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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アメリア』『ロビン・フッド』を新橋文化で観て、忘れちゃったからこの2本を探す旅に出ようふじき☆☆,☆☆☆

鑑賞日4月9日。半年前、夢うつつだなあ、もう。
チラシを片手に思い出していこう。

◆『アメリア』

五つ星評価で【☆☆確かつまんなくてイライラしたのを覚えてる】

えーと『アメリ』に「啞」が付いたって事で、口のきけないアメリの話。嘘嘘。
おっ、副題が付いてる。
『アメリア 永遠の翼』
カメリア・ダイヤモンドに何か関係ありそうなタイトルだ。
コピーが「空を愛し、空に挑み、そして彼女は空になった」
3カ月分の給料で永遠の誓いをしたのに、
彼女は空也上人を忘れられない。空也上人出ておいでなさい。
出てこないなら明日からは私が空也上人を名乗るわよ。いや、そんな話じゃなかった。
「空」………「空になった」か。オナラになったのかな。下品だな、違う違う。

という事で、
「世界で初めて大西洋を横断飛行した女性、アメリア・イヤハート。夢と冒険に満ちた感動の実話」だそうです。何かつまんなかった、感動の覚えはないなあ。

偉人伝なんだけど、不倫ドラマや飛ぶための金がなくってどうしよう
みたいな裏話がいっぱい詰まってて、何か痛い話ばっかなんだよね。




◆『ロビン・フッド』

五つ星評価で【☆☆☆☆確か立派な映画だった筈だ】

主題歌として榊原郁恵が「愛しのロビン・フッド様」と
歌っては………いなかったかな。
そうそう、この映画のロビン・フッドは十字軍遠征に参加してる
一人のならず者だ。だから「愛しのロビン・フッド様」のイメージとは違う。
ラッセル・クロウだからスマートじゃないし。
でも、ラッセル・クロウは武骨で男が好む男の役を演じるね(ホモとかじゃなくて)。

にしても、ロビン・フッドがこんな話だとは思ってなかった。
木の実や果実が鈴なりの森の中に入って、たまに弓矢をピューっ。
「one・piece」みたいな気楽な冒険活劇だと思ってた。



【銭】
前売券700円で入場。
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『君の好きなうた』をユーロスペース1で観て、女の子は可愛いけど映画を好きになれない男ふじき☆

五つ星評価で【☆どうやら俺は奴が嫌いなようだ】

大体、何本かレビュー読んでもらえれば分かる通り、
映画がつまんなくても、そこに出てる女の子や女優が可愛ければ、
まあ、ええやん、というタイプなんである。

で、この映画も女の子(山口尚美)は可愛いけど、どうも映画はダメだ。
女の子がプラスだというのに、映画マイナスが大きすぎて
挽回できないという事だろう。

都会に住む男の主人公のところに
学生時代の女友達が転がり込んできて、
「友達」関係をずっと続けながら同居するようになる。
物語後半で二人はすれ違い、そして再開する。

チラシに「男女の友情をテーマにした、全く新しいラブストーリー」
と書いてあるが、それはあんたらが知らないだけなんじゃないの、
と言いたくなるくらいに、そこそこありそうな煮え切らない話だ。

別にありがちな話でもかまわないのだけど、
結局トコトン主人公への共感が持てない事によって
印象を悪くしているらしい。

悪人じゃなさそうだが、理由もなく田舎に戻っては
やはり理由もなく、漫然と帰ってきてしまったり。
その田舎に帰る行為で仕事をお座なりにしてしまう。
旧友と飲み会に「出ない」と言っておきながら、出るが終始つまらなそう。
女の子を家に泊めるが、生活のスタンスを変えないので、
感情的な交流が希薄。

なんでこんな奴がみんなに好かれてるの?
(基本的に無茶な持ち上げ方こそしないが皆が親切にしてくれる人気者扱い)
………主人公だからだな。

うーん、あとね、顔がね、なんか陰にこもって悪い事やりそうな顔なの。
(アンジャッシュ児島から覇気を削いで更に地味にした感じ)

