あからさまに口をあけて大声で「あっはっは」ではなく、
始終くすくす笑いを誘うような映画の笑いを「オフビートな笑い」と言うらしい。
で、『昼間から呑む』はオフビートらしい。
邦画『リアリズムの宿』みたいだな。
あれは気心の知れない二人の旅のギクシャク具合がオフビートだったが、
今回は一人旅。一人旅でもギクシャクできるというのは、よう考えてある。
ただ何か面白いし、飽きないけど、何となくそれだけという気もする。
いろいろ大変だなあ、という感じで主人公が不運にはまっていく。
主人公はずんずん不幸へ驀進していくんだけど、
バランスの悪い事に好転が少ない(「ない」でいいか)。
この辺がコメディーとしては弱い点かな。
主人公の華のなさに、ちょっとオードリーの若林を思い出す。
【銭】
シネマート新宿、火曜メンバーサービスデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・昼間から呑む@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・昼間から呑む@かろうじてインターネット
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