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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『タナトス』をユーロスペース1で観て、城定節炸裂ふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆もう一歩ラストにカタルシスが欲しかったけど城定は相変わらず安定してる】

ボクシングマンガのドラマ化。原作未読。

まあ、城定監督なら大丈夫だろ。
思った通り、大丈夫だった。
るんるん
城定秀夫監督は今、最もどんな題材を振られてもちゃんと娯楽作品に仕上げる男。
仕上げの完成度から言ったら同じく無茶振りな映画が多い三池崇史より上だと思う。
という事で、なかなか良かった。


主人公の徳山秀典。
『仮面ライダー・カブト』に出てたらしい。
分からん。
こいつの目の荒み方が普通じゃない。
いいよ、いいよ、2、3人殺してる感じだよ。


主人公をボクシングに呼び込む力石的な立ち位置の佐藤祐基。
これも『カブト』に出てたらしい。
へなへなくんかな。
まあ、強くてへなへなで、でも結局強いという難しい役を実直に演じてた。


ヒロイン平愛梨。

いいよ。いいよ。愛梨ちゃんはいるだけでいいよ。
まあ、実際、そんな感じのいるだけでホンワカな役だった(出番は多い)。
よくやってないけど、よくやった。


ラストの新人トーナメントの決勝戦は
理屈を付けた上でちゃんと見せてるのが上手い。

元ボクサーのおっちゃん(梅沢富美男)と素人(平愛梨)を
客席に配置してテクニックの説明をさせる。
罠を仕掛ける方や仕掛けられる方の表情をしっかり描写する。
これがボクシング・マンガの面白さだ。
ケンカではない。野球でもボクシングでも、勝つには勝つ理由がある。
それがちゃんと見れるのはマンガや映画などのドラマメディアだけだ
(リアル・ボクシングはやはり、それなりの「目」がないと分からんでしょ)
ボクシングの戦略、戦術、そして、それを越える所にある意地や資質が
ないまぜになって試合の白熱をリアルボクシングより面白くする。
『ザ・ファイター』のボクシングシーンを評価しないのは
ここに不足を感じてしまうからだ。

ちょっとマンガ題材部分がコテコテで合わん人はいるかもしれんが、
城定監督には頑張ってもらいたいんで、
観る事が出来る人には見に行ってもらいたいです。


【銭】
チケット屋で980円で前売券GET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
タナトス@ぴあ映画生活

PS 
 ■「タナトス」ってショーン・コネリーが出る奴だっけ
 ▲「?」
 ■「惑星タナトス(精一杯ザルドスっぽい口調で)」
 ▲「どうすればいいか分かんないくらい、つまんない」
PS2 あ、あと、升毅が凄いです。
 あまり、そっちの方向の役という印象がなかったんでビックリしました。
 エンドロールに名前が出ても、あれが升毅だとは分からんかった。
 役者としては、ああいう役は楽しいだろうなあ。

『街の灯』『ダンシング・チャップリン』をギンレイホールで観て、『D.C.』はやっぱり退屈である事を再確認ふじき☆☆☆、☆☆

ギンレイホール、今週も溢れるほど混雑してない。
いつもこのくらいだと快適なんだけど、
経営陣はそうも言ってられんだろう。


◆『街の灯』

五つ星評価で【☆☆☆名作だ】

多分、20年かそこらさかのぼれば観てる筈。
映画館かTVか公民館か、どこで観たとかの記憶が全くない。

基本的にチャップリンのハニカミの表情が嫌い。
何かハニカメば許してもらえると思ってる様な乙女なハニカミで、
おめえ、いったい幾つだよ、日本男児じゃないのかよ、
フンドシ締めろよ、とか思ってしまうのだ(日本男児ではないぞ)。

拳闘シーンオモロイなあ。
この映画の作曲もチャップリンが手掛けてる。
ダンスミュージカルのようにテンポがいいんだよな。
そう言えばチャップリンの映画ってダンスのシーンが多い。
なるほど「ダンシング・チャップリン」なのか。