すまんでごめん。
役者の君のせいではないと思うんだが(まあ顔は君のせいかもしれんけど)。



【銭】
チケット屋で500円で前売券GET。でも得した気分がない。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
君の好きなうた@ぴあ映画生活

PS この映画すごく好きって人がいたらゴメン。
 人間同士、意見が合わない事はようようあるもんだ。

『ファンタスティック・Mr.FOX』を早稲田松竹で観て、アンダーソン実写よりこっちの方が向いてるやろふじき☆☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆☆全体のバランスがいいのかな】

ウェス・アンダーソンは前作『ダージリン急行』
が辛うじて普通に観てられるくらいで、基本的に割と相性が悪い。
だから、楽しめるかどうか微妙だなと思って観に行ったらドンピシャだった。


打楽器を中心とした「ドンドコドコドコドンドコドコドコ」の音楽が
FOX達の内なる野生を祝福してるようで良かった。
いや、それはゴタクで、単にあの音が気持ちいいんだな。

紳士織女然としているのに、物を食べるカットだけは
野生むき出しになるのがキュートでした。

そして、あの豪華な声優陣……は別にどうでもいい。
あの声優陣と同じキャストで実写映画撮らせたらお金かかるぞお。
しかも、そんなに面白くなさそう。
ジョージ・クルーニとメリル・ストリープの夫婦なんて重すぎる。
クルーニ浮気ばっかして、ストリープ携帯チェックしてそうだ。



【銭】
早稲田松竹夜間割引で800円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ファンタスティック Mr.FOX@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ファンタスティック Mr.FOX@紅茶屋ロンド
ファンタスティック Mr.FOX@LOVE Cinemas調布

PS 人間三人組のデフォルメの効いた悪っぷりも良かった。

『4デイズ』を銀座シネパトス1で観て、惜しいなふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆素晴らしい拷問がないのが勿体無いなあ】

原題は『UNTHINKABLE』。意味は「考えられない」とか「予想もできない」。
邦題の『4デイズ』はテロリストの核爆発予告までの猶予期間。
 合わせてテロリストが尋問スペシャリストの拷問を受ける期間とも言える。

タイトルは『UNTHINKABLE』でもないけど『4デイズ』も違うかな。
こっちで勝手に付けるなら、うーん、『愛と宿命の拷問』?
いやいやいやいや、『グラウンドゼロを探せ 鄢い猟犬』
いやいやいやいや、『アメリカを救う男、特殊情報探査人H』
難しいですね。もう、いっそ『サミュエル・L・ジャクソンのザ・拷問』
これでいいか。

予告観て、こりゃ観たいと思ったのは「尋問スペシャリスト(=拷問屋)」の存在感。
煮ても焼いても食えないようなふてぶてしさでサミュエル・L・ジャクソンが好演。
対極に位置しながらも、拷問の手助けをしなければいけなくなる
FBIの女捜査官にキャリー・アン・モス、これも好演。

政府や軍のお偉方もいい感じでいい役者が揃ってる(名前は知らない)

残念な事は拷問が単純な事(自白剤くらい投与すればいいのに)。
後半、脚本まんまなんだろうけど、
サミュエル・L・ジャクソンの演技がぶらついてしまう事。
あのラスト2の切り札から2転3転できてたら拍手喝采ものだったのに。



【銭】
シネパトス共通前売券3回3600円のうち1回分使用

▼作品詳細などはこちらでいいかな
4デイズ@ぴあ映画生活

『ロンゲスト・ヤード』をトーホーシネマズ六本木2で観て、大満足ふじき☆☆☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆☆☆刑務所の中で看守と囚人がスポーツで争ったら、という単純明快なアイデアが名匠の手でとことん男な傑作になる】

こういう単純なアイデアで燃えるような見せ場の映画、もう出来ないんだろうか。

もう、内容がどうとか、
誰がどうとかじゃなくって、
どこもかしこも面白い。

試合前の計画や作戦遂行の面白さは『大脱走』に通じるが、
こっちの方がゴロツキがいい加減にやってる事が、
世慣れたテクニックで上手く進んでしまう、軟弱な面白さがある。

