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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アレクサンドリア』を新橋文化で観て、相変わらず正しいはつらいなあふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆正しい人の受難は悲しい】

古代都市アレクサンドリア、
それなりに調和の取れていた文化都市が
宗教対立から正しさを失ってしまうまで。

正しさを主張する者が衆愚に負ける。
悲しい。

主人公の女天文学者を演じるレイチェル・ワイズが
最後まで威厳を保ったままの状態でいれた事がせめてもの救いでした。

ダイナミックなドラマの筋立てから飽きたりはしないけど、
単純に楽しくなるような映画がいいなあ。
まあ、かと言ってこの映画をミュージカル仕立てにされたりしても困るんだけど。

キリスト教目線から描くと、全然別の映画になるのかもしれないけど、
そもそもキリスト教と言う宗教が、有史以来、一番多くの
作る必要のない「死」を作ってきたのではないか。
「原罪」はある。神のもとに。


【銭】
夜間割引700円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アレクサンドリア@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アレクサンドリア@LOVE Cinemas調布
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『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』をシネ・リーブル池袋1で観て、錬金術師とは何ぞやふじき☆☆☆(ネタバレあり)

五つ星評価で【☆☆☆アクションは面白いけど、設定説明とかが不親切】


ネタバレありです

映像効果と話はなかなか面白いが、
背景が分かりづらい。

ミロス、クレタ、アメストリス三国の地理と歴史が分かりづらいのが一番の難点。
もともと聖地にいたのがミロスの民、
クレタが来てミロスを聖地周辺の円形の谷底に追いやる。
利権を求めて、アメストリスが聖地を抑えると
クレタは谷の外周部分に追い出されて、そこを制圧、
という事らしい。

地理と歴史を映画内でわかりやすく説明されないから、
誰がどの勢力に属しているかが分かりづらく、
後半の裏切りや心の変化が効いてこない。

又、ミロスが村を大きくした程度の勢力なので、
アメストリス、クレタが同じ程度の勢力にしか見えないのも問題。

でかい話じゃなくって、村のイザコザじゃないか、これ。
クレタなんてほとんど出てこないから100人程度の組織にしか見えない。

ただ、「大量殺戮を機構に取り込んだ聖地」
というアイデアはなかなか魅力的だ。
それを知ってでも聖地奪回を是とするか、非とするかの逡巡に
立場の違いを明確に出しているのもいい作りだと思う。

アメストリスから派遣されている主人公が
その道義的誤りからミロスの民の聖地奪回に反対するが、
その危険な聖地を武力で制圧しているのは
(単に国が同じだけとは言え)彼の国、アメストリスなのだ。
ある意味、これは核武力を持っている国が
核発電を欲している国を弾圧する構図にも似てる。

そして「手におえない力」は予想通り、手におえない状態へと暴走する。


さて、この映画の監督はTVシリーズの監督とは違うらしく
(ちなみに私はTVもマンガも未見)、錬金術に関しては
かなり自由に使っている。

本来、錬金術の発動は錬成陣によって成立させる。
多分「気合」とかではなく、研究所、研究結果があるのだから、
「科学技術」と同様に「技術」の一種と考えて問題ないだろう。

主人公とその弟は特殊な経験がある為、
錬成陣なしで錬金術(主に万能の形質変換)を発動できる。
そして、映画に登場する、新しい技術を持った錬金術師。
彼は血で手の平に錬成陣を書き、即座に錬金術を発動させる。
ええと、つまり、なんでもありです。

スーパー3の「♪マイトが飛び出しゃパツパッパ」って感覚にかなり近いです。
錬金術が技術であるなら、ラストの危機回避にしても、
錬金術を何回も発動させればいい話であって、それによって気力が削がれたり、
体力が消耗したりはおかしいと思う。
それじゃ『恐怖新聞』に近い。
(1回錬金術を発動したら寿命が100日減るとかね)


クレタの軍人ハーシェスの助清チックお面グッド。
顔が悪かったり、歪んだりした人の性格がとてもよろしくない
と言うのは差別的に良くないんじゃないだろうか?



