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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

共通テーマ「大地震の教訓を教えてください」東京深夜歩き帰宅で思う事

東京にいて8時間歩いて帰宅しました。

家族と一番に連絡とる事が出来たのが携帯からのMAIL。携帯電話の電話番号だけでなくMAILアドレスも押さえておいた方が良い。ネットも混み具合によってはやはり使えない事もあるかと思うけど、それでも電話よりMAILの方が確実だと思う。家族同士ではメアド知らない人もいると思うので、すぐにでも登録した方が良い。

災害の規模によると思うけど、電車全面不通、高速道路全面禁止みたいな状態の時、道路はグチャグチャの渋滞になり、渋滞前に乗り逃げできるケースを除いて、バス、タクシーは逆に歩きより遅い。

バスは座れるなら深夜バスくらいに構えてればいいけど、自分で道が分かってて立ってるのもしんどいし早く帰りたいなら、運転手さんに声をかけて降ろしてもらう(バス停までたどり着けないような渋滞なので途中下車する)。別に怒られたりしないから、ドキドキするかもしれないけど、早めに声をかければよい。

タクシーも同様。運転手さんも鬼じゃないから「ここまででいいです/もうお金がないので/早く帰りたいので」とか言って、できればカーナビでこの先の道筋を簡単に教えてもらう(今、カーナビ付いてないタクシーはないと思うなあ)。遠慮は不要。多分、あなたが乗ってなくても、こういう状況の時は次のお客はすぐに見つかる筈だ。それが次のお客にとって幸せな事かどうかは別の話(次のお客は渋滞してないところが目的地かもしれないし)。
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共通テーマ「三陸沖の地震、大丈夫でしたか?」歩き帰りの地震雑感

地震発生時には千葉寄りの東京、東陽町のオフィスで勤務。
結果のみでいうと「大丈夫」。
生きてるし、ケガもしてない。帰宅するのに疲れただけだ。
深刻な話は一切ない。多少、体調悪かったのでしんどかったくらい。
帰宅するのにえんえんと歩いてて気づいた事を書きます。

【悪いながらもよかった点】
・災害なので、良くはないんですが、みんな自分ができる範囲で人の為に何かをやろうとしている人や組織が多く見れてよかった。その為に「災害があってよかった」とか言うのはもちろん大間違い。
・自分は利用しなかったけど、西麻布の三井ビルでメガホン使ってトイレありますと声かけしてたのはよかった。トイレはなかなか自分から言い出せない部分だし、コンビニで借りると言ったってキャパに限度があるから。
・NTTドコモのサービスステーション、携帯充電器の前が山のよう。これFREEの筈だから(自分は未使用)、こういう時は涙流すほど嬉しい。ドコモは2箇所観かけたけど、でっかいテレビで災害状況を流して、人がいっぱい集まっていい情報ステーションとして機能していた。
・三軒茶屋のイタ飯屋さんも店は閉じてたけど、店の前にテレビ置いて災害状況が見れるようにしてくれてた。こういうことを個人のお店でやってくれるのは偉い。頭が下がる。
・みんな運命を受け入れたのか、理路整然と行動してたのが立派。激怒してる子供みたいな人もいなかった。こんな状況をわざと作り上げて日本人の我慢強さを確かめるための実験をメフィスト・コーポレーション(※)がやってるみたいで、そのテストに及第点を取ってしまった感じ。
※メフィスト・コーポレーション:松岡圭祐の「千里眼」シリーズに出てくる悪役企業。天変地異や戦争の勃発を商売として人類の歴史を陰で操っている。フリーメイソンに商売っ気をいっぱい突っ込んだ感じ。
・ツイッターで有益な情報が手軽に集まって蓄積されてくるのは凄く良い(ただ、そのツイッターにアクセスできないのが問題)。


【残念だった点】
・ともかくただ歩いてるだけなので、情報が入ってこない。情報の入手先は携帯くらいしかないのだけど、DocomoのI-mode携帯で、I-modeになかなか繋がらない。アンテナはバリ三なので、アクセスしてる人が多くて、パイの奪い合いになってるという事だろう。電池減ってくからあまり頻繁に操作できないしで、繋がらない時、凄くストレスがたまった。まあ、これはいたし方あるまい。
・割とすぐ閉じてしまったマクドナルドを二店ほど見かけた。補給の問題もあるんだろうけど普段から福祉や寄付をアピールしてるのだから、こういう時に場所だけでも提供するのが当たり前チックじゃないかと思う。
・ツイッターで瀕死の重傷と嘘かくバカがいた。面と向かって嘘を付いたりできないから、コソコソそんなことで憂さを晴らすんだろう。まあ、面と向かって嘘つかれても嫌は嫌だけど。なんかちいせぇ人間だ。きっとチンコなんかも豆もやしみたいなチンコしてるに違いない。
・後からツイッター見て、携帯の電池持たす為にはアイコン画像をオフに設定するのがよいとの記事を読む。なるほど、その通りだ。最初に知りたかった。
・えんえんと野外を歩いて、歩いている時は気にならなかったが、花粉症が悪くなった気がする。これか、メフィスト・コーポレーションの狙いは。


【帰宅経緯・地震発生近辺】
15:30くらいに地震。
お盆の上に乗せられて大きく揺らされる様な変な揺れが凄く長く続いて怖いというより単純に気持ち悪かった。船酔い状態。新入社員の女の子が怖がって泣いてた。
外に出るとビルが余震で「これはやばい」というゆっさゆっさな揺れ方をしている。「♪はいりはいりふれはいりほう」みたいな揺れ方、笑いごとじゃないよ。スカイツリーは折れなかった、よかった。

