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共通テーマ「被災地支援! どこかで募金しましたか?」に美少女からさげずみの視線をもらいたい男ふじき

募金をしてなくはないけど、びっくりするくらい少額だ。
  
20円。
うまい棒2本分。
  
ツイッターで1回呟くと
スポンサーが代わりに10円募金しますって奴。
こんなの街頭で募金したら「ぺっ」とか唾
吐きかけられるんじゃないだろうか。
いやでも、美少女の唾と冷たい視線には
興味があるのでちょっと検討
(ちょっと検討じゃないよ、俺)。
  
まあ、もう少ししたら又、別口で桁違いで募金します
(何と言っても100円から桁違いだから気が楽だ
 いくら何でも桁違いの1円は引くからやらない)。
  
募金が負担になって、ゼイゼイ言っちゃうような募金は
そういう人の活躍は否定しないけど、自分ではやらない。
献血所に行って、自分の頸動脈斬って
「おほほほほほ、献血よお」みたいなのと同じだから
それは気持ち悪いっしょ。
ええとね、ブームが過ぎてからやります。
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『女忍』をシアターN渋谷2で観て、微妙なとこやなあふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆星三つは明らかにご祝儀。でもまあ、監督は自分が撮りたかった世界に武田梨奈を呼び込めたんで、きっと満足してると思う。武田梨奈は呼び込まれ損かもしれないけど】


武田梨奈の映画だ。
直前作『KG』は未見。
デビュー作『ハイキック・ガール』は
本物の空手アクションを見せるという一点にのみ
神経が集中してしまったために映画になっていなかった。

で、今回は「映画」っぽい。
おいおい、騙されちゃだめだよ、ふじきさん。
と言われそうだが、それは比較の問題であって、
映画になった上でダメな部分はダメな部分でいっぱいあって、
武田梨奈の進む道はまだまだなかなか険しくって大変なんである。

でも、いいじゃん。
映画になってたから。
先に進んだと思おうよ。

野郎三人のキャラは立ってた。
あのキャラの立ち方が逆に鬱陶しいと言えば鬱陶しいんけど、
これは肯定的に捉えよう。

逆に武田梨奈を除く女三人がこれでもかとばかりに精彩がない。
どれもキャラが中途半端。
可愛い琴にゃんが脱がないのは構わないけど(もちろん脱いでも構わない)、
辛うじて顔の違いが分かる程度のキャラしか与えられずに
ヒイヒイ叫んでる彼女たち三人に感情移入するのは難しい。

女二人削って、武田梨奈と琴乃の関係性をもっと深くしたり、
助けるか任務かみたいな流れに持って行った方がよかっただろう。
こんな形でキャラを立てずに女性を使うのは全員が脱ぎ要員の時だけだ。
えーと、武田梨奈が脱ぎ要員でも私は全然かまわないっす。
涙を流しながらスクリーンを凝視します。

で、武田梨奈はツンツン女なんですね、今回。
「デレ」がないのは息が詰まる。
私の中では武田梨奈は「ポカっ」と抜けてて礼儀正しいけど心優しい、
そんなキャラだと信じてるので、どこか一か所息抜きできるようなカットを
作ってあげれたらよかったのに。話が話だけに難しいか。

彼女の顔立ちが薄いので、過酷な運命を背負うクノイチに似合わなくはない。でも一生懸命は分かるけど演技は上手くない。ずっと一本調子で怒ってるキャラはよくないなあ。つらいなあ。

思った以上に、話の展開に驚かされるものがあったので、そこは評価したい。だが、アクション映画としてはあかんのだ。ここが見せ場だという場面が対虎牙光輝戦くらいしかないし、カメラがグラグラして見づらい。カメラをグラグラさせる事で誤魔化してるんじゃないだろうか。『イップマン』で分かるように、きっちりしたカメラアングルでちゃんとしたアクションを見せてもらえる事の気持ち良さを格闘映画には求めたい。

あと、65分という短さは評価する。
これが90分だったら耐えられない。
誰もが自分が撮ったカットを落とすのを嫌がって、
最近ではふと気づくとすぐ120分くらいのダラダラ映画にしちゃうので、
長さが短いというだけで、監督にいい決断ができる素養があると思ったりもする
(複雑な裏の事情があるのかどうかは素人だから知らないよん)。



【銭】
シアターN渋谷水曜割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
女忍 KUNOICHI@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
女忍 KUNOICHI@LOVE Cinemas調布
女忍 KUNOICHI@単館系

PS 冒頭のホームセンターで買ってきたような、
 異常に成型の良い鍬と籠を見て、この映画を
 姑が嫁を見るような視点で見ちゃいけないんだなと
 瞬時に悟りました。
 間違えてなかったと思います。

『ナナとカオル』をユーロスペース2で観て、青春は甘酸っぱいのうふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆映画としては粗いけど、主演の男女がいい味】


原作マンガ未見。

♪青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの
 青春時代の真ん中は、道に迷っているばかり

と森田公一とトップギャランは歌っていたが、
どうしてどうして、思った通りに進まないけど、
暴走して、その暴走を止められないところが、
とってもとっても青春っぽくってよいのだ。

映画の題材は「青春とSM」。

成人映画以外ではこの題材は今までになかったような
(『月光の囁き』がちょっと近い)
映画は思わぬことからSMプレイを進めてしまうマニュアルSの男の子と
徐々に目覚めていく自分を抑制できない静かな優等生Mの女の子の
ピュアで淫靡な関係を恋愛を絡めながら描く。

主役カオルの暴走して落ちていく際の興奮の表情。
そして主役ナナの局面局面の粗い吐息。
興奮するなあ。

ちょっとプレイの進み方が早すぎるようにも感じたが、
これは尺の関係でどうにもならなかったのだろう。

ナナは勉学、スポーツ、学級委員と、
寸分にスキのない美人という設定だが、
配役的には永瀬麻帆ってちょっと違う気がする。
隣のお姉さん的な空気は濃厚だけど、
美人で№1的な空気は外見上希薄だ。

でも、永瀬麻帆は頑張った。
ブラボー、日本中のオナニストはひとまず君の物だ。
「君の物」になっても困るかもしれないが。



【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ナナとカオル@ぴあ映画生活
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ナナとカオル@LOVE Cinemas調布
ナナとカオル@ほかほかごはん
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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