女の子が絶世の美女じゃないけど笑顔が可愛い。
『恋のから騒ぎ』に出てたクエちゃんに似てる。

ラスト泣かせるなあ。
潔くラスト終わるのも気持ちいい。


◆『ダンシング・チャップリン』

五つ星評価で【☆☆第二部は退屈】

見直してみて、第一部はそれでも起きて観ていられる事が分かった。
これは草刈民代の魅力のおかげだと思う。
何て美しい身体、何て美しい動き、何て魅力的な素の笑顔。

第二部はどうもダメだ。
やはり、そもそもチャップリンをバレエにする意味が分からないのだ。
チャップリン映画の劣悪なパロディーにしか見えない。
ダンサー個々人のダンスは超絶技巧なのかもしれないが、
オリンピックじゃないから、技を見る為の演目と言うのは違うと思う。
例えば『ダンシング・安来節』で泥鰌掬いをバレエダンサーの超絶技巧で踊る、
というのはちょっと見たいかも、と思ってしまうが、
それと同じ程度の興味本位でのモチーフの選び方じゃないだろうか。
あとは、興行的な関心を呼ぶための装置として大事だったのか。

という訳で「いやらしいおっさんの視点」的には
民ちゃんの身体を堪能できて良かったけど、それだけだ。

あ、警官ダンスは好き。
カメラを外に持って行ったのは正解だけど、
カメラはちょっと動かし過ぎだ。観てて疲れる。
前に観た時は「ずいぶん身長もダンスも不揃いだなあ」と感じたが、
思ったよりそうでもなかった。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
街の灯@ぴあ映画生活
ダンシング・チャップリン@ぴあ映画生活
ダンシング・チャップリン1回目の鑑賞記事

仮面ライダーフォーゼ第四回

学園ミスコン後編。


ピンク映画脳を刺激する。
「私に一票入れて。入れてくれたら私に入れてもいいわよ」
いや、ピンク映画って本当にこんな展開。


「蠍の怪人」じゃなくって「蠍座の怪人」って言うのか。
美川憲一かなあ。
確かに怪人だけど。


「宇宙来たああああ」と叫んでいたのか。
なんか内容のない叫びだなあ。


松葉杖で「パシーン」ってのは演出的に決まるな。
よし、フォーゼに松葉杖スイッチを追加だ。


カメレオンの舌がクィーンに!
しょ、触手展開かよ。
えっ、何だ。
その場でやんないの。
ビデオで撮っとくのか。
それにしても、観客は「何かの演出だ」と思ってるよなあ。


カメレオンに連れ回されて普通に歩けてしまうクィーン。
ボクササイズ含みみたいなこの運動が案外いいリハビリなのか。
そう言えば翌日の部室に来た時、既に完治してたし。
よし、全国の病院はこれを取り入れてみよう。
・・・フォーゼになるのはクィーンの方が適役かもしれん。


カメレオンなんてコソコソ隠れて、周りに色を合わせて・・・
そんな事いったらカメレオンが可哀想じゃん。


カメレオン怪人、人間に戻れなくなるんじゃなかったのか?
既に人間じゃないのか。
ゾンビぃ~~~


来週からはこのセリフで決めてほしい。

「俺と友達になろう! まずはセフレからだ!」

共通テーマ「福島産ハナビの打ち上げ中止どう思う?」

福島産の花火が市民からの苦情電話(約20件)により、
その打ち上げが中止になった。
花火その物は去年作ったものであり、
放射性物質に関する危険はないらしい。
  
うーん、えーと、本当に危険かどうかは実証してみないと分からない。
  
だから、放射性物質含有尺玉と
放射性物質非含有尺玉の両方を作って、
打ち上げてみて、本当に危険である事が分かったら、
その次の年からやめたらどうかな。
1回やればその結果を全国基準として平準化も出来るし、とても有益だ。
君たちの献身はみんな忘れないから、仮に被爆したとしても胸を張っていいぞ。
  
というか、そんな間接被害も許さないほど福島が汚染されてるなら、
まずそこに花火を作る人間を置いといちゃダメだろ。
その花火を作る人間の生活全てを保証してからダメ出ししてはどうかな。
どこか打ち上げる場所、いや、電話を掛けた20人でいいや。
あんたらで福島県民の生活、全部背負えや。
  