16:00に会社解散の指示が出る。
JR、メトロ、私鉄が全部止まっていることは分かっていたけど、その場にいて仕事もできないので帰る事を選択した。
この時は比較的に楽観的で、鉄道が全く回復しないなんて思ってもいなかったので夕飯は家で食べれるだろうくらいに思ってた。
東陽町のスーパーで小腹が空いてたので菓子パン二つ購入。
この後、どのお店も混んでて、立ち寄るのがかったるいって、いい加減な理由のもと、このパンがライフラインとして機能する。

結局16:00に歩き出して深夜01:30歩き詰めで帰宅。
千葉近くから神奈川近くまで軽く東京を半分横断。
経路でいうと東陽町⇒東京⇒六本木⇒渋谷⇒世田谷⇒狛江

最初に東京を目指したのは、
東京に行けばバスでどこかに通じてるだろうと言われたから。
電車全部ダメという事で東京駅を目指す難民が山のように一斉に移動になった。


【帰宅経緯・東京17:30頃だったかな】
東京駅着。山のように人がいて、どんなバスがあるか分からない。こういうのは事前に計画立ててどんなバスでどう帰るか考えておかないとダメだ。そして、その計画が可能かどうかその場で判断し、ダメなら即座に別のプランに切り替える。そうじゃないといかんっぽい。

よく分からないまま人の波に流されてバスの群れからはじかれて銀座まで。
もうけっこう営業をあきらめてる店も目立つ。
電車がどうにもなりそうにないので、渋谷まで歩いてそこからバスを使うという選択に切り替える。渋谷で電車が復旧していればそれでもよいし、最悪、渋谷まで行けばバス路線通りに辿れば着くので歩く道を知っている。

銀座⇒霞が関⇒溜池山王⇒六本木⇒渋谷

と思ってたら新橋近辺で道に迷った。タイムロス。

【帰宅経緯・六本木19:30頃だったかな】
難民の数は減らず、増えるのみ。
六本木から渋谷に行くバスとかもあるけど、本当に気の毒なくらい渋滞してる。どうも高速道路が全面禁止になって、その煽りを受けてるらしい。元からそんなにスムーズじゃない一般道路なのに。

渋谷にどうやら着いた。
バス、バス、バス、これから調布行きのバス一本で帰れる。
混んでてもバス一本だ。
バス1キロ待ちの大行列。
待ってられるか、そんなん。

三軒茶屋方面に歩き出す。


【帰宅経緯・三軒茶屋21:30頃だったかな】
三軒茶屋まで行って、電車復活ならそれはそれでまだ手がある。
最低、小田急線が復活しないと打てない手ではあるが。
三軒茶屋⇒豪徳寺(小田急線)⇒狛江
あかんやろなあ。
※ 小田急線は00:00復活

途中、三軒茶屋のイタ飯屋前で、一部のメトロ、都営地下鉄が復旧したとの情報を得る。でもダメだ。この時点で知らなかったが京王線が21:00頃に復旧していたらしい。神様になって最初からそれを知っていれば自宅最寄りの京王線から30分歩いて22:30には家に着いてたのに。まあ、知らんし。情報も入らんし。神様じゃないし。
三軒茶屋(徒歩)⇒下北沢(京王井の頭線)⇒明大前(京王線)⇒国領(徒歩)⇒狛江
これが幻のパターン。何か異様に歩きルートが分かってる自分。

という事で、ここからはひたすら世田谷通りを下り方面に歩く。
途中、上町近辺で「いい加減疲れたよ、寒いよ」と弱音を吐いて23:00くらいにバスに乗り込んだ。そのバスが半端なく動かない。60分乗ってて多分1キロ動いてない。座れるならともかく立ってこれじゃあな。停留所じゃない所で降ろしてもらう。私が声を上げたら相乗りして降りる人が数人。やはり、誰かが声を上げんといかんのだ。そのバスに乗ってた別の人が携帯で家の人と話してるのを聞くと、その人は17:00にバスに乗ったらしい。多分、そこまで普段だったら30分かからないような距離だ。6時間。ともかく世田谷通りの渋滞具合が半端なくひどい。世田谷通り脇道からどんどん左折車が割り込んできて、全く直線に進めない。なので、バスに乗った人は逆に地獄を見た。そういう人も多かったと思う。路線バスで深夜バスみたいな経験という。

バスから降りて世田谷通りを歩く。
結局、横の自動車渋滞よりどう考えても歩きが早く、疲れて寒いのを気にしなければ「ただ歩く」というのが「帰る」人には有効だった可能性が強い(もちろんどこに帰るかでまったく事情は変わるが)。更にタクシーは値段が高いから悲惨かもしれない。全ての道を裏道だけで行けるドライバーがいれば別だけど。

家着。01:30

ガスも電気も水も大丈夫らしいので風呂入って寝た。
いやいや遠慮はしない。
いつ使えなくなるか分からないんだから。


【帰宅の選択・最終結論】
今回、全く電車が復旧しなくても全て歩いて帰れる事は分かった。
最も効率よくラインをつなげて、全てバス、全てタクシーというのも乗ってる人の状況を見ると(ともかく道路状況がムチャクチャなので)、ひどい目にあう可能性が高い事が分かった。

後は宿泊施設を取るか、歩いて帰るかの選択だな、きっと。
電車動くかも、という状況で宿泊施設を予約するのはとても気が乗らない。これは遠さと次の日の予定によりけりでしょうね。

なので、タクシーとかバスはトラブルが起こった時、その場で乗れて(その時点で渋滞してなくて)、バスはそれ一本のみ、タクシーは比較的近い距離(感覚的には通常時の2000円くらいかな)で目的地まで到達できるなら有効。そうじゃなければ逆に危険。

歩いて帰るか、泊まるかはトラブルの大きさと自分の状況次第なのだと思う。

という感じです。