ああ、しかし、所長の秘書の姉ちゃんの髪型は
『フランケンシュタインの花嫁』みたいで凄かったなあ。

バート・レイノルズが先輩囚人に質問をして決断を下すところと、
ラストのボールの下りがやっぱり一番いい場面だなあ。
あんなにずっと面白いのにそういう名場面がさりげなく入ってるのが凄いなあ。

今、同じ設定をやったらきつい感じがする。
刑務所内同性レイプはあるは、囚人は陰湿な連続殺人鬼ばかりだは、
まだ、『ダイナマイトどんどん』の方がありえそうに思えるくらいだ。

原題は『ロンゲスト・ヤード』でなくて、『MEAN MACHINE』なんだ。
MEAN MACHINEは囚人チームのチーム名で、字幕では「殺人タンク」と訳されていた。
確かに、そのままのタイトルの日本公開は無謀だな。
日本語英語タイトルは上手いと思う。拍手してあげよう。パチパチ



【銭】
午前10時の映画祭で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ロンゲスト・ヤード@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ロンゲスト・ヤード@新・映画鑑賞★日記

PS アダム・サンドラーでリメイクされて、観てる筈だけど全く覚えてない。
 まあ、大した作品じゃなかったんだろう。

『タナトス』をユーロスペース1で観て、城定節炸裂ふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆もう一歩ラストにカタルシスが欲しかったけど城定は相変わらず安定してる】

ボクシングマンガのドラマ化。原作未読。

まあ、城定監督なら大丈夫だろ。
思った通り、大丈夫だった。
るんるん
城定秀夫監督は今、最もどんな題材を振られてもちゃんと娯楽作品に仕上げる男。
仕上げの完成度から言ったら同じく無茶振りな映画が多い三池崇史より上だと思う。
という事で、なかなか良かった。


主人公の徳山秀典。
『仮面ライダー・カブト』に出てたらしい。
分からん。
こいつの目の荒み方が普通じゃない。
いいよ、いいよ、2、3人殺してる感じだよ。


主人公をボクシングに呼び込む力石的な立ち位置の佐藤祐基。
これも『カブト』に出てたらしい。
へなへなくんかな。
まあ、強くてへなへなで、でも結局強いという難しい役を実直に演じてた。


ヒロイン平愛梨。

いいよ。いいよ。愛梨ちゃんはいるだけでいいよ。
まあ、実際、そんな感じのいるだけでホンワカな役だった(出番は多い)。
よくやってないけど、よくやった。


ラストの新人トーナメントの決勝戦は
理屈を付けた上でちゃんと見せてるのが上手い。

元ボクサーのおっちゃん(梅沢富美男)と素人(平愛梨)を
客席に配置してテクニックの説明をさせる。
罠を仕掛ける方や仕掛けられる方の表情をしっかり描写する。
これがボクシング・マンガの面白さだ。
ケンカではない。野球でもボクシングでも、勝つには勝つ理由がある。
それがちゃんと見れるのはマンガや映画などのドラマメディアだけだ
(リアル・ボクシングはやはり、それなりの「目」がないと分からんでしょ)
ボクシングの戦略、戦術、そして、それを越える所にある意地や資質が
ないまぜになって試合の白熱をリアルボクシングより面白くする。
『ザ・ファイター』のボクシングシーンを評価しないのは
ここに不足を感じてしまうからだ。

ちょっとマンガ題材部分がコテコテで合わん人はいるかもしれんが、
城定監督には頑張ってもらいたいんで、
観る事が出来る人には見に行ってもらいたいです。


【銭】
チケット屋で980円で前売券GET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
タナトス@ぴあ映画生活

PS 
 ■「タナトス」ってショーン・コネリーが出る奴だっけ
 ▲「?」
 ■「惑星タナトス(精一杯ザルドスっぽい口調で)」
 ▲「どうすればいいか分かんないくらい、つまんない」
PS2 あ、あと、升毅が凄いです。
 あまり、そっちの方向の役という印象がなかったんでビックリしました。
 エンドロールに名前が出ても、あれが升毅だとは分からんかった。
 役者としては、ああいう役は楽しいだろうなあ。