ちっと真面目な事も書いとくと、
被爆したら被爆地から人は外に出して、
物は出さないという施策が常識らしい(日本は今、真逆)。
去年の花火はどうでもいいけど、避難民を他県に出して、
農作物とか危険性が分からんものは流通控えようよ。
どうも、そういう事の基準が「金」しかないのが心配だ。

『都市霊伝説 幽子』をUPLINK Xで観て、ホラーは出来が悪い映画でも怖い特殊ジャンルである事を再確認ふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆語りや話はボロボロでも怖い事の方が大事だ】

小学生時代、イジメにより一人の小学生を事故死に追い込んだ
同級生10人が10年後に再会、彼らは廃校になった校舎で
署名捺印して秘匿したイジメの反省文を探し始めるが
一人また一人と何かに手にかけられていく。

男4人女6人の構成で分かれて校舎を捜索に行くが、
この10人がバカばかりで、でかい声で不謹慎にうるさくって、
ともかく早くどうにかしてほしかった。
その願いがかない、彼らはひどい目にあっていくのだが、
霊現象かくありきなセオリーに基づいた脅しがかなり怖い。

そして、10人が10人、はっきり死んだり、殺されたり、
という状態を見せられる訳ではなく、
「何かに襲われたらしく人数が減っている」
「死んだ筈だが、それ以降、画面に映されない」みたいな
通常、考えたら単に撮り忘れや構成ミスと思える状態が映画に発生。
実はこれが怖い。

本来、事件に遭遇する場合、
物語のように理路整然と全ての情報が明確になる訳ではない。
わからない部分は分からないままだし、
わからない理由は後々解決しない事は多い。
そして、事態が不明瞭である事はとても怖い事なのだ。
(暗闇が怖いのは暗闇が事態を不明瞭にするからだ)

なので、映画としては、どこか、おっぽり投げてるような状態になってるこの映画、
考えあってやってるなら、かなり分かってる事になる。
考えあってか、物凄く考えがなくてかは、まあよう分からん。



【銭】
UPLINK Xは水曜1000円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
都市霊伝説 幽子@ぴあ映画生活

PS 台風の日の2本目です。

『アンフェア the answer』を渋谷HTC1で観て、一番の見せ場はエンドロールだふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆篠原涼子がなんか化粧濃いのがどうかなあ】

ドラマ未見、前の映画は観たけど完全に忘却してる。
篠原涼子はドラマ『派遣の品格』のスーパー派遣嬢のイメージが強いので、
何か化粧濃くして、きつい顔作って無理してるなあ、みたいに見えなくもない。

それ以前に私的には東京パフォーマンスドールのフロントメンバーの
イメージが強いので、もう「ほわほわ」だけでは済まないのだな、という感慨もある。
前の映画に出てた濱田マリがモダン・チョキチョキズのボーカルだった事を考えると、
二人ともボーカルやってた時の衣装で役を演じたら羞恥プレイみたいでソソルぞ。
何の話だ。

つーか、そんな状態のもんを何で観たんよって、台風だったんです。えーと、止まった電車乗るまでの時間稼ぎ。まあ、けっこういい時間稼ぎでした。


オチはあんなもんでしょ、ぐらい。
ドラマを見てないから今一つはっきり分からないけど、
誰が悪い奴でもいいなら、どうにでも作れる。
極論、篠原涼子以外、全員、悪人でも成り立つんだから。
(アガサ・クリスティーかよ!)

大森南朋が面白い。
この人は本来、割とこういう役をやるような人だったんじゃなかったっけ。
だんだん古田新太に似てきてる気がする。

ドラマは観てなかったけど、スポットにかかったりするからか、
エンドロールにかかる曲に聞き覚えがあって、気分が上がる。
ああ、そうそう。
エンドロールのあのバラシが一番、面白かったですよねえ。

あそこだけテンポ凄くいいし。



【銭】
HTC渋谷は水曜1000円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アンフェア the answer@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アンフェア the answer@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
アンフェア the answer@京の昼寝

PS ふじきさんが考えるベスト・エンディング
 大森南朋がカメラ目線で
 「みなさん、人と人は信じあって生きていかなくっちゃいけないんですよ」
 と切々と訴えて終わる。

