今回の巻で一回も月打が成功していない。
だから月光が大見得を切るシーンがない。
でもいい。面白い。
話が核心に突入して転がりだして、そのスピード感に酔ってしまう。
いつの間にか、「藤木さん」がけっこう重要なキャラになってて、
同じ苗字を持つ者として、とても嬉しい。
卑怯者になったりしないでね。
十一巻で一番好きなカットは三白眼でいつも怒りまくってるシンデレラが
「無事でいてね、エンゲキブ。すぐ助けるから。」と言いながら、
困った泣き顔を見せるカット。
か、かわいい。
同じカットの中で後ろの方でイデヤがのされてるのも芸が細かい。
主人公の月光が誰だか分からないと言うのが、実は
「♪月光仮面は誰でしょう?
♪月光仮面は誰でしょう?」
から、取られてる気がしてならない(ちょっとだけね)。
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