【銭】
レイトショー料金で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
鋼の錬金術師 嘆きの丘〈ミロス〉の聖なる星@ぴあ映画生活

PS 劇場でくれた特典小冊子「鋼の錬金術師 11.5巻」は嬉しい。

共通テーマ「おかしな車内アナウンス聞いたことありませんか?」に実話一つふじき

数年前だったか。
  
京浜東北線のちょっとけだるい午後の車内。
  
アナウンスで
「次はぁ~、あ、大森ぃ、あ、大森ぃ」
  
車内の女子高生、間髪入れずに
「え、青森?」
  
あれはなかなかよかった。
  
伊達に「東北」を名乗っていないんだな、という。

『惨劇館 ブラインド』をユーロスペース1で観て、なんとなくぼーっとするふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆結論から言うと理由は分からないがあまり……という感じ】


人気ホラーマンガ家「古賀新一」「伊藤潤二」「御茶漬海苔」が
自らのマンガを原作に脚本、監督する企画「古潤茶」の一本。

舞台挨拶は御茶漬海苔(監督)、逢沢りな(主演)、とっきー(助演)
逢沢りな、病気のように手足が細い。
「人形みたい」という表現はちゃんと生身の人間に成立するのだな。

とっきーちゃんは普通の女の子。
あははははは、足太い(というか普通なんだけど並んじゃうと可哀そうだ)

御茶漬海苔の斧持ったら似合いそうなビジュアルは昨日と変わらず(そらそうだ)、
墓場で土掘ってそうなんだよなあ、この人。

舞台挨拶30分はこの日も長い。短く切り上げる勇気も必要だと思う。


さて、映画。
うーん、何か理由がよく分からないけど、どうもつまらなかった。
謎の連続殺人という事で、普通に物語も消化していくし、
格別つまらない理由もないのだけど、何でか盛り上がって来ない。
音楽とテンポが悪いのかなあ?

逢沢りなちゃんは可愛い。
他の女優さんもちょっとケバ目だったりしても綺麗に撮れてる。
そこはええと思う。

殺人鬼のビジュアルも笑顔のお面が突き抜けてていい。

御茶漬海苔氏の描くマンガ同様、
登場人物に感情移入できない所が問題なのかもしれない。

基本、みんな「やな奴」なんだよね。



【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円(映画ファン感謝デーだけど、この企画は割引なかった。_______ orz __ )。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
惨劇館 ―ブラインド―@ぴあ映画生活

PS エンドロール後のオマケが特にどうでもいい。

『エコエコアザラク 黒井ミサ ファースト・エピソード』をユーロスペース1で観て、戦え素人ふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆素人を舐めるとえらい目にあうという実例、この場合は悪い意味】


人気ホラーマンガ家「古賀新一」「伊藤潤二」「御茶漬海苔」が
自らのマンガを原作に脚本、監督する企画「古潤茶」の一本。

レイトショー一週間に3本上映(3日/2日/2日)という
キチガイじみた強行スケジュール、その全てに舞台挨拶が付いてるのだ、
という事で、当日は古賀新一(監督)、御茶漬海苔(企画)、栩原楽人(助演)
の舞台挨拶があった。

この舞台挨拶30分は長い。
基本、目の前の観客と言うメディアに慣れていない3人に
ドッカンドッカンな話ができるでもなく、
仲間誉めみたいなトークがダラダラ続いてしまった。

一応、古賀新一はもう本当にシャイなお爺ちゃんでポックリいきそうとか、
御茶漬海苔はちょっとガタイがよくって、斧とか持って追っかけてきそうとか、
そんな事が分かって、それはよかった。

さて、映画。
1本の独立した映画で見ると、やはり失敗作だろう。

理路整然としていない。
ただ、原作マンガその物も別に理路整然としている訳でもなく、
逆にこの混乱した展開は原作に近いのかもしれない
(いや、別にほめていない)。
理路整然としないなら、もう少し短い方がいい。

ただ古賀新一の名誉の為にも一言書き添えたい。
ビジュアル・ショックはとても配慮されている。
凄い絵を見せてやるという沸々と静かに煮えたぎる意気込みを感じる。


黒井ミサ、前田希美は主役を張るには、
人並の演技力か、何者をも組み伏せてしまうクラスの美貌か、
どちらかが必要だった。
残念。

「えこぉえこぉ~あざぁらく」
抑揚が軽い。
これで萎える。
残念。残念。

古賀新一が絶賛する栩原楽人は普通。
ただ普通に役者として仕事をするという事が
この映画の中では評価できる事なのかもしれない
(彼の演技で救われていた側面もある)。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
エコエコアザラク ―黒井ミサ ファースト・エピソード―@ぴあ映画生活

ラムネアイス・コーラ味

ファミマで売ってる
映画「こち亀」とタイアップという
イジメみたいな目にあってる商品。
  
ちょっと「うまい」と言い切るには微妙な味だが、
コーラをベースにラムネをドバドバ、
バランスを崩すまで突っ込んじゃった無理感は評価してあげたい。
でも「うまくはない」。
  
なんとなくだけど、生まれて初めてコーラ飲んだ時の薬物感が強いのかな。
近くなくなっちゃう味だと思うので、まあ一度くらいは試してみてください。