『心霊病棟 ささやく死体』をシネマロサ2で観て、姉ちゃん脚綺麗よのうふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆オチの付け方を割と買ってる】

主演は「仮面ライダー555」の芳賀優里亜、
うっ、覚えてない。
すらっとした脚が綺麗だけど、顔がちょっとパンパン。

ホラー演出的確。
特撮造形のセンスよし。
どんでん返しが割とよく出来てる。
役者陣好演。
62分というだれづらい短さ。

という事で、その溢れすぎるBテイストから
「好き」と言いづらいのだけど、けっこういい出来だと思う。

ただ、「霊」が起こす事象に対する恐怖より、
その事件の原因を解明する推理ドラマと意外なオチという構成なので、
ホラーバリバリの題名なのに、観終わった後、
「えーと、ホラーだったか」と自問してしまった。
ホラーよりは「世にも奇妙な物語」の怖い話バージョンといったニュアンスに近い。

後、一つだけ良くないと思ったのは、
看護婦と女医が患者の会話をする時に、
「さん」を付けずに呼び捨てで会話する光景があった事。
病室と完全遮断された手術室とかなら別だが、
普通の診療室内では相手がいてもいなくても、
人格ある物に対しては「さん」付けで話すでしょ。


【銭】
1200円の前売券見つからず、泣く泣く正規料金1500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
心霊病棟 ささやく死体@ぴあ映画生活

『ラビット・ホラー3D』をシネマート新宿1で観て、満島ひかりがかーいければそれでいいやふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆Cドイルと満島ひかりピンポイントぐっど】

別に怖くない。
清水監督前々作くらいの『輪廻』の感情反転を
前作くらいの『戦慄迷宮3D』の設定に被せながら、
登場人物だけ一新した、キリバリの一本みたいに思える。

映画冒頭、クリストファー・ドイルが3D撮ると
こんなんなるのかという新鮮な驚きがあった。

この映画の中では「単にいたいけな守りたくなる女の子」である
満島ひかりが綺麗で可愛くって可憐でたまらない。
いいなあ。素材としての力がある。ありすぎる。

なんで、ホラーで怖がろうではなく、
ちょっと綺麗な絵を見よう、
みたいな感覚で観に行けば落胆しないと思う。



【銭】
シネマート月曜はメンズデーで1000円。3D料金300円。3D眼鏡は持ってるから100円は払わず。計1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ラビット・ホラー3D@ぴあ映画生活
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ラビット・ホラー3D@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ラビット・ホラー3D@LOVE Cinemas調布
ラビット・ホラー3D@我想一個人映画美的女人blog
ラビット・ホラー3D@ダイターン・クラッシュ!!

PS せっかく「ラビットホラー」なんだから
 満島ひかりのバニーガール姿を見せないと。
 そこだ。
 そこだ。
 そこだ。
 そこが、この映画の失敗の全てだ。
 バニーガールにした満島ひかりを3D映像で上から下まで舐めるように
 撮るドイルの美しい映像。
 ああ、もう舐めにいってもいいよ。

『ますます酔って記憶をなくします』石原たきび編、新潮文庫を読書する男ふじき

酒の席、その帰り道での失敗談がこれでもか、と載っている。

・駅のホームで正座して爆睡。
・衣服を綺麗にたたんで冷蔵庫にしまう。
・鏡の中に入ろうとする。

こういうの読んでると、『猿の惑星・創世記』で
人間が猿に支配されてしまうのも、全面的ではないけど、
しょうがない面もあるなあ、とか思えてしまう。

『ピラニア3D』をシネマート新宿1で観てゲラゲラ大満足ふじき☆☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆☆ゲラゲラゲラ。波に乗れ】

「やっちまいなー」と「ぼいんぼいん」

基本、それだけの映画。

おおおおお

そんな映画を待っていたよ。


【銭】
シネマート月曜はメンズデーで1000円。3D料金300円。3D眼鏡は持ってるから100円は払わず。計1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ピラニア3D@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ピラニア3D@新・狂人ブログ
ピラニア3D@いやいやえん
ピラニア3D@ダイターン・クラッシュ!!
ピラニア3D@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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