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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ザ・エッグ』『ボーダー』を新橋文化で観て 騙され方が爽快じゃなかった男ふじき☆☆,☆☆

◆『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』

五つ星評価で【☆☆別にバンデラスの尻に興味はないし】

我らがアントニオ・バンバン・バンデラス久々の新作。
と言いながら別にバンデラスに興味はない。
対するモーガン・フリーマン、マンデラ大統領の後はコソ泥って落差激しいな。

チラシに「新旧2大スター初共演!」って書いてあるけど、
どっちが「新」で、どっちが「旧」だか全くもってして不明。
どっちが「新」で、どっちが「旧」でも、何か物議を醸しそうな気がする。

後半、あっと驚く展開があって、
そこで「あっ」と驚いているにも関わらず、
映画その物に爽快感が欠如している。
騙しに誠実が足りないのかなあ。

結局、いろいろあったものの
バンデラスが綺麗な姉ちゃんに
「俺とのSEXは本気で最高だったよね」
って尋ねて終わりみたいな、
その終わり正しいのって確認したくなるような映画。


◆『ボーダー』

五つ星評価で【☆☆お皺が痛々しいんです】

デ・ニーロもパチーノもお年。
これはもうちょっと若い年寄り役者に譲ってもよかった。
なんか理由があって譲れなかったのかな? やだな、そういうの。

PS yukarinさんのところに
 「デ・ニーロの『俺、デブだけどジョギング頑張るよ』という映画でした。」
 というファンに刺されそうなコメントを残してしまった。
 怖いものしらずだなあ、俺。


【銭】
新橋文化、前売券使用で700円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~@ぴあ映画生活
ボーダー〈2007年〉@ぴあ映画生活
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どっちも「騙す」映画なんだけど、
どうも私は基本的に「騙す」映画が嫌いみたいだ。
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『BECK』もう一つ言い忘れ


「ああ、ベッキー・クルーエルの

 映画だと思って観に来たのにぃ」


というボケをかまし忘れました。

ただ、それだけ。

『BECK』言い忘れ

そうそう総合評価としては面白かったけど、
三日ぐらい経ったら全て忘れてそうなんだよなあ。

それだけ基本に沿った物語(約束破りがない)
って事かもしれない(でもいい思い出になる)。

『BECK』を新宿ピカデリースクリーン10で観て、あの事はともかくとして、ちょっと満足な男ふじき☆☆☆(ネタバレ)

五つ星評価で【☆☆☆いい部分も悪い部分もあるけどおおむね満足】


青春って奴は。全く。

普通に面白い。
あれはやっぱり良くないと思うけど、
それでも、そのあれが映画に致命傷を与えていないのが凄い。

あ、マンガ未読、映画でBECK初体験って立場です。

佐藤健いいですね。
単に「ふにゃんとにゃんにゃん」してただけじゃなかった。
そういう意味では『天使の恋』の佐々木希もそうだけど。
今、ヘタレ青少年をやらせたら、彼の右に出る者はいない。
いきなりの「俺はつまらない奴」というフレーズにぐっと来た。
そう、みんな「自分がつまらない奴」と自覚しながら
つまらなく生きているのだ。
佐藤健はそのつまらなさを演技とは別の次元で伝えてくれる役者だ。
「優れてる感」がないというのが彼の一番の売りだと思う。

水嶋ヒロもかっこよさが自然で嫌味じゃない。
そう言えば『GSワンダーランド』に出てたから、
バンド物は二つ目という事になる。
この強そうで硬いだけに無理をすると
簡単にパキっと折れてしまいそうな辛さが泣ける。

そして、本作で一番良かったのが
ボーカル桐谷健太。
彼の分かりやすい挫折と、気持ちいい歌が
5番手の位置にある彼を一番に引き上げたと思う。

向井理と中村蒼も抑えとしていい位置にいた。
誰かが弾けるためには、誰かが土台を支えなければならない。

意外といい味を出していたのが、カンニング竹山。
それにしても、やはり脱がずにはいられないのか。
忽那汐里とセリフの応酬を少しくらいやらせてあげたかった。

忽那汐里は何かやっと等身大でいい役貰ったという感じ。
でも、せっかくだから、心臓病にもなれ。
(きっと留学は心臓病を治しに行くのだ)

もう一人女の子、倉内沙莉。
汚ねえ、飛び道具出しやがって、あんな女の子だしたら
メロメロに決まってるだろう。
何か物事を考えてるとは思えないような役だけど、
忽那汐里の役が、いちいち何か表と裏がはっきりしないような
分かりづらい役だったので、こっちは性格がない状態で正解でしょう。

あ、あと、中村獅童のインチキ・プロデューサーの
インチキっぷりがよかったと思う。

ああ、キャラ立ってる。
やっぱりキャラが立ってると、それだけで安心して観てられる。

あと、バンドの音がロックロックしてる感じがいいですね
(割とそうでもないバンド物って多い気がする)。

さて、じゃあ、あの事だ。

ないだろ、あれ。

しかし、この寸止め感はどこかで同じような物を喰らった
事があるような気が・・・・『北京の西瓜』か。
まあ、事情は全く違うけど。

これは原作者が映画化に対して付けた条件であるらしい。
「断れ」と言いたい。
それが映画製作者としての誠実さだろう。
同じようにマンガ表現で絵の未使用が求められたらどうだ、と考えれば
この件が無法な要求である事がよく分かる。

例えば、ラブコメで男の子と女の子がキスする
そのシーンで、見開きに大きな写植のみで「キス」と書いてあるだけ。
そして、そのラブコメでは毎回「キス」はその表現で通す。
何故なら、「キス」はマンガの表現で完全に表わす事が不可能だから。
マンガとして成立しえない。

マンガから独立した話として、こんな風に変えてもいい。
ラスト一曲を前にトラブルから神の声を失ってしまったコユキ、
彼はボロボロの肉声で伝えたい相手に彼の作った歌を届ける。
そこにいつもの神の声の神々しさはないが、それでも
彼の声を聴衆は聞き逃すことが出来ない。


【銭】
ピカデリーの有料入場6回分のポイントで無料入場。

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PS じゃあ、誰の声ならいいんだ。
 頭に浮かんだのがブロンスキー・ビートのジミー・ソマヴィル
 あと、性別違うけど、元ちとせはそういう「神」な声だと思う。
PS2 有無を言わさず、スーザン・ボイルで吹き替えちゃえ。
 いろいろ大人の事情でみんな文句が言えないぞ。
PS3 米良さんみたいな歌い方だったらやだな、きっと。
PS4 ルシール同様、佐藤健の歌声が盗品だから、
 マスメディアに載って怖い人たちが取り返しに来るのを
 防いでたんだな、きっと。