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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

共通テーマ「会社宛の郵便物、御中と書き直すのは常識?」

社会生活を円滑に進める為のルームだからやればいいじゃん。
会社で目上の人を呼び捨てにしたりしないのと同じだよ。
とりあえず、懸賞で最初に落とされるのは「そこ」と聞いてからは
自然に守るようになったよ。
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『キャリー』をトーホーシネマズ六本木1で観てともかく大満足だけど不純な妄想と『君に届け』に思いを馳せる男ふじき☆☆☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆☆☆流石、大傑作】


キャリーよし

猿ジェネもいいけど、キャリーもいい。
CG使わずアナログであんなトルソーみたいな
ボディーラインを表現できるんだから凄い。
猿も凄いが、人間も凄いなあ。

さて何回か観ているものと勘違いしていたが、どうも劇場初見らしい。
生理用品を投げつけられるキャリーは覚えているが、
全裸ハイスクールシャワー女子ウハウハとか記憶にないので、
多分TVで観たのだろう。

それにしても名作で傑作だ。
観てて、どんなシーンでもグッと来る。
内容を知ってるからかもしれないけど、切ないなあ。

ああそうそう、虐める側の女の子でセリフもないような子だけど、
ショートカットの子が可愛いと思う。ヘアも含めて。

いや、さて、それにしても、本当に面白い。

今、見るとトラボルタにやけちょるなあー。
あのニヤケ顔はナンシー・アレンにチンチン咥えられた顔なんだよ。
これが頭剃った巨体で同じニヤケ顔で『パリより愛をこめて』になるんだから、
何だかみうずっと咥えられてるみたいじゃないかって下賤一直線だな、俺。

咥えてる方のナンシー・アレンも
悪い事やるのが楽しくって、楽しくってたまらん感じなのに、
表情が無垢な小悪魔系ではまり役すぎる。
この二人は海老責め、石抱き、水車地獄くらい痛めつけたかったのに
ボーンって簡単に退場してしまった。
(善意のスーちゃんが後々、最後までひどい目に合うのに可哀想じゃん)。

そして、シシー・スペイセク。
スペースセックス・シシーかと思うくらい(いや思わないよ)
なんか宇宙人グレイ入ってる。

怖い。怖いね。抜群に。
本当にいるだけでむかつく感がよく出てる。

血まみれになった後の、あの 歩きの怖さ。

あ、ウィリアム・カットも出てた。
頭上から金バケツ。ドリフっぽいな。
この人も善人組だけど、プロムでその後どうなったか、よく分からない。
今、何やってるかもよく分からない。

そうそう、シシー・スペイセク、
『君に届け』の貞子ってこのラインじゃないだろうか。
風早くんはウィリアム・カット(割と正解)。
スー役のエイミー・アーヴィングはちづと矢野ちんを足したキャラで、
ナンシー・アレンが梅。 怖い、梅、怖い。
トラボルタは………ピンでいいか(学生役なのにオッサンくさいんだよな)
いや、ピンが梅にあんな事)をして、されて、貞子を血まみれにって、

キャー


ラストのにゅるって手はリアルにヌメヌメしてて、今みても気色悪い。
まあ、リアルに、人間の手なんだろうけど。

それにしても悲しい映画だったなあ。


【銭】
午前10時の映画祭価格で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キャリー@ぴあ映画生活
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キャリー@新・映画鑑賞★日記
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PS 今見るとこの頃のエンドロールってかなり短い。
PS2 シシー・スペイセク、宇宙人ポールっぽい。

『クイック!!』言い忘れ

「いいか、今から俺の言う事を聞け。
 爆弾を仕込んだ。
 これから1分でカップラーメンを作れ。
 そして、1分でそのカップラーメンを食べろ
 全てバイクの上でだ」

思った以上にこんな映画です。

※昔は1分で作れるカップヌードル「クイック1」
 って商品があったのよ。

『クイック!!』をシネマート新宿2で観て、韓国なかなか本気やんけふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆激走韓国】


暴走族上がりのバイク便兄ちゃんが
メットに仕掛けられた爆弾で脅かされ
(被ってるのはアイドルになった元恋人)
爆弾の運び屋にされてしまうスリルとサスペンスと笑いの映画。