『街の灯』『ダンシング・チャップリン』をギンレイホールで観て、『D.C.』はやっぱり退屈である事を再確認ふじき☆☆☆、☆☆

ギンレイホール、今週も溢れるほど混雑してない。
いつもこのくらいだと快適なんだけど、
経営陣はそうも言ってられんだろう。


◆『街の灯』

五つ星評価で【☆☆☆名作だ】

多分、20年かそこらさかのぼれば観てる筈。
映画館かTVか公民館か、どこで観たとかの記憶が全くない。

基本的にチャップリンのハニカミの表情が嫌い。
何かハニカメば許してもらえると思ってる様な乙女なハニカミで、
おめえ、いったい幾つだよ、日本男児じゃないのかよ、
フンドシ締めろよ、とか思ってしまうのだ(日本男児ではないぞ)。

拳闘シーンオモロイなあ。
この映画の作曲もチャップリンが手掛けてる。
ダンスミュージカルのようにテンポがいいんだよな。
そう言えばチャップリンの映画ってダンスのシーンが多い。
なるほど「ダンシング・チャップリン」なのか。

女の子が絶世の美女じゃないけど笑顔が可愛い。
『恋のから騒ぎ』に出てたクエちゃんに似てる。

ラスト泣かせるなあ。
潔くラスト終わるのも気持ちいい。


◆『ダンシング・チャップリン』

五つ星評価で【☆☆第二部は退屈】

見直してみて、第一部はそれでも起きて観ていられる事が分かった。
これは草刈民代の魅力のおかげだと思う。
何て美しい身体、何て美しい動き、何て魅力的な素の笑顔。

第二部はどうもダメだ。
やはり、そもそもチャップリンをバレエにする意味が分からないのだ。
チャップリン映画の劣悪なパロディーにしか見えない。
ダンサー個々人のダンスは超絶技巧なのかもしれないが、
オリンピックじゃないから、技を見る為の演目と言うのは違うと思う。
例えば『ダンシング・安来節』で泥鰌掬いをバレエダンサーの超絶技巧で踊る、
というのはちょっと見たいかも、と思ってしまうが、
それと同じ程度の興味本位でのモチーフの選び方じゃないだろうか。
あとは、興行的な関心を呼ぶための装置として大事だったのか。

という訳で「いやらしいおっさんの視点」的には
民ちゃんの身体を堪能できて良かったけど、それだけだ。

あ、警官ダンスは好き。
カメラを外に持って行ったのは正解だけど、
カメラはちょっと動かし過ぎだ。観てて疲れる。
前に観た時は「ずいぶん身長もダンスも不揃いだなあ」と感じたが、
思ったよりそうでもなかった。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
街の灯@ぴあ映画生活
ダンシング・チャップリン@ぴあ映画生活
ダンシング・チャップリン1回目の鑑賞記事

仮面ライダーフォーゼ第四回

学園ミスコン後編。


ピンク映画脳を刺激する。
「私に一票入れて。入れてくれたら私に入れてもいいわよ」
いや、ピンク映画って本当にこんな展開。


「蠍の怪人」じゃなくって「蠍座の怪人」って言うのか。
美川憲一かなあ。
確かに怪人だけど。


「宇宙来たああああ」と叫んでいたのか。
なんか内容のない叫びだなあ。


松葉杖で「パシーン」ってのは演出的に決まるな。
よし、フォーゼに松葉杖スイッチを追加だ。


カメレオンの舌がクィーンに!
しょ、触手展開かよ。
えっ、何だ。
その場でやんないの。
ビデオで撮っとくのか。
それにしても、観客は「何かの演出だ」と思ってるよなあ。


カメレオンに連れ回されて普通に歩けてしまうクィーン。
ボクササイズ含みみたいなこの運動が案外いいリハビリなのか。
そう言えば翌日の部室に来た時、既に完治してたし。
よし、全国の病院はこれを取り入れてみよう。
・・・フォーゼになるのはクィーンの方が適役かもしれん。


カメレオンなんてコソコソ隠れて、周りに色を合わせて・・・
そんな事いったらカメレオンが可哀想じゃん。


カメレオン怪人、人間に戻れなくなるんじゃなかったのか?
既に人間じゃないのか。
ゾンビぃ~~~


来週からはこのセリフで決めてほしい。

「俺と友達になろう! まずはセフレからだ!」