清訳 文春文庫を読書する男ふじき

アメリカとロシアならざるソビエトが
冷戦していた時代の小説なのだから、
考えてみればもう大昔だ。

そこいらの青年、少年に「ソビエト」って
聞いても知らないかもしれない。
1985年の小説で、コンピューターに
関する記述の古さなんかが読んでると目立つ。
1985年に書かれたんなら、まだパソコン黎明期で
ハードとしてのワープロが幅を効かしていた時代だろう。

上巻43ページの記述によるとジャック・ライアン氏の家庭には
コンピューターがあり、そのコンピューターで論文を書き、
ディスク・ドライブに保存し、コマンド投入で印刷を行なっている。

機能としては限りなくワープロに近い。
ディスク・ドライブがあるから
フロッピーディスクを使っている事は確かだが、3.5インチである保証はない。
5インチとか8インチのペラペラの使いづらいフロッピーかもしれない。
あんなん家庭に置くのいやだよなあ。
あれ、もしかしたらフロッピーそのものをしらない世代もいるかな。
単にディスクと言ったらCDもMDもDVDも、
レーザーディスクですらディスクだ。

LD標準搭載のパソコンって時代がずれてたらあったのかもなあ。

磁気テープのテープデッキを搭載して、ラジカセ化するパソコンとかも
時代がずれてたらあったかもなあ。

さて、印刷するのにコマンド。DOSコマンドだな、きっと。
するとWindowsマシン以前。マルチ画面なんて夢の夢だろう。

古い。

ネットワークが繋がっているかも不明。
電話回線で必要時にだけ接続というスペックだろうが、
主に論文記述に使っているなら、
論文のテキスト量が当時のDOSマシンの
通信サイズに見合っていたとも思えないから
スタンドアローンの独立タイプとして使っていると考えるのが自然だ。

パソコンだけど機能はワープロだな。

笑ったのが「スクロール」を訳せなかったらしくて
(いや、コンピューターが一般的じゃなかった時代だから、しょうがないけど)
「順次記入」という言葉に「スクロール」とルビが振ってある。
意味、微妙に違うよね。

ディスクから文書を読み込んで、読み込んだ文書をカーソル
で指定して、(スクロールしながら)文字を反転させて、
選択対象として印刷を行なった、という動作らしい。

「順次記入」は厳しいな。

ちなみにネット辞書だと
「コンピュータなどのディスプレーに
表示されている文字や図形を、
上下または左右に移動させること。」

なるほど上手い記述だ。


原作読むと、ジャック・ライアンにハリソン・フォードは
見事と言えるくらいのミス・キャストだという事がよく分かる。
マネーゲームで儲けすぎる事に飽きてCIAに来たなんて
全くハリソン・フォードっぽくない。

映画と小説は山場の張り方が違う。
映画は亡命前に最大の山場があり、原作は亡命後に最大の山場がある。
これは山場を移動して、単純明快な筋立てに変えた映画の脚本家が偉い。

おはようございます

「おはようございます」も数字で表現可能。

「084053103」

これも、何の使いようもないな。
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