韓国が本気でアクション映画を仕掛けてくる。
これがなかなかいいのだ。
ラスト、エンドロールにNG集が付いてる事から
目指しているのはジャッキー・チェンだ。
だが、バイク便兄ちゃんは玉木宏に似てるし、
元恋人はギャホギャホうるさいんで、
なんか「のだめ」にバイクアクションが付いてるような感触でした。

まあ、面白いっすよ。
細かい事はどうでもよくなって押し切られます。
日本の映画もこれくらい恥も外聞も
なくなって突っ走ってくれればいいのになあ。
もう見終わって1日でスッポリ中身が抜けてるような状態なので
(いや、これは一過性の娯楽映画としてはいい状態)
細かい事を語れないのは残念だ。
別に残念でもないか。


【銭】
シネマート新宿、月曜メンズデー1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
クイック!!@ぴあ映画生活

『ツレがうつになりまして。』を109シネマズ木場1で観て、評判はいいがそのアプローチには賛同しかねる男ふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆この映画を評価する人がいたとしても、それはそれで全然正しい。ただ、物事には二面性があり、私は違う側面から見て評価を落としているのだ】


原作マンガを読んだ上での映画鑑賞です。

ええと、堺雅人が凄いです。
本当の病気のようにガリガリです。
会社を去る時の憔悴の仕方が並大抵じゃないです。

そして、スッピン・ゴツゴツ顔の宮崎あおいも
オシャレ・ガサツ女を熱演してます。

監督の佐々部清、絵に描いたような実直な演出。


と、客観的に見ると、よさげな要素が多いのだが、
これはアプローチを間違えてる映画だと思う。

この映画では何かみんな頑張ってしまうのだ。
基本、うつ病は「頑張ってはいけない病気」というのは
世に知れてきたと思う。
「がんばれ」という気持ちが鬱病患者を追い詰めてしまうのだ。

にも関わらず、宮崎あおいも頑張れば、堺雅人も頑張る。
「ちょっとでも前向きに」と堺雅人が言う。
ドブの中でも前のめりに死んでいきたかった坂本龍馬かよ。
頑張れば治る病気ではないのに、
少しずつ頑張った結果、良くなったように見える描き方は
鬱病に向き合っている人たちの負担になってしまうのではないだろうか。

この映画が「鬱病の恐怖」というタイトルの啓発物だったらこれでいいと思うのだが、
原作の持ち味を活かして、もっとトボケタ一品に仕上げてもらいたかった。
原作では、絵柄の問題もあるが、主人公のテンさんは頑張らない。
少なくとも頑張りを表面に見せない。ツレも頑張らない(というより頑張れない)。
でも、そんな生活の中に思わぬ発見もあるし、頑張らないというより、
だらーんとした生活をする事で得る物だってあるのだ。

なにかね、映画のハルさんは欠点もあるけど、最終的に
やけに「日本の良妻賢母」なんですよ。
それは違うんじゃないか、と。
わりとどこにでもいるようなラフな主婦が鬱病と出会って、
ジャブを撃つように対処していくのが原作のニュアンスで、
涙を流しながら闘病を支えた妻みたいな書き方は……社会的に良くない。
みんな、真似したら本当に良妻賢母じゃない大概の人は潰れるよ。


という事で、
この映画は「鬱病ってこんななんや」みたいな症状を把握するのにはいいと思う。
そして、大変な夫婦二人の闘病記に涙したりするのも、別にありだろうと思う。

ただ、私は、泣かずにもっと笑える映画になったら、
もっと気軽で手軽でステキだったのに、と思ったのでした。以上。


【銭】
たまった有料入場6回分のポイントで無料入場。

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ツレがうつになりまして。@ぴあ映画生活
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ツレがうつになりまして。@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ツレがうつになりまして。@LOVE Cinemas調布

PS 主人公の看護師は妊婦の妻を誘拐されて急性の鬱病に。
 死にたいという欲望と戦いながら、彼は妻を助ける事が出来るのか。
 『ツレウツ』→『この愛のためにツレを撃て』
PS2 あ、「ツレウツ」じゃなくって「ツレウテ」じゃん。
PS3 映画の中で一番好きなのが、不審な鬱病患者の吹越満が寄ってくるシーン。
 頑張らない同志の雑談が妙に面白い。