三人の女の子が出てくる。
主役の吉高①
吉高の親友、杏②
吉高のセフレ(笑)の片思い相手、石橋杏奈③
③②①の順で好み。
おっ、俺、間違えてる。
②③①の順だ。帝政もとい訂正
杏ちゃんがいいなあ。
男だったら杏ちゃんに惚れるなあ。
というか、あれはとても得な役なのだ。
今回は主人公が普通じゃないギザギサな個性の持ち主なので、
その脇で主人公を優しく見守るお母さんのような杏ちゃんは
デフォルト、マザコン属性である全ての男性に嫌われる訳がない。
完全無欠の友人キャラだ。
ちなみにこの三人は物凄く大雑把に女性の属性を三分割したキャラだと思う。
まず、②と①③で分割、「女の人」と「女の子」
母属性が入っている②杏ちゃんと、
まだまだ相手と丁々発止恋を駆け引きをしたい残り二名。
で、その残り二名はズバリ「本音」①と「タテマエ」③で二分される。
だからもう、この映画に女性がムチャクチャ入ってるのはよく分かる。
吉高は観ている全女性の「本当はあんな風に人生バリバリ自由勝手やりたい」、
そんなキャラなのだ。
本音で五股というキャラはまだ「女性」ではなく、「女の子」だから許される。
けっこう都合のいい設定のキャラだ。
吉高もうまい、というか合ってる
(いや、別に本当に五股やってそうとかじゃなくて)。
もともとどこからどう見ても「完全無欠」っぽくない、
かと言ってボロボロでもない所、が吉高の売りだと思う。
これがキャスティングをシャッフルして、この役を他の二人どっちかでやったら
とても痛い映画になると思うのだ(多分コメディにならない)。
ただ、今回メイク的には吉高をそんなに綺麗とか可愛いとかは思わなかった。
五股相手も的確だったなあ。
適材適所。
あのしょぼいエンディングにかかるラスト音楽のかっこよさ。
いやあ騙される騙される。
【銭】
テアトル新宿水曜1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・婚前特急@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・婚前特急@Love Cinemas調布
・婚前特急@ノラネコの呑んで観るシネマ
・婚前特急@ラムの大通り
PS もうちょっとハイバジェットな映画だったら、
田無タクミ=浜野謙太→ドランクドラゴン塚地
に捻じ曲げられたと思うな。
浜野謙太が誰だかはよく知らないけど、彼は凄く良い。
その辺にいそうな頭に来るやつ。
PS2 ウェディング・ブーケの効果があまり絶大だと呪術っぽい気もする。
そう考えると杏ちゃんが微笑みの裏で代々、魔女の家系とかであっても、
なんか分からなくもない気がするって、それは妄想の脱線しすぎ。
PS3 ハリウッドだったらキャメロン・ディアスとかがやりそうだ。
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